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君ってこんな人だったのぉ!?
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ちゅっ♡ちゅっ♡と可愛らしい音を立てながら、目の前のかわい子ちゃん絢斗くんが涙目でキスをしてくれている。
キス自体は嬉しいのだが、如何せんこんな誰も使ってなさそうな多目的トイレに引っ張られてする事になるとは…罪悪感が半端ない。滅茶苦茶にボロボロに泣いちゃってるし。僕の首元に腕を回して縋るかのようにしている様が、胸をぎゅーーーっと締め付けてくる。それもこれも全て…僕の危機感の無さによるものだから。一層の事彼自慢の力でぶん殴って欲しいくらいである。
「な、泣かないで…ごめんね……んっ、ね…。」
「んんむーーー…!んぱっ…ゆ、ゆるさにゃぃ…うぅっ…ぜったい、ゆるさにゃいもん…むぅっ…♡ぁふぅっ……っ、ぁぅ♡」
「ごめんとしか、言えない……。」
「ゆぅしのばかっ…俺だけなのに…んっ、んーーーっ♡もっと、もっとちゅーしないと…ゃらぁ……ぁ♡…うぅ……むっ♡」
「させていただきます。絢斗くんだけって、証明するから……ね♡」
「んっ……励むがいーさ。」
「っはは♡承知致しました♡」
遡ること一時間前。
水族館の外での話し合いがあった。内容としては…残念な事に予想通り藤本くんは当時、意図して僕の事を周りの人達に出来ない人材だと敢えて伝えていたのだった。非常に…悲しいし悔しすぎる。どうしてそんなことをされ無ければいけなかったのかまるで分からない。仲は…表面上は良かったように思えたのだが。
彼は違ったのだろうか。
それに関しても此方から追究してみると。
本人としては…。
「だって、そうすれば高城は孤立するし。孤立したら俺に頼るだろ?」
え、えぇー…。
何なのこの人。
相変わらずうっとりしたようなお顔してるし。怖すぎるんですけども。意味がわからない。
「……なんで、そこまでして高城に執着するんだよ。」
「君も、この二人もさっきまでいた他の教員たちも自覚してると思うけどさ。高城って凄く目を引くんだよ。ナヨナヨしてるのに、妙に意思は強くて。いざって時には手を差し伸べてくれるし、それに報いろうとこちらも傍に居たくなってしまう。いつの間にか話題の中心人物だし。わかるでしょ?」
「……それは。」
「「わかる。」」
「え、そ、そそそうなんですか?!」
三人は全力で深くうなずいていたのだった。
傍にいたいと…思ってくれるのか。そ、それは…うん。嬉しいな。
「しかも眼鏡とったらイケメンだし、ガタイも良いし。色気あるし、非の打ち所がまるでない。そんな凄いやつ誰だって独り占めしたくなるでしょ?」
「……それで、なのか?」
絢斗くんが怪訝そうに発した。声色も何時もよりも低く、よりピトッと僕の腕に張り付いてきてくれたのだった。
「それ以外にある?あの学校だってね、初めの段階はみんな高城ばかりだったんだよ。高城も何だかんだ業務に齧り付いていたし、周りの教員達も可愛がってたんだ。けどさ、俺はね…それが面白くなくてさ。自分で言うのもなんだけど、口は達者なほうなんだぞ。」
「……それで、見事に孤立させるのに成功したわけだ。」
「そういうこと♡ただね、いつの間にか居なくなってたのは予想外だったよ。でもさ、またこうして会えたんだし。戻ってきてよ?」
「やだよ。」
ふふっ、と吐息を混じらせながら藤本くんは妖しく微笑んだのだった。
「意地っ張りは健在だな♡そういう所が好きなんだけどさ。」
「………ほんと、良くないよ。僕はそういう所が嫌いなんだ。」
「治すからさ、一緒にいよーよ。」
徐に僕の右手を掴み…どういうわけなのか口元へと引き寄せられて、とある指を彼の咥内に迎え入れられてしまったのである。
余りの衝撃的な事であった為に、全然僕は思考が追いつかなかった。
ガリッ!!!
え、え…。
い、痛い!!!
「っ…!!!」
「ゆぅし!?!」
「あはっ♡見て、指輪みたい♡」
彼の綺麗な前歯が……僕の指を…右手の薬指を噛んだのである。じ、地味に血が滲んでいて、くっきりと歯型が出来ていた。
痛い!!
