34 / 88
第一章 乙女ゲームに転生した転性者は純潔を守るためバッドエンドを目指す
34.ダンスイベント
しおりを挟む
デボラ様...ブレイデン君の事が好きなんだよな...ビジネスパートナーの座は譲れないけど、恋の応援はしてあげるか...ぐすっ...俺は失恋したけど、デボラ様には幸せになって欲しい! これからは、同じ転生者の友達として接しよう!
ブレイデン君もめっちゃ良いやつだし、美人でお金持ちで公爵令嬢のデボラ様が相手なら、願ったり叶ったりだろう。
アンジェリカ
「ちょっと、デボラ様とブレイデン君にお願いが!」
ブレイデン
「何でしょうか?」
アンジェリカ
「ダンスとか久しぶりなので、どうやって踊ったらいいか忘れちゃったのですが、お手本で踊って頂けます?」
ブレイデン
「いいですよ」
デボラ
「え!? は、はい!」
デボラは憧れのブレイデン・ブラックにエスコートされ、ホールへと歩み出た。
運動神経の良いブレイデンだが、ダンスは不慣れなのか、少しぎこちない。
だが、夢にまで見た、ブレイデンとのダンスだ。
デボラの胸は陶酔と希望でいっぱいになった。
ブレイデン
「デボラ様、申し訳ありません」
デボラ
「え!?」
ダンスが下手な事を謝っているの?
ブレイデン
「勘違いとはいえ、私のために怒って下さった貴女に、失礼な態度を...」
あ、そっちなのですね。
デボラ
「いえ、失礼な態度など、全くありませんでしたわ。勘違いをしたワタクシが悪いのです」
ブレイデン
「アンジェリカのことになると、どうやら私は冷静ではないようです」
デボラ
「...それは...つまり...」
デボラは息を飲んだ。
デボラ
「アンジェリカ嬢の事を特別に思っていると?」
ブレイデンはキリッと整った顔を崩してふにゃりと笑った。
ブレイデン
「はい」
デボラの胸は一気に萎(しぼ)んだ。希望は絶望に変わり、甘さは消えて苦味が全身を包む。
デボラ
「そう、なのですね...」
デボラはステップを途中でやめて、立ち止まった。
ブレイデン
「大丈夫ですか? 私が何か失礼を?」
デボラ
「いえ、少し目が回ってしまったみたいです」
ブレイデン
「大変だ! すぐに休める場所に!」
ブレイデンがデボラをお姫様抱っこのように横抱きにして、控室のソファーへと運んだ。
ブレイデン
「少し水分をとるといいかもしれません。飲み物をとってきます!」
デボラ
「有難うございます」
ブレイデン君もめっちゃ良いやつだし、美人でお金持ちで公爵令嬢のデボラ様が相手なら、願ったり叶ったりだろう。
アンジェリカ
「ちょっと、デボラ様とブレイデン君にお願いが!」
ブレイデン
「何でしょうか?」
アンジェリカ
「ダンスとか久しぶりなので、どうやって踊ったらいいか忘れちゃったのですが、お手本で踊って頂けます?」
ブレイデン
「いいですよ」
デボラ
「え!? は、はい!」
デボラは憧れのブレイデン・ブラックにエスコートされ、ホールへと歩み出た。
運動神経の良いブレイデンだが、ダンスは不慣れなのか、少しぎこちない。
だが、夢にまで見た、ブレイデンとのダンスだ。
デボラの胸は陶酔と希望でいっぱいになった。
ブレイデン
「デボラ様、申し訳ありません」
デボラ
「え!?」
ダンスが下手な事を謝っているの?
