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第018部 友よ、また…/はじめまして、こんにちは、さようなら
第071話 約束破壊1-31(蒐集家事変case1-31 白い雪)/第071話 《アシュエット》偏 白い雪
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第071話 約束破壊1-31(蒐集家事変case1-31 白い雪)
「みんな!今転移魔法が…」
「みなさん、瘴気と《悪夢龍》の剣は片付いたんですね」
転移で現れた車から千歳とラジカが飛び出す、瘴気が収まり黒い雪が白い雪に変わった村にいた大河達の雰囲気に千歳は周囲を伺う。
地面には蔦に包まれた青年達、ここからじゃ彼らがどうなっているのか分からない。
「千歳さん…」
「大河君、彼らは?怪我を……」
「もう殆ど死んでるよ」
「身体の時間を止めて魂を留めているだけ」
「……なら…僕の収納空間に入れるかい?この村の人々も…今植物化した人々は僕の収納空間で瘴気を取り除いているんだ。だから一緒に」
「千歳…彼らとの対話も済んでいる…千歳が瘴気取り除ききればも間も無く元に戻る…だが…」
「この村の人々は違うんだ、千歳君。彼らはまた別で植物化していて…」
『崇幸さん、この村の人々を戻せるかもしれません。今僕達がいる 《アシュエット》で見つけた物を蒐集家さんに見て貰いたいんです』
「ええ、構いませんよ」
「そうか…外神君、ありがとう…」
『いえ、神々に頼んだのでそちらに間も無く到着すると思います』
「神々、聞こえているのか?」
『はい……今、状況を確認しました…《アシュエット》からのダンジョンドロップ品はこれです…大河、この村の植物化は我々でもどうにもできません…そして今、時が止まっている彼らへの選択肢は2つ、このまま死を迎えさせるか、肉体の年齢を赤子まで戻します。ですがその場合は《悪夢龍》の番人としての能力は引き継がれます…』
『剣が無くても…この村に留まらなくても…平気』
『転生するのであれば肉体が変わる上に、2人が共に同時に転生する事は出来ない為番人としての能力は消失する。そしてそのセフトという者は魂罪だが、我々の力で転生させる事も出来る。だが、転生には数百年の時を有する』
『イトーズはすぐに転生しますから、2人の魂が再会する事が出来るのは数百年または千年以上先になります』
怒りと焦燥を抱いた大河の声、神々も大河の聞きたい事は分かっているのでセフトとイトーズのこの後の事を話す。
「……」
「セフトとイトーズを赤ん坊にして、俺が連れていく…」
「エスティア?」
「俺が、みんなと《ウワムス国》で育てる…」
『記憶を消す事も出来ます』
「……そのままでいい、大人になった時にもう1度どうするのか自分達で決めればいいと思う」
『そっか、そうするのか…』
大河は無言だ、彼らの事を自分達が決めてしまって良い物かと決めかねていればエスティアが自分が引き取ると言いい、神々の記憶はと言う質問に残すと答え、エスティアはやり直せるならやり直して今度はセフトもイトーズもこれで良いと思える結末を迎えればいい。
ルンカの手元の《悪夢龍》の剣からほっとしたような優しい声が聞こえルンカは笑って頷く、《悪夢龍》はずっとセフトとイトーズを見ていて心配し罪悪感を抱え込んでいた。
『俺の番人になんかならなければ、少なくともこんな終わり方にならかったよ』
「それは分からないよ。エスティア、この剣の主は俺だけどこの剣はセフトとイトーズに預けるから」
「うん」
『悪いね』
「いつか戻って来てよ」
『うん、少し疲れたな…おやすみ』
剣は疲れたような声を出す、ルンカは笑いエスティアに託せば剣からはもう声は聞こえない。
降り注ぐ雪は時を止めたルンカとイトーズの身体に降り注ぐ、大河も千歳も崇幸もエスティアの意思に賛成した…。
第071話 《アシュエット》 白い雪
「懐記、この肉は美味い。もっとたくさん狩ってくる。ノイズ、ナチェ、行こう」
「うん」
「お、行くかー」
「いってらー」
外神が解体した71エリアの肉、味見がてら焼いて食べてみるとかなり美味しい。
部位によって食感や味、様々な生き物の肉の味がして…とにかく美味しいと主にイフタークが感動し、早速ノイズとナチェを連れて行きそれを懐記が見送った。
