王族の花嫁

いずみ

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鳥居の神様

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 誰かが呼んでいる、いつもの夢だろう。また知らない人が俺を呼んでいる。それはいつもよりも近くで声が聞こえてきた。初めて、何と言ったか聞き取れた。
【どうか、神様から祝福を受けてね】そう言うと、その人物はぼんやりと薄くなっていく、あぁ、夢から醒めるのだと分かった。だが、神様という言葉。この子は一体? そう俺が思っていると目がゆっくりと開き、ベッドの上で寝ているのが分かった。だが、お腹に両腕で巻きつかれて、背中に人の気配がする。俺は一体どんな状況になっているんだ? 寝る前の事を思い出してみると、俺ってばもう少しで無理矢理セックスされそうになったんだよな、何もされなくて良かった。それと同時に、それだけ俺を好きな紅玉に悪いと思った。だって、俺は紅玉を好きではないのだ。同じ想いを返せないから、どうか紅玉には俺以外の王族と結婚してほしかった。だが、紅玉本人が嫌がっていたので駄目だろう。
 俺はお腹に回っている紅玉の腕を外そうとしたら、力強くて外れなった。
「紅玉、起きてくれ!」
「もう、ちょっとこうしていたい」
「起きているのかよ!」
 起きていて、俺に引っ付いていたのか!
 何がいいのか分からない。俺を好きだの言っているが、俺は凡人だ。顔も性格も何もかもが。過去の紅玉が好きだった蒼ではないのに、こんなに好印象だと、なんだか困る。
 俺は記憶を持たない王族だと思われる人間だ。まぁ、流石に神様から祝福を受け取ることが出来たら王族だと思わないといけないのは分かる。立場上、神様は王族だけに祝福である魔法を与える。王族にだけだ。だから、納得しないといけないが。だが、それに納得してしまうと、俺は紅玉と結婚をして子供を産まないといけない。嫌すぎる。
「ねぇ、蒼」
「腕を外してくれ、苦しいから」
 俺がそう言うと、紅玉は腕を外してくれた。だが、次は背中の服を引っ張ってくる。
「結婚式さ、神様の祝福を受ける前にしたい? それとも、祝福を受けてから? 俺はどっちでもいいよ。蒼が好きな方を選んでね」
「結婚……」
 頭が痛い。結婚、一生一緒にいる相手、好きな人。俺、紅玉を好きなのだろうか?
 恋愛的な意味で、ですが。自分の事なのに分からない。
 俺にとって紅玉の今の立ち位置って、同じ屋根の下で居候している知り合いレベルだ。
 うん、これを紅玉に言ったら俺は次こそ犯されるかもしれないから、口にチャックだ。
「蒼は結婚式は和式と洋式どっちがいいかな?」
「考えさせてください」
「分かったよ。楽しみだね」
 俺はベッドから起き上がり、スリッパを履いて寝室から出ようと寝室の扉を開くためにドアノブに手をかけた。その後を紅玉が追いかけてくる。可愛い一面、美形な一面、カッコいい一面を持っている魅力溢れる紅玉は、俺と婚約者だが、他にアテはなかったのだろうか? これだけの美形の中の美形だ。いたのだろうが、どうして此処まで俺を好きなのか気になった。
 俺が寝室のドアを開けようとしたが、ドアと壁の間に手を置いて、俺に壁ドンならぬ扉ドンをして寝室から出られなかった。
「紅玉?」
「俺、朝ダチしちゃったから、蒼に触ってほしい」
 おい! 真顔で何を言っているんだ!
「それ、セクハラじゃん」
「俺と蒼は婚約者だからセーフでしょ?」
「トイレで一人でしてください」
「俺、蒼にしか触られたくない。もちろん、蒼が他の人に肌を許したらソイツを殺すから。蒼が他に好きな人が出来ても俺が嫌になっても俺はきっと蒼だけを愛していると思うんだ。なんでかは、記憶を取り戻したら分かるから、今は内緒だよ」
 そう言って、紅玉はウインクしてきた。俺がすると不細工になるが、流石は美形。様になっていて羨ましい。
「それよりも朝ご飯食べようぜ」
「俺は蒼が食べたいなー」
「……だから、それはセクハラだと何度言え」
 俺は最後まで言葉を言えなかった。
 紅玉に言葉ごと激しく唇を奪われたからだ。キスされていると気づくのは紅玉が口の中を蹂躙してキスをやめたときに見せた欲情した顔をみてからだった。頬が熱くなるのが分かった。紅玉は俺のズボンとパンツを立ちながら床に落とした。
「な、なに?」
「俺とちょっとイヤらしい事しようよ。大丈夫、ただ気持ちいいだけだけど、セックスじゃないから」
 紅玉は自分のズボンからも自らの息子を出してきた。朝ダチしていると言っていたが、本当にビンビンしている。しかも大きいし。同じ男としては自尊心が傷ついた。
「ちょっと、お触りごっこなだけだからね」
 優しく言う紅玉だが、唇を舐めている姿はイヤらしかった。
 紅玉は俺の息子と自分の息子をくっ付けて、上下に両手で包み込んで動かした。
 ぐちゅっぐちゅ、くちゅり。イヤらしい水音が部屋に響く。
「ひっ、あぅ!」
 気持ちいい。自分でした事はあるが。それ以上の気持ちよさだった。
 これは、俺が感じやすいのか、紅玉が上手いのか、両方なのか? きっと、両方なんだろう。気持ちいい、それしか馬鹿になった頭は考えなくて、抵抗を忘れていた。なんとか両手で紅玉に背中に手を回してくっ付いて床に落ちない様に体を支えた。
「好きだよ、蒼。好き、好き、愛している。俺の子供を孕んでくれ!」
 紅玉がそう呟くと俺も限界だったが、紅玉も限界で二つの息子から勢いよく精子が出た。その後はディープキスが始まった。口の端から唾液が出て、くちゅくちゅとイヤらしい水音が耳にダイレクトに聞こえてきて俺は恥ずかしいけど、紅玉がまた勘違いしないように我慢したのだった。このキスからも、紅玉が俺を好きだと言うのは伝わってくる。本当に俺に溺れていると思った。何処にそんなに惚れたのか、謎過ぎる。俺の唇から紅玉は離れて、ちょっと名残惜しいと思ったのは秘密だ。
「ふふっ、いつか本番しようね」
「一生こないから」
 ティッシュで俺と紅玉は精液をふき取る。結構、久しぶりだったので濃かった。
 俺は次こそ寝室の扉を開けて出たのだった。
 寝室から出ると鏡が待っていた。その横には紅玉の付きの櫻の民の翡翠がいた。
 俺は顔を真っ青にした。
 まさか、聞かれていた?
固まっている俺をよそに、朝食が紅玉の部屋に運び込まれてきた。
 紅玉は気にしてない様で、赤い椅子に座って「蒼も座ろうよ」と呑気に言ってくる。全ての元凶の方が気にしていないのが腹がたった。



