モンスター娘を絶滅から救うため、俺は種付け係に任命されてしまいました

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第一章 孕ませ創造主と異種族ハーレム

第四話 可愛い嫁ハーピィと朝からイチャラブ交尾をする話

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「……こんなもんか」
「創造主様? 何をしているんですか?」

 ある日、俺が家の前で作業をしているとピュイが話しかけてきた。

「この島を開拓するための道具を作っているんだ」

 俺は手作りの斧をピュイに見せた。
 斧は太い木の枝に磨いて鋭くした石を括り付けただけの簡素なものだが、割と会心の出来栄えだと思う。

「斧ですか! これで島の生活がまた便利になりますね!」
「そうだろ? 早速あそこの木を切り倒して来るから見ててくれ!」

 俺はそう言って海岸に生えている木に対して斧を振るった。

 ガンッ! ガンッ! ――バキッ!

「…………おや?」

 しかし、初めての手作り斧は三回振っただけで石と木の枝の接合部から壊れてしまった。

「お、俺の斧が……人類の叡智が……」
「ふぁ、ふぁいとー! 創造主様ふぁいとー! きっと次こそは成功しますよ!」

 ピュイが慌ててフォローしてくれるが、苦労して作った斧がこんなに簡単に壊れてしまうのは心に堪える。

『……おめでとうございます。創造スキル「道具作成」を取得しました』

 だが、その時、アナウンスの声がそんなことを言い出してきた。

「創造スキル? また神様からの贈り物か?」

 しかし、神様からのお告げはない。

『――おめでとうございます。創造スキル「人体発火」、「真水生成」、「冷凍保存」を取得しました』
「うおっ!? なんか色々もらえた!?」

 アナウンスが次々とスキルの取得を伝えてくるので、これまで手に入れたスキルの名前を整理するだけでも難しくなりそうに感じた。

『――おめでとうございます。創造スキル「スキル確認」を取得しました』
「えっと、『スキル確認』?」

 唱えると、視界に取得済みのスキルの名前が一覧となって表示された。

「……何から何までありがたいサポート体制だな」
「創造主様、さっきからブツブツと呟いてどうしましたか?」
「いや、神様からいっぱいスキルもらったんだ」
「スキル? というのはよく分かりませんけど、すごいですね!」
「ピュイ、お前は本当に可愛い奴だなぁ」

 俺はズボンを下ろし、ピュイに襲いかかった。

「ぴゅいっ!? 創造主様!? まだ朝ですよ!?」
「交尾に朝も昼も夜もあるか! 俺はヤりたい時にヤるんだ!」
「そ、創造主様ぁ♡」

 ピュイが甘えた声を出したので俺は彼女にキスをしてやることにした。

 ちゅばっ、ちゅっ、ずずっ、

 俺とピュイは舌を絡めてお互いの唇をむさぼる。
 もうすっかりとつがいになった俺たちは二人だけの砂浜でしばらくの時間愛し合った。

「……ぴえぇ♡ 創造主様の精液あったかいです♡」

 海岸の木に抱きついて俺にお尻を向けていたピュイは熱い息を吐きながら俺と目を合わせてそう言った。
 ピュイの秘所からは注ぎたての精液が砂浜にぽたぽたとこぼれ落ちていた。

『――おめでとうございます。孕ませスキル「射精回数増加」を取得しました』

 どうやら、今の交尾で俺の射精出来る回数が増えたらしい。

「創造主様……今日はもう家に帰りましょうか」
「いや、まだもう一回戦いける」

 俺の肉棒は射精したばかりなのに再び勃起していた。

「ぴえっ? まだ交尾するんですか? ……いいですよ♡」

 俺は精液と愛液で濡れたピュイの膣穴に肉棒を突き入れて激しく腰を振った。

 ぐちゅっ、ぐちゅっ、ぐちゅっ、ぐちゅっ、

「うっ、ピュイの膣肉が絡みついてくる!」
「ぴゃあああっ! そこっ! そこ気持ちいいですぅ!」

 俺がピュイの膣内にあるツボらしきところを重点的に突いてやるとピュイは喘ぎ声を出して自分から腰を振ってくる。

「交尾がこんなに気持ちいいなんてっ! も、もう私のおまんこ、創造主様のおちんちんの形になっちゃってますっ!」
「俺のつがいになった証拠だな! そろそろ射精すぞ!」
「ぴゃいいいっ♡ お願いします! 膣内に出してください!」

 俺は限界に達した肉棒を膣から引き抜き、ピュイの背中めがけて狙いを定めた。

「ぴええっ?」

 ピュイは訳が分からずに俺の方を振り向いた。

 びゅっ! びゅるるるるるっ!

 そんなピュイの顔面まで飛び散った精液がかかるくらいに俺は大量に射精した。

「二回目なのにこんなに出るとは……」
「ううっ……創造主様、膣内に出してって言ったのに……」
「膣内射精は一回目でもうしたからな。二回目はせっかくだからぶっかけてみたかったんだ」
「膣内に出さないと赤ちゃん出来ないのに……人間の交尾は理解するのが難しいです」
「まあ、そうかもしれないな」

『――おめでとうございます。孕ませスキル「マーキング」を取得しました』

 なんかよく分からないスキルも手に入れた。

「とにかく、今日は交尾で結構時間使ったな。卵の様子を見るためにも家に帰るとするか」
「ぴぇ……そうですね。もうすぐ生まれるかもしれないのにお母さんがいなかったら寂しいですから」

 俺とピュイは家に戻ることにした。

「さて、明日は創造スキルとやらを使って色んなことを試してみるか。――って、ん?」

 俺は家に戻り、絨毯の上に置かれていたピュイの産卵スペースを見ると、何者かが茂みの中から卵に手を伸ばそうとしていた。

「誰だっ!」

 大声を出すと、卵泥棒をしようとしていた人物は茂みに手を引っ込めてガサガサと音を立て、気配を消してしまった。

「どうしましたか!?」

 ピュイも俺の声を聞きつけて、すっ飛んできた。

「ピュイ! さっきそこにお前の卵を奪おうとしている奴がいた! まだ近くにいるはずだ! お前は卵を守っていろ! 俺は周囲を警戒する!」
「は、はいっ! ……ああっ!」
「どうかしたのか!?」
「た、卵が……私の赤ちゃんが……一つ足りません!」

 確認すると卵は三つしかなかった。
 泣きそうな表情をするピュイを見て、俺は卵泥棒への憤りを感じた。
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