神の気まぐれ転生

お肉だいすき

文字の大きさ
6 / 8
学園編

story6

しおりを挟む

結局残っちまった・・・・

ソフィアは満面の笑みで同じクラスになると良いねとか言ってくるし。

流石に7クラスにも別れるんだか一緒のクラスとか無いよな。


無いよな!?



その後は学校の案内をして解散だった。
入学式は一ヶ月後になるらしい。それまでに武器や防具その他諸々の荷物をまとめて、学園に来いと言われた。

僕は一度レスター領に戻り、父様に受かったことを伝えてからもう一度ザラード学園に戻ろうと思う。


─────────────────────────


一ヶ月後


あれから僕は一度レスター領に戻り、合格の結果を伝えた。

そのあと、両手剣を予備で3本と日用品、制服等買った。
何故、良い剣を一本ではなく普通の剣を3本買ったかというと、最初に良い武器を買うと、武器に頼り過ぎ、技が疎かになってしまうからだそうだ。



何はともあれ一ヶ月が経ち今、入学式の会場にいる。

「これから入学式を始めます。まず、校長先生からの挨拶です。」

僕の試験官をしてくれたクール美人さんが、司会か。

校長先生は、ダンブル○アみたいだな。

「ようこそザラード学園へ。みんなよく来てくれた。これから・・・・・・」


ボーッとしてる間に話終わったらしいな。
しょうがないじゃん。話めっちゃ長いんだもん。
ていうか入学式終わってる!?

「これから寮の案内があるので上級生の指示に従って動いてください。」

よかった。まだみんないる。

「戦闘科はこっちに来て~」

戦闘科の生徒達がぞろぞろと動き始めたのを見て僕も戦闘科の列に並んだ。
それから、上級生の指示に従って校舎の右側を暫く歩いていくと寮が見えてきた。
周りには林があり緑が生い茂っていた。
それでも、戦闘科の生徒は700人近く居るので寮はとても大きい。なんせ学科の中で一番人気だからね。

まぁ、卒業するときは一番人数少ないのだけれど・・・・・


それで、女子寮は男子寮の隣にある。寮は二階建てで、横長に広く風呂、食堂もある。部屋は二人一組なのだが僕は相手が居ないそうなので部屋は一人で使って良いそうだ。
部屋は割りと広い。
取り敢えず寮はこんな感じだ。

そして、このあとは自由時間らしいので剣の試し切りも兼ねて森に狩りに行こうと思う。

僕は、一本剣を腰に掛け皮の鎧を纏って森の奥に入っていった。

森に入ってから暫くすると人より一回り小さく緑色の皮膚をした、醜い顔の魔物がいた。

"ゴブリン"だ

ゴブリンは成人男性が武器を持っているなら勝てるくらいだ。

冷静に対処すれば難しくない相手だ。
相手は5匹多分いける。
それに魔物を倒したら経験値が貰える。つまり、倒せば倒すほど強くなれるのだ。

だから、皆と差をつけるためにも今のうちに経験値を少しでも上げないといけない。

まず、木の裏に隠れて、ゴブリンがこっちに歩いてきた所を狙い、先頭のリーダーらしきゴブリンの首を落とす。それに続き身体強化を使い、二匹のゴブリンの頭を一気に落とす。
そして、残りの二匹が棍棒で殴ろうとしたところを避けてこれまた首を狙い斬る。
最後の一匹は心臓を狙い突く。

なんとか5匹を無傷で倒す事ができた。
そのあと、ゴブリンから魔石を回収して寮に戻った。
自分の部屋に戻ったら皮鎧を脱ぎ剣を置いて大浴場で体を洗った。それから部屋にまた戻って夕飯まで寝ていようと思ったら、ソフィアがいた・・・・・・・

マジでなに考えてるんだよこの人!!!

「戻るの遅かったね♪」

「なにやってるんですか?」

「気になったから部屋に来たんだよ♪」

「此処男子寮だよ・・・」

「私には関係ないわ。それより、ルームメイトいないのでしょ?私も此処に住むことになったからよろしくね♪」

え・・・・・・・・マジでこの人頭大丈夫か?

