24 / 29
第24話
しおりを挟む
Aグループの戦闘が終わった。
ジョーカー「....終わったな」
ケイタ「一体何だったんだろうな」
ステラ「さぁ....だが、狙いは間違いなく俺達だろうが.....」
アイズ「世界の真実....それってなんの事なんでしょうか」
ジョーカー「ん~....やっぱあれかな」
確信が無いような言い方をしていても、やはり思い当たる節はある。
シロナ「差別....ですかね」
彼らが直接、分かりやすく差別を受けたことは、テロ組織の襲撃があったあの日だけ。
だが、それでも能力者が世界から見ればよく思われていないのは知識として持っていた。
シロナ「この人達は差別を受けて、ここまで来たんでしょうか」
ステラ「.....それは分からん」
敵の過去に何があったのかは分からない。
ただ、目の前に現れ、命を奪おうと襲ってきた。
どのみち彼らとの戦いは避けられなかった。
分かってはいても、やはり同情せずには居られない5人だった。
一方、Bグループでは、まだ戦闘は続いていた。
アンデ「死神の手」
ジャック「ふっ」
アンデの触れた場所が毒に侵され腐食する。
ジャックは避けはしたものの、さらに警戒を強めた。
他の4人に対しても同様である。
ジャック「中々良い技を持ってるじゃないか」
ジャックの最初の攻撃で大きなダメージを負ったハルマ達だったが、なんとか立て直すことが出来ていた。
その中で、ハルマは他を守る余裕が持てず簡易的なシールドを自分の前に作り出し、ダメージは大きいものの、やや軽減することが出来た。
ジャック「だが、やはりダメージが大きすぎたようだな、だいぶ動きが鈍い....やはり、軍とはいえお前たちだと、その程度か....」
ヒナ「そんなことは無い!!」
ジャックの言葉に反応したヒナが、体勢を低くして、筋肉を膨れ上がらせていた。
ジャック「脳筋娘が、どんなにパワーがあってもただ避ければ良いだけだろ、それに俺の能力を忘れたか」
今のヒナのように、他の4人も攻撃は仕掛けていたが、避けられ、逆に攻撃を繰り出される。
BグループもAグループと同様、連携は必須。
エダ(そう簡単には避けさせない)
ほぼ正確に対処法を把握しているジャックの余裕が生んだ一瞬の油断。
エダは見逃さなかった。
ジャックの下半身が雪で凍る。
エダ「猛吹雪」
ジャック「しまった....!!」
ヒナ「突神!!」
最大限に筋肉を膨れ上がらせ、スピードと威力を上げ、もはやタックルなのは姿勢だけ。
威力は巨大トラックが猛スピードで突っ込んでくるようなものだった。
ジャック「ぐっっっっはぁっ!!!!」
アンデ「.....やったか?」
ジャック「.....くそ....ガキ共がぁぁ!!!」
その咆哮で、ハルマ達はより一層身構える。
まだ何か大きな技を繰り出すと、確信した。
にも関わらず、ハルマが前に出る。
ハルマ「ふぅ」
エダ「ハルマ!?」
ジャック「さっきのようにシールドを作るつもりか?面白い、守れるもんなら守ってみろ!!!」
最初にハルマ達を吹き飛ばした技に回転を加える。
ジャック「廻転!!!」
高威力の風圧に回転が加わり、さらに攻撃力が上がっていた。
ハルマ(これ以上....攻撃をくらう訳にはいかない、僕がみんなを守る!!)