ブレイデン
「勘違いとはいえ、私のために怒って下さった貴女に、失礼な態度を...」
あ、そっちなのですね。
デボラ
「いえ、失礼な態度など、全くありませんでしたわ。勘違いをしたワタクシが悪いのです」
ブレイデン
「アンジェリカのことになると、どうやら私は冷静ではないようです」
デボラ
「...それは...つまり...」
デボラは息を飲んだ。
デボラ
「アンジェリカ嬢の事を特別に思っていると?」
ブレイデンはキリッと整った顔を崩してふにゃりと笑った。
ブレイデン
「はい」
デボラの胸は一気に萎(しぼ)んだ。希望は絶望に変わり、甘さは消えて苦味が全身を包む。
デボラ
「そう、なのですね...」
デボラはステップを途中でやめて、立ち止まった。
ブレイデン
「大丈夫ですか? 私が何か失礼を?」
デボラ
「いえ、少し目が回ってしまったみたいです」
ブレイデン
「大変だ! すぐに休める場所に!」
ブレイデンがデボラをお姫様抱っこのように横抱きにして、控室のソファーへと運んだ。
ブレイデン
「少し水分をとるといいかもしれません。飲み物をとってきます!」
デボラ
「有難うございます」
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【完結】乙女ゲーム開始前に消える病弱モブ令嬢に転生しました
佐倉穂波
恋愛
転生したルイシャは、自分が若くして死んでしまう乙女ゲームのモブ令嬢で事を知る。
確かに、まともに起き上がることすら困難なこの体は、いつ死んでもおかしくない状態だった。
(そんな……死にたくないっ!)
乙女ゲームの記憶が正しければ、あと数年で死んでしまうルイシャは、「生きる」ために努力することにした。
2023.9.3 投稿分の改稿終了。
2023.9.4 表紙を作ってみました。
2023.9.15 完結。
2023.9.23 後日談を投稿しました。
痩せすぎ貧乳令嬢の侍女になりましたが、前世の技術で絶世の美女に変身させます
ちゃんゆ
恋愛
男爵家の三女に産まれた私。衝撃的な出来事などもなく、頭を打ったわけでもなく、池で溺れて死にかけたわけでもない。ごくごく自然に前世の記憶があった。
そして前世の私は…
ゴットハンドと呼ばれるほどのエステティシャンだった。
とあるお屋敷へ呼ばれて行くと、そこには細い細い風に飛ばされそうなお嬢様がいた。
お嬢様の悩みは…。。。
さぁ、お嬢様。
私のゴッドハンドで世界を変えますよ?
**********************
転生侍女シリーズ第三弾。
『おデブな悪役令嬢の侍女に転生しましたが、前世の技術で絶世の美女に変身させます』
『醜いと蔑まれている令嬢の侍女になりましたが、前世の技術で絶世の美女に変身させます』
の続編です。
続編ですが、これだけでも楽しんでいただけます。
前作も読んでいただけるともっと嬉しいです!
死亡予定の脇役令嬢に転生したら、断罪前に裏ルートで皇帝陛下に溺愛されました!?
六角
恋愛
「え、私が…断罪?処刑?――冗談じゃないわよっ!」
前世の記憶が蘇った瞬間、私、公爵令嬢スカーレットは理解した。
ここが乙女ゲームの世界で、自分がヒロインをいじめる典型的な悪役令嬢であり、婚約者のアルフォンス王太子に断罪される未来しかないことを!
その元凶であるアルフォンス王太子と聖女セレスティアは、今日も今日とて私の目の前で愛の劇場を繰り広げている。
「まあアルフォンス様! スカーレット様も本当は心優しい方のはずですわ。わたくしたちの真実の愛の力で彼女を正しい道に導いて差し上げましょう…!」
「ああセレスティア!君はなんて清らかなんだ!よし、我々の愛でスカーレットを更生させよう!」
(…………はぁ。茶番は他所でやってくれる?)
自分たちの恋路に酔いしれ、私を「救済すべき悪」と見なすめでたい頭の二人組。
あなたたちの自己満足のために私の首が飛んでたまるものですか!
絶望の淵でゲームの知識を総動員して見つけ出した唯一の活路。
それは血も涙もない「漆黒の皇帝」と万人に恐れられる若き皇帝ゼノン陛下に接触するという、あまりに危険な【裏ルート】だった。
「命惜しさにこの私に魂でも売りに来たか。愚かで滑稽で…そして実に唆る女だ、スカーレット」
氷の視線に射抜かれ覚悟を決めたその時。
冷酷非情なはずの皇帝陛下はなぜか私の悪あがきを心底面白そうに眺め、その美しい唇を歪めた。
「良いだろう。お前を私の『籠の中の真紅の鳥』として、この手ずから愛でてやろう」
その日から私の運命は激変!
「他の男にその瞳を向けるな。お前のすべては私のものだ」
皇帝陛下からの凄まじい独占欲と息もできないほどの甘い溺愛に、スカーレットの心臓は鳴りっぱなし!?
