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07 レイフォードの心中は
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魔法省でオーラを見てから3日後、レイフォード様からお誘いがあり街へと出掛ける事になった。
街に着いて馬車を降りて歩き出す。するとどこからともなく女性が集まってきているようで、声をかけてくる女性もいた。
「ラッセン様、よろしければわたくし達とご一緒しませんか?」
「ラッセン様。わたくしを覚えているかしら?ディオリス・ローオングス伯爵の長女エリザベス・ローオングスです。ご一緒にお茶でもいかがかしら?」
「ラッセン様、今度うちの夜会に来ていただけませんか?」
アシュリーは女性達に自然にレイフォードの側から排除されレイフォードは女性達に取り囲まれていた。
アシュリーはぼんやりとしか見えない目でこのままこの集団と一緒にいたら危ないと思い少し離れた。
「そんな所で突っ立ってると危ないよ。」
若い男性が声をかけて手を引いて屋台のテーブルへと連れてきてくれた。
レイフォードがあの女性達から解放されるまで時間がかかるだろうから休憩しておこう。
笑顔でお礼を言っていると、
「アシュリー。勝手にいなくなるな。それにそいつは誰だ?」
レイフォードが怒りながら近寄ってくる。
見えないが、レイフォードの周りにはまだ女性陣がいるのだろう。香水の匂いと「あの子はなんですの?」とボソボソいっている声が聞こえる。
「レイフォード様。ご心配をおかけして申し訳ありません。ぼんやりとしか見えなかったので人とぶつかってしまい、離れてしまったのです。この方はその時に声をかけてくださって、目が見えないと言うと席まで連れてきてくださったのです。」
「なんだい、色男の兄ちゃん。そんなにたくさんの美人を侍らせてまだこのお嬢さんもなんて強欲すぎるぜ。このお嬢さんの事は気にするな。お嬢さんは俺が街を案内しとくぜ。」
男性が話出すとレイフォードのオーラがラピスから赤を足していくような紫に 変わり始める。
アシュリーは驚いて
「レイフォード様。オーラが赤寄りに変わっていってます。何かありましたか?」
アシュリーは見えない目を大きく見開きレイフォードを心配そうに見る。
レイフォードはハッとして怒気を収めた。
するとレイフォードのオーラは元のラピスに戻った。
アシュリーの言うオーラは生活魔法というか基礎魔法の白、治療魔法の緑、攻撃魔法の赤だ。レイフォードはラピスで何に特化しているのかわからない。ラピスのオーラはレイフォードの他に見ていないからだ。
推測だが、治癒魔法が多いが攻撃魔法も特化しているのだろう。
多分レイフォードのオーラが赤寄りになっているというのはレイフォード自身が攻撃的になっているという事だろう。
冷静になったレイフォードはまとわりついていた令嬢達とアシュリーに声をかけていた男性にも丁寧に断りアシュリーの手を取り歩き出した。
王立学園に行くのに馬車を使った。本来学園内まで馬車でいけるが途中で降りたのだ。
レイフォードはアシュリーと街の散策をしたいと思ったからだ。
なのに馬車を降りるとケバケバしい女性陣が自分とアシュリーを取り囲んだ。キツイ香水の匂いに辟易しながら横を見るとアシュリーはいなかった。
今日はオーラを見てもらう予定だからアシュリーの目はまだぼんやりとしか見えていない。
焦って周りを見渡すと知らない男に手を繋がれ屋台のテーブルへとつくところだった。
苛立ち、周りを無視してアシュリーへと向かう。
アシュリーは知らない男へと笑顔を見せていた。
そいつは誰だ?
怒りに任せてアシュリーに聞くと、ただの親切な人だと答えた。
だが、男がアシュリーへの興味をあからさまに伝えるとふつふつと怒りがこみ上げてきた。
アシュリーがオーラの色の変化を言わなければきっと怒りに任せて魔法を使っていただろう。
街に着いて馬車を降りて歩き出す。するとどこからともなく女性が集まってきているようで、声をかけてくる女性もいた。
「ラッセン様、よろしければわたくし達とご一緒しませんか?」
「ラッセン様。わたくしを覚えているかしら?ディオリス・ローオングス伯爵の長女エリザベス・ローオングスです。ご一緒にお茶でもいかがかしら?」
「ラッセン様、今度うちの夜会に来ていただけませんか?」
アシュリーは女性達に自然にレイフォードの側から排除されレイフォードは女性達に取り囲まれていた。
アシュリーはぼんやりとしか見えない目でこのままこの集団と一緒にいたら危ないと思い少し離れた。
「そんな所で突っ立ってると危ないよ。」
若い男性が声をかけて手を引いて屋台のテーブルへと連れてきてくれた。
レイフォードがあの女性達から解放されるまで時間がかかるだろうから休憩しておこう。
笑顔でお礼を言っていると、
「アシュリー。勝手にいなくなるな。それにそいつは誰だ?」
レイフォードが怒りながら近寄ってくる。
見えないが、レイフォードの周りにはまだ女性陣がいるのだろう。香水の匂いと「あの子はなんですの?」とボソボソいっている声が聞こえる。
「レイフォード様。ご心配をおかけして申し訳ありません。ぼんやりとしか見えなかったので人とぶつかってしまい、離れてしまったのです。この方はその時に声をかけてくださって、目が見えないと言うと席まで連れてきてくださったのです。」
「なんだい、色男の兄ちゃん。そんなにたくさんの美人を侍らせてまだこのお嬢さんもなんて強欲すぎるぜ。このお嬢さんの事は気にするな。お嬢さんは俺が街を案内しとくぜ。」
男性が話出すとレイフォードのオーラがラピスから赤を足していくような紫に 変わり始める。
アシュリーは驚いて
「レイフォード様。オーラが赤寄りに変わっていってます。何かありましたか?」
アシュリーは見えない目を大きく見開きレイフォードを心配そうに見る。
レイフォードはハッとして怒気を収めた。
するとレイフォードのオーラは元のラピスに戻った。
アシュリーの言うオーラは生活魔法というか基礎魔法の白、治療魔法の緑、攻撃魔法の赤だ。レイフォードはラピスで何に特化しているのかわからない。ラピスのオーラはレイフォードの他に見ていないからだ。
推測だが、治癒魔法が多いが攻撃魔法も特化しているのだろう。
多分レイフォードのオーラが赤寄りになっているというのはレイフォード自身が攻撃的になっているという事だろう。
冷静になったレイフォードはまとわりついていた令嬢達とアシュリーに声をかけていた男性にも丁寧に断りアシュリーの手を取り歩き出した。
王立学園に行くのに馬車を使った。本来学園内まで馬車でいけるが途中で降りたのだ。
レイフォードはアシュリーと街の散策をしたいと思ったからだ。
なのに馬車を降りるとケバケバしい女性陣が自分とアシュリーを取り囲んだ。キツイ香水の匂いに辟易しながら横を見るとアシュリーはいなかった。
今日はオーラを見てもらう予定だからアシュリーの目はまだぼんやりとしか見えていない。
焦って周りを見渡すと知らない男に手を繋がれ屋台のテーブルへとつくところだった。
苛立ち、周りを無視してアシュリーへと向かう。
アシュリーは知らない男へと笑顔を見せていた。
そいつは誰だ?
怒りに任せてアシュリーに聞くと、ただの親切な人だと答えた。
だが、男がアシュリーへの興味をあからさまに伝えるとふつふつと怒りがこみ上げてきた。
アシュリーがオーラの色の変化を言わなければきっと怒りに任せて魔法を使っていただろう。
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