痛すぎる!!
え、本当になんなんだ!!
勢いよく口から指を引き抜く。絢斗くん達が一斉に騒ぎ出したのだった。
「ほんとうに、何なんだよあんた!!」
「流石にこれは…やりすぎですよ藤本先生。」
「僕でも一言断るぞ。」
それに対してもやはりニコニコとしていて。顕わになった彼の本性に僕はやはり、ついていけないなと判断してしまったのだった。
「………藤本くん。も、もう僕と関わらないでくれ。金輪際君とは接触しない。…もううんざりなんだ!!」
「やだ!!絶対に一緒にいるんだ!!俺は、高城と一緒に生きてくってあの時から決めてんだよ!前よりもなんか男らしくなってるし、益々好きだ!!」
「ーーーーーっ普通に怖い!!」
「そんな事言わないでくれ!!好き!!」
「あ!いた!藤本先生ー!!」
「チッ…………なぁに?」
そこで藤本くんを呼びに来た生徒に声を掛けられた。彼はものすごーく不満そうなお顔をしながら、退場して行ったのであった。
立ち去る彼の背中を眺める。
昔はもっと、お利口さんなイメージがあったのだけどな。こんな…とんでもない性癖?を持ち合わせていたのだなと、そう見方を改めてしまった。
藤本くんは、何だかんだで根本は努力家ではあったはずだ。日々のストレスとかで…歪んでしまったのかな。
……それが、僕のせいであったのならば些か申し訳ないと思えてしまったのであった。これが現実なのだと、痛む薬指が訴えてきていた気がした。
その後、姫路先生と山根くんが気を利かせてくれ、僕と絢斗くんを二人きりにしてくれて今に至るのだ。
「右手の、薬指……。」
「……うん。」
「俺が…俺だってしたかったのにぃ……。」
長くキスをしていたからか、絢斗くんのプルプルの唇が唾液でテラテラとしている。血色も赤くなってしまっていて、ルージュをひいたみたいになっていた。
本当は今そんな事を思ってはいけないのだろうが、美味しそうだなって。
そんでもって、この唇に痛むあの箇所を触れさせたら…気持ちーのかなって。
「…………………ねぇ、上書きしてくれる?あと、絢斗くんの指にも僕していーい?」
そう言うと、お顔がパッと勢いよく上がったのだった。そして、くふくふと愛らしく微笑んでくれていたのであった。
「……………いーよ♡」
「ありがと♡」
指を差し出せば、ぱくっ♡と口に含み、指先から付け根まで……ぢゅっ♡ぢゅるるっ♡とフェラの要領で舐め上げてくれたのである。舐められているのは僕だというのに、気持ち良さそうなのは絢斗くんであった。つい、上顎を擦ってしまった。
「んぅっ…♡ぁっぅ♡……噛んで、いーい?」
「いーよ♡絢斗くんの印付けて♡」
「はぁぃ…♡」
「………っ♡かわい…♡」
ガブッ!と指に歯が立てられ、じんわりと…痺れるような痛みが走ったのであった。先程の藤本くんとは違い、愛しい子からされたからだろうか。その痛みが…とても気持ちよく感じてしまう。不思議だ。
「いたぃ…?へーき?」
「へーき!んへへ♡いい子だね、よく出来ました♡」
「んっ♡ゆぅし、して?」
「はいよ♡」
今度は僕の番。
彼がやってくれたように指を咥え、血が若干滲むくらいに強く、強く噛み付いてしまった。僕が噛まれた時よりも、だいぶ痛いと思う。
…だが、それが嬉しいらしい。
そっと彼の顔を見てみたら…。
「んふぅっ…♡はぁぅぅぅー…ふぅーーっ♡ふぅーーーっ♡」
「きもちー?♡」
「いたいっ、けど………すごぃ……しゅきぃ…♡♡」
「んへへ♡よかった♡」
互いの唾液が纏った指を絡め、手のひらをそっと合わせる。互いに歯型が付いた指。
なんだか、本当に指輪を嵌めたみたいだ。
「…………明日、買いに行きたいものがあるんだ。一緒に行く?」
「な、なに?」
指を撫でる。
今回の修学旅行で絶対に買おうと決めていた物。本当はサプライズにしようと思っていたのだけど。あんな事があって、少し絢斗くんも不安にさせちゃったから伝える事に決めた。
「右手の指輪。」
「!!!」