その頃、王宮では――。
「今頃スカーレットも一人寂しく己の罪を反省しているだろう」
「ええアルフォンス様。わたくしたちが彼女を温かく迎え入れてあげましょうね」
などと最高にズレた会話が繰り広げられていることを、彼らはまだ知らない。
悪役(笑)たちが壮大な勘違いをしている間に、最強の庇護者(皇帝陛下)からの溺愛ルート、確定です!
生まれ変わりも楽じゃない ~生まれ変わっても私はわたし~
こひな
恋愛
市川みのり 31歳。
成り行きで、なぜかバリバリのキャリアウーマンをやっていた私。
彼氏なし・趣味は食べることと読書という仕事以外は引きこもり気味な私が、とばっちりで異世界転生。
貴族令嬢となり、四苦八苦しつつ異世界を生き抜くお話です。
※いつも読んで頂きありがとうございます。誤字脱字のご指摘ありがとうございます。
醜いと蔑まれている令嬢の侍女になりましたが、前世の技術で絶世の美女に変身させます
ちゃんゆ
恋愛
男爵家の三女に産まれた私。衝撃的な出来事などもなく、頭を打ったわけでもなく、池で溺れて死にかけたわけでもない。ごくごく自然に前世の記憶があった。
そして前世の私は…
ゴットハンドと呼ばれるほどのエステティシャンだった。
とある侯爵家で出会った令嬢は、まるで前世のとあるホラー映画に出てくる貞◯のような風貌だった。
髪で顔を全て隠し、ゆらりと立つ姿は…
悲鳴を上げないと、逆に失礼では?というほどのホラーっぷり。
そしてこの髪の奥のお顔は…。。。
さぁ、お嬢様。
私のゴットハンドで世界を変えますよ?
**********************
『おデブな悪役令嬢の侍女に転生しましたが、前世の技術で絶世の美女に変身させます』の続編です。
続編ですが、これだけでも楽しんでいただけます。
前作も読んでいただけるともっと嬉しいです!
転生侍女シリーズ第二弾です。
短編全4話で、投稿予約済みです。
よろしくお願いします。
悪役令嬢に転生したので地味令嬢に変装したら、婚約者が離れてくれないのですが。
槙村まき
恋愛
スマホ向け乙女ゲーム『時戻りの少女~ささやかな日々をあなたと共に~』の悪役令嬢、リシェリア・オゼリエに転生した主人公は、処刑される未来を変えるために地味に地味で地味な令嬢に変装して生きていくことを決意した。
それなのに学園に入学しても婚約者である王太子ルーカスは付きまとってくるし、ゲームのヒロインからはなぜか「私の代わりにヒロインになって!」とお願いされるし……。
挙句の果てには、ある日隠れていた図書室で、ルーカスに唇を奪われてしまう。
そんな感じで悪役令嬢がヤンデレ気味な王子から逃げようとしながらも、ヒロインと共に攻略対象者たちを助ける? 話になるはず……!
第二章以降は、11時と23時に更新予定です。
他サイトにも掲載しています。
よろしくお願いします。
25.4.25 HOTランキング(女性向け)四位、ありがとうございます!
『悪役』のイメージが違うことで起きた悲しい事故
ラララキヲ
ファンタジー
ある男爵が手を出していたメイドが密かに娘を産んでいた。それを知った男爵は平民として生きていた娘を探し出して養子とした。
娘の名前はルーニー。
とても可愛い外見をしていた。
彼女は人を惹き付ける特別な外見をしていたが、特別なのはそれだけではなかった。
彼女は前世の記憶を持っていたのだ。
そして彼女はこの世界が前世で遊んだ乙女ゲームが舞台なのだと気付く。
格好良い攻略対象たちに意地悪な悪役令嬢。
しかしその悪役令嬢がどうもおかしい。何もしてこないどころか性格さえも設定と違うようだ。
乙女ゲームのヒロインであるルーニーは腹を立てた。
“悪役令嬢が悪役をちゃんとしないからゲームのストーリーが進まないじゃない!”と。
怒ったルーニーは悪役令嬢を責める。
そして物語は動き出した…………──
※!!※細かい描写などはありませんが女性が酷い目に遭った展開となるので嫌な方はお気をつけ下さい。
※!!※『子供が絵本のシンデレラ読んでと頼んだらヤバイ方のシンデレラを読まれた』みたいな話です。
◇テンプレ乙女ゲームの世界。
◇ふんわり世界観。ゆるふわ設定。
◇ご都合展開。矛盾もあるかも。
◇なろうにも上げる予定です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる