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第一夜『星巡りの夜』
其之十三:星写しの人形
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天岐多邸に近づくにつれ、あちこちにぴかぴかと光る規制線のテープが張られているのを見受けるようになり、物々しい空気が漂ってきた。
そして今、あたし達の目の前で、がっちりと頑丈で見上げるように高い鉄格子が行く手を阻んでいる。
町の要所要所に設置されており普段は地下に収納されているが、テロや暴動などの非常時にはせり上がって通行を遮断するものだと聞いている。今は辺りは静まり返っているが、こんなものまで使われているとは天岐多邸には余程大勢の野次馬が詰めかけたのだろう。
ここを通れば真っ直ぐ目的地に辿り着けるけれど、これではどうしようもない。迂回しましょうと声をかけようとすると、綺也さまがじっと鉄格子を見つめている。どうするのかと見ていると、突然鉄格子の上部で光っていた警告灯が消え、ガガガガ、という重機のような音を立てながら鉄格子は地面の中へ引っ込んでしまった。
おそらく綺也さまが何かしたんだろうけど、何をしたのかは分からない。あたしが戸惑っていると、綺也さまはそのまますたすたと中に入ってしまった。
「ちょ、ちょっと綺也さま…!」
「…どうかしたか」
慌てて止めるも、振り返った綺也さまは相変わらずの無表情だった。むしろ、どこかキョトンとした風情すらある。「何か問題でも?」とでも言いたげだ。
ええいままよと、あたしも意を決して綺也さまの後について規制線の中に足を踏み入れた。何だか、自分がどんどん不良になっていっている気がする。
「ねぇ、あれって解除したままで大丈夫なの?」
「…120秒後に自動的に再起動する」
本来なら再起動を確認してから行動に移るが…と、綺也さまは続けてとんでもない事実を告げてきた。
「時間が無い。規制線を解除したことで、俺たちが侵入したことに追手も気付いたはずだ」
「お、追手!!?ちょっと待って、追手がかかってるなんて聞いてないわ!!」
「うむ。聞かれなかったので言わなかった」
「あああ~~~っ、いかにも人ならざる者って感じのセリフ!」
「よって、ここからは速やかに事を運びたい。……失礼」
「え、うわっ!?」
軽くパニックに陥っていると、突然体が浮き上がった。
次の瞬間には目の前に綺也さまの端正な顔があって、思わずドキリとする。じんわりと体が密着する感覚が伝わってきて、綺也さまに抱え上げられたのだと分かった。しかもこれは夢見る女子の憧れ、いわゆるお姫様抱っこというやつだ。
しかし、悠長に胸をときめかせている暇はなく──。
「しっかり掴まっていてくれ。右手が無いため、少々安定感が落ちる」
「ちょっと、待っ……ひ、ひええええぇぇっ!!?」
巨大なパチンコで弾かれた。おそらくそんな表現が合っているだろう。一瞬、凄まじい風と空気の壁に飛び込んだような感覚に襲われ、次にやってきたのは全身を包み込む浮遊感。
綺也さまがあたしを抱えたまま、とんでもない高さまで飛び上がったのだ。そのまま屋根の上をゴム毬が弾むようにポンポンと飛び移っていく。一体どんな身体能力をしているのだろう。さっきまでぎこちなく、のそのそと歩いていたのと同一人形とは思えない。
桃園谷の町の屋根屋根が眼下に広がっている。そんな事実が信じられず、あたしの口からは声にならない悲鳴がヒュウヒュウと漏れ出るばかりだ。
綺也さまの細い首に必死にしがみつき、恐怖から逃れようと思わずその顔を見上げ──そして視界に入ったものに、あたしは目を奪われた。
綺也さまの青白い顔に真っ暗な影が落ちていて、その闇の中で丸く大きな双眸がぼんやりと、妖しく美しく輝いている。
夜空を瞬きながら縦断する天の川を背負った、金と青の二つ星。
(ああ、アルビレオだわ)
白鳥座のβ星、天上の宝石とも称され、北十字の下端を担う最も有名で最も美しい二重星。
───織星綺也之介。この人形が、その名の通り星空をその身に写していることに、今更ながら気づかされた。
「…綺麗………」
場違いな言葉が、無意識に口から零れ落ちる。
あまりにも現実離れした状況と目の前の光景の美しさに、あたしはぼんやりと夢見心地に陥っていた。
ややあって、綺也さまがふわりと地面に舞い降りる。
優しく地面に降ろされ、恍惚としたままのあたしを正気に戻したのは、あたりに立ち込める焼け焦げた苦みのある臭い。そして目の前に広がる無残な景色だった。
「そんな……」
どうやら無事に天岐多邸の敷地内に辿り着けたようだけど、あまりの惨状にあたしは先程とは真逆の意味で呆然とした。
屋敷はまさに丸焼けだった。建物は全て焼け落ち、太い柱や梁が辛うじて化石のように骨組みを残している程度で、辺り一面焦げた瓦礫の山と化していた。火の大きさは、あたしの予想を大きく上回っていたようだ。諦めるのはまだ早いなんて呑気なことを言ってしまったけど、これではとても助かったとは思えなかった。
そんなあたしの考えを知ってか知らずが、綺也さまは進み出ると焼け跡を見回し始めた。
「綺也さま?何を…」
「…太一さまをお救いせねばならぬ。そのために必要な作業だ。済まぬが、しばらくそこで待っていてもらえぬか」
そう言うと綺也さまは瓦礫の中に踏み入り、煤で汚れるのも構わず片手でガタガタと瓦礫をどかし始めた。
その様子を見て、あたしは綺也さまの意図を悟った。
(綺也さま…ひょっとして、天岐多様がどうなったのか知ってて…?)
