母国アメリカと愛しきイタリア

ハーマ

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再会

親子の再会と仲間との再会

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ジーヴァン視点

ジーヴァン「暗いな……暗視ゴーグル着けろ」

イファーザと共に行動するようになって2週間  暗闇の方が戦えるジーヴァンは自分の暗視ゴーグルをイファーザに渡す

イファーザ「目が良いんだな」

ジーヴァン「単純に夜の方が目が利くだけ」

等と言いながらジーヴァンとイファーザは休み無しで漸く4つ目の町を越えて次の街に到着

ジーヴァン「…………」

なんとか5つ目の街に着いたはいいがそれなりに巡回兵が多く街の裏を通って近くのホテルへ

ジーヴァン「巡回兵が多いなこの街……」

イファーザ「元々ここは巡回兵が多いんだ  仲間はどこにいるって言ってたんだ?」

ジーヴァン「南の端って言っていたが……」

イファーザ「此処は東南だから結構近いな  朝になれば巡回兵が減るから夜に行くといい」

ジーヴァン  一緒に行動するようになってからだが……イタリア兵のいる場所や軍の構成知り過ぎじゃないか?

イファーザのその知識に僅かに疑問を抱くがそれのお陰で戦闘をしないで済んでいる

ジーヴァン「朝になったら仲間の所へ行こう  それまでは少し寝て体力を温存」

イファーザ「分かった」

朝の事を確認してジーヴァンとイファーザは僅かな休息

~朝~

ジーヴァン「ん……朝か……」

イファーザ「大丈夫か?ここまでほぼ休み無しでこの街まできてるのに……」

ジーヴァン「合流したらまだ休める……持つもの持って行こう」

寝起きでしかも身体がダルいジーヴァンはまだ眠そうな顔をしながらチェックアウト

ジーヴァン「本当に巡回兵少ないな」

イファーザ「夜に余り戦闘はしない主義なんだろ  朝は動きやすいから戦闘に行ってしまって兵は減るけど」

ジーヴァン「見つからないように行くか」

イファーザ  本当に大丈夫かよ……相当疲れ溜まってんぞ……いくら「大佐」で実績を積んでいても怪我をして3週間も眠って上で、背骨の傷が治らなかったのはかなり身体が疲弊して悲鳴をあげていると言う事……若いから余りそう言う感覚が分からないんだろうが……

ジーヴァンの身体を誰よりも心配するイファーザは「本当に「彼」に似ている」と思う……血が繋がっているだけある……と……

ルァーザ「ジーヴァン!!」

南に行くこと数十分  漸くルァーザ達と合流したジーヴァンとイファーザ

ルァーザ「隣の奴は?」

ジーヴァン「崖から落ちた時に介護してくれた人だ  ルイザーは?」

ルイザー「ジーヴァンさん」

ジーヴァン  流石に成人してからは大人っぽさが出たな……と言っても前から思っていたけど……

いつ見ても大人っぽさが出たルイザーに感心するジーヴァン

イファーザ「……ルイザー?」

ルイザー「………父……さん……?」

イファーザ「……ルイザー」

ルイザー「父さん!!」

何年もかけて漸く親子は再会した……大人になったルイザーと本当はずっと息子を心配し探していたイファーザ……

イファーザ「良かった……本当に良かった……」

ルイザー「父さん……」

ルイザーよりも身長の高いイファーザは最愛の息子を抱きしめて泣いていた……恐らく何かしらの理由で離れ離れになり単独で探していたのだろう

ジーヴァン「……イファーザは息子が2人いてその内の1人はルイザーの様に爆弾を背負わされて、テロ組織の人間の命令で、己の身体諸共敵を殲滅させられルイザーもそれをさせられる所だったらしい……」

イファーザとルイザーが何か話をしている時にジーヴァンはルァーザにその事を教える

ルァーザ「成程……って……ジーヴァンお前目の下の隈が凄いぞ?」

ジーヴァン「2週間出れここまで来た」

ルァーザ「お前な……寝てねえだろ?」

流石に疲労がピークに達しているジーヴァンを気遣ったルァーザは、突然ジーヴァンを横抱きにして自分の部屋に運ぶ

ルァーザ「そう言えば髪伸びたな」

ジーヴァン「今更かよ……( ̄^ ̄゜)」

ルァーザ「腰あたりまで伸びたか?今迄あまり見れなかったからな」

ジーヴァン「まぁ……切れるタイミングが……なか……た……」

ジーヴァンは睡魔の方が勝ったのか……ジーヴァンはルァーザの部屋に着く前に眠ってしまいルァーザが世話を焼く

ルァーザ「洗ってやるか……」

ジーヴァンはルァーザに心を開いているのでルァーザが勝手に身体を洗っても、別に「恥ずかしいからやめてくれ」としか言わない

ルァーザ「おーおー……髪綺麗だなぁ……身体も洗ってと……」

髪の長くなったジーヴァンはルァーザに髪を洗って貰い身体も洗う

ルァーザ「増えたな……傷跡……」

ルァーザはジーヴァンの身体に増えた傷跡に対してぼそっと呟く……

ジーヴァン「んー……」

相当熟睡しているのかジーヴァンはルァーザが身体を洗っている時も決して起きない

ルァーザ「…………」

ふとルァーザの中に浮かんだ言葉……

「The oath which continues forever(永久に続く誓い)」……自分が死ぬ前誰かに言われたその言葉……

ルァーザ「……夜神……レオン……歴史にも名を刻んだ「最古の能力者」……そして美しくも悲しい歳若き青年……」

最古の昔……人類が初めて「能力者」と呼ばれる存在を認めた時代があった……その中で最も古く名を今尚刻んでいるのは、正体並びに本名不明の21歳の青年「夜神  レオン」……

ルァーザ  彼はどこで産まれ何処で死んだのかさえ不明の未だ謎多き青年……だが彼は「輪廻」と呼ばれる歯車を幾度となく周りその力を隠しながら生きていると聞く……そして必要となれば己の力を使って本来会わない筈の人を巡り合わせることが出来るとも……誰よりも若く誰よりも強くして「死んだ」「最古の能力者」……彼は俺と会った……そして俺に対して何かを言った……何語だったのかは知らないが……かなり大事な事を……

一度の接点……それは彼が「試練」として与えた「今」を意味する

夜神「さぁて……どんな試練になるのやら」

夜神が与えた試練……それは後に分かる事……
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