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日常6 ~僕と友人と勘違い~
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僕は、今芸術大学の1年だ。
デザイン学部に所属している。
学部内は、男女比が3: 7と男性の肩身が少しばかり狭い環境となっている。
それ故に、男子同士の結束力は強い。
「なあ、ケイちゃん。
課題進んでる?」
「そこそこ。ていうか、ちゃん付けするな。」
話掛けて来たこれは、陽介だ。
大学では、比較的一緒にいることが多い奴だ。
僕が、ですます調で話すのは、年上と京子さんぐらいだ。
「なあなあ、今日遊び行こうぜ。」
「無理。バイトある。
それに、京子さんとアニメ観る約束してるから、バイトの後はすぐに帰る。」
「ケイちゃんはすーぐ『京子さん』だ。
そんなにベッタリしてウザがられないの?」
「京子さんはそんなに心の狭い人じゃない。
聞け、このまえなんかカラオケで---」
「ああ、いい、聞かない。
リア充の惚気なんか聞いてもなにも面白くない。
くそっ、羨ましい。
アパート帰れば、年上の彼女が優しく癒してくれるんだろ。」
いいだろ。羨め。
「バイトにしたって、居酒屋だっけ?
自分は未成年だから飲めないのに、飲み屋で働いてて楽しいの?」
ここまで聞いてようやくこいつの勘違いに気付いた。
「何か勘違いしてないか?
京子さんは、年上じゃないし、僕も未成年じゃない。
じゃあ、バイト行ってくる。」
「え?え?!え!
ちょっと待ってケイちゃん。俺より年上?」
良く勘違いされるが、そんなに童顔なのか僕?
デザイン学部に所属している。
学部内は、男女比が3: 7と男性の肩身が少しばかり狭い環境となっている。
それ故に、男子同士の結束力は強い。
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話掛けて来たこれは、陽介だ。
大学では、比較的一緒にいることが多い奴だ。
僕が、ですます調で話すのは、年上と京子さんぐらいだ。
「なあなあ、今日遊び行こうぜ。」
「無理。バイトある。
それに、京子さんとアニメ観る約束してるから、バイトの後はすぐに帰る。」
「ケイちゃんはすーぐ『京子さん』だ。
そんなにベッタリしてウザがられないの?」
「京子さんはそんなに心の狭い人じゃない。
聞け、このまえなんかカラオケで---」
「ああ、いい、聞かない。
リア充の惚気なんか聞いてもなにも面白くない。
くそっ、羨ましい。
アパート帰れば、年上の彼女が優しく癒してくれるんだろ。」
いいだろ。羨め。
「バイトにしたって、居酒屋だっけ?
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「何か勘違いしてないか?
京子さんは、年上じゃないし、僕も未成年じゃない。
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