「左手は、卒業してからね。」
「ふへぇぇ…ん、どっちも貰う♡」
「かわい♡」
キス自体は嬉しいのだが、如何せんこんな誰も使ってなさそうな多目的トイレに引っ張られてする事になるとは…罪悪感が半端ない。滅茶苦茶にボロボロに泣いちゃってるし。僕の首元に腕を回して縋るかのようにしている様が、胸をぎゅーーーっと締め付けてくる。それもこれも全て…僕の危機感の無さによるものだから。一層の事彼自慢の力でぶん殴って欲しいくらいである。
「な、泣かないで…ごめんね……んっ、ね…。」
「んんむーーー…!んぱっ…ゆ、ゆるさにゃぃ…うぅっ…ぜったい、ゆるさにゃいもん…むぅっ…♡ぁふぅっ……っ、ぁぅ♡」
「ごめんとしか、言えない……。」
「ゆぅしのばかっ…俺だけなのに…んっ、んーーーっ♡もっと、もっとちゅーしないと…ゃらぁ……ぁ♡…うぅ……むっ♡」
「させていただきます。絢斗くんだけって、証明するから……ね♡」
「んっ……励むがいーさ。」
「っはは♡承知致しました♡」
遡ること一時間前。
水族館の外での話し合いがあった。内容としては…残念な事に予想通り藤本くんは当時、意図して僕の事を周りの人達に出来ない人材だと敢えて伝えていたのだった。非常に…悲しいし悔しすぎる。どうしてそんなことをされ無ければいけなかったのかまるで分からない。仲は…表面上は良かったように思えたのだが。
彼は違ったのだろうか。
それに関しても此方から追究してみると。
本人としては…。
「だって、そうすれば高城は孤立するし。孤立したら俺に頼るだろ?」
え、えぇー…。
何なのこの人。
相変わらずうっとりしたようなお顔してるし。怖すぎるんですけども。意味がわからない。
「……なんで、そこまでして高城に執着するんだよ。」
「君も、この二人もさっきまでいた他の教員たちも自覚してると思うけどさ。高城って凄く目を引くんだよ。ナヨナヨしてるのに、妙に意思は強くて。いざって時には手を差し伸べてくれるし、それに報いろうとこちらも傍に居たくなってしまう。いつの間にか話題の中心人物だし。わかるでしょ?」
「……それは。」
「「わかる。」」
「え、そ、そそそうなんですか?!」
三人は全力で深くうなずいていたのだった。
傍にいたいと…思ってくれるのか。そ、それは…うん。嬉しいな。
「しかも眼鏡とったらイケメンだし、ガタイも良いし。色気あるし、非の打ち所がまるでない。そんな凄いやつ誰だって独り占めしたくなるでしょ?」
「……それで、なのか?」
絢斗くんが怪訝そうに発した。声色も何時もよりも低く、よりピトッと僕の腕に張り付いてきてくれたのだった。
「それ以外にある?あの学校だってね、初めの段階はみんな高城ばかりだったんだよ。高城も何だかんだ業務に齧り付いていたし、周りの教員達も可愛がってたんだ。けどさ、俺はね…それが面白くなくてさ。自分で言うのもなんだけど、口は達者なほうなんだぞ。」
「……それで、見事に孤立させるのに成功したわけだ。」
「そういうこと♡ただね、いつの間にか居なくなってたのは予想外だったよ。でもさ、またこうして会えたんだし。戻ってきてよ?」
「やだよ。」
ふふっ、と吐息を混じらせながら藤本くんは妖しく微笑んだのだった。
「意地っ張りは健在だな♡そういう所が好きなんだけどさ。」
「………ほんと、良くないよ。僕はそういう所が嫌いなんだ。」
「治すからさ、一緒にいよーよ。」
徐に僕の右手を掴み…どういうわけなのか口元へと引き寄せられて、とある指を彼の咥内に迎え入れられてしまったのである。
余りの衝撃的な事であった為に、全然僕は思考が追いつかなかった。
ガリッ!!!
え、え…。
い、痛い!!!
「っ…!!!」
「ゆぅし!?!」
「あはっ♡見て、指輪みたい♡」
彼の綺麗な前歯が……僕の指を…右手の薬指を噛んだのである。じ、地味に血が滲んでいて、くっきりと歯型が出来ていた。
痛い!!
痛すぎる!!
え、本当になんなんだ!!
