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序章 歯車は回り始める
「始まりの旋律」
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むかしむかしあるところに、独りの竜がいました……
彼はいつも洞窟に籠ってて……他種族の関係も遮断してました。
そんなとき……洞窟の外から隙間を通して「少女の唄」が聞こえてきました。
彼はその唄が気になってしまい、洞窟から出て来ました。
彼女は少し驚きましたが…彼の表情を見て彼は無害であると確信しました。
すると竜が突然喋り、「まずはお互い自己紹介でもする?」と彼は言いました。
すると少女はクスクス笑い、「そうね、そうしましょうか」と笑い合いました。
彼の竜の名は「アポカリプス」と呼ばれていました。
そして彼女の名前は「ルシア」と言い、魔女だと言いました。
彼らは話し合っていくうちに徐々に惹かれ合いました。
ですが……その当時に突如空から現れた「天使」の軍勢により、人々は死んで行きました。
その様子を見ていたアポカリプスとルシアは人々の為に戦いました。
死闘の末に……アポカリプスとルシアは勝利しました……ですが、二人とも瀕死の状態でした。
しかしアポカリプスは最期の力を振り絞り……ルシアにある術式を施します。
ルシアに付けられたのは「不老の呪い」と「竜の加護」でした。
ルシアの傷はたちまち「竜の加護」により回復しました……ですがアポカリプスは力尽き、とある湖に深く眠ったと言われています。
ルシアは…アポカリプスが死んでしまったのを深く悲しみ、姿を消しました。
人々は二人の結末を深く嘆き悲しみ、彼らの銅像を立て、それを期に永遠の平和を誓うのでした。
「はい、おしまい!」
そういい、少女は本を閉じる
「えー!?」
「もっと聞きたいよぉ!竜と魔女の英雄譚!」
そう駄々をこねる子供たちに少女は言いました。
「はいはい、続きはまた明日勉強が終わったらね?」
「「はーい」」と不貞腐れたように返事をする子供たち、それについては敢えて触れずに気になることを言った。
「そういえば、テイルは?」
「テイル兄ちゃんなら森に狩りに出掛けたよ?」
「またなの?もう……しょうがないなぁ……」
そう言い少女……ソフィアは探しに出掛けた。
そして場所は変わり……森では一人の少年が狩りをしていた。
「ここら辺の筈なんだけどな…」
すると奥から現れたのは「ウルフ」と呼ばれるモンスターであった。
「ふむふむ、全部で三匹か…今日はソフィアの誕生日だからな…何がなんでも狩らせてもらうぜ!」
そう言い少年は鮮やかな剣さばきであっという間にウルフを一匹仕留め、さらに襲いかかってきた二匹目も仕留め、最後は逃げようとした三匹目を仕留めた。
「ふぅ…こんなもんかな」
少年、「テイル」は自身が狩ったウルフ達から「ウルフの肉」を剥ぎ取り袋に入れた。
「さて、帰るか」
その時、森の奥からとても美しい歌声が聞こえてきた。
「……歌?こんな森の奥に人がいるのか?」
俺は無意識に歌声のする方へ進んでみた。
「~♪」
そこに居たのは、長い銀髪に黄金の瞳の何処か異質な雰囲気の少女が居た。
「……誰?」
少女は警戒しながらそう言う。
「あ、ああ……俺はテイル、狩りの途中に偶然綺麗な歌声が聞こえて、辿って来たら君が居たんだ。」
少女は少し訝しげにしたが、すぐにこう言った。
「そう、なら早々に立ち去った方が身のためよ?」
その言葉に俺は思わず「何で?」と聞いてしまうが、その答えはすぐに現れた。
「来るわ」
そう言い放った瞬間何処からともなく見たこともないモンスターが現れた。
「何だあれ!あんなモンスター見たことないぞ!」
そう言う俺の問いに少女が答えた。
「あれは魔物よ」
「魔物……だって?」
俺はは信じられないと言った顔をした。
「どうやら私の魔力におびき寄せられたみたいね」
そう言い少女は身の丈サイズの鎌を空間から取り出す。
「な!?」
「さぁ……魔物退治と行きましょうか」
少女は自分の身の丈以上のモンスター……魔物をことごとく切り裂いていく、それを……俺は呆然と見てることしか出来なかった……
「そうじゃねえだろ!」
そう言い俺は魔物に向かって剣を振るう。
幸い魔物はそれほど強くなくて俺でも簡単に倒せた。
少女はそんな俺を「何故」と不思議そうに質問する
「何で逃げないの?」
そんな彼女の問いに俺はこう答える。
「女の子一人置いていけるかよ!これでも村一番の狩人だ!自分の身は自分で守る!」
そう言うと彼女は「へぇ」と応え
「なら精々死なないように頑張りなさい?」
そう言い彼女は次々と魔物を斬る
「ウガァァァァァァァァァァ!!」
ガキン!ガキン!
「ぐっ!?」
対する俺はこのざまだ……あの子に負担かけないようにしようとした結果手こずってしまってる!しかもこの熊の魔物……死角から来る爪の攻撃で的確に俺を殺りに来てる!!
「ぐっ!オ……ラァ!」
「グガッ!?」
俺はなんとか奴の爪を弾きカウンターを仕掛け首を落とす。
「はぁ……はぁ……!?」
あれが魔物……強い……!
「お疲れ様?狩人さん?」
彼女はあれだけの魔物を相手にしたにも関わらず、息を切らしてなかった。
「……情けないな、女の子に括弧つけるどころか…逆に心配されるなんて……」
「まぁ、あの魔物相手によく頑張ったと思うわよ?」
「……そうかな?」
「そうよ、さて……ここから早く去りなさい」
「え?」
彼女はそう言い「忠告はしたわよ?」そう言い去ってしまった……
「なんだったんだろうな……」
俺はそう言いソフィアの元に帰っていった……。
「あ!帰ってきた!!」
村に帰ると……ソフィアや村のみんなが出迎えてくれた。
「ただいま!みんな!」
「遅い!!心配したんだからね!?」
ソフィアは俺にそう言い軽くムッとする。
「ごめんごめん、悪かったって」
そう軽く謝る俺にソフィアは溜め息を大きく吐いた……酷くね?
「もう……こっちの気も知らないで……」
「ごめんって、今日はお前の大好きなウルフの肉獲ってきたぞ?」
「本当!?わーい!!」
子供だな……まぁそこがソフィアの良いところなんだろうな……
そんなことを思ってたらソフィアの母さん……ヘレナさんが迎えに来てくれた。
「二人とも~もうすぐ暗くなるし、早く家に入りなさーい?」
「「はーい」」
そう言い俺達はソフィアの家で誕生日会を上げた……。
もうすぐ……もうすぐよ……
私は……貴方の願いを叶える……
例え何を犠牲にしても……誰を敵にしても……私は……貴方の為に……この命を使う……!
彼はいつも洞窟に籠ってて……他種族の関係も遮断してました。
そんなとき……洞窟の外から隙間を通して「少女の唄」が聞こえてきました。
彼はその唄が気になってしまい、洞窟から出て来ました。
彼女は少し驚きましたが…彼の表情を見て彼は無害であると確信しました。
すると竜が突然喋り、「まずはお互い自己紹介でもする?」と彼は言いました。
すると少女はクスクス笑い、「そうね、そうしましょうか」と笑い合いました。
彼の竜の名は「アポカリプス」と呼ばれていました。
そして彼女の名前は「ルシア」と言い、魔女だと言いました。
彼らは話し合っていくうちに徐々に惹かれ合いました。
ですが……その当時に突如空から現れた「天使」の軍勢により、人々は死んで行きました。
その様子を見ていたアポカリプスとルシアは人々の為に戦いました。
死闘の末に……アポカリプスとルシアは勝利しました……ですが、二人とも瀕死の状態でした。
しかしアポカリプスは最期の力を振り絞り……ルシアにある術式を施します。
ルシアに付けられたのは「不老の呪い」と「竜の加護」でした。
ルシアの傷はたちまち「竜の加護」により回復しました……ですがアポカリプスは力尽き、とある湖に深く眠ったと言われています。
ルシアは…アポカリプスが死んでしまったのを深く悲しみ、姿を消しました。
人々は二人の結末を深く嘆き悲しみ、彼らの銅像を立て、それを期に永遠の平和を誓うのでした。
「はい、おしまい!」
そういい、少女は本を閉じる
「えー!?」
「もっと聞きたいよぉ!竜と魔女の英雄譚!」
そう駄々をこねる子供たちに少女は言いました。
「はいはい、続きはまた明日勉強が終わったらね?」
「「はーい」」と不貞腐れたように返事をする子供たち、それについては敢えて触れずに気になることを言った。
「そういえば、テイルは?」
「テイル兄ちゃんなら森に狩りに出掛けたよ?」
「またなの?もう……しょうがないなぁ……」
そう言い少女……ソフィアは探しに出掛けた。
そして場所は変わり……森では一人の少年が狩りをしていた。
「ここら辺の筈なんだけどな…」
すると奥から現れたのは「ウルフ」と呼ばれるモンスターであった。
「ふむふむ、全部で三匹か…今日はソフィアの誕生日だからな…何がなんでも狩らせてもらうぜ!」
