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日帰りの非日常感
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みんな起床し、朝食を摂ると東先生達から長居をして父さん達に負担をかけるわけにもいかないということで、解散する運びとなった。絢斗くんは僕がお家に送る形にして貰えた。
「……兄さん、絢斗くん。」
玄関に出るなり、雄大が相変わらず眉間に皺を寄せて僕達に声を掛けてきたのだった。この男子会において多少は絢斗くんの事を認めてくれたのかなぁとか、思った以上に仲良ししてたなぁとか思っていたのだが…案外そうでは無かったのだろうか。
「その、父さんと母さんは何だかんだで認めてくれるんだろうけど。俺は、違うからね。」
…過去に大分悲惨な事をこの子からされてしまったけども、こういう優しさが垣間見えるから全力で憎めないんだよなぁって。
もしかしなくても、反対意見を言って僕の気を引こうとかあるのだろうけども。それはそれとしてだ。
気まずそうにそう言葉を発していた弟の頭にポンッ、と手を置いたのだった。
「そういう人がいる方が、僕としては有難いよ。」
「…………思った以上に、兄さんが絢斗くんの事を大切にしていることは分かったけど。ストッパーみたいな人は必要でしょ。」
「そうだね。」
険しい顔は鳴りを潜め、誰もが惚れ惚れしてしまいそうな愛らしい笑みを浮かべたのだった。隣に並んでそれを見ていた絢斗くんが一瞬ギョッとしていた。
「だか、だから……俺がなるよ。」
「やっぱり、雄大は良い弟だよ。」
「ふふっ……でしょ?」
その後絢斗くんが少しだけむむっ、としたお顔をしていたのが謎であった。
自分達の荷物を車に載せ、浅見家に絢斗くんを送ることにしたのだが…。
「…………その、ゆぅし。」
「んー?」
ハンドルを握っていた手に彼のしなやかな指先がそっと触れてきたのであった。
「あのな…、ゆぅしのお母さんからお話をして貰ってさ。」
「…変なこと言われた?」
「じゃなくて、これ…。」
ちょうど赤信号になり、彼の方を見てみるともう片方の手元には一枚のパンフレットが握られていたのであった。
なんだろうか…。
近くにあったコンビニの駐車場に車を停めさせてもらい、その謎のパンフレットを二人で拝見することにした。
「……日帰り温泉?」
「そーみたいだな。昨日から営業再開してるみたいで、良かったら帰りに行ってみたらって。」
「………なるほど。場所もそんなに遠くないし片道一時間くらいか。」
話の内容の通り母さんから貰ったパンフレットには大々的に【日帰り温泉プラン!】と記載されていたのである。自分が昔から住んでいるこの街外れにどうやら旅館があるらしい。確かあそこら辺は自然豊かな土地であったと記憶している。
しかも満員でなければ当日連絡で部屋も一室貸し出されているみたいだ。部屋にも内風呂、露天風呂が設置されているらしく、中々に魅力的である。
「そうか…時間的にもまだ早いし連絡して行ってみようか。」
「うん!!」
遠くに二人だけとなると夏休みの研修の時以来の外へのお出かけだ。泊まることは出来ないが、少しでも彼に今回の休暇中に楽しんで貰えたらと思う。
「「わぁ……!!」」
目の前に広がるは普段の平坦な世界とは違い、高さがある景色。旅館の周りには整備されているが、木々が生い茂っておりその先には小さく街が見えて…思わず二人して感動してしまったのだった。
日頃手元ばかり見るような生活ばかりしていたからか、こういった遠くを見るような機会が減っていた。だからかより世界が広く感じてしまい圧倒されてしまった気がしたのだ。
思ったよりも山を登ってきたので、初めは大丈夫かと心配していたけれども。
これはこれは…教えてくれた母さんに感謝せねば。
この旅館に来る前に連絡をし一部屋取れるか聞いてみたところ、運良くお借りすることができたのだった。案外正月から温泉を利用する人が少なかったらしい。他の部屋も殆ど使われていないみたいであった。気負わなくて良いのは助かる。
しかも嬉しいことに施設内には食事処も用意されているみたいで、お昼はそこを使用させてもらう事にしよう。
「すごい…!綺麗だなぁ。」
「そうだね。お部屋の中も綺麗だし、館内着もあるし…。なんだかわくわくしちゃう。」
「んへへ、そーだな。」
そちらも用意してもらったらしく、室内風呂近くに二着の藍色の着流しが置かれていたのであった。こういったものは修学旅行以来だ。
「それじゃぁ、入ろうか。」
「…う、うん!」
パンフレットにはやはり目玉のお風呂は露天風呂と記載されていただけあって、室内風呂とはいえ最高であった。まだまだ外気温は冷え切っているからか、少し熱めのお湯が身に染みる。プライバシー保護の為に塀があるため先程の景色は見えないが、上を向けば青空が広がっている。
何よりも貸切風呂だから周りの事を気にせずにゆっくりと寛げるというのが有難い。
満足しないはずがない。昼間からこんなにも贅沢な気分を味わっても良いのだろうか。
「ふぁぁぁ…きもちーー…。」
「……ん。」
「絢斗くん?」
先程から何やらモジモジとしている彼。もしや温泉が苦手だっただろうか。それとも、やはり若い身空にはこういう娯楽は合わなかったり…するのかな。
「ぁ、ち、違うぞ!温泉が嫌とかそういうんじゃなくてな。」
「う、うん。」
「………その、目が……潰れそう。」
「……………………………ん?」
なんだって?
