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030 囮
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俺とレミー、シェリルの3人は、カーライルの城へと向かった。
シシリーとバーグルーラは家でお留守番だ。
カーライルの城へと向かう道すがら、レミーがシェリルに尋ねた。
「それにしてもシェリルさんって暗部の人たちより強いくらいなのに、なんで財務大臣の秘書なんかやってたんですか?」
「そうね…」とシェリルが少し考え込んで答える。
「まず強引に引き抜かれたというのもあるけど、そもそも国というのはお金で動くものよ。戦争をするにせよ平和を維持するにせよね。だからその中枢に身を置くことは軍の最前線で戦績を上げることよりも重要だと考えたことが一番の理由かしら」
「ふ~ん」とレミー。
「じゃあ今頃ラノアールは大パニックでしょうね。シェリルさんまでいなくなったら」
シェリルが冷たく微笑う。
「そのはずよ。実務はすべて私がやっていたのだもの」
…………………………………………
カーライル王宮に着くと、「通信魔術部門の非常勤顧問を務めるティモシー・スティーブンソンです」と言うだけで簡単に王様に会わせてくれた。
「い、いつの間にそんな職に就いていたの…?」と珍しく驚いた顔をしたシェリルに、バルガルド事件を解決したことで王様に感謝された結果だという経緯を説明した。
バルガルドはクソみたいな奴だったが、まあ、そういう意味では役に立ったということだ。
謁見の間では、王様は嬉しそうな笑顔を見せてくれた。
「よく来てくれたな、ティモシー・スティーブンソン殿!もしや、ようやく我が国で正式に通信魔術師として務めてくれる決心をしてくれたかな?」
俺は首を左右に振る。
「いえ、王様。今日はそのことじゃなくてですね…」
俺は今回のことのあらましを説明した。
ラノアール王国を抜けた俺とシェリルを奪還または暗殺するため暗部の3人が差し向けられるであろうという予測。
場合によっては同じく国を逃れたレミーも危険な目に合う可能性があるという懸念。
ひいてはカーライル王国として俺たちを守ってくれないかという依頼。
話を聞き終わるとカーライル王は、ほとんど表情を変えずに言い放った。
「いっそこの際、全面的にラノアール王国に侵攻するという手もあるな」
「え、戦争するってことですか!?」とレミー。
「そうだ。貴殿ら3人はすでに我が国の大切な国民。ティモシー殿に至っては我が軍の通信魔術部門の非常勤顧問でもある。それに手をかけようなど、断じて許すわけにはいかん。それにな…」
少し間を開けてカーライル王は不敵な笑みを見せる。
「正直なところ、ワシはあの国の王が昔から嫌いなのだ」
いい笑顔の王様だが、俺は恐れながら意見を申し上げる。
「そ、そうは言いましても王様、いきなり戦争とはいくら何でも性急すぎやしませんか?」
王様は白いヒゲに手を当てて少し考える。
「…まあ確かに、できればその暗部とやらの身柄が確保できてからのほうが筋は通りやすいというのはあるだろうな」
「そ、そうでしょうそうでしょう!では、まずはこの国に潜入する暗部をカーライル王国の精鋭で捕まえて頂いて…」
「うむ、そうだな。ただな…」
またしばしの間を開けて王様が続ける。
「あまり厳重に警備をつけても、ラノアールの暗部とやらが何も手を出さずに帰るだけになる可能性もあるな。どうせなら確実に捕らえてしまいたい」
なるほど。
確かに例えば自宅の周りをガチガチに警備してもらったとして、俺たちがそこから一歩も出なかったとしたら、さすがに攻略不可能と判断して暗部が何もせず帰ってしまう可能性はあるかもしれない。
つまり、あれか。どうせならちゃんと狙われろと。
その際に狙われるのは主に俺だな。シェリルは暗部より強いみたいだし。
要するに貧弱な俺に、暗部を捕まえるための囮になれと。
さすが王様、ただの気さくなオジサンではないということだ。
俺が「え、いやぁ、それはその…」などと呟いていると、何やら考え込んでいたレミーが声を発した。
「それなら、ちょうどいいアイデアがあるんです!」
愉快そうに王様は「ほう、聞かせてくれ」と返した。
「はい!実は私、今ちょうど音楽を記録して再生する装置の開発をしていまして!そのお披露目にですね、例えばそうだな…、思い切って街の一番大きな劇場を借り切って、そこにたくさんのお客さんを集めて音楽会をやるんですよ!」
シェリルがレミーに質問する。
「その音楽会が、暗部を捕まえることとどう関係するのかしら?」
レミーが「ふふふ」と微笑って答える。
「私たちも主催者として参加して、その会場の係員に警備の兵隊さんを紛れさせるんですよ!そうすれば警備が厳重かはわからないし、たくさんのお客さんが集まれば暗部の人たちもチャンスだと思って一緒にやってくるんじゃないですかね?」
確かに、自宅に籠もるよりは襲撃のチャンスと見られるだろう。
「で、でもそれで本当に人混みとかに紛れてブスッとやられちゃったら、ど、どうすんのさ!」
レミーが片手をヒラヒラさせて「まあまあ」と俺を制する。
「そう心配しないでくださいよ。そんな時こそ、このレミーさんの新兵器ですよ」
何やらジャケットのポケットから柱状のものと薄い石版を取り出した。
「ジャジャ~ン!障壁探知機!」
「障壁探知機?」俺とシェリルと王様が首をかしげる。
「そうです!障壁探知機です!これを4つ立てるとですね、その4点を頂点とする四角形の範囲内で魔力障壁が張られていた場合、その場所がこの石版に表示されるのです!」
「ほう!」と王様が驚く。
シェリルが補足する。
「つまり、音楽会の会場となる劇場にその障壁探知機を設置すれば、魔力障壁である黒装束を纏った暗部がそこに来たら筒抜け、というわけね」
レミーがニヤリと口角を上げる。
「飛んで火に入る何とやらってやつですよ」
こうして、俺を囮にした音楽会が開催される運びとなった。
シシリーとバーグルーラは家でお留守番だ。
カーライルの城へと向かう道すがら、レミーがシェリルに尋ねた。
「それにしてもシェリルさんって暗部の人たちより強いくらいなのに、なんで財務大臣の秘書なんかやってたんですか?」
「そうね…」とシェリルが少し考え込んで答える。
「まず強引に引き抜かれたというのもあるけど、そもそも国というのはお金で動くものよ。戦争をするにせよ平和を維持するにせよね。だからその中枢に身を置くことは軍の最前線で戦績を上げることよりも重要だと考えたことが一番の理由かしら」
「ふ~ん」とレミー。
「じゃあ今頃ラノアールは大パニックでしょうね。シェリルさんまでいなくなったら」
シェリルが冷たく微笑う。
「そのはずよ。実務はすべて私がやっていたのだもの」
…………………………………………
カーライル王宮に着くと、「通信魔術部門の非常勤顧問を務めるティモシー・スティーブンソンです」と言うだけで簡単に王様に会わせてくれた。
「い、いつの間にそんな職に就いていたの…?」と珍しく驚いた顔をしたシェリルに、バルガルド事件を解決したことで王様に感謝された結果だという経緯を説明した。
バルガルドはクソみたいな奴だったが、まあ、そういう意味では役に立ったということだ。
謁見の間では、王様は嬉しそうな笑顔を見せてくれた。
「よく来てくれたな、ティモシー・スティーブンソン殿!もしや、ようやく我が国で正式に通信魔術師として務めてくれる決心をしてくれたかな?」
俺は首を左右に振る。
「いえ、王様。今日はそのことじゃなくてですね…」
俺は今回のことのあらましを説明した。
ラノアール王国を抜けた俺とシェリルを奪還または暗殺するため暗部の3人が差し向けられるであろうという予測。