──知っていて、瓦礫の下から見つけ出そうとしているのか。
まだいくつか残煙もちらちらと立ち上っている中、綺也さまはひたすら焼け跡の中を探し続けている。
(……『お救いする』って……そういう意味、なのね…)
あたしは、黙って目の前の瓦礫に手をかけた。生まれてこの方チビだチビだと言われて続けてきたけれど、こう見えて職業上、腕力には平均身長の人たちにも負けない自信がある。
あたしが捜索に参加したことに綺也さまが気付き、その大きな目を瞠った。
「…小紅殿、そなたはこのような事をせずとも」
「いいの、あたしも手伝うわ。手伝わせて」
「………そうか。かたじけない」
一体どこまで健気なのだろうと、胸にこみ上げるものを必死で飲み込む。誤魔化すように作業を続けながら、あたしはさっきから気になっていたことを切り出した。
「それにしても、何だか妙ね?夜中とはいえ警備の人が一人もいないなんて。まだ天岐多様の……いえ、天岐多様も見つかっていないのに」
つい「ご遺体」と続けてしまいそうになり、慌てて取り繕う。幸い綺也さまは気にしていないようだが、代わりにあたしが気にする返事が返ってきた。
「…機巧警邏隊が動いている筈だ。この現場は人間の警官には危険すぎる」
「えっ」
パトロイド、とは確か警察が使う警察犬型アニマロイドのことだ。それは聞いたことがあるので良いけれど、後半は聞き捨てならない。
まさか、何か有毒ガスでも発生していたりするのだろうか。勝手な偏見だけれど、お偉方のお屋敷には何か怪しげな薬品とか兵器とかがひそかに保管されているイメージがある。
「ね、ねえ綺也さま。人間の警官には…ってことは、ひょっとしてあたしも危ないんじゃ…!?」
「…あった」
何かを発見したらしい声に我に返ると、綺也さまがひときわ大きな梁を軽々と持ち上げてどかすところだった。
覗き込むと、地面に頑丈そうな大きな扉があるのが見えた。
「これ、地下室?やっぱり怪しげな地下の実験施設が…!」
「シェルターだ」
手短な返事をしながら、綺也さまは扉の取っ手に手をかけて上へ持ち上げた。
ウイイン、という機械音と共に地下への扉が開き、内部の明かりが灯る。上の屋敷は焼けてしまったけれど、流石にシェルターの中は無事なようだ。
扉が開くと同時にむわっとする異臭が中から噴き出してきて、あたしは思わず顔を顰めた。
「うわ、何これ…変な臭い~~っ」
「…小紅殿。しばらくこの中に身を隠していてもらいたい」
「へ?なんで…?」
「太一さまをお救いせねばならぬ。その間、小紅殿の身の安全を確保するためだ」
「???」
…何やら、綺也さまの言葉とあたしの解釈の間に齟齬があったようである。救うとはご遺体を見つける事だと思っていたけれど、どうもそういう意味ではなさそうだ。
あたしの身の安全とはどういうことだろうか。捜索の間、瓦礫が崩れて危ないというのであれば、単に離れていれば良さそうなものだ。なのに、「身を隠せ」とは?
綺也さまは淡々と続けた。
「…俺はこれから、追手と接触する。おそらく戦う事になるだろう。だから」
「見ィ~~つけたァ~~~」
突然、綺也さまとは違う男性の声が上から降ってきた。同時にガチャ、と焼けた瓦が乾いた音を立てる。
見上げると、二人の人影が瓦礫の上からこちらを見下ろしていた。
星の光を背にした人影は黒々として、顔も身なりも判別できない。ただ、人影のちょうど両眼にあたる部分に丸い光がぼんやりと二つずつ点っている。そしてその左目では、小さな白い光がチカチカと忙しなく点滅していた。
「えっ、だ、誰…っ!?」
「…小紅殿」
綺也さまがスッとあたしの前に移動し、下がるように促す。
チキ…と、その左手が鯉口を切る音が、夜風に乗って消えていった。
そして今、あたし達の目の前で、がっちりと頑丈で見上げるように高い鉄格子が行く手を阻んでいる。
町の要所要所に設置されており普段は地下に収納されているが、テロや暴動などの非常時にはせり上がって通行を遮断するものだと聞いている。今は辺りは静まり返っているが、こんなものまで使われているとは天岐多邸には余程大勢の野次馬が詰めかけたのだろう。
ここを通れば真っ直ぐ目的地に辿り着けるけれど、これではどうしようもない。迂回しましょうと声をかけようとすると、綺也さまがじっと鉄格子を見つめている。どうするのかと見ていると、突然鉄格子の上部で光っていた警告灯が消え、ガガガガ、という重機のような音を立てながら鉄格子は地面の中へ引っ込んでしまった。
おそらく綺也さまが何かしたんだろうけど、何をしたのかは分からない。あたしが戸惑っていると、綺也さまはそのまますたすたと中に入ってしまった。
「ちょ、ちょっと綺也さま…!」
「…どうかしたか」
慌てて止めるも、振り返った綺也さまは相変わらずの無表情だった。むしろ、どこかキョトンとした風情すらある。「何か問題でも?」とでも言いたげだ。
ええいままよと、あたしも意を決して綺也さまの後について規制線の中に足を踏み入れた。何だか、自分がどんどん不良になっていっている気がする。
「ねぇ、あれって解除したままで大丈夫なの?」
「…120秒後に自動的に再起動する」
本来なら再起動を確認してから行動に移るが…と、綺也さまは続けてとんでもない事実を告げてきた。
「時間が無い。規制線を解除したことで、俺たちが侵入したことに追手も気付いたはずだ」
「お、追手!!?ちょっと待って、追手がかかってるなんて聞いてないわ!!」
「うむ。聞かれなかったので言わなかった」
「あああ~~~っ、いかにも人ならざる者って感じのセリフ!」
「よって、ここからは速やかに事を運びたい。……失礼」
「え、うわっ!?」
軽くパニックに陥っていると、突然体が浮き上がった。
次の瞬間には目の前に綺也さまの端正な顔があって、思わずドキリとする。じんわりと体が密着する感覚が伝わってきて、綺也さまに抱え上げられたのだと分かった。しかもこれは夢見る女子の憧れ、いわゆるお姫様抱っこというやつだ。
しかし、悠長に胸をときめかせている暇はなく──。
「しっかり掴まっていてくれ。右手が無いため、少々安定感が落ちる」
「ちょっと、待っ……ひ、ひええええぇぇっ!!?」
巨大なパチンコで弾かれた。おそらくそんな表現が合っているだろう。一瞬、凄まじい風と空気の壁に飛び込んだような感覚に襲われ、次にやってきたのは全身を包み込む浮遊感。
綺也さまがあたしを抱えたまま、とんでもない高さまで飛び上がったのだ。そのまま屋根の上をゴム毬が弾むようにポンポンと飛び移っていく。一体どんな身体能力をしているのだろう。さっきまでぎこちなく、のそのそと歩いていたのと同一人形とは思えない。
桃園谷の町の屋根屋根が眼下に広がっている。そんな事実が信じられず、あたしの口からは声にならない悲鳴がヒュウヒュウと漏れ出るばかりだ。
綺也さまの細い首に必死にしがみつき、恐怖から逃れようと思わずその顔を見上げ──そして視界に入ったものに、あたしは目を奪われた。
綺也さまの青白い顔に真っ暗な影が落ちていて、その闇の中で丸く大きな双眸がぼんやりと、妖しく美しく輝いている。
夜空を瞬きながら縦断する天の川を背負った、金と青の二つ星。
(ああ、アルビレオだわ)
白鳥座のβ星、天上の宝石とも称され、北十字の下端を担う最も有名で最も美しい二重星。
───織星綺也之介。この人形が、その名の通り星空をその身に写していることに、今更ながら気づかされた。
「…綺麗………」
場違いな言葉が、無意識に口から零れ落ちる。
あまりにも現実離れした状況と目の前の光景の美しさに、あたしはぼんやりと夢見心地に陥っていた。
ややあって、綺也さまがふわりと地面に舞い降りる。
優しく地面に降ろされ、恍惚としたままのあたしを正気に戻したのは、あたりに立ち込める焼け焦げた苦みのある臭い。そして目の前に広がる無残な景色だった。
「そんな……」
どうやら無事に天岐多邸の敷地内に辿り着けたようだけど、あまりの惨状にあたしは先程とは真逆の意味で呆然とした。
屋敷はまさに丸焼けだった。建物は全て焼け落ち、太い柱や梁が辛うじて化石のように骨組みを残している程度で、辺り一面焦げた瓦礫の山と化していた。火の大きさは、あたしの予想を大きく上回っていたようだ。諦めるのはまだ早いなんて呑気なことを言ってしまったけど、これではとても助かったとは思えなかった。
そんなあたしの考えを知ってか知らずが、綺也さまは進み出ると焼け跡を見回し始めた。
「綺也さま?何を…」
「…太一さまをお救いせねばならぬ。そのために必要な作業だ。済まぬが、しばらくそこで待っていてもらえぬか」
そう言うと綺也さまは瓦礫の中に踏み入り、煤で汚れるのも構わず片手でガタガタと瓦礫をどかし始めた。
その様子を見て、あたしは綺也さまの意図を悟った。
(綺也さま…ひょっとして、天岐多様がどうなったのか知ってて…?)
