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079 忘れられた海賊団
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「な…何をしたんだ…」
ガブリエルはそう言って立ち上がると、ゆっくりこちらへ歩みを進めた。
「通信魔術だ。今この塔の機構に潜入している」
ガブリエルは隻眼の片目を見開いた。
「機構?潜入?何を言ってやがるんだ…?」
俺はガブリエルの質問には答えず、機械操作の出力をさらに上げた。
深く深く、この塔に組み込まれた何層もの迷路のような回路を解いていく。
複雑だが、迷路には必ず入口と出口があり、扉があってもどこかに鍵がある。
鍵は扉のすぐ近くに落ちていることもあるが迷路の奥まった部屋に隠されていることもあれば、床や壁や天井に貼り付いていることもある。
それらを見落とさず、ひとつひとつ回路を読み解いて奥へ奥へと魔力を通していく。
「おい!何をしてやがる!答えろ!」
ガブリエルは鞭で地面を叩きつけた。
俺は振り返らず、機械操作の出力を上げながら答えた。
「これは、ただの塔じゃない。たぶん機械の一種なんだ」
「なんだと!?」
「まだ全貌は見えないが、さっきお前がブツブツ言っていた言葉、この塔に刻まれた文字…あれはたぶんフェイクだ。それを口にすることで侵入者とみなされ番人が排除する仕組みになっているんだと思う」
「な…なぜそんなことが…」
「これが機械なら、俺の機械操作で必ず解読できる…!」
俺は放出する魔力量を最大限にまで上げた。
複雑な迷路のような回路が何層も何層も俺の脳に流れ込み、脳が焼け付くような痺れを感じるが、そのままもっと奥へ、奥へ…。
すると、倒れていた番人の目が再び青白く光り輝き、膝をついてゆっくりと立ち上がった。
「お!おい!」
ガブリエルが身構えるが、同時にズズズズズズッと地響きが鳴り渡り、大きく地面が揺れる。ガブリエルはバランスを崩して尻もちをつき「じ、地震か!?」とあたりを見渡すが、そうではない。
地面はそのまま盛り上がり、土をかきわけて地中から真っ黒な床がせりあがる。
虹色に輝く黒い床。まさかこれ全部、黒虹鉄鋼か。
「うおおおおおおっ!?」
ガブリエルが動揺の叫びを上げるが、黒い床はさらに高くせり上がって地面を大きく割っていく。バキバキバキと音を立てて、周囲のジャングルの木々も根本からへし折って黒い床はさらに高度を上げていく。今や俺たちの目線はジャングルの木々を見下ろすほどの位置だ。ギャーギャーと鳴き声を上げながらジャングルからたくさんの鳥が夜空へと飛び立っていく。
「なんだ!なんだこれは!?」
高度を上げるごとに俺たちの乗る黒い床は土を振り落とし、その全貌を明らかにしていく。
俺とガブリエルと番人がいるのは、黒い床全体の前方。そこに俺が手を当てる塔がある。
先ほどまで床はすべて平坦だったが、俺たちの後方には建物のようなものがせり出し、その壁には番人と同じような真っ黒い人形が立ち並んでいる。
その外側、床の端はすべて腰くらいまでの高さの壁に囲まれている。
その壁の下は見えないが、なめらかな曲線を描き、そこには無数の砲門が備えられているだろう。
「これは、船だった。空を飛ぶ船!これが、忘れられた海賊船だ!」
俺たちの乗る船は、すでにジャングルの木々よりも遥かに上、この島の全景が見えるほどの上空へと浮かんでいる。
「ま、マジかよ!じゃあ、その塔って」
「ああ!この塔は、この船を操る舵だったんだ!」
俺は塔に機械操作を通して新たな命令を下す。
命令を受けて番人は俺たちの後方の建物の前に移動し、その建物の壁に立ち並んだ黒虹鉄鋼の人形たちも目に青白い光を灯して番人の後ろに整列する。
