勝義君のディリュージョン

高橋 イチ

文字の大きさ
15 / 28

15話 人物で、思い出せないなら、場所なら思い出せるんじゃない?

しおりを挟む




鈴木「まぁとにかく、人物で思い出せないなら、場所なら思い出せるんじゃない?」

勝義「と言うと?」

「例えば木良木小学校に行ってみるとかこの高校の近くだし、あとは木良木公園とか勝義君も多分よく遊んだ公園だと思うよ。」

雨音「なるほど、確かに行ったら、勝義君も小学校の頃の記憶が戻るかも」

勝義「行ってみるかー」

伯斗「俺も行くぜ!」夏石「伯斗が行くならうちもー」

雨音「でも、今日はもう遅いし、明日の放課後にでも行こうよ。」

全員「そうだね、」

勝義「確か明日は早帰りだったよね」

伯斗「ちょうどいいじゃん!!」

雨音「じゃーさ、明日の13時10分ぐらいに1年5組教室前廊下集合ね!」

全員「はーい」

伯斗「じゃー今日はこれでお開きにするか」

じゃあねぇ~      ガラガラガラ

雨音と鈴木だけ図書室に残った。

雨音「本当に思い伝えるなんてビックリした、でもいいの?勝義君の決めた掟、破っちゃって」

鈴木「勝義さんにくっついてる時点で、楓さんも破ってるじゃないですか」

雨音「勝義君と小学生の頃、すぐ転校しちゃったから、またできるだけ一緒にいたいと思ったの。」

雨音「でも、勝義君、小学校のころの記憶戻るかな?」

鈴木「楓さんを見ても思い出さないなら、もしかしたら、もう思い出さないんじゃないんですか?私たち勝義君といろいろとありましたからね。」

雨音「そうかも...」

鈴木「楓さんも、思いを伝えるなら、今しかありませんよ!」

雨音「うーんそうかな?、今の関係壊したくないしな。」

鈴木「そうですか。もういろいろと考えるのはやめて、今のままの関係でいた方が、いいかもしれませんね。」

雨音「うーんそうかな?」

鈴木「もー!どっちなんですか?」

雨音「どっちって?」

鈴木「勝義さんと付き合いたいのか付き合いたくないのか!!」

雨音「それは....もちろん付き合いたい!でも、タイミングが悪いって言うか、なんて言うか...でも、いつしかは、ぜったいに思いを伝える!」

鈴木「そうですね、そんな焦らなくても大丈夫ですよね。楓さんのペースでいいタイミングで思いを伝えてくださいね。」

雨音「もう遅いし久しぶりに、一緒に帰ろ?」

鈴木「そうですね、帰りましょ。」
しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。

ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。 真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。 引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。 偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。 ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。 優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。 大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。

夫婦交換

山田森湖
恋愛
好奇心から始まった一週間の“夫婦交換”。そこで出会った新鮮なときめき

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

6回目のさようなら

音爽(ネソウ)
恋愛
恋人ごっこのその先は……

6年前の私へ~その6年は無駄になる~

夏見颯一
恋愛
モルディス侯爵家に嫁いだウィニアは帰ってこない夫・フォレートを待っていた。6年も経ってからようやく帰ってきたフォレートは、妻と子供を連れていた。 テンプレものです。テンプレから脱却はしておりません。

妻が通う邸の中に

月山 歩
恋愛
最近妻の様子がおかしい。昼間一人で出掛けているようだ。二人に子供はできなかったけれども、妻と愛し合っていると思っている。僕は妻を誰にも奪われたくない。だから僕は、妻の向かう先を調べることににした。

可愛らしい人

はるきりょう
恋愛
「でも、ライアン様には、エレナ様がいらっしゃるのでは?」 「ああ、エレナね。よく勘違いされるんだけど、エレナとは婚約者でも何でもないんだ。ただの幼馴染み」 「それにあいつはひとりで生きていけるから」 女性ながらに剣術を学ぶエレナは可愛げがないという理由で、ほとんど婚約者同然の幼馴染から捨てられる。 けれど、 「エレナ嬢」 「なんでしょうか?」 「今日の夜会のパートナーはお決まりですか?」  その言葉でパートナー同伴の夜会に招待されていたことを思い出した。いつものとおりライアンと一緒に行くと思っていたので参加の返事を出していたのだ。 「……いいえ」  当日の欠席は著しく評価を下げる。今後、家庭教師として仕事をしていきたいと考えるのであれば、父親か兄に頼んででも行った方がいいだろう。 「よければ僕と一緒に行きませんか?」

処理中です...