眼鏡をしていないから普段よりもぐっと近付き顔を覗き込んだ。色白な彼だからお湯の温かさによる肌の色の赤みの他に…お顔が妙に赤かったのである。
本人は言っちゃったー!みたいに照れているが…ごめんね、わかんないや。
「ごめん、よく分かんないんだけども。」
「……うぅ…。その、こうして昼間に堂々とお風呂に二人で入るっていうのが初めてだから…。その、ゆぅしの身体とか……滅茶苦茶見えちゃって…見ちゃって……て、照れる。」
「普段からもお家のお風呂入ってるじゃん。」
「…そぉだけど、そうじゃねぇよ。お外だし。ゆぅしの身体…綺麗だから、よりくっきり見えて…直視できない。」
「………。」
な、なんだかそこまで照れられてしまうと僕も感情が伝染してしまった。
確かにお家でえっちした後にお風呂に入ることはあるけど、時間帯でいえば夜の方が多かったりする。だから彼が言うことも分かるけど。けど、電気付けてるし、互いの裸を見るのはよくある事だ。
それでも…それでもこうして絢斗くんは僕の身体を見て今でもドキドキとしてくれるんだな。それは、嬉しいかもしれない。
「僕だって…いつでも、これからも絢斗くんの素肌を見るのはワクワクしちゃってるんだからね。」
「……そ、そか。」
「ほら、こっちおいで。」
「っわ。」
そう言い彼の事を自分の太腿の上に乗せたのだった。
湯船に浸かる前に互いに身体は一通り洗い終えているからか、髪の毛も濡れており前髪は互いに上げられている状態だ。可愛い、おでこまで赤くなっちゃってる。思わず軽く唇を触れさせてしまった。おでこまで可愛いとか罪だよね。
肉厚になってきている彼の胸元を下から持ち上げた。ちょっと動かしただけなのに簡単に谷間ができてしまう。お湯の雫がたらり…とおっぱいの間を流れているのが見えた。乳輪もぽってりとしており、縁が盛り上がってしまっている。乳首は…言わずもがなピンピン♡だ。
「…………えっちぃ格好してかぁいいこと言わないでよ。」
「そんなつもりじゃ…無かったんだぞ?ゆぅしの格好良い身体が……わるぃ。」
「………絢斗くんは、どーしたい?」
片手をふわふわおっぱいから外し、カリカリ♡カリカリ♡カリカリ♡と緩く爪を立てて絢斗くんのおまんこを穴を中心に引っ掻いたのだった。選択をさせるつもりで、させない辺り自分も…良くない人になってしまったなぁと思う。
「…っ!!♡んぁっ………ず、ずりゅぃ……!♡うぅ………♡」
「ね、どーしたいって聞いてるんだけどなぁ。」
湯をぱしゃん、ぱしゃんと波立たせながら身体を震わせはじめた絢斗くん。お目目も地味に涙を浮かばせちゃっている。こういう反応を直ぐにしてくれるから、いぢめちゃうんだよね。
身を捩りながらそっと絢斗くんが僕の頬に手を添え、あっつい吐息を吐き出していた。
「んもぉ……全部、全部格好良いのは…良くないぞ…。」
「そんなに?」
とろん…とした眼差し。
ゆっくり、ゆっくりと首筋から胸元にかけて手のひらが流れていく。自分ではいつもの身体としか思えないのだが、目の前のえっちぃ子からしたらちょっと違って見えるらしい。その証拠に絢斗くんの竿部分が僕の反り立つちんぽにこすこす♡と擦り付けてきていたのだった。全く、いつの間にそんなやらしいアピールをしてくるようになったのだか。腰使いが今日もえっち過ぎるのでは。
「ん……ほら、ゆぅしのちんぽ…けんとのおまんこに挿入れて…?♡」
「…っふふ♡それじゃぁお風呂出ようか♡」
「はい…♡」
「……兄さん、絢斗くん。」
玄関に出るなり、雄大が相変わらず眉間に皺を寄せて僕達に声を掛けてきたのだった。この男子会において多少は絢斗くんの事を認めてくれたのかなぁとか、思った以上に仲良ししてたなぁとか思っていたのだが…案外そうでは無かったのだろうか。
「その、父さんと母さんは何だかんだで認めてくれるんだろうけど。俺は、違うからね。」
…過去に大分悲惨な事をこの子からされてしまったけども、こういう優しさが垣間見えるから全力で憎めないんだよなぁって。
もしかしなくても、反対意見を言って僕の気を引こうとかあるのだろうけども。それはそれとしてだ。
気まずそうにそう言葉を発していた弟の頭にポンッ、と手を置いたのだった。
「そういう人がいる方が、僕としては有難いよ。」
「…………思った以上に、兄さんが絢斗くんの事を大切にしていることは分かったけど。ストッパーみたいな人は必要でしょ。」
「そうだね。」
険しい顔は鳴りを潜め、誰もが惚れ惚れしてしまいそうな愛らしい笑みを浮かべたのだった。隣に並んでそれを見ていた絢斗くんが一瞬ギョッとしていた。
「だか、だから……俺がなるよ。」
「やっぱり、雄大は良い弟だよ。」
「ふふっ……でしょ?」
その後絢斗くんが少しだけむむっ、としたお顔をしていたのが謎であった。
自分達の荷物を車に載せ、浅見家に絢斗くんを送ることにしたのだが…。
「…………その、ゆぅし。」
「んー?」
ハンドルを握っていた手に彼のしなやかな指先がそっと触れてきたのであった。
「あのな…、ゆぅしのお母さんからお話をして貰ってさ。」
「…変なこと言われた?」
「じゃなくて、これ…。」
ちょうど赤信号になり、彼の方を見てみるともう片方の手元には一枚のパンフレットが握られていたのであった。
なんだろうか…。
近くにあったコンビニの駐車場に車を停めさせてもらい、その謎のパンフレットを二人で拝見することにした。
「……日帰り温泉?」
「そーみたいだな。昨日から営業再開してるみたいで、良かったら帰りに行ってみたらって。」
「………なるほど。場所もそんなに遠くないし片道一時間くらいか。」
話の内容の通り母さんから貰ったパンフレットには大々的に【日帰り温泉プラン!】と記載されていたのである。自分が昔から住んでいるこの街外れにどうやら旅館があるらしい。確かあそこら辺は自然豊かな土地であったと記憶している。
しかも満員でなければ当日連絡で部屋も一室貸し出されているみたいだ。部屋にも内風呂、露天風呂が設置されているらしく、中々に魅力的である。
「そうか…時間的にもまだ早いし連絡して行ってみようか。」
「うん!!」
遠くに二人だけとなると夏休みの研修の時以来の外へのお出かけだ。泊まることは出来ないが、少しでも彼に今回の休暇中に楽しんで貰えたらと思う。
「「わぁ……!!」」
目の前に広がるは普段の平坦な世界とは違い、高さがある景色。旅館の周りには整備されているが、木々が生い茂っておりその先には小さく街が見えて…思わず二人して感動してしまったのだった。
日頃手元ばかり見るような生活ばかりしていたからか、こういった遠くを見るような機会が減っていた。だからかより世界が広く感じてしまい圧倒されてしまった気がしたのだ。
思ったよりも山を登ってきたので、初めは大丈夫かと心配していたけれども。
これはこれは…教えてくれた母さんに感謝せねば。
この旅館に来る前に連絡をし一部屋取れるか聞いてみたところ、運良くお借りすることができたのだった。案外正月から温泉を利用する人が少なかったらしい。他の部屋も殆ど使われていないみたいであった。気負わなくて良いのは助かる。
しかも嬉しいことに施設内には食事処も用意されているみたいで、お昼はそこを使用させてもらう事にしよう。
「すごい…!綺麗だなぁ。」
「そうだね。お部屋の中も綺麗だし、館内着もあるし…。なんだかわくわくしちゃう。」
「んへへ、そーだな。」
そちらも用意してもらったらしく、室内風呂近くに二着の藍色の着流しが置かれていたのであった。こういったものは修学旅行以来だ。
「それじゃぁ、入ろうか。」
「…う、うん!」
パンフレットにはやはり目玉のお風呂は露天風呂と記載されていただけあって、室内風呂とはいえ最高であった。まだまだ外気温は冷え切っているからか、少し熱めのお湯が身に染みる。プライバシー保護の為に塀があるため先程の景色は見えないが、上を向けば青空が広がっている。
何よりも貸切風呂だから周りの事を気にせずにゆっくりと寛げるというのが有難い。
満足しないはずがない。昼間からこんなにも贅沢な気分を味わっても良いのだろうか。
「ふぁぁぁ…きもちーー…。」
「……ん。」
「絢斗くん?」
先程から何やらモジモジとしている彼。もしや温泉が苦手だっただろうか。それとも、やはり若い身空にはこういう娯楽は合わなかったり…するのかな。
「ぁ、ち、違うぞ!温泉が嫌とかそういうんじゃなくてな。」
「う、うん。」
「………その、目が……潰れそう。」
「……………………………ん?」
なんだって?