 今日から薬作りはないので、紅玉が付きっ切りで俺の記憶を取り戻すために、王宮を案内してくれると言う。俺は一人で歩けると言ったが、「迷子になるのが目にみえる」と言われて一人で行くのを断念した。それに、紅玉は「俺がいた方が過去とリンクするかも」と言われたのだ。一緒に行くしかないだろう。
 正直、紅玉と一緒で良かったと思っている。それは、他の王族への対応が俺が出来なかったからだ。一般人から王族だと知らされてまだ間もない俺が、王族として生きてきた方々への対応が緊張して出来なかった。王族の皆さまはとても美しいに尽きる美の化身ばかりなのに、同じ顔が一人もいない。まぁ、似ている顔の方もいたが兄弟や親族で結婚をしている王族なので深く考えない事にした。紅玉が王族の方々の対応をしてくれるが、王族の方々に会うたびに不機嫌になっていく。何故だ?
「紅玉、どうしたんだ? 機嫌悪くなっている」
「蒼と静かに思い出話がしたかったのに、他の奴らが邪魔してくる」
 確かに、さっきから元気になった王族の方々が俺にお礼を言いに来るので、思い出話どころではないな。
「そうだな、何処か静かで思い出がある所はないのか?」
「……そうだね、そういう所から行こうか!」
 俺の案に紅玉は乗ってくれた。
 紅玉に手を引かれて俺は綺麗に磨き上げられた廊下を歩いて行った。
 どんどん、人気が少ない場所になっていく。
 だが、なんだか懐かしいと初めて思ってきた。
 王宮の奥の方にある広い庭の中央に鳥居があった。神社らしきものがあり、神様が祀られているようだった。
「ここ、ここの神様と蒼とも縁があるんだよ」
「俺と?」
 紅玉は嬉しそうに話すが記憶がないので、さっぱりだ。だが、ここの雰囲気は何故か懐かしいと思った。廊下も柱に身長のはかった跡があったりして、俺がここに来ていたんだとなんとなく思った。
「俺、ここの神様に嫉妬したんだ」
「神様に嫉妬?」
「蒼は最初はここの神様への神の子として献上される事になっていたから」
「神様に献上?」
「あぁ、ここの神様は前に会った神様と兄弟なんだよ。だけど、ここの神様は祝福を与える力がなくてこちらで祀られるようになったんだ。けど、力がなくても神様だから神の子という神様を寂しい気持ちから解放してくれる子が必要だった。それに、最初は蒼の名前が上がっていたんだけど、他の子に変更されたんだ」
「なんで?」
 俺がそう聞くと、紅玉は握っていた手を強く握り返してきた。
「俺が蒼じゃないと結婚しないって言ったから他の王族の子に変更になったんだ」
「……そうなんだ」
「うん、蒼は俺のものになってくれて嬉しかったのに、他の国の人間が蒼を攫ってしまったんだ。俺はいろんな手を尽くして蒼を探したが、見つからなかった。村の奥の山の中に住んでいたみたいだから見つけるのも苦労するはずだよ」
「君達、此処に何の用だい?」
 俺と紅玉は声をする方に視線を向けた。そこにお酒を持って立っていた青年がいた。顔は整っていてまつ毛が長く、黒い髪は腰まであるのを赤い紐で結い、肌は白く、とてつもない美人だった。その美人さんが睨んでくるのだ、俺は言葉に詰まってしまった。その代わりに紅玉が言葉を発した。
「黒樹(こくじゅ)さん、お久しぶりです」
「紅玉か、その隣の凡人は誰だ? 見ない顔だが?」
 凡人! 分かっていたけど、美人に言われるとちょっと傷つくな。
「俺の婚約者です!」
「紅玉?」
 紅玉は即答で質問にこたえた。俺を恥ずかしげもなく紹介していた。
 普通、こんな凡人恥ずかしくて紹介出来ないのに。
 友達とか知り合いとかではなく婚約者と言ってくれた。
 それに、嬉しいと思わないはずがなく。嬉しかった。
「あー、蒼って君の事なんだね。紅玉が溺愛していた王族! いや、帰って来たから溺愛されている王族か! いやー、おかえり、無事に何よりだよ」
