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第22話 好きだから、やめて
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俺たちは映画を観て、夕飯をショッピングモール内のファミレスで済ませた。
空馬が腹を摩りがなら笑顔で言う。
「んじゃあ、オレはバイトだからまたな。今度また4人で遊びに行こうぜ」
「うん! ばいばーい!」
「バイト頑張れよ」
「……ありがとう、ございました」
俺たちはそれぞれ空馬に声を掛け、ショッピングモールを出た。
時刻はいつの間にか19時を回っていた。
「そろそろ帰るか」
「ええ」
「ちょっと待って」
「どうした一ノ瀬?」
「あれ乗りたいな」
一ノ瀬は指さす。指さした方向には巨大な観覧車があった。
「えー、なんか怖くね? つーかもう遅いし」
「ちょっとぐらいいいじゃん! ね? 環ちゃん」
「え、ええ」
一ノ瀬は環の腕を掴み、環は戸惑っている。
「まあ、いっか」
――よく、なかった。
俺たちは大きな観覧車のもとまでゆき、チケットを買い、観覧車に乗った。
俺と環が隣に座り、俺の対面に一ノ瀬が座っている。
「ふぅ、やっと3人になった」
一ノ瀬は息をつく。
「なんだよその言い方。まるで空馬が邪魔だったみたいじゃねえか」
俺は一ノ瀬の物言いについ苦笑がこぼれれる。
「邪魔だったよ」
「え」
一ノ瀬は真っ直ぐ俺を見つめる。大きな瞳に吸い込まれそうだ。
「……ど、どうしたの?」
環も不安そうに一ノ瀬に問う。
「はっきりさせようか」
そう一ノ瀬は言って一瞬目を瞑り、目を開く。
「な、なにをだよ」
「ふたりの関係についてだよ」
「ふたりって」
「猪尾くんと環ちゃんの関係」
「お、俺たちの関係? それがどうしたんだよ」
一ノ瀬は大きな瞳を俺に向ける。
「――どうしてわたしにだけ嘘を付くの?」
茶色の瞳は俺たちを焦がしそうなほど真っ直ぐ強く向けられる。
「う、嘘って、なんのことだよ。いやーつか、ここでもうけっこう高いな。ぶっちゃけ怖い」
俺は一ノ瀬から目を逸らし、観覧車の外を見やる。
「環ちゃんは優しいね」
「……え」
「彼氏でもないただのクラスメイトにずっと勉強付き合ってあげて」
「っ」
環は怯んでしまう。
「一ノ瀬」
目を逸らさずにはいられなかった。
「猪尾くん。ふたりが嘘を付いてたのが悪いんだよ。しかも、わたしだけにね。織田くんはなんとなく気づいてるみたいだったけど……。もう1回聞くよ。
――どうしてわたしにだけ嘘を付いたの?」
再び大きな瞳を向けられる。真っ直ぐ受け止めることが怖かったが、逃げるわけにはいかなかった。もうこれ以上、嘘を貫き通すことはできないと思った。
「訳があるんだよ」
「わかってる。環ちゃんに社会性を持ってもらうためだよね」
「…………」
どうしてそれを知っている。
「そのために付き合っていることにして社会性を持っているように見せたんだよね」
「空馬から聞いたのか」
「ううん、見てればわかるよ。わたしがどれだけ猪尾くんを見てきて、今も見ていると思っているの?」
「見て……る?」
「そう、ずっと見てきた。猪尾くんは1年生の頃から変わらない。周りの目なんて気にせず常に自分の世界に入ってた。すごいって思った。だって普通、周りの目を気にするでしょ。しかもこのご時世にだよ。自分が社会性欠乏障害だっていうことに何の劣等感も抱いていない。むしろ見せびらかすように、ね」
「べつに、見せびらかせてたわけじゃねえよ」
「自分の好きなもののために真っ直ぐ進む。しかも、周りから疎まれて厄介ごととか押し付けられても黙って、何も文句を言わずにやってた。そんな真面目で強い猪尾くんのことも知ってる。環ちゃんはそんな猪尾くんを知ってた?」
「……それは」
知らなくて当然だ。俺と環はつい最近知り合ったんだ。前の俺のことなんて知らない。
でも、一ノ瀬も一年のときは違うクラスだった気がする。一ノ瀬は俺のことを一年の頃から知っていたのだ。まあ、たしかに学年でも悪目立ちしていたかもしれない。だが、それでも一ノ瀬が俺のことを知っていたことに驚いた。どうして、俺を見ていたのだろう。
「猪尾くんは強くて、かっこよくて純粋な人。病気なんて関係ない。猪尾くんそのものが素敵なの。それで、わたしはもっと猪尾くんを知りたくなった。それで、同じクラスになって学級委員長なんてやったんだ。それなら猪尾くんと話していても違和感ないでしょ?」
「そんな理由で委員長なんてやってたのか」
カウンセリング。そう銘打って俺に近づいてきたのは、俺がオタク病だから、じゃなかったのか。受給者証を拾われ、それで知られ、同情され、近づいてきたからじゃなかったのか。
かっこよくて純粋、素敵。俺とは正反対のものだ。一ノ瀬は俺に対しどんな感情を抱いているんだ。
『あるよ。だから俺だけじゃない。一ノ瀬もきっとお前のことを羨ましく思ってる』
以前、空馬と話したときに空馬が俺に言った言葉だ。
一ノ瀬が俺を羨んでいる? 俺みたいなしょうもない人間を?
「わたしにとっては、『そんな』なんてものじゃないんだよ。それで実際に猪尾くんと話してみてわかった。やっぱり自分の好きなものを貫き通しているかっこいい人なんだって」
一ノ瀬は楽しそうに微笑む。
自分の好きなものを貫き通す。『リアルには何も求めない』俺からしたらそれは当たり前なことだ。でも、一ノ瀬はそれを良しとしている。以前、スクールカーストの話をしたときに一ノ瀬は意外にもスクールカーストの存在を把握していた。
だから、一ノ瀬は周りの目を気にしている人間なんだ。それにも関わらず、一ノ瀬はわざわざ委員長になってまで俺に近づいてきた。それは、周りの目を気にする自分と正反対の俺に、興味を持っていた、からなのだろうか。
「……一ノ瀬さんは、宅也のことが好き、なの?」
環は恐る恐る一ノ瀬に尋ねる。
「かっこよくて素敵だなと思う。もっと話していたいと思う。その感情が好きだってことなら、わたしは猪尾くんのことが、好き」
「…………好き?」
あり得ない。納得できない。たしかに一ノ瀬は正反対の俺に対して興味を持ったのだろう。でも、それで、俺を好きになる原理がわからない。俺は鈍感系主人公じゃない。相手の好意に気づかないほど馬鹿じゃないと思っている。でも――
俺はまともにリアルと向き合っていない。誰かの気持ちを考えていない。
俺は、一ノ瀬の気持ちを理解しようともしていなかった。
俺は……人の気持ちを知ろうともしない、最低なクズ野郎だった、のか。
何が鈍感系主人公じゃない、だ。鈍感で許されるものじゃない。
心の奥底で俺は、誰かに自分を受け入れてほしいと思っていた。一ノ瀬は俺を受け入れてくれていたんだ。でも、俺は一ノ瀬の好意も知らず、疑ってばかりだった。
それはつまり、今の環との偽物関係は、一ノ瀬のことをまったく考えていない最低な行動だったんだ。俺は、自分のことしか考えていない、俺を見下し、執拗な弄りをして俺の気持ちを考えようともしないクズ野郎と……一緒、だったんだ。
一ノ瀬にとってこの偽物恋人関係は、とても残酷なものだったんだ。
「やっぱり、そうだったんだ」
環は目を細める。
「だから、わたしは今の猪尾くんと環ちゃんの関係を肯定できない。だって、本当のカップルには思えない。ふたりとも、お互いが恋愛対象として好きで一緒にいるとはとてもじゃないけど思えないもん」
「…………」
そりゃそうだよな。今まで偽物のカップルとして何もできていない。むしろ俺はカップルとしては矛盾した行動をしてしまった。
たとえ、それが環を思ってやったつもりでも、カップルとして正しい選択じゃなかった。
この偽物恋人関係で俺は、何もできていない。それどころか一ノ瀬と環の負担にしかなっていなかったのだ。
「ふたりは何がしたいの?」
「それは――」
「私と宅也は付き合っています」
俺の言葉を遮るように環は口を開く。
「でも、それは一ノ瀬さんの言う通り嘘です」
環は俯きながら呟くように言う。
「やっぱりそうなんだね。それで、どうしてそんなことしようと思ったの?」
「私たちは社会性のない人間だと思っています。でもそれを否定するために恋人関係になろうとしたんです」
「知ってる。でも、それはちゃんとできていないよね」
「…………はい」
「じゃあ、やめてよ」
一ノ瀬は普段見せない真剣で、どこか敵意のある目を環に向ける。
「っ、なんで一ノ瀬にそんなこと言われなきゃなんないんだよ」
問うても、わかっていた。そう言われるのが自然だ。
「わたしが、猪尾くんのことが好きだから」
空馬が腹を摩りがなら笑顔で言う。
「んじゃあ、オレはバイトだからまたな。今度また4人で遊びに行こうぜ」
「うん! ばいばーい!」
「バイト頑張れよ」
「……ありがとう、ございました」
俺たちはそれぞれ空馬に声を掛け、ショッピングモールを出た。
時刻はいつの間にか19時を回っていた。
「そろそろ帰るか」
「ええ」
「ちょっと待って」
「どうした一ノ瀬?」
「あれ乗りたいな」
一ノ瀬は指さす。指さした方向には巨大な観覧車があった。
「えー、なんか怖くね? つーかもう遅いし」
「ちょっとぐらいいいじゃん! ね? 環ちゃん」
「え、ええ」
一ノ瀬は環の腕を掴み、環は戸惑っている。
「まあ、いっか」
――よく、なかった。
俺たちは大きな観覧車のもとまでゆき、チケットを買い、観覧車に乗った。
俺と環が隣に座り、俺の対面に一ノ瀬が座っている。
「ふぅ、やっと3人になった」
一ノ瀬は息をつく。
「なんだよその言い方。まるで空馬が邪魔だったみたいじゃねえか」
俺は一ノ瀬の物言いについ苦笑がこぼれれる。
「邪魔だったよ」
「え」
一ノ瀬は真っ直ぐ俺を見つめる。大きな瞳に吸い込まれそうだ。
「……ど、どうしたの?」
環も不安そうに一ノ瀬に問う。
「はっきりさせようか」
そう一ノ瀬は言って一瞬目を瞑り、目を開く。
「な、なにをだよ」
「ふたりの関係についてだよ」
「ふたりって」
「猪尾くんと環ちゃんの関係」
「お、俺たちの関係? それがどうしたんだよ」
一ノ瀬は大きな瞳を俺に向ける。
「――どうしてわたしにだけ嘘を付くの?」
茶色の瞳は俺たちを焦がしそうなほど真っ直ぐ強く向けられる。
「う、嘘って、なんのことだよ。いやーつか、ここでもうけっこう高いな。ぶっちゃけ怖い」
俺は一ノ瀬から目を逸らし、観覧車の外を見やる。
「環ちゃんは優しいね」
「……え」
「彼氏でもないただのクラスメイトにずっと勉強付き合ってあげて」
「っ」
環は怯んでしまう。
「一ノ瀬」
目を逸らさずにはいられなかった。
「猪尾くん。ふたりが嘘を付いてたのが悪いんだよ。しかも、わたしだけにね。織田くんはなんとなく気づいてるみたいだったけど……。もう1回聞くよ。
――どうしてわたしにだけ嘘を付いたの?」
再び大きな瞳を向けられる。真っ直ぐ受け止めることが怖かったが、逃げるわけにはいかなかった。もうこれ以上、嘘を貫き通すことはできないと思った。
「訳があるんだよ」
「わかってる。環ちゃんに社会性を持ってもらうためだよね」
「…………」
どうしてそれを知っている。
「そのために付き合っていることにして社会性を持っているように見せたんだよね」
「空馬から聞いたのか」
「ううん、見てればわかるよ。わたしがどれだけ猪尾くんを見てきて、今も見ていると思っているの?」
「見て……る?」
「そう、ずっと見てきた。猪尾くんは1年生の頃から変わらない。周りの目なんて気にせず常に自分の世界に入ってた。すごいって思った。だって普通、周りの目を気にするでしょ。しかもこのご時世にだよ。自分が社会性欠乏障害だっていうことに何の劣等感も抱いていない。むしろ見せびらかすように、ね」
「べつに、見せびらかせてたわけじゃねえよ」
「自分の好きなもののために真っ直ぐ進む。しかも、周りから疎まれて厄介ごととか押し付けられても黙って、何も文句を言わずにやってた。そんな真面目で強い猪尾くんのことも知ってる。環ちゃんはそんな猪尾くんを知ってた?」
「……それは」
知らなくて当然だ。俺と環はつい最近知り合ったんだ。前の俺のことなんて知らない。
でも、一ノ瀬も一年のときは違うクラスだった気がする。一ノ瀬は俺のことを一年の頃から知っていたのだ。まあ、たしかに学年でも悪目立ちしていたかもしれない。だが、それでも一ノ瀬が俺のことを知っていたことに驚いた。どうして、俺を見ていたのだろう。
「猪尾くんは強くて、かっこよくて純粋な人。病気なんて関係ない。猪尾くんそのものが素敵なの。それで、わたしはもっと猪尾くんを知りたくなった。それで、同じクラスになって学級委員長なんてやったんだ。それなら猪尾くんと話していても違和感ないでしょ?」
「そんな理由で委員長なんてやってたのか」
カウンセリング。そう銘打って俺に近づいてきたのは、俺がオタク病だから、じゃなかったのか。受給者証を拾われ、それで知られ、同情され、近づいてきたからじゃなかったのか。
かっこよくて純粋、素敵。俺とは正反対のものだ。一ノ瀬は俺に対しどんな感情を抱いているんだ。
『あるよ。だから俺だけじゃない。一ノ瀬もきっとお前のことを羨ましく思ってる』
以前、空馬と話したときに空馬が俺に言った言葉だ。
一ノ瀬が俺を羨んでいる? 俺みたいなしょうもない人間を?
「わたしにとっては、『そんな』なんてものじゃないんだよ。それで実際に猪尾くんと話してみてわかった。やっぱり自分の好きなものを貫き通しているかっこいい人なんだって」
一ノ瀬は楽しそうに微笑む。
自分の好きなものを貫き通す。『リアルには何も求めない』俺からしたらそれは当たり前なことだ。でも、一ノ瀬はそれを良しとしている。以前、スクールカーストの話をしたときに一ノ瀬は意外にもスクールカーストの存在を把握していた。
だから、一ノ瀬は周りの目を気にしている人間なんだ。それにも関わらず、一ノ瀬はわざわざ委員長になってまで俺に近づいてきた。それは、周りの目を気にする自分と正反対の俺に、興味を持っていた、からなのだろうか。
「……一ノ瀬さんは、宅也のことが好き、なの?」
環は恐る恐る一ノ瀬に尋ねる。
「かっこよくて素敵だなと思う。もっと話していたいと思う。その感情が好きだってことなら、わたしは猪尾くんのことが、好き」
「…………好き?」
あり得ない。納得できない。たしかに一ノ瀬は正反対の俺に対して興味を持ったのだろう。でも、それで、俺を好きになる原理がわからない。俺は鈍感系主人公じゃない。相手の好意に気づかないほど馬鹿じゃないと思っている。でも――
俺はまともにリアルと向き合っていない。誰かの気持ちを考えていない。
俺は、一ノ瀬の気持ちを理解しようともしていなかった。
俺は……人の気持ちを知ろうともしない、最低なクズ野郎だった、のか。
何が鈍感系主人公じゃない、だ。鈍感で許されるものじゃない。
心の奥底で俺は、誰かに自分を受け入れてほしいと思っていた。一ノ瀬は俺を受け入れてくれていたんだ。でも、俺は一ノ瀬の好意も知らず、疑ってばかりだった。
それはつまり、今の環との偽物関係は、一ノ瀬のことをまったく考えていない最低な行動だったんだ。俺は、自分のことしか考えていない、俺を見下し、執拗な弄りをして俺の気持ちを考えようともしないクズ野郎と……一緒、だったんだ。
一ノ瀬にとってこの偽物恋人関係は、とても残酷なものだったんだ。
「やっぱり、そうだったんだ」
環は目を細める。
「だから、わたしは今の猪尾くんと環ちゃんの関係を肯定できない。だって、本当のカップルには思えない。ふたりとも、お互いが恋愛対象として好きで一緒にいるとはとてもじゃないけど思えないもん」
「…………」
そりゃそうだよな。今まで偽物のカップルとして何もできていない。むしろ俺はカップルとしては矛盾した行動をしてしまった。
たとえ、それが環を思ってやったつもりでも、カップルとして正しい選択じゃなかった。
この偽物恋人関係で俺は、何もできていない。それどころか一ノ瀬と環の負担にしかなっていなかったのだ。
「ふたりは何がしたいの?」
「それは――」
「私と宅也は付き合っています」
俺の言葉を遮るように環は口を開く。
「でも、それは一ノ瀬さんの言う通り嘘です」
環は俯きながら呟くように言う。
「やっぱりそうなんだね。それで、どうしてそんなことしようと思ったの?」
「私たちは社会性のない人間だと思っています。でもそれを否定するために恋人関係になろうとしたんです」
「知ってる。でも、それはちゃんとできていないよね」
「…………はい」
「じゃあ、やめてよ」
一ノ瀬は普段見せない真剣で、どこか敵意のある目を環に向ける。
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