マユラ達も焼いた肉を食べ再びエレを連れ新しいエリアに向かい、ギーギス達も深層でサメの黒真珠の回収に行き、今此処で残って画面を見ているのは外神と佳月だった。
懐記は戻ったフォンとフェシェスタと肉を焼きつつ時折画面を見る、ジラとイシュターと蒼夜は子供達に肉を持っていきがてら様子をみている。
みんなはセフトとイトーズの気持ちが理解出来し見ていてなんとなく息が詰まるのだろう、人の生死は軽い世界でみんな慣れているのだろう、淡々としている、懐記は白い雪が綺麗だなと思いながら肉を焼いていく。
『確かにこれでこの村の植物化を治せますね、ですが、薬を完成させるのに十数年…ちょうど彼らが今の彼ら位になるころに完成すると思いますよ』
「村の時間と植物化した人々の時間をまるごと止めておきますか」
『…それが良いかもしれませんね、こちらで時間を止めておきます』
画面越しの蒐集家が運ばれて来た黒真珠を見つめ嗤う、ならば村の時を止めておけばいいと言う外神の意見に神々も頷き大河達に提案している。
色々引っ掛かる事はあるがこの件はもうじき決着が着く、外神と佳月は《アタラクシア》の白い雪を暫し眺め後は大河達に任せる事にし挨拶を交わして通信を切る。
「おつかれ」
「いえ……」
佳月が言い疲労感が本来ない外神でも長時間の無茶な《アタラクシア》への連絡は負担となり、椅子に座って暫しの休憩を摂った…。
あなたは異世界に行ったら何をしますAnotherSid×EX~売れない男は異世界で夢を見るけど現実も見る~
track.098 準備中
「よし、なるべくコストを抑えたいな」
『では果実水と水は量によって額を変え蛇口にしましょう、コップは使い捨ての物にします。ゴミ等はゴミ箱を用意し私が処分します、買い取りに関してはカウンターに窓口を置きそこに買い取り品を置けば値段が出て納得して貰えれば契約書とお金が出るようにします。説明文も貼っておきます』
「お、おお、すごいな。何を置いても値段が分るのか?」
『はい、偽物や買い取り出来ないものも分かります』
「アコーズは本当にすごいなーて感心している間にミック達が商品を並べ終わっている…」
なるべく利益が出るようにしたいと言う鍔騎にアコーズが、蛇口の設置と買い取りの自動化をすると言い鍔騎はその有能ぶりに驚きっぱなしだった。
商品棚に次々商品が並べられていく、布や弓矢やアコーズの収納空間で育てている野菜と果物、奥の壁には蛇口が付けられていた。
「すごいな、俺達もクッキーと干し肉作ろうか」
「あー」
カウンターの中の中央の開閉扉の奥が厨房だ、アコーズが張り切りゼタリアたちもやる気があったのかかなり広い、その上竈が2つと水道は勿論巨大な大型の木目調の長方形の箱、見覚えがあるなと思い取っ手を掴んで引けば中は空洞にひんやりとした冷気が流れてくる。
「冷蔵庫!」
『はい、魔石と鉱石で造りました、隣は冷凍庫です』
「わ!冷凍庫まで…すごいなー」
木目調の冷蔵庫の隣の黒い長方形の箱はもっと冷えている冷凍庫で、鍔騎は増々驚いた。
「すごいな」
「あう?」
「よし、じゃ、始めよう。明日オープンを目指そう」
「あー」
鍔騎も気合が増々入る、アルトも頷きさっそく手を洗いアコーズに材料を出して貰いクッキー作りを始めた…。
「みんな!今転移魔法が…」
「みなさん、瘴気と《悪夢龍》の剣は片付いたんですね」
転移で現れた車から千歳とラジカが飛び出す、瘴気が収まり黒い雪が白い雪に変わった村にいた大河達の雰囲気に千歳は周囲を伺う。
地面には蔦に包まれた青年達、ここからじゃ彼らがどうなっているのか分からない。
「千歳さん…」
「大河君、彼らは?怪我を……」
「もう殆ど死んでるよ」
「身体の時間を止めて魂を留めているだけ」
「……なら…僕の収納空間に入れるかい?この村の人々も…今植物化した人々は僕の収納空間で瘴気を取り除いているんだ。だから一緒に」
「千歳…彼らとの対話も済んでいる…千歳が瘴気取り除ききればも間も無く元に戻る…だが…」
「この村の人々は違うんだ、千歳君。彼らはまた別で植物化していて…」
『崇幸さん、この村の人々を戻せるかもしれません。今僕達がいる 《アシュエット》で見つけた物を蒐集家さんに見て貰いたいんです』
「ええ、構いませんよ」
「そうか…外神君、ありがとう…」
『いえ、神々に頼んだのでそちらに間も無く到着すると思います』