勢いよく口から指を引き抜く。絢斗くん達が一斉に騒ぎ出したのだった。
「ほんとうに、何なんだよあんた!!」
「流石にこれは…やりすぎですよ藤本先生。」
「僕でも一言断るぞ。」
それに対してもやはりニコニコとしていて。顕わになった彼の本性に僕はやはり、ついていけないなと判断してしまったのだった。
「………藤本くん。も、もう僕と関わらないでくれ。金輪際君とは接触しない。…もううんざりなんだ!!」
「やだ!!絶対に一緒にいるんだ!!俺は、高城と一緒に生きてくってあの時から決めてんだよ!前よりもなんか男らしくなってるし、益々好きだ!!」
「ーーーーーっ普通に怖い!!」
「そんな事言わないでくれ!!好き!!」
「あ!いた!藤本先生ー!!」
「チッ…………なぁに?」
そこで藤本くんを呼びに来た生徒に声を掛けられた。彼はものすごーく不満そうなお顔をしながら、退場して行ったのであった。
立ち去る彼の背中を眺める。
昔はもっと、お利口さんなイメージがあったのだけどな。こんな…とんでもない性癖?を持ち合わせていたのだなと、そう見方を改めてしまった。
藤本くんは、何だかんだで根本は努力家ではあったはずだ。日々のストレスとかで…歪んでしまったのかな。
……それが、僕のせいであったのならば些か申し訳ないと思えてしまったのであった。これが現実なのだと、痛む薬指が訴えてきていた気がした。
その後、姫路先生と山根くんが気を利かせてくれ、僕と絢斗くんを二人きりにしてくれて今に至るのだ。
「右手の、薬指……。」
「……うん。」
「俺が…俺だってしたかったのにぃ……。」
長くキスをしていたからか、絢斗くんのプルプルの唇が唾液でテラテラとしている。血色も赤くなってしまっていて、ルージュをひいたみたいになっていた。
本当は今そんな事を思ってはいけないのだろうが、美味しそうだなって。
そんでもって、この唇に痛むあの箇所を触れさせたら…気持ちーのかなって。
「…………………ねぇ、上書きしてくれる?あと、絢斗くんの指にも僕していーい?」
そう言うと、お顔がパッと勢いよく上がったのだった。そして、くふくふと愛らしく微笑んでくれていたのであった。
「……………いーよ♡」
「ありがと♡」
指を差し出せば、ぱくっ♡と口に含み、指先から付け根まで……ぢゅっ♡ぢゅるるっ♡とフェラの要領で舐め上げてくれたのである。舐められているのは僕だというのに、気持ち良さそうなのは絢斗くんであった。つい、上顎を擦ってしまった。
「んぅっ…♡ぁっぅ♡……噛んで、いーい?」
「いーよ♡絢斗くんの印付けて♡」
「はぁぃ…♡」
「………っ♡かわい…♡」
ガブッ!と指に歯が立てられ、じんわりと…痺れるような痛みが走ったのであった。先程の藤本くんとは違い、愛しい子からされたからだろうか。その痛みが…とても気持ちよく感じてしまう。不思議だ。
「いたぃ…?へーき?」
「へーき!んへへ♡いい子だね、よく出来ました♡」
「んっ♡ゆぅし、して?」
「はいよ♡」
今度は僕の番。
彼がやってくれたように指を咥え、血が若干滲むくらいに強く、強く噛み付いてしまった。僕が噛まれた時よりも、だいぶ痛いと思う。
…だが、それが嬉しいらしい。
そっと彼の顔を見てみたら…。
「んふぅっ…♡はぁぅぅぅー…ふぅーーっ♡ふぅーーーっ♡」
「きもちー?♡」
「いたいっ、けど………すごぃ……しゅきぃ…♡♡」
「んへへ♡よかった♡」
互いの唾液が纏った指を絡め、手のひらをそっと合わせる。互いに歯型が付いた指。
なんだか、本当に指輪を嵌めたみたいだ。
「…………明日、買いに行きたいものがあるんだ。一緒に行く?」
「な、なに?」
指を撫でる。
今回の修学旅行で絶対に買おうと決めていた物。本当はサプライズにしようと思っていたのだけど。あんな事があって、少し絢斗くんも不安にさせちゃったから伝える事に決めた。
「右手の指輪。」
「!!!」
「左手は、卒業してからね。」
「ふへぇぇ…ん、どっちも貰う♡」
「かわい♡」
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