──知っていて、瓦礫の下から見つけ出そうとしているのか。
まだいくつか残煙もちらちらと立ち上っている中、綺也さまはひたすら焼け跡の中を探し続けている。
(……『お救いする』って……そういう意味、なのね…)
あたしは、黙って目の前の瓦礫に手をかけた。生まれてこの方チビだチビだと言われて続けてきたけれど、こう見えて職業上、腕力には平均身長の人たちにも負けない自信がある。
あたしが捜索に参加したことに綺也さまが気付き、その大きな目を瞠った。
「…小紅殿、そなたはこのような事をせずとも」
「いいの、あたしも手伝うわ。手伝わせて」
「………そうか。かたじけない」
一体どこまで健気なのだろうと、胸にこみ上げるものを必死で飲み込む。誤魔化すように作業を続けながら、あたしはさっきから気になっていたことを切り出した。
「それにしても、何だか妙ね?夜中とはいえ警備の人が一人もいないなんて。まだ天岐多様の……いえ、天岐多様も見つかっていないのに」
つい「ご遺体」と続けてしまいそうになり、慌てて取り繕う。幸い綺也さまは気にしていないようだが、代わりにあたしが気にする返事が返ってきた。
「…機巧警邏隊が動いている筈だ。この現場は人間の警官には危険すぎる」
「えっ」
パトロイド、とは確か警察が使う警察犬型アニマロイドのことだ。それは聞いたことがあるので良いけれど、後半は聞き捨てならない。
まさか、何か有毒ガスでも発生していたりするのだろうか。勝手な偏見だけれど、お偉方のお屋敷には何か怪しげな薬品とか兵器とかがひそかに保管されているイメージがある。
「ね、ねえ綺也さま。人間の警官には…ってことは、ひょっとしてあたしも危ないんじゃ…!?」
「…あった」
何かを発見したらしい声に我に返ると、綺也さまがひときわ大きな梁を軽々と持ち上げてどかすところだった。
覗き込むと、地面に頑丈そうな大きな扉があるのが見えた。
「これ、地下室?やっぱり怪しげな地下の実験施設が…!」
「シェルターだ」
手短な返事をしながら、綺也さまは扉の取っ手に手をかけて上へ持ち上げた。
ウイイン、という機械音と共に地下への扉が開き、内部の明かりが灯る。上の屋敷は焼けてしまったけれど、流石にシェルターの中は無事なようだ。
扉が開くと同時にむわっとする異臭が中から噴き出してきて、あたしは思わず顔を顰めた。
「うわ、何これ…変な臭い~~っ」
「…小紅殿。しばらくこの中に身を隠していてもらいたい」
「へ?なんで…?」
「太一さまをお救いせねばならぬ。その間、小紅殿の身の安全を確保するためだ」
「???」
…何やら、綺也さまの言葉とあたしの解釈の間に齟齬があったようである。救うとはご遺体を見つける事だと思っていたけれど、どうもそういう意味ではなさそうだ。
あたしの身の安全とはどういうことだろうか。捜索の間、瓦礫が崩れて危ないというのであれば、単に離れていれば良さそうなものだ。なのに、「身を隠せ」とは?
綺也さまは淡々と続けた。
「…俺はこれから、追手と接触する。おそらく戦う事になるだろう。だから」
「見ィ~~つけたァ~~~」
突然、綺也さまとは違う男性の声が上から降ってきた。同時にガチャ、と焼けた瓦が乾いた音を立てる。
見上げると、二人の人影が瓦礫の上からこちらを見下ろしていた。
星の光を背にした人影は黒々として、顔も身なりも判別できない。ただ、人影のちょうど両眼にあたる部分に丸い光がぼんやりと二つずつ点っている。そしてその左目では、小さな白い光がチカチカと忙しなく点滅していた。
「えっ、だ、誰…っ!?」
「…小紅殿」
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チキ…と、その左手が鯉口を切る音が、夜風に乗って消えていった。
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