モンスター娘を絶滅から救うため、俺は種付け係に任命されてしまいました

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第一章 孕ませ創造主と異種族ハーレム

第二十話 ふたなり化したハーピィ娘がラミアお姉さんにフェラで搾精される話

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 ――孕ませスキル。
 神様から授かった女の子との交尾を有利にするスキルだが、その中で俺はずっと気になっているスキルがあった。

「『ふたなり化』……」

 どういう効果の現れるスキルなのかよく分からない。
 ふたなりとは両性具有のことなのだろうが……。

「パパ!」

 俺が薪割りをしながらそんなことを考えていると、ピュイの子供であるハーピィの幼女が俺に話しかけてきた。
 
「ピュア、どうした?」

 ピュアはピュイが最初に産んだ四人の子供の一人で一番初めに孵った子供である。
 卵から孵った際にドーナを最初に見たため、刷り込みでドーナを実の母親だと思いこんでいた時期があったが、最近は物心がはっきりして世の中がだいぶ分かるようになったようだ。
 
「ママがご飯出来たって」
「そうか。じゃあそろそろ行かないとな」

 俺がピュアと手を繋いで家に戻るとピュイが大勢のハーピィの子供たちに餌を与えていた。
 ピュイは俺の子供を産み続け、子供ハーピィの数はいつの間にか四十人を超えていた。

「あ、創造主様! おかえりなさい!」
「ただいま。なんかお前にばかり子育てを任せて悪いな」
「いえいえ! 創造主様はやるべきことが色々ありますから子育てのことは私に任せてください! それにハーピィの子供は人間と違って割と勝手に成長していくので大して忙しいということもないですよ」

 とはいえ、あまり子供をぽこぽこと増やし過ぎてもピュイたちの負担が増えるばかりだ。何かしらの対策は考えないと……

『お困りかね、創造主よ』
「神様!? ……随分と久しぶりですね」
『いや~、申し訳ない。しばらく仕事でそっちまで手が回らくてのぅ。話は聞いておるぞ。スライム、アルラウネ、ローレライ、ユニコーンとまで交尾を成功させたようじゃな』
「アルラウネの時は大変でしたけどね」
『うむ。危険なモンスターであることを事前に伝えておくべきじゃった。しかし、ユニコーンを従えたことには驚いておる。ユニコーンはあの性格じゃから、お主と敵対するだろうと考えておったのじゃが』
「実際、決闘することにはなりましたけどね」
『そうじゃった。お主は今、子育てについて困っておるのじゃろう? それについてはわしに考えがある』
「本当ですか!?」
『じゃが、大量の素材が必要でのぅ。取り敢えず、粘土をたくさん用意してもらいたい。出来る限り現地調達をしてもらいたいのじゃが頼めるか?』
「大丈夫です!」
『それから、お主の持つ孕ませスキル「ふたなり化」についても説明しよう。そいつはお主の生殖器と全く同じものを雌から生やすスキルなのじゃ。使いこなせば繁殖の効率が上がることじゃろう。百聞は一見にしかず。使ってみるといい。では、頑張るのじゃぞ』

 神様からのお告げが終わり、俺はすぐ傍にいたピュイに目をつける。

「ピュイ、ちょっといいか?」
「ぴぇ? 創造主様?」

「――『ふたなり化』!」

 俺はピュイに向かってスキルを唱える。

「どうかされましたか?」
「…………あれ?」

 しかし、ピュイのどこにも変化は見られず、俺はスキルが失敗したのかと思った。

 翌朝――、

「ぴえええええっ!?」

 ピュイの悲鳴が聞こえて俺は飛び起きる。

「ピュイ!? どうした!?」

 梯子をかけて俺がピュイの家にやってくると、ピュイは真っ赤な顔をして股間をぎゅっと押さえつけていた。

「そ、創造主様ぁ……大変です。私、おちんちんが生えてしまいました」

 それから、俺はピュイと人目につなかいところまで来て、彼女に股間を見せてもらう。

「確かにおちんちんが生えているな。俺のものとそっくりだ」

 ピュイの膣口の真上には立派な肉棒が生えていた。
 睾丸はなく、陰茎のみだったが、ピュイはちゃんと両性具有になっていた。
 どうやら、クリトリスの部分が陰茎に変化しているようだ。

「わ、私……男の人になってしまったんでしょうか?」
「落ち着け。まんこもきちんとある」

 俺がピュイの肉棒に触れるとピュイの身体はびくりと痙攣する

「ぴえっ!?」

 握りしめるとピュイの肉棒は男のものと同じくむくむくと大きくなる。

「気持ちいいのか?」
「は、はい……」

 俺は一旦、ピュイの肉棒から手を放す。

「あ……」

 するとピュイは少し残念そうな顔をする。

「俺にもっと気持ちよくしてもらいたかったか?」
「い、いえ! 恐れ多いです!」

 元は俺が招いたことだ。可愛い女の子から生えているおちんちんならば手コキくらいはしてあげてもいい。

「ううっ……ふたなりって変な感じです。元に戻る方法はないでしょうか?」
「俺はどっちでもいいが……まんこがあれば子作りは出来るからな。」

「あら? 創造主様にピュイちゃん、そこで何しているの?」

 突然、ドーナの声が背後から聞こえてピュイは慌てて股間を隠す。
 現れたドーナはピュイの様子に目を細めた。

「お、おはようございますドーナ様っ!」
「おはよう。……ところでピュイちゃんはなんで挙動不審なのかしら?」
「な、なんでもないですよ?」
「もしかして、交尾の最中だった?」
「まさかそんな……」

