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1-47「レセプション・開会式」
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1-47「レセプション・開会式」
ロウズ・ハリウッドホテルに設けられた、「サバゲー甲子園2043」の決勝戦前のレセプション会場は、陸上自衛隊主催とは思えない煌びやかな会場だった。会場の左右から敷かれたレッドカーペットをスポットライトを浴びながら入場するときは、ちょっとしたスター気分を味わうに十分だった。
会場には日本国内のマスコミだけでなく、アメリカのマスコミも多く呼ばれているようで数十台のカメラが門工サバゲー部に向いていた。その中に、メディアプロダクツの穴吹のカメラと、そのスタッフ扱いとなっている篠原と夏子の姿も見えた。
先に入場した門工サバゲー部は、激戦を勝ち残った「高校生」としてアメリカでも注目されており、ネット配信されていた「サバゲー甲子園」は英語に翻訳され、アメリカでも配信されていたため招待客から熱い声援を受けた。
司会者に導かれ、ひな壇にサバゲー部の6人と上坊と陽菜が着座した。カメラのフラッシュが眩しかった。
続いて入場してきたのは、予想していた「有名サバゲーショップチーム」でなく白衣を羽織った研究者といったイメージの「帝都工業大学チーム」の6人だった。
青白く、分厚い眼鏡をかけたメンバーはとてもサバゲープレーヤーのイメージはない。実際、門工サバゲー部もノーマークで、決勝進出が決まったこの1週間で急遽、上坊が映像資料を集め研究に入ったのだが、電子戦を活用する帝都工大チームの戦闘シーンは、ECMやジャミングによってほとんど写っていない状態だった。
あるものはアナログ機器で撮影された写真のみで、特徴としては「ドローン」や「ロボット」といったメカが戦闘に使われているということだけだった。
大会主催者の陸上自衛隊広報部からマスコミ向けの挨拶がなされ、過去のゲームのダイジェストが会場に流された。
決勝進出者唯一の女性である明日と未来に大きな歓声が沸いた。笑顔で手を振る門工チームに対して、帝都工大チームはずっと無表情だった。
キャプテンの幣巴がチームを代表して挨拶のマイクを握った。
「僕たちは、まだ高校生です。ただ、国の将来を大人の皆さんと同じくらい憂いています。この大会で優勝しましたら、私とチームの副長は、自衛隊に入隊を希望します。
良い結果が出せるように頑張りますので応援してください。」
とかしこまった挨拶に大きな拍手が起こった。
帝都工大チームのキャプテンにマイクが移った。白衣の男は眼鏡をくいっと上げ、マイクを握った。
「我々は、人間そのものが戦闘の矢面に立つ時代は終わていると思っています。「帝都工大」チームは6人が操縦するマシーンが戦士です。遠隔操作のみで、戦闘はできることを証明して見せます。
門工の高校生の皆さんには申し訳ございませんが、「メカ」と「人間」どちらが優れているのか、明後日の決勝戦で実証するだけの公開実験と考えております。
アメリカ国防省に置かれましても日本最高のテクノロジーを確認していただきたいと思います。以上です。」
なんの抑揚のない挨拶に拍手もまばらだった。
司会者から明後日開催の決勝戦の説明がなされた。
概要としては、帝都工大は3機のドローンと3台の自立歩行型ロボットが選手扱いとなり、メカが「被弾損傷」の判断を持ってヒット扱いとすることと第1ゲームは模擬市街戦。第2ゲームは山岳戦。第3ゲームはその両方のくじ引きで当日決まるというものだった。
両チームの使用武器、防御装備が発表された。ドローンの機動力は人間の5倍。ロボットの防御力は人間の5倍の設定ということだった。(かつての「ダイハード」や「ターミネーター」、「ロボコップ」と同様やな。少し作戦を考えんといけへんな…)上坊は思った。
ロウズ・ハリウッドホテルに設けられた、「サバゲー甲子園2043」の決勝戦前のレセプション会場は、陸上自衛隊主催とは思えない煌びやかな会場だった。会場の左右から敷かれたレッドカーペットをスポットライトを浴びながら入場するときは、ちょっとしたスター気分を味わうに十分だった。
会場には日本国内のマスコミだけでなく、アメリカのマスコミも多く呼ばれているようで数十台のカメラが門工サバゲー部に向いていた。その中に、メディアプロダクツの穴吹のカメラと、そのスタッフ扱いとなっている篠原と夏子の姿も見えた。
先に入場した門工サバゲー部は、激戦を勝ち残った「高校生」としてアメリカでも注目されており、ネット配信されていた「サバゲー甲子園」は英語に翻訳され、アメリカでも配信されていたため招待客から熱い声援を受けた。
司会者に導かれ、ひな壇にサバゲー部の6人と上坊と陽菜が着座した。カメラのフラッシュが眩しかった。
続いて入場してきたのは、予想していた「有名サバゲーショップチーム」でなく白衣を羽織った研究者といったイメージの「帝都工業大学チーム」の6人だった。
青白く、分厚い眼鏡をかけたメンバーはとてもサバゲープレーヤーのイメージはない。実際、門工サバゲー部もノーマークで、決勝進出が決まったこの1週間で急遽、上坊が映像資料を集め研究に入ったのだが、電子戦を活用する帝都工大チームの戦闘シーンは、ECMやジャミングによってほとんど写っていない状態だった。
あるものはアナログ機器で撮影された写真のみで、特徴としては「ドローン」や「ロボット」といったメカが戦闘に使われているということだけだった。
大会主催者の陸上自衛隊広報部からマスコミ向けの挨拶がなされ、過去のゲームのダイジェストが会場に流された。
決勝進出者唯一の女性である明日と未来に大きな歓声が沸いた。笑顔で手を振る門工チームに対して、帝都工大チームはずっと無表情だった。
キャプテンの幣巴がチームを代表して挨拶のマイクを握った。
「僕たちは、まだ高校生です。ただ、国の将来を大人の皆さんと同じくらい憂いています。この大会で優勝しましたら、私とチームの副長は、自衛隊に入隊を希望します。
良い結果が出せるように頑張りますので応援してください。」
とかしこまった挨拶に大きな拍手が起こった。
帝都工大チームのキャプテンにマイクが移った。白衣の男は眼鏡をくいっと上げ、マイクを握った。
「我々は、人間そのものが戦闘の矢面に立つ時代は終わていると思っています。「帝都工大」チームは6人が操縦するマシーンが戦士です。遠隔操作のみで、戦闘はできることを証明して見せます。
門工の高校生の皆さんには申し訳ございませんが、「メカ」と「人間」どちらが優れているのか、明後日の決勝戦で実証するだけの公開実験と考えております。
アメリカ国防省に置かれましても日本最高のテクノロジーを確認していただきたいと思います。以上です。」
なんの抑揚のない挨拶に拍手もまばらだった。
司会者から明後日開催の決勝戦の説明がなされた。
概要としては、帝都工大は3機のドローンと3台の自立歩行型ロボットが選手扱いとなり、メカが「被弾損傷」の判断を持ってヒット扱いとすることと第1ゲームは模擬市街戦。第2ゲームは山岳戦。第3ゲームはその両方のくじ引きで当日決まるというものだった。
両チームの使用武器、防御装備が発表された。ドローンの機動力は人間の5倍。ロボットの防御力は人間の5倍の設定ということだった。(かつての「ダイハード」や「ターミネーター」、「ロボコップ」と同様やな。少し作戦を考えんといけへんな…)上坊は思った。
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