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第11話 ご注文は無しでもいいですか?
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次はメイドカフェに来た。
「あ、あなた、こういうところは慣れてるの?」
「い、いや、初めて来た。メイドは二次元では大好物だが、リアルは何とも言えんからな」
「メイドはもはやリアルを超越しているというのも聞いたことがあるのだけれど」
「それでもリアルの女なことは変わらないだろ……」
俺たちはメイドカフェの前の列に並び、ふたりで怯えていた。
「本当に入るの?」
「アキバに来たんだ。行かないわけにはいかないだろ」
「あなた行ったことないのによくそんなこと言えるわね」
「お前となら初体験も乗り越えられそうなんだ」
「気持ち悪い表現しないでもらえるかしら」
「ふんっ、どうせお前はメイドを前にしてきょどるだろうからな、俺よりきょどってるやつがいれば安心するってことだ」
「くっ、言い返せない……」
それから数分待ち、入店した。
「お帰りなさいませ! ご主人様~、お嬢様~」
メイドさんが俺たちに声を掛ける。
「お、おふぅ」
まともに何も言えない。俺ってご主人様なの? それはつまり、色々としていいってことですか?
「めちゃくちゃきょどってるじゃない。存在が気持ち悪いわよ」
「全否定やめて? 俺を接客するメイドさんがかわいそうでしょ?」
俺たちはメイドさんに案内され、席に座る。
「ご主人様とお嬢様はカップルさんですかぁ?」
メイドさんに甘い言葉で問われる。
「………」
「………」
俺と環は何も言わない。
「いや、お前なんか言えよ」
「え、わ、私!? え、ええ。そうです……」
「わぁ、素敵ですね! お似合いのカップルですねぇ!」
「……それは心外ね」
「俺もだ。余計なこと言うな」
「それじゃあ、めにゅ~一緒に見ましょ~?」
メイドさんはメニュー表を俺たちに見せる。
俺はメニュー表を眺める。
うわぁ、全部高けえ……。なんでこんな値段張るんだよ……。ご注文は無しでもいいですか? それかウサギを頭に乗っけてるカフェの店員さんいませんか?
「な、何にする?」
環が俺に助けを求めるように問うてくる。
「え、えっとー、それじゃあ、このハッピーオムライスで……」
に、2000円……。どこの高級レストランだよ。行ったことねえから相場知らんけど。
「かしこまりましたぁ~」
メイドさんはそう言って、裏へと消えていった。
そして少しして、メイドさんは俺たちの前にオムライスを持ってきた。
「なに描きますかぁ~?」
「ど、どうする?」
再び環が俺に問う。
「え、えっと……それじゃあ、ハートでお、お願いします。す、すみません」
「はぁ~い、ご主人様、お嬢様、お名前は何ですかぁ?」
「た、宅也です」
「……え、えっと、た、環です」
「はぁ~い。それじゃあ――」
そう言ってメイドさんはケチャップでハートを描き、ハートの中の右側に『たくや』、左側に『たまき』と書いてくれた。
うわあ、器用。ていうか何してくれてんの? 恥ずかしすぎるんだけど。
「それじゃ~、召し上がれぇ~」
メイドさんは笑顔で言う。善意でやってくれたんだろうなあ。何も言えねえなあ。
環はスプーンで速攻、オムライスを半分に切る。ああ、善意で描いてくれたハートが一瞬で真っ二つに割れてしまった……。容赦ねえなこいつ。
小さなオムライスをいただいた後、帰ろうかと思う所、メイドさんは俺たちに話しかけてきた。
「おふたりはぁ、どうやってであったんですかぁ?」
「あ、が、学校のクラスメイトで」
俺は愛想笑いをしながら答える。
「えぇ~いいですねぇ~。どっちから告白したんですかぁ?」
「……(すっ)」
環が勢いよく俺を指さす。
「あのな? お前さ?」
「へぇ~、かっこいい~。なんて告白したんですかぁ?」
「え、えと」
俺が戸惑っていると環が口を開く。
「わ、私と一緒に世界を変えてくれるって」
なんだその告白。いや確かにそんな感じだけどさ。
「えぇ~! かっこいい~!」
どこが? このメイドさんよく引かないな。きっと色んな人間の接客してるから慣れてるんだろうな。引いてても顔に出さないんだろうな。野球選手もびっくりなポーカーフェイス。
メイドさんはきゃるんと効果音がつきそうなそぶりをして笑顔で言う。
「ご主人様はぁ、お嬢様のどんなところが好きなんですかぁ?」
「えっ」
「照れないでくださいよぉ~」
照れてねえ! なんて言ったらいいんだよ。
環を横目に見ると、少し頬を染め、俺を見ている。
くっ、しゃあねえな!
「き、綺麗で、クールだけど、可愛いところがあるところ、ですかね」
思ってませんよ? メイドさんを困らせない配慮です。
「えぇ~いいなぁ~」
「……私のこと、そんな風に思ってたの? 私を好きとか気持ち悪いからやめて」
だから思ってねえよ! なんでそこまで言われなくちゃなんねえんだよ!
「おふたりはぁ、将来、結婚するんですかぁ?」
「「それはない」」
俺と環の声が重なる。
「息ぴったり~。ほんと、お似合いのカップルですねっ!」
「「お似合いじゃない!」」
「えぇ~またシンクロ~。可愛いカップルさんですねぇ~」
「「くっ」」
俺と環は歯噛みする。これ以上、ここにいたら精神が持たない。
そこからも拷問を少し受け、なんとか俺たちはそのメイドカフェから出た。
「こんな辱めを受けるとは思わなかったわ……」
「俺の台詞だ」
「でも、楽しかったわ」
「え、まじで?」
「ええ、リアルの女の子もメイドなら2,5次元。この意味がわかったわ。メイド、可愛いわね」
「あ、ああ。楽しんでもらえたならよかったよ……」
俺は冷や汗をかいてメイドカフェから去って行った。
メイドカフェを出て、目的もなく歩く。
「聞いたことがあるわ」
環がビルを眺め言う。
「なにが」
「アキバのビルは東京の他の場所に比べて窓ガラスの店が少ないって」
「ああ、言われてみればそうかもな」
アキバ以外にはほとんど行ったことがないが、まあ、たしかにそんなイメージがある。アキバのお店は小さなビルに広告のポスターのようなものが多くある気がする。
「オタクの習性を活かした考慮らしいわよ」
「どゆこと?」
「オタクは解放された空間よりも狭い閉ざされた空間を好む傾向にあるから、それに合わせて作ってるって」
「へえ、そういうもんなのか」
「真実かどうかはわからないけれどね」
たしかに俺はだだっ広い空間よりも狭い自室の方が好きだ。しかも昼間でもカーテンを閉めてより自分だけの世界、といった形に無意識のうちにしている。
それってオタクの習性だったんだなあ。
考えてみればそうだ。俺はいつだって広い空間よりも狭い空間を好んでいる。
リアルという大海よりも、ラノベの中、アニメの中、そういった限定された井戸の中の世界を好んでいる。でもそれは限定された狭い世界観だから好んでいるわけではない気がする。
たぶんだけど、その限定された世界にも、無限大の想像ができるから好きなんだ。
矛盾してる、のか?
広い世界が嫌いなくせに、想像力が無限大にある世界を求めている。
まるで、リアルが嫌いでも、フィクションを求めているっていうか……。
うーん、オタクって、なんなんだろうな。
他にもいろいろなお店に入ったりしているうちにいつの間にか結構時間が経っていた。
「ま、結構まわっただろ。こんなもんかな」
「……さすがに結構疲れたわ。足が痛い」
「メイドカフェ以外はずっと立ちっぱなし、歩きっぱなしだからな。お疲れ。どうだったアキバは?」
「想像以上に楽しかったわ」
「そりゃよかった」
俺は笑顔で言う。
「…………ありが、とう」
「え? なんだって?」
「あなたわざとやっているでしょう。礼を言ったのよ。今日は連れてきてくれてありがとう」
「ああ、べつに。もしなんかまた機会があったら一緒に来ようぜ」
「え、ええ。じゃあ、私はこれで」
「うん? だいたい帰る場所同じだろ? 一緒に電車乗ろうぜ」
「いえ、親が迎えに来てくれるから」
「おう、そうか」
てっきり電車できたと思ったが、親に送ってもらったのか。
わざわざアキバまで車で来たんだな。
環は別れの言葉を残し、俺のもとから去って行った。
俺は電気街口の改札に行き、電車に乗る
今日のデートで、少しは環の社会性が上がったならいいけど。どうだろうか。
ま、楽しんでもらえたならよかったか。
俺も正直、ちょっとだけ、本当にちょっとだけ楽しかったしな。
「あ、あなた、こういうところは慣れてるの?」
「い、いや、初めて来た。メイドは二次元では大好物だが、リアルは何とも言えんからな」
「メイドはもはやリアルを超越しているというのも聞いたことがあるのだけれど」
「それでもリアルの女なことは変わらないだろ……」
俺たちはメイドカフェの前の列に並び、ふたりで怯えていた。
「本当に入るの?」
「アキバに来たんだ。行かないわけにはいかないだろ」
「あなた行ったことないのによくそんなこと言えるわね」
「お前となら初体験も乗り越えられそうなんだ」
「気持ち悪い表現しないでもらえるかしら」
「ふんっ、どうせお前はメイドを前にしてきょどるだろうからな、俺よりきょどってるやつがいれば安心するってことだ」
「くっ、言い返せない……」
それから数分待ち、入店した。
「お帰りなさいませ! ご主人様~、お嬢様~」
メイドさんが俺たちに声を掛ける。
「お、おふぅ」
まともに何も言えない。俺ってご主人様なの? それはつまり、色々としていいってことですか?
「めちゃくちゃきょどってるじゃない。存在が気持ち悪いわよ」
「全否定やめて? 俺を接客するメイドさんがかわいそうでしょ?」
俺たちはメイドさんに案内され、席に座る。
「ご主人様とお嬢様はカップルさんですかぁ?」
メイドさんに甘い言葉で問われる。
「………」
「………」
俺と環は何も言わない。
「いや、お前なんか言えよ」
「え、わ、私!? え、ええ。そうです……」
「わぁ、素敵ですね! お似合いのカップルですねぇ!」
「……それは心外ね」
「俺もだ。余計なこと言うな」
「それじゃあ、めにゅ~一緒に見ましょ~?」
メイドさんはメニュー表を俺たちに見せる。
俺はメニュー表を眺める。
うわぁ、全部高けえ……。なんでこんな値段張るんだよ……。ご注文は無しでもいいですか? それかウサギを頭に乗っけてるカフェの店員さんいませんか?
「な、何にする?」
環が俺に助けを求めるように問うてくる。
「え、えっとー、それじゃあ、このハッピーオムライスで……」
に、2000円……。どこの高級レストランだよ。行ったことねえから相場知らんけど。
「かしこまりましたぁ~」
メイドさんはそう言って、裏へと消えていった。
そして少しして、メイドさんは俺たちの前にオムライスを持ってきた。
「なに描きますかぁ~?」
「ど、どうする?」
再び環が俺に問う。
「え、えっと……それじゃあ、ハートでお、お願いします。す、すみません」
「はぁ~い、ご主人様、お嬢様、お名前は何ですかぁ?」
「た、宅也です」
「……え、えっと、た、環です」
「はぁ~い。それじゃあ――」
そう言ってメイドさんはケチャップでハートを描き、ハートの中の右側に『たくや』、左側に『たまき』と書いてくれた。
うわあ、器用。ていうか何してくれてんの? 恥ずかしすぎるんだけど。
「それじゃ~、召し上がれぇ~」
メイドさんは笑顔で言う。善意でやってくれたんだろうなあ。何も言えねえなあ。
環はスプーンで速攻、オムライスを半分に切る。ああ、善意で描いてくれたハートが一瞬で真っ二つに割れてしまった……。容赦ねえなこいつ。
小さなオムライスをいただいた後、帰ろうかと思う所、メイドさんは俺たちに話しかけてきた。
「おふたりはぁ、どうやってであったんですかぁ?」
「あ、が、学校のクラスメイトで」
俺は愛想笑いをしながら答える。
「えぇ~いいですねぇ~。どっちから告白したんですかぁ?」
「……(すっ)」
環が勢いよく俺を指さす。
「あのな? お前さ?」
「へぇ~、かっこいい~。なんて告白したんですかぁ?」
「え、えと」
俺が戸惑っていると環が口を開く。
「わ、私と一緒に世界を変えてくれるって」
なんだその告白。いや確かにそんな感じだけどさ。
「えぇ~! かっこいい~!」
どこが? このメイドさんよく引かないな。きっと色んな人間の接客してるから慣れてるんだろうな。引いてても顔に出さないんだろうな。野球選手もびっくりなポーカーフェイス。
メイドさんはきゃるんと効果音がつきそうなそぶりをして笑顔で言う。
「ご主人様はぁ、お嬢様のどんなところが好きなんですかぁ?」
「えっ」
「照れないでくださいよぉ~」
照れてねえ! なんて言ったらいいんだよ。
環を横目に見ると、少し頬を染め、俺を見ている。
くっ、しゃあねえな!
「き、綺麗で、クールだけど、可愛いところがあるところ、ですかね」
思ってませんよ? メイドさんを困らせない配慮です。
「えぇ~いいなぁ~」
「……私のこと、そんな風に思ってたの? 私を好きとか気持ち悪いからやめて」
だから思ってねえよ! なんでそこまで言われなくちゃなんねえんだよ!
「おふたりはぁ、将来、結婚するんですかぁ?」
「「それはない」」
俺と環の声が重なる。
「息ぴったり~。ほんと、お似合いのカップルですねっ!」
「「お似合いじゃない!」」
「えぇ~またシンクロ~。可愛いカップルさんですねぇ~」
「「くっ」」
俺と環は歯噛みする。これ以上、ここにいたら精神が持たない。
そこからも拷問を少し受け、なんとか俺たちはそのメイドカフェから出た。
「こんな辱めを受けるとは思わなかったわ……」
「俺の台詞だ」
「でも、楽しかったわ」
「え、まじで?」
「ええ、リアルの女の子もメイドなら2,5次元。この意味がわかったわ。メイド、可愛いわね」
「あ、ああ。楽しんでもらえたならよかったよ……」
俺は冷や汗をかいてメイドカフェから去って行った。
メイドカフェを出て、目的もなく歩く。
「聞いたことがあるわ」
環がビルを眺め言う。
「なにが」
「アキバのビルは東京の他の場所に比べて窓ガラスの店が少ないって」
「ああ、言われてみればそうかもな」
アキバ以外にはほとんど行ったことがないが、まあ、たしかにそんなイメージがある。アキバのお店は小さなビルに広告のポスターのようなものが多くある気がする。
「オタクの習性を活かした考慮らしいわよ」
「どゆこと?」
「オタクは解放された空間よりも狭い閉ざされた空間を好む傾向にあるから、それに合わせて作ってるって」
「へえ、そういうもんなのか」
「真実かどうかはわからないけれどね」
たしかに俺はだだっ広い空間よりも狭い自室の方が好きだ。しかも昼間でもカーテンを閉めてより自分だけの世界、といった形に無意識のうちにしている。
それってオタクの習性だったんだなあ。
考えてみればそうだ。俺はいつだって広い空間よりも狭い空間を好んでいる。
リアルという大海よりも、ラノベの中、アニメの中、そういった限定された井戸の中の世界を好んでいる。でもそれは限定された狭い世界観だから好んでいるわけではない気がする。
たぶんだけど、その限定された世界にも、無限大の想像ができるから好きなんだ。
矛盾してる、のか?
広い世界が嫌いなくせに、想像力が無限大にある世界を求めている。
まるで、リアルが嫌いでも、フィクションを求めているっていうか……。
うーん、オタクって、なんなんだろうな。
他にもいろいろなお店に入ったりしているうちにいつの間にか結構時間が経っていた。
「ま、結構まわっただろ。こんなもんかな」
「……さすがに結構疲れたわ。足が痛い」
「メイドカフェ以外はずっと立ちっぱなし、歩きっぱなしだからな。お疲れ。どうだったアキバは?」
「想像以上に楽しかったわ」
「そりゃよかった」
俺は笑顔で言う。
「…………ありが、とう」
「え? なんだって?」
「あなたわざとやっているでしょう。礼を言ったのよ。今日は連れてきてくれてありがとう」
「ああ、べつに。もしなんかまた機会があったら一緒に来ようぜ」
「え、ええ。じゃあ、私はこれで」
「うん? だいたい帰る場所同じだろ? 一緒に電車乗ろうぜ」
「いえ、親が迎えに来てくれるから」
「おう、そうか」
てっきり電車できたと思ったが、親に送ってもらったのか。
わざわざアキバまで車で来たんだな。
環は別れの言葉を残し、俺のもとから去って行った。
俺は電気街口の改札に行き、電車に乗る
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