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1-25「第2回戦開始」
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1-25「第2回戦開始」
翌日、朝10時から第2回戦の第1ゲームが始まった。山岳エリアの中に廃業したホテル建物が残るフィールドだった。門工チームは、建物内での戦闘より、未来の視力を活かせる山岳戦で勝負をかけることを選んだ。アサルトチームの3人が先行し、幣巴、未来、張尊が後に続いた。
うっそうと茂った雑木林の中では、「6by6パックチーム」の大型銃を振り回すのは難しいと判断し、小回りが利く自分たちの体格と武装で優位にことを進める作戦だった。
先に敵を発見したのは、未来だった。無造作に肩に機関銃をかけた「ミスター・ファイティング・ファミリー」と「ミスター・サウスポー」を発見した。インカムで連携を取りながら、可偉瑠と明日が左右に展開し待ち伏せをして二人を屠ると同時に、「ミスター・アメリカンスナイパー」の長距離射撃で可偉瑠と明日がやられた。
スナイプポイントを確認した未来からの連絡を受け、才策夫がM250の連射で敵スナイパーを倒した。人数的には4対3と有利になったが、大型機関銃を持つ「ミスター・ランボー」、「ミスター・コマンドー」、「ミスター・ホットショット2」の三人の攻略には苦戦した。砦のような盾を組み合わせた陣にこもり、土砂降りの雨のような機銃弾のバラマキで距離が詰められない。張尊のAPC9の射程に届かないところから前進するには、防御物がなく、その場にとどまり威嚇射撃をするにとどまっている。才策夫は、
「自分と張尊がここで敵を引きつけている間に、幣巴と未来ちゃんで左右に展開してくれ。幣巴は左90度の位置で可能なら狙撃。未来ちゃんは小さい身体を活かして敵の背後に回り込むんや!未来ちゃんがP90の射程に入ったら、三方向から、一斉に攻める!」
「わかった。未来ちゃんの連絡待ちやな!」
「了解しました。約10分、敵を引きつけていてください。」
敵の陣の正面に才策夫と張尊を「おとり」に残し、幣巴と未来が匍匐前進で左右に展開して回った。第2匍匐で未来は敵陣地の横500メートルを目立たないように進んでいった。幸い敵の3人のマッチョに気づかれることなく、背後に回りインカムで合図を送った。
おとりの才策夫と張尊が目立つように声を出しつつも、被弾しにくいよう中腰での突進をかけた。敵三人の銃口が向き、機銃弾が一斉にばらまかれ、一瞬のうちに二人はヒットされたがその隙を突き、幣巴が「ミスター・コマンドー」をヒットし、背後から300メートルの距離まで詰めた未来が、才策夫と張尊の二人のヒットに「YES!」と雄たけびを上げる「ミスラー・ランボー」と「ミスター・ホットショット2」の大きな背中にフルオートで50発の弾倉が空になるまで水平連射した。
スコア2対0で勝利を得た、門工サバゲーチームではあったが、体力的にかなりの消耗を強いられた。控室に戻り、エネルギーバーを口にしながら、6人は話し合った。
「あの、機関銃の弾幕は厄介やな。あいつらの体力やったら、1000発の弾帯を2,3本平気で持っていきよるもんな。
とりあえず、第1ゲームは取ったんやから、次のゲームは廃屋に立てこもっての持久戦で進めへんか?」
「せやな、同点でも時間切れまでひっぱりゃ勝ちやもんな。明日も張尊も未来ちゃんもかなりの山の移動で消耗してるやろうから、それはありやな。」
幣巴と才策夫にしては消極的な作戦を立てた。(きっと、私たち以上に幣巴部長と才策夫副長も消耗してるんやろな。ただ、そんな弱気な作戦でええんやろか?)と未来は不安を覚えた。
翌日、朝10時から第2回戦の第1ゲームが始まった。山岳エリアの中に廃業したホテル建物が残るフィールドだった。門工チームは、建物内での戦闘より、未来の視力を活かせる山岳戦で勝負をかけることを選んだ。アサルトチームの3人が先行し、幣巴、未来、張尊が後に続いた。
うっそうと茂った雑木林の中では、「6by6パックチーム」の大型銃を振り回すのは難しいと判断し、小回りが利く自分たちの体格と武装で優位にことを進める作戦だった。
先に敵を発見したのは、未来だった。無造作に肩に機関銃をかけた「ミスター・ファイティング・ファミリー」と「ミスター・サウスポー」を発見した。インカムで連携を取りながら、可偉瑠と明日が左右に展開し待ち伏せをして二人を屠ると同時に、「ミスター・アメリカンスナイパー」の長距離射撃で可偉瑠と明日がやられた。
スナイプポイントを確認した未来からの連絡を受け、才策夫がM250の連射で敵スナイパーを倒した。人数的には4対3と有利になったが、大型機関銃を持つ「ミスター・ランボー」、「ミスター・コマンドー」、「ミスター・ホットショット2」の三人の攻略には苦戦した。砦のような盾を組み合わせた陣にこもり、土砂降りの雨のような機銃弾のバラマキで距離が詰められない。張尊のAPC9の射程に届かないところから前進するには、防御物がなく、その場にとどまり威嚇射撃をするにとどまっている。才策夫は、
「自分と張尊がここで敵を引きつけている間に、幣巴と未来ちゃんで左右に展開してくれ。幣巴は左90度の位置で可能なら狙撃。未来ちゃんは小さい身体を活かして敵の背後に回り込むんや!未来ちゃんがP90の射程に入ったら、三方向から、一斉に攻める!」
「わかった。未来ちゃんの連絡待ちやな!」
「了解しました。約10分、敵を引きつけていてください。」
敵の陣の正面に才策夫と張尊を「おとり」に残し、幣巴と未来が匍匐前進で左右に展開して回った。第2匍匐で未来は敵陣地の横500メートルを目立たないように進んでいった。幸い敵の3人のマッチョに気づかれることなく、背後に回りインカムで合図を送った。
おとりの才策夫と張尊が目立つように声を出しつつも、被弾しにくいよう中腰での突進をかけた。敵三人の銃口が向き、機銃弾が一斉にばらまかれ、一瞬のうちに二人はヒットされたがその隙を突き、幣巴が「ミスター・コマンドー」をヒットし、背後から300メートルの距離まで詰めた未来が、才策夫と張尊の二人のヒットに「YES!」と雄たけびを上げる「ミスラー・ランボー」と「ミスター・ホットショット2」の大きな背中にフルオートで50発の弾倉が空になるまで水平連射した。
スコア2対0で勝利を得た、門工サバゲーチームではあったが、体力的にかなりの消耗を強いられた。控室に戻り、エネルギーバーを口にしながら、6人は話し合った。
「あの、機関銃の弾幕は厄介やな。あいつらの体力やったら、1000発の弾帯を2,3本平気で持っていきよるもんな。
とりあえず、第1ゲームは取ったんやから、次のゲームは廃屋に立てこもっての持久戦で進めへんか?」
「せやな、同点でも時間切れまでひっぱりゃ勝ちやもんな。明日も張尊も未来ちゃんもかなりの山の移動で消耗してるやろうから、それはありやな。」
幣巴と才策夫にしては消極的な作戦を立てた。(きっと、私たち以上に幣巴部長と才策夫副長も消耗してるんやろな。ただ、そんな弱気な作戦でええんやろか?)と未来は不安を覚えた。
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