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第1章
第69話 はじめて、自分から(R)
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昨日もエディを想いながら、一人あの部屋で自身を慰めていた。指一本なら簡単に挿入できる。
エディの指を、レイのそこはそんなりと受け入れる。けれど中の感触はやはり、自分でするのとは大違いで。
「ぁ、あ」
「少し、緩くなった? 水晶宮でもひとりでしてたの?」
「んっ、ぅ、して、た、してた……っ」
「レイのえっち。そんなに俺のこと想ってた?」
ふ、と笑いながら聞いて来るのは冗談なんだろう。
けれど、本当に想っていた。レイは頷き、エディに縋りつきもっととキスを求めた。
「エディのことしか、かんがえてなかった……っ」
「っ」
「じかんも、何日かもわかんなくて、でもずっと、おまえのっ」
言葉は続けられなかった。
エディに激しくキスをされたから。
自分の中で緩くピストンし、前立腺を優しく撫でるだけだった指の動きも激しくなる。一本では緩いそこが二本、三本と次々エディの指を埋め込み、レイはその刺激にキスをしながら喘いだ。
「んっ、ふぁ、んんっ」
「レイ、好きだよ。大好き。愛してる。レイは?」
「っは、ぁ、すき、えでぃすき……っ」
初めて告げる好きが、こんなシチュエーションでいいんだろうか。
キスして、指で中を慣らしているなんていうこんな場面で。
でもまあ、いいか。これから幾らでも言うんだし。
レイはぐりぐりと触れられ慣らされ散々啼かされて疲弊しながらも、エディが挿入していない方の手で頬を撫でてくるとその手を掴み、頬擦りした。
「すき……」
「……レイ、きついだろうけどもう挿れたい。いい……?」
三本目の指でもきつくて、痛い。無理矢理に埋め込んできた指三本でも、エディのものには到底太さは及ばない。
けれど、自分ももうしたい。あの日途中で終わってしまった続きをしたい。レイは自ら足を手で掴んで拡げ、エディを求めた。
「エディの、もうほしい……」
「じゃあ、挿れるね。痛かったら言って」
「言わない。ほしい、えでぃの」
自分と違って、殆ど服が乱れていないエディはパンツのフロントを広げ、下穿きの中から完全に反り立つ昂りを取り出しレイのそこへと擦り付ける。先端を触れさせれば吸い付く襞に、エディはゆっくりと体重をかけて押し込み、挿入を果たした。
ずっと求めていた熱だ。熱い、エディの熱。レイはエディに縋りつき、抱きつくと甘えた声でエディを求める。
「エディ、もう邪魔されない?」
「されない。誰かが来たってやめられないけど、レイは誰に見られても平気?」
「それは止めろよ、ばか」
「じゃあ、誰か来てもいいように布団被ってする?」
「……エディの熱いの、もっと感じられる?」
そんな言い方、エディが我慢できないということに気付かないはずない。
レイはわざとエディを煽り、布団を被って襲い掛かってくるそれを受け入れた。
「んっ、ぁ、あ、きもち、ぃ、エディ、えでぃ……っ」
「うん、俺も気持ちいい」
「えでぃ、すき、えでぃ」
「俺も好きだよ。レイ、大好き」
布団の中で汗だくになりながらも、エディの匂いに包まれてエディの熱で冷たい身体を熱される。
自分の全部がエディと溶け合うような感覚になりながら、レイは激しくなるピストンで初めて最奥を刺激され何度も甘く達してしまう。
「っは、ぁ、ぅん、えでぃ、えでぃいってる、いってる……っ」
「奥、そんなに気持ちいい?」
「あ、だめ、だめだってだめ、らめ、やぁ、っぁ」
ごりごりと最奥を突かれ、更にその奥まで挿入ってきそうな勢いに達していて敏感になってしまっているレイは必死に止める。それでもエディは止まらず、レイの細い腰を大きな両手で掴んだと思えば勢いよく貫かれた。
「お゛……っ!」
「漸く、全部挿入った……」
呟くように吐き出される言葉が、レイの脳をじわりと浸食する。
ここを突いたら、エディの全てがレイの腹に挿入される。エディの全部を受け入れるなら、この、頭が馬鹿になりそうに気持ちのいいところを、ごんごん突いてくれれば。
「え、でぃ……?」
「ん……?」
「ここまで、ずっとごんごんして……?」