「そして、こいつらが忘れられた海賊団のクルーたちだ!人間じゃなくて機械の兵隊だったみたいだな!」
ガブリエルはそれを見ながらブルブルと身体を震わせている。
口では「ち、ちくしょう…横取りしやがったな…海賊王の立場を…」と言っているが、その顔はニヤけを抑えられないという表情だ。
「船の操作方法は解明できた!こいつで空を飛んで帰るぞ!」
俺はそう言って船を前に進ませた。
ゴウン、ゴウン…と音を立てて最初はゆっくりと空を進んだが、次第にその速度を増している。
「帰るったって、おめえ方角わかってんのかよ!」
俺はガブリエルに振り返って精一杯の笑顔を見せた。
「全然わかんない!アンタ海賊なんだから案内してくれよ!」
俺のその言葉にガブリエルは一瞬目を丸くしたが、すぐに吹き出した。
「がっはっはっは!馬鹿野郎!仕方ねえな!そっちは逆だ!面舵いっぱい!」
「お、おもかじってどっちだ!?」
「右だよ右!ぐるっと回れってんだ!」
「はいよ!船長!」
俺がそう返すと、ガブリエルは「海賊王の船長ってこたぁ、俺は海賊皇帝か、悪くねえ」と呟いて笑った。
船は猛スピードで風を切って夜空を駆けていく。
ただし船全体に魔力障壁が張られているのか、甲板で強烈な風圧を感じることはない。
この神の島を去る前に、俺を介抱してくれたあの老人に挨拶をしたかったが、一刻を争う。
老人にはまた会いに来ればいい。
今はすぐに戻ってみんなと合流しなければならない。
しかし、この空飛ぶ海賊船の機構を解明したことで、新たにわかったことがあった。
俺の魔導兵装と情報共有装置の不調の原因だ。
どうやら故障していたのではなく、この海賊船の舵である塔が島全体に結界のようなものを張っていたらしい。
その結界内では、予め設定されたもの以外は魔導具の使用ができなくなるようだ。
つまり、機構が解明できた今は俺がその結界の設定を変えて、自分の魔導具を使用可能にすることができる。
俺は胸のペンダントトップを指で2回叩き、魔導兵装を起動させた。
忘れられた海賊団員たちと同様の黒い鉱石が俺の身を纏う。
<おはようございますティモシー様、機能を停止しておりましたが、たった今、現状を把握しました>
「さすが理解が早いなハーヴェスト。じゃあこの船の操縦を少し任せていいか?」
<かしこまりました。それではガブリエル様と思念を共有して、私を介して彼が船を操縦できるようにいたします>
「そうしてくれ」
そうして船の操縦を任されたガブリエルは、「よ~し任せとけ!俺様とこの船ならどこへでも行けるぜ!」と言った。
俺は「頼んだよ」と言って、情報共有装置を起動させる。
レミー、シェリル、シシリー、バーグルーラへの同時通話だ。
すぐに4人の映像が中空の光の板に映し出される。
「どこ行ってたんですかティモシーさん!」
「ごめんごめん!ちょっと漂流してた!でも空飛ぶ船を手に入れたからすぐそっち行けるよ!」
「空飛ぶ船!?何それアタシも乗りたいっ!」
「着いたらな!それで、今みんなどこだ?」
「もうミリキアよ」
「は!?もう4人で潜入しちゃったの!?なんで俺を待ってないの!?」
「だって時間の無駄じゃないですか!」
「ええっ!?ふ、普通、周囲を捜索したり心配して待ってたりするもんじゃないの!?」
<我を普通の尺度で測るでない>
「いや、バーグルーラはそうかもしれないけども!」
「そんなことより早く来てください!」
「このまま!?空飛ぶ船で直接ミリキアに!?めっちゃ目立つよ!?」
「いいんです!もう戦争は始まってますから!急いで!」
も、もう戦争を始めてる?
ミリキアとの全面戦争を宣言した俺を待たずに?
どんだけ気が早いんだ、お前らは!
