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第18話
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ラジャル「はーい、さて昨日作ったグループに別れて~」
ハルマ達は昨日ここに到着し、いよいよ今日から本格的なサバイバル生活の開始である。
ラジャル「よし、それじゃ今日から始まるわけだけど、ただのサバイバル生活だと面白くないから、それぞれのグループで採取して欲しいものがあるから、それを持ってここに帰ってくること」
ハルマ「採取して欲しいもの....なんですか?」
ラジャル「この島でしか取れない鉱石だよ」
ジョーカー「鉱石?」
ラジャル「そうそう、この島の地図と鉱石の写真を渡すからそれを見ながら探してくること」
ハルマ「分かりました」
アオ「何か緊急事態が起きたら、すぐに連絡係を私たちに向かわせること、それもグループで話し合って決めなさい」
ラジャル「よし、そんなもんかな、それじゃAグループは西側に、Bグループは東側に、行ってらっしゃい!」
それから、ハルマ達はそれぞれの方角に歩き始めた。
サバイバル訓練がスタートした。
アオ「行きましたね」
ラジャル「そうだね....心配だけど、大丈夫だよ」
アオ「え?.....あ、これは」
ラジャル「気付いたね」
アオ(これは....ソラの全てを見通す者)
無人島から、遠く離れた国軍支部。
ソラ「はぁ....団長も人使いが荒いなぁ」
国軍偵察部隊所属 ソラ・エルフィン
水色の髪をした小柄の女性。
よく子供と間違われるが、立派な偵察部隊。
全てを見通す者は、指定された場所で起きる事全てをその目で見通すことが出来る能力。
俗に言う、千里眼のような力。
ラジャル「そういうことだから、大丈夫だよ」
━━━━━Bグループ
ミコ「あぁ、疲れたぁ」
アンデ「まだそんなに歩いてないだろ...」
エダ「この島ってどれくらい大きいんだろ」
ハルマ「地図を見る限り、そんなに広いという訳ではないみたいだけど...問題は鉱石だね」
エダ「そうだね....見た目は写真見て分かるけど、どこにあるのかまではわかんないし」
ヒナ「適当に探したら見つかるんじゃない?」
アンデ「それが難しいからどうしよって話してるんだろ....」
ヒナ「あはは!まぁまぁ、そんなお堅いことは言わずに~」
相変わらずの様子だ。
広さはそこまでで、鉱石を探すにしても、どこにあるのか分からない。
だからこそ常に目を光らせなければならない、時間が経つにつれて、それが少しずつ疲労を貯めていく。
ハルマ「結構歩いたね....日も傾いてきたし、ここらで休もうか」
アンデ「そうしようぜ....さすがに俺も疲れた」
ミコ「あぁ体気持ち悪い...」
エダ「そういえば近くに川があったけど....浴びてくる?」
ヒナ「そうしよそうしよ!」
エダ「ハルマ達はどうする?」
ハルマ「ん~、エダたちが帰ってきたら浴びに行くよ」
ヒナ「分かった~!それじゃ行こ!」
そういってBグループの女子3人が近くの川に水浴びに出かけた。
アンデ「.....とりあえずあいつらが帰ってくるまでゆっくりしてようぜ」
ハルマ「そうだね....とりあえず電気を....」
持参した懐中電灯をつけ、辺りを確認できるようにした。
アンデ「あ、ここの野生動物は大丈夫なのか?」
ハルマ「あぁ、そうだったね....偽善の壁」
アンデ「ん?....これは....」
ハルマ「ここに僕たちが存在してることを認識しない限りは、このシールドの中にいる僕たちを見ることも、近付くこともできなくする。そういうシールドを張ったんだ」
アンデ「なるほど.....ん?ちょっと待て、ミコ達は入れるのか?」
ハルマ「あの3人は僕たちがここに居るのを知ってるから簡単に近づけるよ、シールドって言っちゃったけど、自由に出入り出来るし」
アンデ「そうなのか....なんというか、お前の能力の幅広がったな」
ハルマ「うん....かなり上達したと思う」
アンデ「変わったな、ハルマ」
ハルマ「え?そうかな....」
アンデ「あぁ、ジョーカーとの対人戦からか、かなり自信が付いたように見える」
ハルマ「え、あ、もしかしてなんか嫌な感じだったかな?」
アンデ「違う違う、良い意味で言ってるんだ、前までは俺達に馴染んではいたけど、どことなく劣等感を持ってるように見えてたからよ、表に立つわけでもなかったし」
ハルマ「あぁ.....確かにそうかもね....僕の能力ってみんなと全く違うからさ、皆はどんどん攻撃技に磨きをかけて行ってるのに、僕はそれが出来ていなかったから」
ハルマはジョーカーとの戦いでコツを掴んだものの、それまではハルマの攻撃は無謀な程に格闘術でゴリ押しというスタイルだったから、能力上ある程度は仕方ないとはいえ、周りと比べれば劣等感を感じるのは当然なのかもしれない。
アンデ「まぁ、焦るのも仕方ないよな....聞いた話だけどシールドを作るってより、防御を具現化する....だったか?」
ハルマ「うん....そんな感じだってラジャル団長に言われた....でもシールド作り出す能力なのには変わらない、結局僕の能力技は必ずシールドを作ることになるんだし....みたいな事も言われた」
アンデ「まぁ...ラジャル団長が言うならそうなのかもな、ほんとにお前の能力は俺たちから見ても異質だぜ」
ハルマ「うん.....リクさんとアオさんにも言われた....」
アンデ「そういえば、リクさんにアドバイス貰ったんだろ?」
ハルマ「うん、そうだよ、リクさんのアドバイスのおかげであのジョーカー戦になったんだ」
アンデ「すげぇな....アイズも色々教わってるみたいだし、俺も帰ったらアドバイス貰おうかな....」
ハルマ「うん!凄くいいと思うよ!」
アンデ「そういえばそのリクさんは合宿に来なかったけど....何してんだろうな」
コサラ「ふぅ~」
オニメ「ん、帰ってきたか、一体何者だったんじゃ?」
コサラ「あいつの服の中に入ってた手帳には、リク・フリードって書いてあった」
オニメ「リク・フリード....か、どうじゃった?」
コサラ「うん、最後はさすがに危なかったけど」
オニメ「ん?そうなのか、始末はつけれたのか?」
コサラ「大丈夫だよ、最後は首を切り落としてきたから.....もう死んでるよ」
To be continued
ハルマ達は昨日ここに到着し、いよいよ今日から本格的なサバイバル生活の開始である。
ラジャル「よし、それじゃ今日から始まるわけだけど、ただのサバイバル生活だと面白くないから、それぞれのグループで採取して欲しいものがあるから、それを持ってここに帰ってくること」
ハルマ「採取して欲しいもの....なんですか?」
ラジャル「この島でしか取れない鉱石だよ」
ジョーカー「鉱石?」
ラジャル「そうそう、この島の地図と鉱石の写真を渡すからそれを見ながら探してくること」
ハルマ「分かりました」
アオ「何か緊急事態が起きたら、すぐに連絡係を私たちに向かわせること、それもグループで話し合って決めなさい」
ラジャル「よし、そんなもんかな、それじゃAグループは西側に、Bグループは東側に、行ってらっしゃい!」
それから、ハルマ達はそれぞれの方角に歩き始めた。
サバイバル訓練がスタートした。
アオ「行きましたね」
ラジャル「そうだね....心配だけど、大丈夫だよ」
アオ「え?.....あ、これは」
ラジャル「気付いたね」
アオ(これは....ソラの全てを見通す者)
無人島から、遠く離れた国軍支部。
ソラ「はぁ....団長も人使いが荒いなぁ」
国軍偵察部隊所属 ソラ・エルフィン
水色の髪をした小柄の女性。
よく子供と間違われるが、立派な偵察部隊。
全てを見通す者は、指定された場所で起きる事全てをその目で見通すことが出来る能力。
俗に言う、千里眼のような力。
ラジャル「そういうことだから、大丈夫だよ」
━━━━━Bグループ
ミコ「あぁ、疲れたぁ」
アンデ「まだそんなに歩いてないだろ...」
エダ「この島ってどれくらい大きいんだろ」
ハルマ「地図を見る限り、そんなに広いという訳ではないみたいだけど...問題は鉱石だね」
エダ「そうだね....見た目は写真見て分かるけど、どこにあるのかまではわかんないし」
ヒナ「適当に探したら見つかるんじゃない?」
アンデ「それが難しいからどうしよって話してるんだろ....」
ヒナ「あはは!まぁまぁ、そんなお堅いことは言わずに~」
相変わらずの様子だ。
広さはそこまでで、鉱石を探すにしても、どこにあるのか分からない。
だからこそ常に目を光らせなければならない、時間が経つにつれて、それが少しずつ疲労を貯めていく。
ハルマ「結構歩いたね....日も傾いてきたし、ここらで休もうか」
アンデ「そうしようぜ....さすがに俺も疲れた」
ミコ「あぁ体気持ち悪い...」
エダ「そういえば近くに川があったけど....浴びてくる?」
ヒナ「そうしよそうしよ!」
エダ「ハルマ達はどうする?」
ハルマ「ん~、エダたちが帰ってきたら浴びに行くよ」
ヒナ「分かった~!それじゃ行こ!」
そういってBグループの女子3人が近くの川に水浴びに出かけた。
アンデ「.....とりあえずあいつらが帰ってくるまでゆっくりしてようぜ」
ハルマ「そうだね....とりあえず電気を....」
持参した懐中電灯をつけ、辺りを確認できるようにした。
アンデ「あ、ここの野生動物は大丈夫なのか?」
ハルマ「あぁ、そうだったね....偽善の壁」
アンデ「ん?....これは....」
ハルマ「ここに僕たちが存在してることを認識しない限りは、このシールドの中にいる僕たちを見ることも、近付くこともできなくする。そういうシールドを張ったんだ」
アンデ「なるほど.....ん?ちょっと待て、ミコ達は入れるのか?」
ハルマ「あの3人は僕たちがここに居るのを知ってるから簡単に近づけるよ、シールドって言っちゃったけど、自由に出入り出来るし」
アンデ「そうなのか....なんというか、お前の能力の幅広がったな」
ハルマ「うん....かなり上達したと思う」
アンデ「変わったな、ハルマ」
ハルマ「え?そうかな....」
アンデ「あぁ、ジョーカーとの対人戦からか、かなり自信が付いたように見える」
ハルマ「え、あ、もしかしてなんか嫌な感じだったかな?」
アンデ「違う違う、良い意味で言ってるんだ、前までは俺達に馴染んではいたけど、どことなく劣等感を持ってるように見えてたからよ、表に立つわけでもなかったし」
ハルマ「あぁ.....確かにそうかもね....僕の能力ってみんなと全く違うからさ、皆はどんどん攻撃技に磨きをかけて行ってるのに、僕はそれが出来ていなかったから」
ハルマはジョーカーとの戦いでコツを掴んだものの、それまではハルマの攻撃は無謀な程に格闘術でゴリ押しというスタイルだったから、能力上ある程度は仕方ないとはいえ、周りと比べれば劣等感を感じるのは当然なのかもしれない。
アンデ「まぁ、焦るのも仕方ないよな....聞いた話だけどシールドを作るってより、防御を具現化する....だったか?」
ハルマ「うん....そんな感じだってラジャル団長に言われた....でもシールド作り出す能力なのには変わらない、結局僕の能力技は必ずシールドを作ることになるんだし....みたいな事も言われた」
アンデ「まぁ...ラジャル団長が言うならそうなのかもな、ほんとにお前の能力は俺たちから見ても異質だぜ」
ハルマ「うん.....リクさんとアオさんにも言われた....」
アンデ「そういえば、リクさんにアドバイス貰ったんだろ?」
ハルマ「うん、そうだよ、リクさんのアドバイスのおかげであのジョーカー戦になったんだ」
アンデ「すげぇな....アイズも色々教わってるみたいだし、俺も帰ったらアドバイス貰おうかな....」
ハルマ「うん!凄くいいと思うよ!」
アンデ「そういえばそのリクさんは合宿に来なかったけど....何してんだろうな」
コサラ「ふぅ~」
オニメ「ん、帰ってきたか、一体何者だったんじゃ?」
コサラ「あいつの服の中に入ってた手帳には、リク・フリードって書いてあった」
オニメ「リク・フリード....か、どうじゃった?」
コサラ「うん、最後はさすがに危なかったけど」
オニメ「ん?そうなのか、始末はつけれたのか?」
コサラ「大丈夫だよ、最後は首を切り落としてきたから.....もう死んでるよ」
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