甘ったるく、エディの箍が外れるようにおねだり。
レイは次の瞬間、獣のように激しくなったエディに襲われた。
「……っ」
「は、ぁ、レイ、レイ……ッ!」
「おっ、ぉ、オ゛……ッ」
「ここ、レイも気持ちいい? この、奥……っ」
「あ゛ッ、ぁ、ぃぐ、イぐ、っぅ……」
びゅるる、と勢いよく白濁の欲望が溢れ出す。布団の中で見えないそれはどくどくと自分の腹の上に垂れ流され、エディが毎度激しく腰を穿つ度にびゅるりと溢れる。
だが、エディには見えないから。エディは一回一回を強く貫くように腰を振りながら、レイの中へ注ぎたいと甘く求めた。
「っは、ぁ、俺もそろそろ……っ」
「も、い、ってる、い、れるぅ、ゔ」
呂律ももう回らない。レイは激しく喉の奥から嬌声を漏らしながらエディの激しい律動を受け入れ、絶えず達し続ける自分の身体すら満足に動かせない。
快感から、逃げられない。
がくがくとエディの腰が震え、中にじんわりと温かい感触が溢れてきた。レイの上に倒れ込むようにして小さく呻くエディは、時折腰を揺らしながらもレイの頬に何度もキスを落としてくる。
「ふ……ぅ」
「いった……?」
「うん、ごめん中で……」
「んん、もっかい」
もう一度、中で。
レイはエディに自らキスをし、もっとしたいと強請った。
「え、でもレイ疲れたんじゃない? 俺の体力に付き合わせるわけには」
「ばか、別にそんなんじゃない」
別に、エディの馬鹿みたいな体力に付き合ってやると言ってるんじゃない。
「俺がしたいからもっかい。やならいい」
「……嫌なわけ」
「あさまで、ずっとしたい」
「……怒っても知らないよ?」
「そん時は、怒られてくんないとやだ」
エディとずっとくっついていたい。離れさせられていた分、ずっと。
限界を超えた時は怒るから、その時は受け入れてほしい。いいだろ、幾らでもしていいと言質をくれてやったんだからそれくらい。
とにかく、自分も限界までエディがほしいのだ。この体力おばけが満足するまで、ずっと。
「……したくないなら、いいけど」
「したいです。わかった、気持ちいいこといっぱいしようね」
ちゅ、と額にキスをされ、中にまだ注がれたものが残っている感触があるままにゆるゆるとピストンが再開される。
レイはエディにずっと愛されることの嬉しさに、小さく甘い吐息を漏らした。
エディの指を、レイのそこはそんなりと受け入れる。けれど中の感触はやはり、自分でするのとは大違いで。
「ぁ、あ」
「少し、緩くなった? 水晶宮でもひとりでしてたの?」
「んっ、ぅ、して、た、してた……っ」
「レイのえっち。そんなに俺のこと想ってた?」
ふ、と笑いながら聞いて来るのは冗談なんだろう。
けれど、本当に想っていた。レイは頷き、エディに縋りつきもっととキスを求めた。
「エディのことしか、かんがえてなかった……っ」
「っ」
「じかんも、何日かもわかんなくて、でもずっと、おまえのっ」
言葉は続けられなかった。
エディに激しくキスをされたから。
自分の中で緩くピストンし、前立腺を優しく撫でるだけだった指の動きも激しくなる。一本では緩いそこが二本、三本と次々エディの指を埋め込み、レイはその刺激にキスをしながら喘いだ。
「んっ、ふぁ、んんっ」
「レイ、好きだよ。大好き。愛してる。レイは?」
「っは、ぁ、すき、えでぃすき……っ」
初めて告げる好きが、こんなシチュエーションでいいんだろうか。
キスして、指で中を慣らしているなんていうこんな場面で。
でもまあ、いいか。これから幾らでも言うんだし。
レイはぐりぐりと触れられ慣らされ散々啼かされて疲弊しながらも、エディが挿入していない方の手で頬を撫でてくるとその手を掴み、頬擦りした。
「すき……」
「……レイ、きついだろうけどもう挿れたい。いい……?」
三本目の指でもきつくて、痛い。無理矢理に埋め込んできた指三本でも、エディのものには到底太さは及ばない。
けれど、自分ももうしたい。あの日途中で終わってしまった続きをしたい。レイは自ら足を手で掴んで拡げ、エディを求めた。
「エディの、もうほしい……」
「じゃあ、挿れるね。痛かったら言って」
「言わない。ほしい、えでぃの」
自分と違って、殆ど服が乱れていないエディはパンツのフロントを広げ、下穿きの中から完全に反り立つ昂りを取り出しレイのそこへと擦り付ける。先端を触れさせれば吸い付く襞に、エディはゆっくりと体重をかけて押し込み、挿入を果たした。
ずっと求めていた熱だ。熱い、エディの熱。レイはエディに縋りつき、抱きつくと甘えた声でエディを求める。
「エディ、もう邪魔されない?」
「されない。誰かが来たってやめられないけど、レイは誰に見られても平気?」
「それは止めろよ、ばか」
「じゃあ、誰か来てもいいように布団被ってする?」
「……エディの熱いの、もっと感じられる?」
そんな言い方、エディが我慢できないということに気付かないはずない。
レイはわざとエディを煽り、布団を被って襲い掛かってくるそれを受け入れた。
「んっ、ぁ、あ、きもち、ぃ、エディ、えでぃ……っ」
「うん、俺も気持ちいい」
「えでぃ、すき、えでぃ」
「俺も好きだよ。レイ、大好き」
布団の中で汗だくになりながらも、エディの匂いに包まれてエディの熱で冷たい身体を熱される。
自分の全部がエディと溶け合うような感覚になりながら、レイは激しくなるピストンで初めて最奥を刺激され何度も甘く達してしまう。
「っは、ぁ、ぅん、えでぃ、えでぃいってる、いってる……っ」
「奥、そんなに気持ちいい?」
「あ、だめ、だめだってだめ、らめ、やぁ、っぁ」
ごりごりと最奥を突かれ、更にその奥まで挿入ってきそうな勢いに達していて敏感になってしまっているレイは必死に止める。それでもエディは止まらず、レイの細い腰を大きな両手で掴んだと思えば勢いよく貫かれた。
「お゛……っ!」
「漸く、全部挿入った……」
呟くように吐き出される言葉が、レイの脳をじわりと浸食する。
ここを突いたら、エディの全てがレイの腹に挿入される。エディの全部を受け入れるなら、この、頭が馬鹿になりそうに気持ちのいいところを、ごんごん突いてくれれば。
「え、でぃ……?」
「ん……?」
「ここまで、ずっとごんごんして……?」
甘ったるく、エディの箍が外れるようにおねだり。
レイは次の瞬間、獣のように激しくなったエディに襲われた。
「……っ」
「は、ぁ、レイ、レイ……ッ!」
「おっ、ぉ、オ゛……ッ」
「ここ、レイも気持ちいい? この、奥……っ」
「あ゛ッ、ぁ、ぃぐ、イぐ、っぅ……」
びゅるる、と勢いよく白濁の欲望が溢れ出す。布団の中で見えないそれはどくどくと自分の腹の上に垂れ流され、エディが毎度激しく腰を穿つ度にびゅるりと溢れる。
だが、エディには見えないから。エディは一回一回を強く貫くように腰を振りながら、レイの中へ注ぎたいと甘く求めた。
「っは、ぁ、俺もそろそろ……っ」
「も、い、ってる、い、れるぅ、ゔ」
呂律ももう回らない。レイは激しく喉の奥から嬌声を漏らしながらエディの激しい律動を受け入れ、絶えず達し続ける自分の身体すら満足に動かせない。
快感から、逃げられない。
がくがくとエディの腰が震え、中にじんわりと温かい感触が溢れてきた。レイの上に倒れ込むようにして小さく呻くエディは、時折腰を揺らしながらもレイの頬に何度もキスを落としてくる。
「ふ……ぅ」
「いった……?」
「うん、ごめん中で……」
「んん、もっかい」
もう一度、中で。
レイはエディに自らキスをし、もっとしたいと強請った。
「え、でもレイ疲れたんじゃない? 俺の体力に付き合わせるわけには」
「ばか、別にそんなんじゃない」
別に、エディの馬鹿みたいな体力に付き合ってやると言ってるんじゃない。
「俺がしたいからもっかい。やならいい」
「……嫌なわけ」
「あさまで、ずっとしたい」
「……怒っても知らないよ?」
「そん時は、怒られてくんないとやだ」
エディとずっとくっついていたい。離れさせられていた分、ずっと。
限界を超えた時は怒るから、その時は受け入れてほしい。いいだろ、幾らでもしていいと言質をくれてやったんだからそれくらい。
とにかく、自分も限界までエディがほしいのだ。この体力おばけが満足するまで、ずっと。
「……したくないなら、いいけど」
「したいです。わかった、気持ちいいこといっぱいしようね」
ちゅ、と額にキスをされ、中にまだ注がれたものが残っている感触があるままにゆるゆるとピストンが再開される。
レイはエディにずっと愛されることの嬉しさに、小さく甘い吐息を漏らした。
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