俺はそう言おうとしたが、レミーの続く言葉に遮られた。
「大ピンチです!ミリキア軍は現代兵器のような魔導具で武装しています!」
ガブリエルはそう言って立ち上がると、ゆっくりこちらへ歩みを進めた。
「通信魔術だ。今この塔の機構に潜入している」
ガブリエルは隻眼の片目を見開いた。
「機構?潜入?何を言ってやがるんだ…?」
俺はガブリエルの質問には答えず、機械操作の出力をさらに上げた。
深く深く、この塔に組み込まれた何層もの迷路のような回路を解いていく。
複雑だが、迷路には必ず入口と出口があり、扉があってもどこかに鍵がある。
鍵は扉のすぐ近くに落ちていることもあるが迷路の奥まった部屋に隠されていることもあれば、床や壁や天井に貼り付いていることもある。
それらを見落とさず、ひとつひとつ回路を読み解いて奥へ奥へと魔力を通していく。
「おい!何をしてやがる!答えろ!」
ガブリエルは鞭で地面を叩きつけた。
俺は振り返らず、機械操作の出力を上げながら答えた。
「これは、ただの塔じゃない。たぶん機械の一種なんだ」
「なんだと!?」
「まだ全貌は見えないが、さっきお前がブツブツ言っていた言葉、この塔に刻まれた文字…あれはたぶんフェイクだ。それを口にすることで侵入者とみなされ番人が排除する仕組みになっているんだと思う」
「な…なぜそんなことが…」
「これが機械なら、俺の機械操作で必ず解読できる…!」
俺は放出する魔力量を最大限にまで上げた。
複雑な迷路のような回路が何層も何層も俺の脳に流れ込み、脳が焼け付くような痺れを感じるが、そのままもっと奥へ、奥へ…。
すると、倒れていた番人の目が再び青白く光り輝き、膝をついてゆっくりと立ち上がった。
「お!おい!」
ガブリエルが身構えるが、同時にズズズズズズッと地響きが鳴り渡り、大きく地面が揺れる。ガブリエルはバランスを崩して尻もちをつき「じ、地震か!?」とあたりを見渡すが、そうではない。
地面はそのまま盛り上がり、土をかきわけて地中から真っ黒な床がせりあがる。
虹色に輝く黒い床。まさかこれ全部、黒虹鉄鋼か。
「うおおおおおおっ!?」
ガブリエルが動揺の叫びを上げるが、黒い床はさらに高くせり上がって地面を大きく割っていく。バキバキバキと音を立てて、周囲のジャングルの木々も根本からへし折って黒い床はさらに高度を上げていく。今や俺たちの目線はジャングルの木々を見下ろすほどの位置だ。ギャーギャーと鳴き声を上げながらジャングルからたくさんの鳥が夜空へと飛び立っていく。
「なんだ!なんだこれは!?」
高度を上げるごとに俺たちの乗る黒い床は土を振り落とし、その全貌を明らかにしていく。
俺とガブリエルと番人がいるのは、黒い床全体の前方。そこに俺が手を当てる塔がある。
先ほどまで床はすべて平坦だったが、俺たちの後方には建物のようなものがせり出し、その壁には番人と同じような真っ黒い人形が立ち並んでいる。
その外側、床の端はすべて腰くらいまでの高さの壁に囲まれている。
その壁の下は見えないが、なめらかな曲線を描き、そこには無数の砲門が備えられているだろう。
「これは、船だった。空を飛ぶ船!これが、忘れられた海賊船だ!」
俺たちの乗る船は、すでにジャングルの木々よりも遥かに上、この島の全景が見えるほどの上空へと浮かんでいる。
「ま、マジかよ!じゃあ、その塔って」
「ああ!この塔は、この船を操る舵だったんだ!」
俺は塔に機械操作を通して新たな命令を下す。
命令を受けて番人は俺たちの後方の建物の前に移動し、その建物の壁に立ち並んだ黒虹鉄鋼の人形たちも目に青白い光を灯して番人の後ろに整列する。
「そして、こいつらが忘れられた海賊団のクルーたちだ!人間じゃなくて機械の兵隊だったみたいだな!」