男子寮に一人だけだぞ女子・・・・

「ていうか何で男子寮きたの?」

そういうとソフィアはモジモジして、恥ずかしいこと言わせないでとか言ってきた。

僕、マジで死ぬわ
しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

悪役令息、前世の記憶により悪評が嵩んで死ぬことを悟り教会に出家しに行った結果、最強の聖騎士になり伝説になる

竜頭蛇
ファンタジー
ある日、前世の記憶を思い出したシド・カマッセイはこの世界がギャルゲー「ヒロイックキングダム」の世界であり、自分がギャルゲの悪役令息であると理解する。 評判が悪すぎて破滅する運命にあるが父親が毒親でシドの悪評を広げたり、関係を作ったものには危害を加えるので現状では何をやっても悪評に繋がるを悟り、家との関係を断って出家をすることを決意する。 身を寄せた教会で働くうちに評判が上がりすぎて、聖女や信者から崇められたり、女神から一目置かれ、やがて最強の聖騎士となり、伝説となる物語。

クラス転移したら種族が変化してたけどとりあえず生きる

あっとさん
ファンタジー
16歳になったばかりの高校2年の主人公。 でも、主人公は昔から体が弱くなかなか学校に通えなかった。 でも学校には、行っても俺に声をかけてくれる親友はいた。 その日も体の調子が良くなり、親友と久しぶりの学校に行きHRが終わり先生が出ていったとき、クラスが眩しい光に包まれた。 そして僕は一人、違う場所に飛ばされいた。

クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?

青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。 最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。 普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた? しかも弱いからと森に捨てられた。 いやちょっとまてよ? 皆さん勘違いしてません? これはあいの不思議な日常を書いた物語である。 本編完結しました! 相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです! 1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…

コンバット

サクラ近衛将監
ファンタジー
 藤堂 忍は、10歳の頃に難病に指定されているALS(amyotrophic lateral sclerosis:筋萎縮性側索硬化症)を発症した。  ALSは発症してから平均3年半で死に至るが、遅いケースでは10年以上にわたり闘病する場合もある。  忍は、不屈の闘志で最後まで運命に抗った。  担当医師の見立てでは、精々5年以内という余命期間を大幅に延長し、12年間の壮絶な闘病生活の果てについに力尽きて亡くなった。  その陰で家族の献身的な助力があったことは間違いないが、何よりも忍自身の生きようとする意志の力が大いに働いていたのである。  その超人的な精神の強靭さゆえに忍の生き様は、天上界の神々の心も揺り動かしていた。  かくして天上界でも類稀な神々の総意に依り、忍の魂は異なる世界への転生という形で蘇ることが許されたのである。  この物語は、地球世界に生を受けながらも、その生を満喫できないまま死に至った一人の若い女性の魂が、神々の助力により異世界で新たな生を受け、神々の加護を受けつつ新たな人生を歩む姿を描いたものである。  しかしながら、神々の意向とは裏腹に、転生した魂は、新たな闘いの場に身を投じることになった。  この物語は「カクヨム様」にも同時投稿します。  一応不定期なのですが、土曜の午後8時に投稿するよう努力いたします。

【12月末日公開終了】これは裏切りですか?

たぬきち25番
恋愛
転生してすぐに婚約破棄をされたアリシアは、嫁ぎ先を失い、実家に戻ることになった。 だが、実家戻ると『婚約破棄をされた娘』と噂され、家族の迷惑になっているので出て行く必要がある。 そんな時、母から住み込みの仕事を紹介されたアリシアは……?

貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。

黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。 この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。

王女の夢見た世界への旅路

ライ
ファンタジー
侍女を助けるために幼い王女は、己が全てをかけて回復魔術を使用した。 無茶な魔術の使用による代償で魔力の成長が阻害されるが、代わりに前世の記憶を思い出す。 王族でありながら貴族の中でも少ない魔力しか持てず、王族の中で孤立した王女は、理想と夢をかなえるために行動を起こしていく。 これは、彼女が夢と理想を求めて自由に生きる旅路の物語。 ※小説家になろう様にも投稿しています。

ナイナイづくしで始まった、傷物令嬢の異世界生活

天三津空らげ
ファンタジー
日本の田舎で平凡な会社員だった松田理奈は、不慮の事故で亡くなり10歳のマグダリーナに異世界転生した。転生先の子爵家は、どん底の貧乏。父は転生前の自分と同じ歳なのに仕事しない。二十五歳の青年におまるのお世話をされる最悪の日々。転生チートもないマグダリーナが、美しい魔法使いの少女に出会った時、失われた女神と幻の種族にふりまわされつつQOLが爆上がりすることになる――

処理中です...