ハルマ「絶対防御!!!」
守ることに完全に重きを置いて、シールドを作り出す。
その名の通り、絶対の防御を見せることが出来るのか。
この技で終わるか続くか、ハルマの腕に掛かっている。
To be continued
ジョーカー「....終わったな」
ケイタ「一体何だったんだろうな」
ステラ「さぁ....だが、狙いは間違いなく俺達だろうが.....」
アイズ「世界の真実....それってなんの事なんでしょうか」
ジョーカー「ん~....やっぱあれかな」
確信が無いような言い方をしていても、やはり思い当たる節はある。
シロナ「差別....ですかね」
彼らが直接、分かりやすく差別を受けたことは、テロ組織の襲撃があったあの日だけ。
だが、それでも能力者が世界から見ればよく思われていないのは知識として持っていた。
シロナ「この人達は差別を受けて、ここまで来たんでしょうか」
ステラ「.....それは分からん」
敵の過去に何があったのかは分からない。
ただ、目の前に現れ、命を奪おうと襲ってきた。
どのみち彼らとの戦いは避けられなかった。
分かってはいても、やはり同情せずには居られない5人だった。
一方、Bグループでは、まだ戦闘は続いていた。
アンデ「死神の手」
ジャック「ふっ」
アンデの触れた場所が毒に侵され腐食する。
ジャックは避けはしたものの、さらに警戒を強めた。
他の4人に対しても同様である。
ジャック「中々良い技を持ってるじゃないか」
ジャックの最初の攻撃で大きなダメージを負ったハルマ達だったが、なんとか立て直すことが出来ていた。
その中で、ハルマは他を守る余裕が持てず簡易的なシールドを自分の前に作り出し、ダメージは大きいものの、やや軽減することが出来た。
ジャック「だが、やはりダメージが大きすぎたようだな、だいぶ動きが鈍い....やはり、軍とはいえお前たちだと、その程度か....」
ヒナ「そんなことは無い!!」
ジャックの言葉に反応したヒナが、体勢を低くして、筋肉を膨れ上がらせていた。
ジャック「脳筋娘が、どんなにパワーがあってもただ避ければ良いだけだろ、それに俺の能力を忘れたか」
今のヒナのように、他の4人も攻撃は仕掛けていたが、避けられ、逆に攻撃を繰り出される。
BグループもAグループと同様、連携は必須。
エダ(そう簡単には避けさせない)
ほぼ正確に対処法を把握しているジャックの余裕が生んだ一瞬の油断。
エダは見逃さなかった。
ジャックの下半身が雪で凍る。
エダ「猛吹雪」
ジャック「しまった....!!」
ヒナ「突神!!」
最大限に筋肉を膨れ上がらせ、スピードと威力を上げ、もはやタックルなのは姿勢だけ。
威力は巨大トラックが猛スピードで突っ込んでくるようなものだった。
ジャック「ぐっっっっはぁっ!!!!」
アンデ「.....やったか?」
ジャック「.....くそ....ガキ共がぁぁ!!!」
その咆哮で、ハルマ達はより一層身構える。
まだ何か大きな技を繰り出すと、確信した。
にも関わらず、ハルマが前に出る。
ハルマ「ふぅ」
エダ「ハルマ!?」
ジャック「さっきのようにシールドを作るつもりか?面白い、守れるもんなら守ってみろ!!!」
最初にハルマ達を吹き飛ばした技に回転を加える。
ジャック「廻転!!!」
高威力の風圧に回転が加わり、さらに攻撃力が上がっていた。
ハルマ(これ以上....攻撃をくらう訳にはいかない、僕がみんなを守る!!)
ハルマ「絶対防御!!!」
守ることに完全に重きを置いて、シールドを作り出す。
その名の通り、絶対の防御を見せることが出来るのか。
この技で終わるか続くか、ハルマの腕に掛かっている。
To be continued
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
冤罪で辺境に幽閉された第4王子
satomi
ファンタジー
主人公・アンドリュート=ラルラは冤罪で辺境に幽閉されることになったわけだが…。
「辺境に幽閉とは、辺境で生きている人間を何だと思っているんだ!辺境は不要な人間を送る場所じゃない!」と、辺境伯は怒っているし当然のことだろう。元から辺境で暮している方々は決して不要な方ではないし、‘辺境に幽閉’というのはなんとも辺境に暮らしている方々にしてみれば、喧嘩売ってんの?となる。
辺境伯の娘さんと婚約という話だから辺境伯の主人公へのあたりも結構なものだけど、娘さんは美人だから万事OK。
転生先はご近所さん?
フロイライン
ファンタジー
大学受験に失敗し、カノジョにフラれた俺は、ある事故に巻き込まれて死んでしまうが…
そんな俺に同情した神様が俺を転生させ、やり直すチャンスをくれた。
でも、並行世界で人々を救うつもりだった俺が転生した先は、近所に住む新婚の伊藤さんだった。
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる