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第六十四話:あばずれママの試射
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急な坂の足場で二回休憩し、ロバ三匹と大砲は丘で待つフォルザの元にたどりついた。
自分で引いたわけでもないのに、将軍は荒い呼吸をしている。
鎧と兜の隙間からの汗で濡れて上気したうなじがのぞく。
「ロバ三頭でやっとのことです。根本的に馬力が足りてません」アストレアがいう。
「じゃこれからは駄馬を使いましょ。さて、将軍。この大砲、試し打ちしたことある?」
「ないですね」
「実はあたしもないの。だから景気付けに一発試射と洒落こもうと思うの」
「狙いはどこに?」
「無論、あの無礼な街の門にむけて。非礼には非礼でお返しするのがマナーじゃない?」
ちょうどそのとき騎士がうんしょうんしょいいながら、小ぶりなメロンサイズの弾を運んできた。
「将軍! 弾、運んできました!!」
騎士は黒い弾を地面にぽいっと投げた。
「バカ者!」
アストレアが怒鳴りつける。
「へい!」
騎士は雷を浴びたように直立不動になる。
「それは鉄の弾じゃないぞ。榴弾だ! 爆弾だぞ」
「え? これって爆弾なの!?」
騎士がまじまじと見つめた。たしかに弾からネズミの尻尾のような導火線が生えている。
「そうだ」
「じゃ、乱暴にあつかうと爆発しちゃうの? まるであたしみたい」
「手荒にあつかうとそなたが爆発するかどうかはわたしの知るところではないが、そうだ。衝撃で爆発する」
「え、え、え、そうなの。危険なヤツなのね。逃げなきゃ……ご、ごめんなさい。じゃ、じゃじゃ、じゃあ、わたくしめはこれで失礼いたします」
騎士は一礼すると逃げるように丘を下りていった。
「まったく昨今の騎士は万事に粗暴で困ります」
将軍がボヤく。
「いいことじゃない。粗暴じゃなきゃ戦場じゃ使い物にならないわ」
「刀槍なら力任せでもなんとかなりますが、最新の兵器はそうはいきません。知識と手先の器用さも必要ですよ」
フォルザとアストレアのやりとりを見守っていたフランケンナンチャラとかいうキンキン声のバカが、キンキン声でしゃしゃり出てきた。
「みなさま、砲の扱いにはお困りで」
「ええ、そうなの。携行式の大砲ははじめてあつかうから。ブライアンフォークさん、あなた心得があるの?」
「ファルケンハインです」キンキン声のバカが訂正した。
「実のところ大砲を扱ったことはありませんが、使い方は本で読みました」
ほら、これだ。おしゃべりだけが取り柄の上から目線の耳年増め。
だいたいこういうヤツは机上の屁理屈をこねるのはうまいが、実戦ではなんの役も立たないってのが相場よ。
「ずぶの素人よりはマシってところ?」
「そんなところです」
「せっかくついてきてくれたんだから、この子のお守りを頼もうかしら。なにかあったらいってくれる? 手伝うから」
「ありがとうございます」
それからキンキン声のバカは、雑巾で砲の中をふいてみたり怪しげな黒い粉を入れたり砲の角度を調整したりした。
「準備完了です」
キンキン声がいった。
砲の先端は街の門を向いている。
「市民が門を出入りしているわ。なにも知らない無辜の人々を巻き込むわけにはいかない。だれもいない壁の端っこを狙いましょう、あえてね。警告の一撃よ」
「かしこまりました」キンキン声のバカは砲の角度を調整した。
「これでよし。ただあいにく今は昼です。きれいな火花は見れないでしょう」バカがいう。
「大音量だけで十分。目覚まし代わりに住民を驚かせてやりましょう。あたしをコケにした罰よ」
フォルザはピンク色の歯茎を見せてニシシと笑った。
「はーい、みんな注目。これから面白いことが起るわよ。街のほうを見てて」
「だれが点火しますか?」
「あたしじゃだめ?」フォルザがいう。
「ダメです」アストレアが口をはさんだ。
「鋳造の不具合で稀に砲後部が爆発することがあると聞いております。閣下にもしものことがあったら一大事です。こういうときは使い減りしないうちのセリーズを使いましょう」
「ええー、おもしろくない」フォルザが不平をいう。
「とにかく、フォルザさまは後ろで見ててください。セリーズ! セリーズ!」
アストレアが大声でセリーズを呼んだ。
「なになに」セリーズが恐れを知らぬ小猫のように興味津々で近寄ってくる。
「どうすれば火薬に点火できるんだ?」アストレアがキンキン声のバカに聞く。
「砲身の後ろの火穴にこいつを突っ込むだけです」
キンキン声のバカは手にした棒を掲げてみせた。
先端はかぎづめ状で、なんらかの可燃物がくっついている。
可燃物にはすでに火がついているようで、細い煙が立ち上っている。
「熱々の棒を穴に突っ込むと花火がどかん! 卑猥ねえ。ブラウンシュガーさん、あなたが考案したの? あなたも隅に置けないじゃない」
「いえ、ごくごく一般的な方法ですよ」
フォルザの猥雑なジョークにキンキン声のバカはすまし顔でこたえる。
アストレアがセリーズにいった。
「理解できたか、セリーズ」
「うん。この先っちょを穴の中に突っ込むだけだね」
「火がついたらすぐに離れてください。それと、くれぐれも砲の真後ろに近づかないで。撃った反動で砲身が転がってきますよ」
「わかったよ、わかった」セリーズがこたえる。
キンキン声のバカが火付け棒をセリーズに手渡す。
「じゃ、これから榴弾に火をつけます。これ以降は発砲中止はできませんからね」
キンキン声のバカは地面に置かれた爆弾を拾い上げると、波平の毛みたいにちょろりと伸びた導火線に火をつけた。
「内部で爆発しないように導火線は少し長めにしてます。で、弾が込め終わったらすぐに大砲に着火してくださいね。さもないと大砲の中で爆弾が破裂してわたしたちがドカーン、ですからね」
「了解!」
「いきますよ」
キンキン声のバカが砲口に爆弾をつめた。さらに棒を使って奥までしっかりと押し込む。
「みなさん、逃げてください」
フォルザをはじめとする野次馬たちが、パッと物陰に隠れた。
棒を持ったセリーズだけが取り残された。
「は、早く大砲に着火を……」キンキン声のバカがいう。
「わ、わかったよ」
セリーズがへっぴり腰で点火棒を火穴に突っ込む。
瞬間――
爆轟が腹をゆるがし、閃光がしっかり閉じたまぶたの上から瞳を灼いた。
「わわわわ」
遅れてセリーズが声を悲鳴を上げる。
発射が終わるや否や、おれは隠れていた木陰から首を伸ばす。
ゴマ粒みたいな爆弾がアーチをえがいて灰色の街に飛んでいくのが見えた。
飛翔するゴマ粒は街外れの壁にぶつかって、ピンポン玉のように跳ね返り――
光が爆ぜ、白い煙が上がる。
きっかり一秒おくれて遠雷のような爆音が街の方から聞こえた。
刺激臭のある煙が流れ、おれは鼻をおおった。
秋風が吹く。
灰色の煙はたなびき、砲撃を受けた街があらわになった。
石積みは傷一つ見えない。
フォルザの放った爆弾はまったく効いていない。
にわかに門のあたりが騒がしくなっていた。
衛兵たちが、巣穴に水を注ぎこまれた蟻のように右往左往している。
ゆっくりと錆色の大扉が閉じていくのが見えた。
どさりと重くやわらかい感触が頭上にあった。
振り返ると「あら」といった表情のフォルザがおれを見下ろしている。
「失礼ね。貝のように閉じ込もるのがあたしのド派手なプレゼントのお返し?」
やわらかい感触の正体はフォルザの胸だった。
どでかい胸がおれの頭頂部にのっている。
ちょっと邪魔だよ――
クレームが通じたのかフォルザがおれの頭に体重を預けるのをやめ、身を起こした。
脳天にのっていた人肌の水風船の重みが消える。
「これだけやってもネズミ一匹出て来やしない。しかたないわね。もうちょっと刺激的なのいっちゃおうかしら」
「隠し玉があるのか?」
「とっておきの奥の手があるのよ」
フォルザは大胆不敵な笑みを浮かべる。
「初耳だ」
「あら、不思議ね。ルー、あなたが一番よく知っていると思った」
「へ?」
「だってあたしの秘密兵器は、ね。ルー、あなた自身なのよ」
自分で引いたわけでもないのに、将軍は荒い呼吸をしている。
鎧と兜の隙間からの汗で濡れて上気したうなじがのぞく。
「ロバ三頭でやっとのことです。根本的に馬力が足りてません」アストレアがいう。
「じゃこれからは駄馬を使いましょ。さて、将軍。この大砲、試し打ちしたことある?」
「ないですね」
「実はあたしもないの。だから景気付けに一発試射と洒落こもうと思うの」
「狙いはどこに?」
「無論、あの無礼な街の門にむけて。非礼には非礼でお返しするのがマナーじゃない?」
ちょうどそのとき騎士がうんしょうんしょいいながら、小ぶりなメロンサイズの弾を運んできた。
「将軍! 弾、運んできました!!」
騎士は黒い弾を地面にぽいっと投げた。
「バカ者!」
アストレアが怒鳴りつける。
「へい!」
騎士は雷を浴びたように直立不動になる。
「それは鉄の弾じゃないぞ。榴弾だ! 爆弾だぞ」
「え? これって爆弾なの!?」
騎士がまじまじと見つめた。たしかに弾からネズミの尻尾のような導火線が生えている。
「そうだ」
「じゃ、乱暴にあつかうと爆発しちゃうの? まるであたしみたい」
「手荒にあつかうとそなたが爆発するかどうかはわたしの知るところではないが、そうだ。衝撃で爆発する」
「え、え、え、そうなの。危険なヤツなのね。逃げなきゃ……ご、ごめんなさい。じゃ、じゃじゃ、じゃあ、わたくしめはこれで失礼いたします」
騎士は一礼すると逃げるように丘を下りていった。
「まったく昨今の騎士は万事に粗暴で困ります」
将軍がボヤく。
「いいことじゃない。粗暴じゃなきゃ戦場じゃ使い物にならないわ」
「刀槍なら力任せでもなんとかなりますが、最新の兵器はそうはいきません。知識と手先の器用さも必要ですよ」
フォルザとアストレアのやりとりを見守っていたフランケンナンチャラとかいうキンキン声のバカが、キンキン声でしゃしゃり出てきた。
「みなさま、砲の扱いにはお困りで」
「ええ、そうなの。携行式の大砲ははじめてあつかうから。ブライアンフォークさん、あなた心得があるの?」
「ファルケンハインです」キンキン声のバカが訂正した。
「実のところ大砲を扱ったことはありませんが、使い方は本で読みました」
ほら、これだ。おしゃべりだけが取り柄の上から目線の耳年増め。
だいたいこういうヤツは机上の屁理屈をこねるのはうまいが、実戦ではなんの役も立たないってのが相場よ。
「ずぶの素人よりはマシってところ?」
「そんなところです」
「せっかくついてきてくれたんだから、この子のお守りを頼もうかしら。なにかあったらいってくれる? 手伝うから」
「ありがとうございます」
それからキンキン声のバカは、雑巾で砲の中をふいてみたり怪しげな黒い粉を入れたり砲の角度を調整したりした。
「準備完了です」
キンキン声がいった。
砲の先端は街の門を向いている。
「市民が門を出入りしているわ。なにも知らない無辜の人々を巻き込むわけにはいかない。だれもいない壁の端っこを狙いましょう、あえてね。警告の一撃よ」
「かしこまりました」キンキン声のバカは砲の角度を調整した。
「これでよし。ただあいにく今は昼です。きれいな火花は見れないでしょう」バカがいう。
「大音量だけで十分。目覚まし代わりに住民を驚かせてやりましょう。あたしをコケにした罰よ」
フォルザはピンク色の歯茎を見せてニシシと笑った。
「はーい、みんな注目。これから面白いことが起るわよ。街のほうを見てて」
「だれが点火しますか?」
「あたしじゃだめ?」フォルザがいう。
「ダメです」アストレアが口をはさんだ。
「鋳造の不具合で稀に砲後部が爆発することがあると聞いております。閣下にもしものことがあったら一大事です。こういうときは使い減りしないうちのセリーズを使いましょう」
