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第8部 晴れた空の下手を繋いで…
第3幕 第33話 伝染病 3
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「ここから先は領主様の命により通さん、立ち去るがよい」
「この町に私の知人がいます、町の状況は理解していますよ、私は《ラズライール商会》の支配人です。町の住人全ての治療を行う準備を整えて来ました」
「なっ……」
ラジカが入り口の兵士に伝えれば、周囲の兵士達もざわついた。
「通して頂けますか?」
「し、しかし」
「おやおやおや~どうしましょうかね~治療をまさか無償で行うおつもりですかあ~」
ラジカと傍らに立つ千歳に兵士が判断に迷っていると背後から、深緑の波打つ髪に屍の様な肌と濃い目の下の隈が印象的や痩せた小柄な男が現れ、ラジカと千歳をじろじろと眺めた。
千歳の目の前に鑑定がされていると通知が入るが、顔には出さずお返しに千歳も鑑定を行った。
「ま、魔法士殿…」
魔法騎士:警告 これ以上の鑑定は相手に伝わります …魔王の気配がします…撤退推奨と表示され千歳が顔色変えずに鑑定を諦めた。
「魔法士?何故ここに」
「あらあらあら~それはこっちの台詞です~わたしのようなしがない魔法士より《ラズライール商会》の支配人様がこのような町になぁぜいるんですかぁ~」
「知人を救いに来ました、通して頂けるとありがたいのですが」
「おやおやおや~ん?町に複数の転移の気配…何をするつもりですかぁ?困りますよ~勝手に~」
「知りませんよ、通して頂けませんか?」
「め~れ~受けてきてますから~」
「誰の命令ですか?」
「決まっているじゃないですか~」
魔法士な男が長い袖を高く天へ翳し魔法を発動させる、町の上空に炎を纏った岩を幾つも出現させ町に落としていく…。
「ま、魔法士殿!?何を!?」
「ん~そういう話しじゃん~んん~やっぱり防がれた~これ防ぐの魔王とかドラゴンじゃないと出来ないんだけど~」
「そうですか、私の知人は無事なようですね。では中に入りますよ」
兵士達が悲痛な叫び声を上げたが、岩は上空に張られた結界により消失してしまった。
「ん~まあいっか~帰ろ」
「ま、魔法士殿!?」
「領主に伝えれば~火海見たかったな~じゃね~」
腕を振り転移魔法を発動させる、渦巻く闇色の空間が出現し兵士達を残し消えて行った。
「い、急いで領主様にお伝えしろ!」
『はっ!』
「行きましょう」
「そうだね、転移で中へ」
「はい」
混乱に乗じて千歳が転移魔法を発動させ、中にいる詠斗達と合流をしに向かった。
「今のは!?」
「防いだ…があの魔法は…」
「ちっ、急ぐぞ!」
中て町の住人達を転移させていくおよそ300人程の人口を、一気に集めるのも困難であり、やはり伝染病を煩い動くのもやっとな人々ばかりで千眼と千華の眼で人々を確認し、おりがみの子達やヒヨコにも転移札を渡しとにかく見つけ次第船に転移させている状態だった。
「ジラさん、魔法士が来ています。急ぎましょう」
「今のは…そうだよな、《テンランド》絡みか」
「あの魔法士の鑑定をしたら魔法騎士と鑑定されていたけれど…違いはあるのかな?」
『は?』
「まずいですね、グローリーさん今すぐあの檻でこの町を呑み込んで下さい!気配はないですが、視ている筈。誰も町に通さないようにして下さい」
「いや、千歳、この町を丸ごと収納しろ」
「そうか、そちらの方が早いですね」
「そうだね、今収納するよ」
魔法騎士という言葉にジラとラジカの目の色が変わる、懐記が空間魔法を発動させたが収納が出来なかった。
「収納出来ない、グリ君檻を頼むよ」
「分かった」
「原因は後にしよう、急いで…」
「あ~やっぱり魔王に傭兵王にドラゴンやらうじゃうじゃいる~」
「遅かったか…俺がこいつ足止めするから全員連れていけ」
先ほどの魔法士…魔法騎士の男がふらふらと転移でジラ達の前に出現する、ジラが聖剣と魔剣を構えて立ちはだかった。
「急ぎましょう、後何人ですか?」
「後…60人程だ」
「あの魔法騎士…見覚えがあります。私も残ります嫌な気配がします」
「あれあれあっれ~魔王が人助け~変ですねぇ、そこの白い魔王は最近封印が解かれた奴ですよね~黒いのとさっきのは初めてみますね~。あへへ~魔王3匹持ち帰ったら何しようかな~喜んでくるな~」
ラジカが千眼に残りの町の住人の数を確認、千華がジラの傍らに立つ。
「早く行け!」
「来て下さい!」
ラジカが千歳と千眼とグローリーを連れ、スマホで綴に連絡を取りながら蝶の姿に転じた千眼に案内され向かった。
「綴さん!今すぐジラさん達の所へお願いします、魔法で相手を拘束し避難が終るまで時間稼ぎを!最悪ジラさんには殺しでも構わないと伝えて下さい」
『…!?分かりました、向かいます』
「行きましょう」
スマホの通話を切り千眼に案内された通路の奥へと向かう、路地裏には熱に魘されている住人を確認し転移札を使い船に転移させた。
「ラジカ、あっちにも…」
「後48人程…」
「先へ急ぎます」
今度はグローリーに案内され次の住人の元へ急ぐ、奥に行けば行く程複雑に入り組む通路に障害物に時間ばかりが取られた…。
「傭兵王に魔王でこっちは1人~え~酷くない?」
「お前らみたいたイカれ野郎どもに2対1もあるかよ」
「ジラさん!来ましたよ!」
「お、ナイス判断だなラジカ!綴あいつを拘束してくれ」
「分かりました」
綴が転移でジラ達の前に現れ瞬時にジラの言葉に反応、縛鎖魔法を発動し魔法騎士を拘束した。
「あ~異界の魔法ねえ~あへへ~おもしろ~」
「少しそうしてろ」
「どうしようかな~」
「彼は一体…」
「ま、化け物。魔人並みに、《テンランド》の手駒だが、何でここにいんだよ」
「お仕事~」
「この町消し炭にするのがか?」
「そうそう~」
「お前らが関わっていたらこの町の領主はもう人じゃないな…」
「え~人の形してないけど人だよ~遊ぶ?」
けらけらと笑う魔法騎士、空間が闇色の渦を巻き黒い毛並みに狼と人の頭が付いた生物が出現した。
「うっ…」
「領主か…綴を連れて船へ戻れ」
「だ、大丈夫です」
「主様行きますよ」
「でも!あれは…」
「見られたくなんですよ、彼は貴方達に人を殺す所を」
「っつ…分かりました。ジラさん」
綴が口元を抑え吐き気を堪える、千華が綴の肩を抱えて船へと転移した。
「この伝染病はお前らが引き起こしたのか?」
「ちがいま~す、でも丁度良く大量に死にそうだったから使おうと思ったんです~。ほら、ワンちゃん行きな~傭兵王のお肉は美味しいよ~」
「はっ、こいつ片付けて殺してやる」
「あへへ~」
獰猛に襲い来る犬、狼の頭の方は眼をギラギラとさせ涎をボタボタ垂らし、人の頭の方は目を閉じ口から舌を出している、生きているのかも定かではないが早く楽にしてやろうとジラは剣を構えた…。
「この町に私の知人がいます、町の状況は理解していますよ、私は《ラズライール商会》の支配人です。町の住人全ての治療を行う準備を整えて来ました」
「なっ……」
ラジカが入り口の兵士に伝えれば、周囲の兵士達もざわついた。
「通して頂けますか?」
「し、しかし」
「おやおやおや~どうしましょうかね~治療をまさか無償で行うおつもりですかあ~」
ラジカと傍らに立つ千歳に兵士が判断に迷っていると背後から、深緑の波打つ髪に屍の様な肌と濃い目の下の隈が印象的や痩せた小柄な男が現れ、ラジカと千歳をじろじろと眺めた。
千歳の目の前に鑑定がされていると通知が入るが、顔には出さずお返しに千歳も鑑定を行った。
「ま、魔法士殿…」
魔法騎士:警告 これ以上の鑑定は相手に伝わります …魔王の気配がします…撤退推奨と表示され千歳が顔色変えずに鑑定を諦めた。
「魔法士?何故ここに」
「あらあらあら~それはこっちの台詞です~わたしのようなしがない魔法士より《ラズライール商会》の支配人様がこのような町になぁぜいるんですかぁ~」
「知人を救いに来ました、通して頂けるとありがたいのですが」
「おやおやおや~ん?町に複数の転移の気配…何をするつもりですかぁ?困りますよ~勝手に~」
「知りませんよ、通して頂けませんか?」
「め~れ~受けてきてますから~」
「誰の命令ですか?」
「決まっているじゃないですか~」
魔法士な男が長い袖を高く天へ翳し魔法を発動させる、町の上空に炎を纏った岩を幾つも出現させ町に落としていく…。
「ま、魔法士殿!?何を!?」
「ん~そういう話しじゃん~んん~やっぱり防がれた~これ防ぐの魔王とかドラゴンじゃないと出来ないんだけど~」
「そうですか、私の知人は無事なようですね。では中に入りますよ」
兵士達が悲痛な叫び声を上げたが、岩は上空に張られた結界により消失してしまった。
「ん~まあいっか~帰ろ」
「ま、魔法士殿!?」
「領主に伝えれば~火海見たかったな~じゃね~」
腕を振り転移魔法を発動させる、渦巻く闇色の空間が出現し兵士達を残し消えて行った。
「い、急いで領主様にお伝えしろ!」
『はっ!』
「行きましょう」
「そうだね、転移で中へ」
「はい」
混乱に乗じて千歳が転移魔法を発動させ、中にいる詠斗達と合流をしに向かった。
「今のは!?」
「防いだ…があの魔法は…」
「ちっ、急ぐぞ!」
中て町の住人達を転移させていくおよそ300人程の人口を、一気に集めるのも困難であり、やはり伝染病を煩い動くのもやっとな人々ばかりで千眼と千華の眼で人々を確認し、おりがみの子達やヒヨコにも転移札を渡しとにかく見つけ次第船に転移させている状態だった。
「ジラさん、魔法士が来ています。急ぎましょう」
「今のは…そうだよな、《テンランド》絡みか」
「あの魔法士の鑑定をしたら魔法騎士と鑑定されていたけれど…違いはあるのかな?」
『は?』
「まずいですね、グローリーさん今すぐあの檻でこの町を呑み込んで下さい!気配はないですが、視ている筈。誰も町に通さないようにして下さい」
「いや、千歳、この町を丸ごと収納しろ」
「そうか、そちらの方が早いですね」
「そうだね、今収納するよ」
魔法騎士という言葉にジラとラジカの目の色が変わる、懐記が空間魔法を発動させたが収納が出来なかった。
「収納出来ない、グリ君檻を頼むよ」
「分かった」
「原因は後にしよう、急いで…」
「あ~やっぱり魔王に傭兵王にドラゴンやらうじゃうじゃいる~」
「遅かったか…俺がこいつ足止めするから全員連れていけ」
先ほどの魔法士…魔法騎士の男がふらふらと転移でジラ達の前に出現する、ジラが聖剣と魔剣を構えて立ちはだかった。
「急ぎましょう、後何人ですか?」
「後…60人程だ」
「あの魔法騎士…見覚えがあります。私も残ります嫌な気配がします」
「あれあれあっれ~魔王が人助け~変ですねぇ、そこの白い魔王は最近封印が解かれた奴ですよね~黒いのとさっきのは初めてみますね~。あへへ~魔王3匹持ち帰ったら何しようかな~喜んでくるな~」
ラジカが千眼に残りの町の住人の数を確認、千華がジラの傍らに立つ。
「早く行け!」
「来て下さい!」
ラジカが千歳と千眼とグローリーを連れ、スマホで綴に連絡を取りながら蝶の姿に転じた千眼に案内され向かった。
「綴さん!今すぐジラさん達の所へお願いします、魔法で相手を拘束し避難が終るまで時間稼ぎを!最悪ジラさんには殺しでも構わないと伝えて下さい」
『…!?分かりました、向かいます』
「行きましょう」
スマホの通話を切り千眼に案内された通路の奥へと向かう、路地裏には熱に魘されている住人を確認し転移札を使い船に転移させた。
「ラジカ、あっちにも…」
「後48人程…」
「先へ急ぎます」
今度はグローリーに案内され次の住人の元へ急ぐ、奥に行けば行く程複雑に入り組む通路に障害物に時間ばかりが取られた…。
「傭兵王に魔王でこっちは1人~え~酷くない?」
「お前らみたいたイカれ野郎どもに2対1もあるかよ」
「ジラさん!来ましたよ!」
「お、ナイス判断だなラジカ!綴あいつを拘束してくれ」
「分かりました」
綴が転移でジラ達の前に現れ瞬時にジラの言葉に反応、縛鎖魔法を発動し魔法騎士を拘束した。
「あ~異界の魔法ねえ~あへへ~おもしろ~」
「少しそうしてろ」
「どうしようかな~」
「彼は一体…」
「ま、化け物。魔人並みに、《テンランド》の手駒だが、何でここにいんだよ」
「お仕事~」
「この町消し炭にするのがか?」
「そうそう~」
「お前らが関わっていたらこの町の領主はもう人じゃないな…」
「え~人の形してないけど人だよ~遊ぶ?」
けらけらと笑う魔法騎士、空間が闇色の渦を巻き黒い毛並みに狼と人の頭が付いた生物が出現した。
「うっ…」
「領主か…綴を連れて船へ戻れ」
「だ、大丈夫です」
「主様行きますよ」
「でも!あれは…」
「見られたくなんですよ、彼は貴方達に人を殺す所を」
「っつ…分かりました。ジラさん」
綴が口元を抑え吐き気を堪える、千華が綴の肩を抱えて船へと転移した。
「この伝染病はお前らが引き起こしたのか?」
「ちがいま~す、でも丁度良く大量に死にそうだったから使おうと思ったんです~。ほら、ワンちゃん行きな~傭兵王のお肉は美味しいよ~」
「はっ、こいつ片付けて殺してやる」
「あへへ~」
獰猛に襲い来る犬、狼の頭の方は眼をギラギラとさせ涎をボタボタ垂らし、人の頭の方は目を閉じ口から舌を出している、生きているのかも定かではないが早く楽にしてやろうとジラは剣を構えた…。
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