ガブリエルはそれを見ながらブルブルと身体を震わせている。
口では「ち、ちくしょう…横取りしやがったな…海賊王の立場を…」と言っているが、その顔はニヤけを抑えられないという表情だ。
「船の操作方法は解明できた!こいつで空を飛んで帰るぞ!」
俺はそう言って船を前に進ませた。
ゴウン、ゴウン…と音を立てて最初はゆっくりと空を進んだが、次第にその速度を増している。
「帰るったって、おめえ方角わかってんのかよ!」
俺はガブリエルに振り返って精一杯の笑顔を見せた。
「全然わかんない!アンタ海賊なんだから案内してくれよ!」
俺のその言葉にガブリエルは一瞬目を丸くしたが、すぐに吹き出した。
「がっはっはっは!馬鹿野郎!仕方ねえな!そっちは逆だ!面舵いっぱい!」
「お、おもかじってどっちだ!?」
「右だよ右!ぐるっと回れってんだ!」
「はいよ!船長!」
俺がそう返すと、ガブリエルは「海賊王の船長ってこたぁ、俺は海賊皇帝か、悪くねえ」と呟いて笑った。
船は猛スピードで風を切って夜空を駆けていく。
ただし船全体に魔力障壁が張られているのか、甲板で強烈な風圧を感じることはない。
この神の島を去る前に、俺を介抱してくれたあの老人に挨拶をしたかったが、一刻を争う。
老人にはまた会いに来ればいい。
今はすぐに戻ってみんなと合流しなければならない。
しかし、この空飛ぶ海賊船の機構を解明したことで、新たにわかったことがあった。
俺の魔導兵装と情報共有装置の不調の原因だ。
どうやら故障していたのではなく、この海賊船の舵である塔が島全体に結界のようなものを張っていたらしい。
その結界内では、予め設定されたもの以外は魔導具の使用ができなくなるようだ。
つまり、機構が解明できた今は俺がその結界の設定を変えて、自分の魔導具を使用可能にすることができる。
俺は胸のペンダントトップを指で2回叩き、魔導兵装を起動させた。
忘れられた海賊団員たちと同様の黒い鉱石が俺の身を纏う。
<おはようございますティモシー様、機能を停止しておりましたが、たった今、現状を把握しました>
「さすが理解が早いなハーヴェスト。じゃあこの船の操縦を少し任せていいか?」
<かしこまりました。それではガブリエル様と思念を共有して、私を介して彼が船を操縦できるようにいたします>
「そうしてくれ」
そうして船の操縦を任されたガブリエルは、「よ~し任せとけ!俺様とこの船ならどこへでも行けるぜ!」と言った。
俺は「頼んだよ」と言って、情報共有装置を起動させる。
レミー、シェリル、シシリー、バーグルーラへの同時通話だ。
すぐに4人の映像が中空の光の板に映し出される。
「どこ行ってたんですかティモシーさん!」
「ごめんごめん!ちょっと漂流してた!でも空飛ぶ船を手に入れたからすぐそっち行けるよ!」
「空飛ぶ船!?何それアタシも乗りたいっ!」
「着いたらな!それで、今みんなどこだ?」
「もうミリキアよ」
「は!?もう4人で潜入しちゃったの!?なんで俺を待ってないの!?」
「だって時間の無駄じゃないですか!」
「ええっ!?ふ、普通、周囲を捜索したり心配して待ってたりするもんじゃないの!?」
<我を普通の尺度で測るでない>
「いや、バーグルーラはそうかもしれないけども!」
「そんなことより早く来てください!」
「このまま!?空飛ぶ船で直接ミリキアに!?めっちゃ目立つよ!?」
「いいんです!もう戦争は始まってますから!急いで!」
も、もう戦争を始めてる?
ミリキアとの全面戦争を宣言した俺を待たずに?
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