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更科灰音

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第51話:安藤から小麦へ

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-センパイオシゴトオワリデスヨゥ-

安藤の声で本日の業務終了が知らされる。
今週分の実装はざっくりと終った。予定通りだ。
あとは明日確認しながら調整して、明後日は予備日。
木曜と金曜は全力でサボる予定。自主的週休4日制だ。

さて、自由時間だ。
夕飯まではまだ時間がある。
異世界の方はどうなったかな?
「マスター。無事にリーゼロッテを発見した」
どれどれ?
おー!すごく増えてる。
「ジブリールが見つかってからは楽だった」
でもメイドが多いわね。
「なんと山田はメイド好きでしたか。目の前に居ます、好きなだけ愛でてよいのですよ?」
佳乃が花子にすり寄っている。

「これはジブリールの周りにメイドが多かっただけ・・・」
まあ、メイド長だからね。そりゃそうよ。
それに、ジブリールのメイド服と佳乃が着ているメイド服はだいぶ違う。
佳乃のはスカートがだいぶ短い。装飾も多い。
「この服は好みではありませんか?やはり王道のものも1着くらい用意しておくべきでしたか・・・」
佳乃が変な方向に悩み始めた。

ピンポーンピポピポピポピンポーン

この鳴らし方は安藤ね?何でまたうちに来たのかしら?
「さすがご主人様、今日も泊める約束をナチュラルに記憶から消去しています」
ああ、そう言えば朝駄々をこねる安藤を説得するときにそんな約束したっけ?

「先輩、ただいまです。あなたの小麦が帰ってきましたよぅ!」
そう言っていきなり抱き着いてくる。
「それはそれとしてすごい大荷物ですね?」
安藤の後ろには3~4伯は出来そうな巨大なスーツケースがある。
「これは当面の着替えとかですよぅ」
何でそんなに大量に・・・
「それはもちろん私もここに住むからですよぅ」
は!?
今なんと?
安藤があたしの家に住む?
「安藤じゃないですよぅ。小麦です。こ・む・ぎ!」
はあ?まったく、どうしちゃったのかしら?

「うぅ、昨晩はあんなに激しく私の肉体をむさぼっていたというのに・・・所詮もてあそばれただけだったんすね・・・メイドちゃんや黒音ちゃんも気を付けたほうがいいっすよ?」
むさぼ・・・え?どういうこと?あたし何かやらかした?
「今朝、私が目を覚ました時にはご主人様が安藤に抱き着いて胸を揉んでいました」
え?
確かに朝は寝ぼけて安藤に抱き着いていたかも?
もしかして、それで勘違いした?
「わかったわよ。しばらくの間だけよ?」
しぶしぶと安藤の宿泊を許可する。

「安心して欲しいっす!私もそこまでわがままではないっす。本妻にしろとは言わないっすよ、2号でも3号でも問題ないっす!」
それはもしかして、佳乃と花子も数に入っている?
「メイドちゃんや黒音ちゃんと一緒にかわいがってもらえれば満足っす」
ああ、やっぱりそうなのね・・・
「ちなみにお二人はどこまでいってるんすか?」
いやいやいや、どこまでもいってないよ?二人ともまだ学生だし・・・
「という事は学生でなくなればご主人様にあんなことやこんなことをしていただける!?」
ちゃんと高校を卒業しないとダメよ?
「それだと黒音は後4年もガマンしないとダメ?さすがに無理かも・・・」
いくらなんでもさすがに中学生はアウトだ。
「先輩、私は大人なので全く問題ないっすよ?」

安藤・・・いや、小麦って今何歳だっけ?
「乙女の年齢を聞くのはマナー違反ですよぅ」
むしろ乙女なのか?
「乙女っすよ!先輩は私が誰にでも身体を許すようなビッチだと思ってるっすか!?」
いや、佳乃や花子と同時にしてほしいとか、色々ディープな経験を積んでるのかと・・・
それはそれとして、確か専門学校卒業して入社してから2年目だから・・・22歳か。
あたしは32歳だから10歳年下なのか・・・
もっとも、肉体的には推定10歳なんだけど・・・
むしろあたしの身体が成長しないのが一番の問題?
って、何みんなと色々なことをする前提で考えてるのよ!?

「なるほど、お風呂も一緒に入ってるっすね?」
はっ!考え事をしてるうちに小麦が二人から聞き取り調査をしてる!
「お嬢様が私に自分の身体をスポンジにして身体を洗えと・・・」
何ウソを吹き込んでるのよ!あれは佳乃が自主的に勝手にやったんじゃない!
「でも、事実なんすね?」
小麦があたしのことをジトッとした目で見る。
「ずるいっす!私も先輩のことを洗いたいっす!」
はいはい、わかったわよ。

「黒音はマスターに胸を揉まれた」
小麦がさっきよりも一層ジトッとした目であたしを見つめる。
「先輩、ほかにも色々やらかしてそうっすね?」
ないよ!それほどやましいことはしていないはず。
「でも、中学生の胸を揉んだんすよね?立派な事案だと思うっす」
それは・・・花子の胸が大きくて佳乃よりも大きいんじゃないかと思って・・・
「ダウトっす!なぜメイドちゃんの胸のサイズを知ってるっすか?」
それはお風呂で見てるし・・・
「まったく、先輩がおっぱい大好きなのはわかったっす。大人である私の胸ならいくら揉んでも大丈夫ですよぅ・・・」
そう言いながら私の手を取って自分の胸に押し付ける。
「私のもそれなりにあると思うっすよ?」
確かに見た目よりも・・・ってそうじゃない!
そんなことよりも夕飯にしましょう!
「わかりました。すでに準備は出来ています」
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