【第2章開始】俺とお前は親友のはずだろ!? ~姉の代わりに見合いした子爵令息、親友の聖騎士に溺愛される~
子爵家の長男レイは、学園を卒業し実家に帰ったその日に女装させられ見合いの席に向かわされていた。
婿をとり子爵家を継ぐことが決まっている姉は昔から暴君で、レイは小さい頃から姉の言いなりだった。
今日だけでいい。ただ適当でいいから見合いを断ってくれればいいのと言う姉に、女装は無理があるだろうと思いながらも逆らえずに仕方なく見合い相手に会うことに。
実家の寂れた小さい馬車から降り立つレイを待っていた見合い相手は、昨日まで肩を並べて笑い合っていた親友。
卒業を機に侯爵家から籍を抜き、聖騎士となることを誓っていたエディだった。
「貴女を愛することはできない」
「ならこの婚約はやはりなかったことに」
「私は、貴方の弟君を愛しています」
「……はぁ?」
友情しか感じていなかった親友の愛の告白。
レイは、親友の知らなかった顔を知る。
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