眼鏡をしていないから普段よりもぐっと近付き顔を覗き込んだ。色白な彼だからお湯の温かさによる肌の色の赤みの他に…お顔が妙に赤かったのである。
本人は言っちゃったー!みたいに照れているが…ごめんね、わかんないや。
「ごめん、よく分かんないんだけども。」
「……うぅ…。その、こうして昼間に堂々とお風呂に二人で入るっていうのが初めてだから…。その、ゆぅしの身体とか……滅茶苦茶見えちゃって…見ちゃって……て、照れる。」
「普段からもお家のお風呂入ってるじゃん。」
「…そぉだけど、そうじゃねぇよ。お外だし。ゆぅしの身体…綺麗だから、よりくっきり見えて…直視できない。」
「………。」
な、なんだかそこまで照れられてしまうと僕も感情が伝染してしまった。
確かにお家でえっちした後にお風呂に入ることはあるけど、時間帯でいえば夜の方が多かったりする。だから彼が言うことも分かるけど。けど、電気付けてるし、互いの裸を見るのはよくある事だ。
それでも…それでもこうして絢斗くんは僕の身体を見て今でもドキドキとしてくれるんだな。それは、嬉しいかもしれない。
「僕だって…いつでも、これからも絢斗くんの素肌を見るのはワクワクしちゃってるんだからね。」
「……そ、そか。」
「ほら、こっちおいで。」
「っわ。」
そう言い彼の事を自分の太腿の上に乗せたのだった。
湯船に浸かる前に互いに身体は一通り洗い終えているからか、髪の毛も濡れており前髪は互いに上げられている状態だ。可愛い、おでこまで赤くなっちゃってる。思わず軽く唇を触れさせてしまった。おでこまで可愛いとか罪だよね。
肉厚になってきている彼の胸元を下から持ち上げた。ちょっと動かしただけなのに簡単に谷間ができてしまう。お湯の雫がたらり…とおっぱいの間を流れているのが見えた。乳輪もぽってりとしており、縁が盛り上がってしまっている。乳首は…言わずもがなピンピン♡だ。
「…………えっちぃ格好してかぁいいこと言わないでよ。」
「そんなつもりじゃ…無かったんだぞ?ゆぅしの格好良い身体が……わるぃ。」
「………絢斗くんは、どーしたい?」
片手をふわふわおっぱいから外し、カリカリ♡カリカリ♡カリカリ♡と緩く爪を立てて絢斗くんのおまんこを穴を中心に引っ掻いたのだった。選択をさせるつもりで、させない辺り自分も…良くない人になってしまったなぁと思う。
「…っ!!♡んぁっ………ず、ずりゅぃ……!♡うぅ………♡」
「ね、どーしたいって聞いてるんだけどなぁ。」
湯をぱしゃん、ぱしゃんと波立たせながら身体を震わせはじめた絢斗くん。お目目も地味に涙を浮かばせちゃっている。こういう反応を直ぐにしてくれるから、いぢめちゃうんだよね。
身を捩りながらそっと絢斗くんが僕の頬に手を添え、あっつい吐息を吐き出していた。
「んもぉ……全部、全部格好良いのは…良くないぞ…。」
「そんなに?」
とろん…とした眼差し。
ゆっくり、ゆっくりと首筋から胸元にかけて手のひらが流れていく。自分ではいつもの身体としか思えないのだが、目の前のえっちぃ子からしたらちょっと違って見えるらしい。その証拠に絢斗くんの竿部分が僕の反り立つちんぽにこすこす♡と擦り付けてきていたのだった。全く、いつの間にそんなやらしいアピールをしてくるようになったのだか。腰使いが今日もえっち過ぎるのでは。
「ん……ほら、ゆぅしのちんぽ…けんとのおまんこに挿入れて…?♡」
「…っふふ♡それじゃぁお風呂出ようか♡」
「はい…♡」
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