 ピュイはドーナに背を向けて立ち、顔だけを向けてぎこちない笑みを浮かべる。
 そう言えば、ドーナはバイセクシャルだったはずだ。
 彼女ならば、ピュイの悩みの「相談」相手になってくれるかもしれない。

「おっと、急用を思い出した。ドーナ、ピュイのことを頼んだぞ」
「ぴえぇ! 創造主様、置いていかないでくださいぃ!」

 ピュイが悲痛な叫びを上げたが、俺は足早にその場から消える

 ――フリをして茂みからこっそりと二人を観察することにした。

「ぴ、ぴえ~」
「ピュイちゃん? 泣きそうな顔をしているわよ? どうかした?」
「い、いえ、ドーナ様にご迷惑をおかけする訳には……」
「あら、私はお姉さんなんだから頼ってくれて構わないのよ? 私たち、姉妹でしょう?」

 竿姉妹だけどな。

「ほーらぁ、どうしてさっきからずっと背中を向けているの?」

 ドーナは微笑みながらピュイに背後から抱きつく。

「ぴええっ!」
「創造主様と何かあった? 例えば、夫婦の営みが上手くいってないとか……殿方を悦ばせるテクニックなら、多少は教えてあげられるけど。今から私と実演してみる?」

 ピュイにボディタッチをしたドーナがさり気なくピュイの股間に右手を伸ばす。
 そして、ドーナはピュイの股間の異様な膨らみに気づく。

「…………これは、何かしら?」

 ピュイの肉棒はガチガチに固くなって肥大化しており、パンツにテントを張っていた。
 一方のピュイ本人は絶望的な表情で額から冷や汗を垂らしていた。

「あらあらまあまあ! 面白いことになっているじゃないあなた!」

 ドーナはピュイの前に回り込み、目を輝かせて肉棒をパンツの中から解放した。

「こんなに立派なモノを生やしてどうしちゃったの?」
「そ、それは創造主様がスキルで……」
「おまんこもあるってことはふたなりね。ちょっと触らせて」
「ぴぇっ!? 駄目っ――ぴやぁっ!」

 ドーナがピュイの肉棒を右手で容赦なく握り、ゆっくりと扱く。

「男の子になった気分はどう? シコシコされて気持ちいい?」
「あっ、あうっ……ふわあ♡」
「うふふ。顔が蕩けちゃっているわよ。射精したい?」
「しゃ、しゃせー……したいです♡」
「だーめ。私がいいって言うまで我慢しなさい」

 だが、ドーナは嗜虐的な笑みを浮かべると手コキを止めてしまう。

「はうぅ……」
「そんなに切なそうな顔しないで。もっと気持ちいいことしてあげるから♡ ……ちゅっ♡」

 次にドーナはピュイの肉棒に舌を這わせて下から上になぞっていく。

「ぴえええっ♡ ドーナ様が……私のおちんちんを飴みたいに……♡」
「れろっ……んっ……おまんこじゃなくてごめんなさい。こっちは創造主様専用だから、いくらピュイちゃんでも使わせてあげられないわ。その代わり、お口でいっぱい気持ちよくさせてあげるから、ね♡」

 ドーナが肉棒に舌を巻きつかせて亀頭に舌先を届かせる。
 ドーナの舌は竿を搾り上げ、鈴口から溢れる我慢汁を舐め尽くす。

「ふわあっ♡ な、なんだか急におちんちんがむずむずして――ドーナ様♡ ドーナさまっ♡ どーなさまぁ♡」

 ぶびゅっ! ぶびゅるるるるっ!
 ぶしゃああああああっ!

「あっ、ああああああっ♡ ああああっ♡」

 ピュイは鈴口から大量の精液を噴水のように吐き出し、おまけにまんこの尿道から潮を吹く。
 精液と潮はドーナの頭と胸にそれぞれ降りかかり、ドーナは全身を男女両方の絶頂の証に濡らされる。
 ピュイの肉棒は一回限りのものだったのか、徐々に縮んでクリトリスに戻ってしまった。

「ちゅっ♡ ……色んな汁を出しちゃったわね。お疲れ様」
「ふ、ふあぁ……射精って、いつもの絶頂と全然違います……」
「まるで精通した男の子みたいな初々しい反応だったわ。やっぱりピュイちゃんってすごく可愛い♡」
「ドーナ様は意地悪です……」
「ね、最後にちゅーしましょう? フレンチな方でいいから」
「んもうっ……ドーナ様ったら……」

 そう言ってピュイはドーナと唇を重ねた。

「もう終わったか?」

 彼女たちが唇を放すタイミングを見計らって俺は茂みから現れる。

「ぴえっ!? 創造主様!? あ、これはその……浮気という訳では――」
「あら、やっぱり覗いていたのね、悪いお方」
「ドーナは気づいていたのか」
「ええ。でなければこんな大胆なことはしないわ。本当に危なくなったら、すぐに出てきてくれると信じていたもの」
「いや、お前ら二人が百合百合するのは構わないがな。ハーピィとラミアで子供は出来ないだろうし」
「私はそこまでドーナ様とイチャイチャしてませんよ!?」
「ねぇねぇ、それより私にもそのスキル使いなさいよ。私もふたなりになってみたいわ♡」
「お前は駄目。絶対に何かやらかすだろうからな」
「え~~~~っ!」

 ドーナはその後もふたなり化をせがんできたが、俺は無視することにした。
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