朝起きたら、鏡の中に知らない女の子が...

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危機

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 俺は何度も鏡を見た。
だが、やはり姿は変わらない。
元の姿に戻れない。
俺は単位がやばい。
いくらなんでも昔にサボりすぎた。
結衣にサボりすぎと言われてたが、
めんどくさいものは仕方なかった。
仕方なく俺は電車に乗り大学に向かった。

 「今日の授業はゆきっちのか」
ゆきっちとは俺の仲の良い教授だ。
中村雪教授、ロリみたいな顔立ちをしている

 俺は大学に着く。
「超ギリギリセーフ!!」
「あなたは誰ですか?」
ゆきっちが俺に話しかけてくる。
誰?ってどゆこと?
「私だよ。ゆきっち、翔太だよ。」
「え?そんなわけないでしょ。
 翔太は私なんて言わないわよ。」
あ、そっか。俺の姿が違うのか。
「えっとーゆきっちのスリーサイズは~」
俺がたまたま居酒屋で飲んでた時に
ゆきっちもいて酔わしたら、
勝手に吐いた情報を口に出そうとする。
「待って待って待って
 ストップストップー!!
 ほんとにあなたは翔太なのね。」
何とか翔太だと分かったみたいだ。
だが、ゆきっちが分かったとしても
他の生徒は誰かわかっていない様子だった。
結衣ですら首を傾げている。
俺は結衣の隣の席に座る。
「え、えっと誰ですか?」
結衣が俺に話しかけてくる。
やっぱりさっきのゆきっちとの会話を
聞いていなかったみたいだ。
「私だよ。結衣。翔太だよ。」
ゆきっちに話したように言う。
「そんなわけないでしょ~。」
やはり信じて貰えない。
結衣は周りにフレンドリーなので
俺だけが知っている情報はない。
んーどうしたものか。
とりあえず、授業が始まる。
その間も結衣は俺の顔を見ては
訝しんでいる。

 授業が終わる。
やっぱり結衣は俺に問いつめる。
「ほんとにあなたは誰なの?」
「だから、何度も言ってるでしょ~。
 翔太だよ。翔太!!」
「冗談じゃないの?」
「あぁそうだよ。
 なんなら私の家来る?」
結衣は俺の家を知っているからな。
これが証明になるだろう。
「じゃあ何で一人称が私なのよ。」
そういや、ゆきっちもそんなこと言ってたな
俺の中では私って呼んでないんだけどな~
「知らないわよ。
 なんか勝手に私ってなるんですもの。」
「本当に翔太なら気持ち悪いわね。」
こいつ失礼すぎないか?
まぁいいや。今日はもう授業ないし、
帰ろっかな。

「っでなんで着いてきてるの?」
なぜか結衣は俺に着いてきていた。
「ほんとに翔太か確かめるためよ。」
こいつまだ疑ってたのか。
俺は俺の家に着き鍵を開ける。
「ほんとにあなた翔太なのね!!」
やっと信じて貰えたのか。
「ねぇ翔太髪触ってもいい?」
「え?キモっ。なんでだ?」
つーかこいつ異様にテンション高くないか?
「だってあんためちゃくちゃに
 可愛いのよ。そりゃ
 髪くらい触りたくはなるわよ。」
「いや、ならねーよ!!」
俺はこの鬱陶しい女を早くどこかに
やりたかった。ってかバイトはどうしよう。
まぁいいや。今日は休むか。

 そんな感じで俺は結衣を早々に帰宅させ、
バイト先に連絡を入れる。
その時に店長からお前声高くないか?と
言われたが、風邪ですと乗り切った。

ーーバイト先にて
「アーニャ。今日翔太くん休みらしいから
 申し訳ないが、頑張ってくれ。」
え?翔太くん休みなの?心配だな~
そう思いながら私は淡々と仕事をこなした。

 俺は家でダラダラとしていた。
夜ご飯はうーみゃーいーつで牛丼を買い、
それにネギと卵を乗っけて食べた。
そして俺がこれからのことを考えていると、
「ピンポーン」と
俺の家のインターホンが鳴るのだった。
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