 黒樹は俺に近付くと肩を強く二回ほど叩いて、柔らかく微笑んでくれた。
 美人の笑み、尊いです!
「此処に何しに来ているんだ、二人とも?」
 その質問に俺がこたえた。
「記憶を思い出す場所を回っている途中で」
「あー、そっか。蒼は俺の前の神の子だったもんな」
「え?」
 俺が黒樹に視線を向けると、酒を片手に飲み始めた。まだ、昼間なのにお酒を飲むなんてと思っていたが紅玉も何も言わないので俺も何も言わないでいた。
「俺は蒼が攫われる前に紅玉の我儘で神の子になったんだよ。紅玉がどうしても、蒼じゃないと結婚しないと王に直訴したんだ。まぁ、おかげで俺は神様に愛されて嬉しいけどね」
「黒樹は神様が好きなんですか?」
 俺がそう黒樹に聞くと黒樹は顔を赤くしながら俺を静かに見つめてきた。
「神様の前で聞くなよ、恥ずかしいじゃん」
【王族の子よ、よく聞いてくれた!】
「へっ?」
 鳥居の奥にある神社から人が出てきた。
軽装の黒い服に身を包んでいたが筋肉が均等につているスラリとした身体、黒い瞳と髪で顔は男前だった。
「神様」
 黒樹が嬉しそうに鳥居から出てきた男に近寄って、抱きしめた。黒樹よりも5センチは高い背の男だ。
 それを嬉しそうに見つめている神社から現れた男。その人を「神様」と呼んでいる黒樹。
「鳥居の神様?」
 俺がそう呟くと神様は俺と紅玉に手をひらひらと振ってくる。
【蒼か、久しいな。何年振りになるのか?】
「神様! 俺がいるのに浮気ですか!」
【黒樹がいるのに浮気がしようがないが? 蒼が記憶喪失だと聞いてね。力になってあげたいじゃないか】
「昔の元・神の子だからじゃなくてですか?」
【私が愛しているのは黒樹だけだよ】
「はい、神様……」
 なんだ、この甘い空気は。砂糖に蜂蜜をかけてまた上からシロップをかけた以上に甘ったるい空気だ。
【蒼よ】
「あ、はい」
【久しいな。と言っても覚えてはいないだろう?】
「はい、記憶はありません」
 俺は首を横にふった。
【そうか、どうだ。此処は懐かしいか?】
「はい、なんだか懐かしいです」
 清々しい空気も、木々から漏れる木漏れ日も、広い土地の庭も、全てに身体が懐かしいと言っている。
【ならば、紅玉と婚約する前の私たちの話でもしようか?】
「へ?」
 紅玉と婚約する前って、俺が神の子に選ばれていた時の事か!
「それは」
「結構ですよ、神様」
 俺がお願いしようとすると、紅玉が俺よりも前に出て断ってしまった。
「俺の蒼ですから」
【ヤキモチを妬くときではないと思うが?】
 神様が紅玉を見ながら苦笑していた。
「それでも、ですよ。いりません。行こう、蒼」
「あっ、神様も黒樹もまたね!」
 俺は紅玉に手を引かれていたが、なんとか反対の手を振りながら庭を後にした。
 紅玉は怖い顔をして廊下に向かって足を速めていた。
 紅玉は一体、どうしたんだ?
 俺は心にモヤモヤしたものを感じた。



 俺と紅玉がいなくなると、神様はポツリと呟いた。
【紅玉は邪魔をしているな】
「邪魔ですか?」
 黒樹が抱きしめている神様を見上げた。神様は困った顔をしていた。
【あぁ、紅玉の真意は分からないが……蒼に記憶喪失のままでいてほしいようだな】
「え、でも。蒼の役に立てる事なら紅玉は喜んで行動するはずだよ!」
 黒樹に驚きながら言われるが、神様は困った顔をより渋くさせる。
【紅玉にとって、蒼の思い出す記憶は今の紅玉には邪魔なのかもしれないな】
「そうですかね? 俺にはいつもの紅玉にしか見えませんでしたが」
【私の間違いならいいが……】
 蒼も困った王族に好かれたのかもしれないな。
 神様の口から長いため息が出ていた。
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