「ええー、おもしろくない」フォルザが不平をいう。
「とにかく、フォルザさまは後ろで見ててください。セリーズ! セリーズ!」
アストレアが大声でセリーズを呼んだ。
「なになに」セリーズが恐れを知らぬ小猫のように興味津々で近寄ってくる。
「どうすれば火薬に点火できるんだ?」アストレアがキンキン声のバカに聞く。
「砲身の後ろの火穴にこいつを突っ込むだけです」
キンキン声のバカは手にした棒を掲げてみせた。
先端はかぎづめ状で、なんらかの可燃物がくっついている。
可燃物にはすでに火がついているようで、細い煙が立ち上っている。
「熱々の棒を穴に突っ込むと花火がどかん! 卑猥ねえ。ブラウンシュガーさん、あなたが考案したの? あなたも隅に置けないじゃない」
「いえ、ごくごく一般的な方法ですよ」
フォルザの猥雑なジョークにキンキン声のバカはすまし顔でこたえる。
アストレアがセリーズにいった。
「理解できたか、セリーズ」
「うん。この先っちょを穴の中に突っ込むだけだね」
「火がついたらすぐに離れてください。それと、くれぐれも砲の真後ろに近づかないで。撃った反動で砲身が転がってきますよ」
「わかったよ、わかった」セリーズがこたえる。
キンキン声のバカが火付け棒をセリーズに手渡す。
「じゃ、これから榴弾に火をつけます。これ以降は発砲中止はできませんからね」
キンキン声のバカは地面に置かれた爆弾を拾い上げると、波平の毛みたいにちょろりと伸びた導火線に火をつけた。
「内部で爆発しないように導火線は少し長めにしてます。で、弾が込め終わったらすぐに大砲に着火してくださいね。さもないと大砲の中で爆弾が破裂してわたしたちがドカーン、ですからね」
「了解!」
「いきますよ」
キンキン声のバカが砲口に爆弾をつめた。さらに棒を使って奥までしっかりと押し込む。
「みなさん、逃げてください」
フォルザをはじめとする野次馬たちが、パッと物陰に隠れた。
棒を持ったセリーズだけが取り残された。
「は、早く大砲に着火を……」キンキン声のバカがいう。
「わ、わかったよ」
セリーズがへっぴり腰で点火棒を火穴に突っ込む。
瞬間――
爆轟が腹をゆるがし、閃光がしっかり閉じたまぶたの上から瞳を灼いた。
「わわわわ」
遅れてセリーズが声を悲鳴を上げる。
発射が終わるや否や、おれは隠れていた木陰から首を伸ばす。
ゴマ粒みたいな爆弾がアーチをえがいて灰色の街に飛んでいくのが見えた。
飛翔するゴマ粒は街外れの壁にぶつかって、ピンポン玉のように跳ね返り――
光が爆ぜ、白い煙が上がる。
きっかり一秒おくれて遠雷のような爆音が街の方から聞こえた。
刺激臭のある煙が流れ、おれは鼻をおおった。
秋風が吹く。
灰色の煙はたなびき、砲撃を受けた街があらわになった。
石積みは傷一つ見えない。
フォルザの放った爆弾はまったく効いていない。
にわかに門のあたりが騒がしくなっていた。
衛兵たちが、巣穴に水を注ぎこまれた蟻のように右往左往している。
ゆっくりと錆色の大扉が閉じていくのが見えた。
どさりと重くやわらかい感触が頭上にあった。
振り返ると「あら」といった表情のフォルザがおれを見下ろしている。
「失礼ね。貝のように閉じ込もるのがあたしのド派手なプレゼントのお返し?」
やわらかい感触の正体はフォルザの胸だった。
どでかい胸がおれの頭頂部にのっている。
ちょっと邪魔だよ――
クレームが通じたのかフォルザがおれの頭に体重を預けるのをやめ、身を起こした。
脳天にのっていた人肌の水風船の重みが消える。
「これだけやってもネズミ一匹出て来やしない。しかたないわね。もうちょっと刺激的なのいっちゃおうかしら」
「隠し玉があるのか?」
「とっておきの奥の手があるのよ」
フォルザは大胆不敵な笑みを浮かべる。
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