場合によっては同じく国を逃れたレミーも危険な目に合う可能性があるという懸念。
ひいてはカーライル王国として俺たちを守ってくれないかという依頼。
話を聞き終わるとカーライル王は、ほとんど表情を変えずに言い放った。
「いっそこの際、全面的にラノアール王国に侵攻するという手もあるな」
「え、戦争するってことですか!?」とレミー。
「そうだ。貴殿ら3人はすでに我が国の大切な国民。ティモシー殿に至っては我が軍の通信魔術部門の非常勤顧問でもある。それに手をかけようなど、断じて許すわけにはいかん。それにな…」
少し間を開けてカーライル王は不敵な笑みを見せる。
「正直なところ、ワシはあの国の王が昔から嫌いなのだ」
いい笑顔の王様だが、俺は恐れながら意見を申し上げる。
「そ、そうは言いましても王様、いきなり戦争とはいくら何でも性急すぎやしませんか?」
王様は白いヒゲに手を当てて少し考える。
「…まあ確かに、できればその暗部とやらの身柄が確保できてからのほうが筋は通りやすいというのはあるだろうな」
「そ、そうでしょうそうでしょう!では、まずはこの国に潜入する暗部をカーライル王国の精鋭で捕まえて頂いて…」
「うむ、そうだな。ただな…」
またしばしの間を開けて王様が続ける。
「あまり厳重に警備をつけても、ラノアールの暗部とやらが何も手を出さずに帰るだけになる可能性もあるな。どうせなら確実に捕らえてしまいたい」
なるほど。
確かに例えば自宅の周りをガチガチに警備してもらったとして、俺たちがそこから一歩も出なかったとしたら、さすがに攻略不可能と判断して暗部が何もせず帰ってしまう可能性はあるかもしれない。
つまり、あれか。どうせならちゃんと狙われろと。
その際に狙われるのは主に俺だな。シェリルは暗部より強いみたいだし。
要するに貧弱な俺に、暗部を捕まえるための囮になれと。
さすが王様、ただの気さくなオジサンではないということだ。
俺が「え、いやぁ、それはその…」などと呟いていると、何やら考え込んでいたレミーが声を発した。
「それなら、ちょうどいいアイデアがあるんです!」
愉快そうに王様は「ほう、聞かせてくれ」と返した。
「はい!実は私、今ちょうど音楽を記録して再生する装置の開発をしていまして!そのお披露目にですね、例えばそうだな…、思い切って街の一番大きな劇場を借り切って、そこにたくさんのお客さんを集めて音楽会をやるんですよ!」
シェリルがレミーに質問する。
「その音楽会が、暗部を捕まえることとどう関係するのかしら?」
レミーが「ふふふ」と微笑って答える。
「私たちも主催者として参加して、その会場の係員に警備の兵隊さんを紛れさせるんですよ!そうすれば警備が厳重かはわからないし、たくさんのお客さんが集まれば暗部の人たちもチャンスだと思って一緒にやってくるんじゃないですかね?」
確かに、自宅に籠もるよりは襲撃のチャンスと見られるだろう。
「で、でもそれで本当に人混みとかに紛れてブスッとやられちゃったら、ど、どうすんのさ!」
レミーが片手をヒラヒラさせて「まあまあ」と俺を制する。
「そう心配しないでくださいよ。そんな時こそ、このレミーさんの新兵器ですよ」
何やらジャケットのポケットから柱状のものと薄い石版を取り出した。
「ジャジャ~ン!障壁探知機!」
「障壁探知機?」俺とシェリルと王様が首をかしげる。
「そうです!障壁探知機です!これを4つ立てるとですね、その4点を頂点とする四角形の範囲内で魔力障壁が張られていた場合、その場所がこの石版に表示されるのです!」
「ほう!」と王様が驚く。
シェリルが補足する。
「つまり、音楽会の会場となる劇場にその障壁探知機を設置すれば、魔力障壁である黒装束を纏った暗部がそこに来たら筒抜け、というわけね」
レミーがニヤリと口角を上げる。
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