「神々、聞こえているのか?」
『はい……今、状況を確認しました…《アシュエット》からのダンジョンドロップ品はこれです…大河、この村の植物化は我々でもどうにもできません…そして今、時が止まっている彼らへの選択肢は2つ、このまま死を迎えさせるか、肉体の年齢を赤子まで戻します。ですがその場合は《悪夢龍》の番人としての能力は引き継がれます…』
『剣が無くても…この村に留まらなくても…平気』
『転生するのであれば肉体が変わる上に、2人が共に同時に転生する事は出来ない為番人としての能力は消失する。そしてそのセフトという者は魂罪だが、我々の力で転生させる事も出来る。だが、転生には数百年の時を有する』
『イトーズはすぐに転生しますから、2人の魂が再会する事が出来るのは数百年または千年以上先になります』
怒りと焦燥を抱いた大河の声、神々も大河の聞きたい事は分かっているのでセフトとイトーズのこの後の事を話す。
「……」
「セフトとイトーズを赤ん坊にして、俺が連れていく…」
「エスティア?」
「俺が、みんなと《ウワムス国》で育てる…」
『記憶を消す事も出来ます』
「……そのままでいい、大人になった時にもう1度どうするのか自分達で決めればいいと思う」
『そっか、そうするのか…』
大河は無言だ、彼らの事を自分達が決めてしまって良い物かと決めかねていればエスティアが自分が引き取ると言いい、神々の記憶はと言う質問に残すと答え、エスティアはやり直せるならやり直して今度はセフトもイトーズもこれで良いと思える結末を迎えればいい。
ルンカの手元の《悪夢龍》の剣からほっとしたような優しい声が聞こえルンカは笑って頷く、《悪夢龍》はずっとセフトとイトーズを見ていて心配し罪悪感を抱え込んでいた。
『俺の番人になんかならなければ、少なくともこんな終わり方にならかったよ』
「それは分からないよ。エスティア、この剣の主は俺だけどこの剣はセフトとイトーズに預けるから」
「うん」
『悪いね』
「いつか戻って来てよ」
『うん、少し疲れたな…おやすみ』
剣は疲れたような声を出す、ルンカは笑いエスティアに託せば剣からはもう声は聞こえない。
降り注ぐ雪は時を止めたルンカとイトーズの身体に降り注ぐ、大河も千歳も崇幸もエスティアの意思に賛成した…。
第071話 《アシュエット》 白い雪
「懐記、この肉は美味い。もっとたくさん狩ってくる。ノイズ、ナチェ、行こう」
「うん」
「お、行くかー」
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外神が解体した71エリアの肉、味見がてら焼いて食べてみるとかなり美味しい。
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マユラ達も焼いた肉を食べ再びエレを連れ新しいエリアに向かい、ギーギス達も深層でサメの黒真珠の回収に行き、今此処で残って画面を見ているのは外神と佳月だった。
懐記は戻ったフォンとフェシェスタと肉を焼きつつ時折画面を見る、ジラとイシュターと蒼夜は子供達に肉を持っていきがてら様子をみている。
みんなはセフトとイトーズの気持ちが理解出来し見ていてなんとなく息が詰まるのだろう、人の生死は軽い世界でみんな慣れているのだろう、淡々としている、懐記は白い雪が綺麗だなと思いながら肉を焼いていく。
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『はい、偽物や買い取り出来ないものも分かります』
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カウンターの中の中央の開閉扉の奥が厨房だ、アコーズが張り切りゼタリアたちもやる気があったのかかなり広い、その上竈が2つと水道は勿論巨大な大型の木目調の長方形の箱、見覚えがあるなと思い取っ手を掴んで引けば中は空洞にひんやりとした冷気が流れてくる。
「冷蔵庫!」
『はい、魔石と鉱石で造りました、隣は冷凍庫です』
「わ!冷凍庫まで…すごいなー」
木目調の冷蔵庫の隣の黒い長方形の箱はもっと冷えている冷凍庫で、鍔騎は増々驚いた。
「すごいな」
「あう?」
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