そう言い少年は鮮やかな剣さばきであっという間にウルフを一匹仕留め、さらに襲いかかってきた二匹目も仕留め、最後は逃げようとした三匹目を仕留めた。
「ふぅ…こんなもんかな」
少年、「テイル」は自身が狩ったウルフ達から「ウルフの肉」を剥ぎ取り袋に入れた。
「さて、帰るか」
その時、森の奥からとても美しい歌声が聞こえてきた。
「……歌?こんな森の奥に人がいるのか?」
俺は無意識に歌声のする方へ進んでみた。
「~♪」
そこに居たのは、長い銀髪に黄金の瞳の何処か異質な雰囲気の少女が居た。
「……誰?」
少女は警戒しながらそう言う。
「あ、ああ……俺はテイル、狩りの途中に偶然綺麗な歌声が聞こえて、辿って来たら君が居たんだ。」
少女は少し訝しげにしたが、すぐにこう言った。
「そう、なら早々に立ち去った方が身のためよ?」
その言葉に俺は思わず「何で?」と聞いてしまうが、その答えはすぐに現れた。
「来るわ」
そう言い放った瞬間何処からともなく見たこともないモンスターが現れた。
「何だあれ!あんなモンスター見たことないぞ!」
そう言う俺の問いに少女が答えた。
「あれは魔物よ」
「魔物……だって?」
俺はは信じられないと言った顔をした。
「どうやら私の魔力におびき寄せられたみたいね」
そう言い少女は身の丈サイズの鎌を空間から取り出す。
「な!?」
「さぁ……魔物退治と行きましょうか」
少女は自分の身の丈以上のモンスター……魔物をことごとく切り裂いていく、それを……俺は呆然と見てることしか出来なかった……
「そうじゃねえだろ!」
そう言い俺は魔物に向かって剣を振るう。
幸い魔物はそれほど強くなくて俺でも簡単に倒せた。
少女はそんな俺を「何故」と不思議そうに質問する
「何で逃げないの?」
そんな彼女の問いに俺はこう答える。
「女の子一人置いていけるかよ!これでも村一番の狩人だ!自分の身は自分で守る!」
そう言うと彼女は「へぇ」と応え
「なら精々死なないように頑張りなさい?」
そう言い彼女は次々と魔物を斬る
「ウガァァァァァァァァァァ!!」
ガキン!ガキン!
「ぐっ!?」
対する俺はこのざまだ……あの子に負担かけないようにしようとした結果手こずってしまってる!しかもこの熊の魔物……死角から来る爪の攻撃で的確に俺を殺りに来てる!!
「ぐっ!オ……ラァ!」
「グガッ!?」
俺はなんとか奴の爪を弾きカウンターを仕掛け首を落とす。
「はぁ……はぁ……!?」
あれが魔物……強い……!
「お疲れ様?狩人さん?」
彼女はあれだけの魔物を相手にしたにも関わらず、息を切らしてなかった。
「……情けないな、女の子に括弧つけるどころか…逆に心配されるなんて……」
「まぁ、あの魔物相手によく頑張ったと思うわよ?」
「……そうかな?」
「そうよ、さて……ここから早く去りなさい」
「え?」
彼女はそう言い「忠告はしたわよ?」そう言い去ってしまった……
「なんだったんだろうな……」
俺はそう言いソフィアの元に帰っていった……。
「あ!帰ってきた!!」
村に帰ると……ソフィアや村のみんなが出迎えてくれた。
「ただいま!みんな!」
「遅い!!心配したんだからね!?」
ソフィアは俺にそう言い軽くムッとする。
「ごめんごめん、悪かったって」
そう軽く謝る俺にソフィアは溜め息を大きく吐いた……酷くね?
「もう……こっちの気も知らないで……」
「ごめんって、今日はお前の大好きなウルフの肉獲ってきたぞ?」
「本当!?わーい!!」
子供だな……まぁそこがソフィアの良いところなんだろうな……
そんなことを思ってたらソフィアの母さん……ヘレナさんが迎えに来てくれた。
「二人とも~もうすぐ暗くなるし、早く家に入りなさーい?」
「「はーい」」
そう言い俺達はソフィアの家で誕生日会を上げた……。
もうすぐ……もうすぐよ……
私は……貴方の願いを叶える……
例え何を犠牲にしても……誰を敵にしても……私は……貴方の為に……この命を使う……!
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