126 / 183
122話 悪巧み?
しおりを挟む
……怒られるのは、理不尽じゃないだろうか。
「知らねえヤツについて行ったらダメだって、あれだけ言ったよな?!」
「ちゅいて行ってない。りゅーが、ちゅれて行った」
「そうじゃねえぇ! お前、賢いんだから分かるだろ?!」
頭を抱えるリトが、もどかしそうに自分の髪をかき混ぜた。
つまり、リトは他人との接触を禁じていたのだろうか。
だけど、そうすると店の人も図書館の人も、皆他人だけれど。
「むじゅんが生じるとももう」
海鮮焼きで少々磯臭くなった口内を、柑橘のジュースで洗い流して眉根を寄せる。
「何がだよ! そんな難しいことじゃねえわ!」
不機嫌なリトが、大きなコップで中身を煽った。
リトのルールはリスクを避けるためのものだろう。
だから、私はリスクを下げるために、大人を連れた行動を取ったのだけど。
リトにとって特定の「他人」の接触は想定内であり、リスクと見なしていない可能性が高い。ただし、リトの想定外の「他人」はリスクであると。
これは、あれだ。暗黙的なニュアンスの理解。
私が、非常に不得手とするもの。
「むじゅかしい……」
ルールの適用範囲や前提条件が明確に定義されていない以上、理解は困難。
結局リトが話を聞きたがったので、こうして露店のテーブルで軽い食事を済ませている。
お風呂に入りたかったのじゃないのだろうか。
「そもそも、なんでそんな……やつを選んだんだよ」
「かっこいいおにいたん?」
バキリ、と音がした。
「りと、コップ壊しただめ」
「う、うるせえ!」
頑丈そうな金属製のコップが、無残な形に変形している。
お店のコップなのに。
あの冒険者を選んだ理由は明確だ。
「冒険者で、ちゅよそうだったから」
あとは、急いでいる様子がなかったから、といったところか。
「……俺よりもか?」
不貞腐れたリトが、頬杖をついて私を見据えている。
ふと、私は違和感を覚えた。リト、怒っていたのじゃないのだろうか。
何となく、叱られているとは違う雰囲気を感じて、席を立った。
「……何だよ」
リトの膝に無理矢理身体をねじ込むと、その胸元をぽんぽん叩く。
「りとが、一番ちゅよそう」
強そう、と言うよりも実際強いだろうし。
見上げると、ふいと視線を逸らされた。だけど、少し機嫌は直ったろうか。
どうしようか、ぽんぽんもしてみたし、私はもうこれ以上手札がない。
と、もそもそポケットから出てきたファエルが、何やら耳打ちした。
なるほど、ここでも『とっておき』が使えるのか。
「りと」
「いてっ……おい!」
長い髪をぐいぐいたぐって引き寄せると、その首筋に腕を回した。
「――りとが、一番かっこいい」
今にも何やら小言を言いそうだった口元が、リトの身体が、ピタッと止まった。
少し身体を離して、銀の瞳を見上げる。
あんまり効果があったものだから、少しおかしくなって笑みが浮かぶ。
そうか、分かった。私も、リトがラザクやファエルの方がかわいいと言ったら嫌だ。
つまり、そういうことだ。
「りとの方が、かっこいい」
間近く銀の瞳を覗き込んで、はっきり宣言した。
「~~~~っ!!」
唐突に私を下ろしてテーブルに突っ伏したリトが、完全に顔を隠してしまった。
「りと?」
もしかして、まだ足りないだろうか。
もうコツを掴んだ私は、その背中を撫でながら、何とか顔を覗き込もうとテーブルに頬をつけた。
「りゅー、りとがしゅき」
「ぐっ……分かった! いい、もういい!」
呻くように私の口を塞いだリトが、今度は私を抱き込んで丸まった。
「……ダッセぇ~~。俺、情けねえ……」
顔は見えないけれど、今度はひどく沈んでいるように見える。
「いやそれマジよ? マジダサ。保護者カッコ悪すぎぃ~!」
腹を抱えて笑うファエルが、ビシッとリトの指で弾き落とされた。
リトはカッコ悪くない、ちゃんとカッコイイから大丈夫だ。そう言ってあげようと思ったのに、しっかりぎゅうぎゅう包み込まれてままならない。
「帰るか……」
ややあって大きなため息を吐いたリトは、なぜか肩を落として宿まで戻ったのだった。
「――明日あたり、お前と行ける依頼を考えるか」
数日ぶりのお風呂に入りながら、リトはやっと機嫌を戻したみたいだ。
ゆったり浴槽に身体を広げて仰のくと、独り言のように呟いた。
「りゅー、そうする!」
「なら、別に朝早く出る必要はねえな」
「りゅーも、依頼受ける!」
だって、私のお金はもうない。しっかり稼がなくてはいけない。
薬草を採って得られるお金は思ったより少ないし、他はないだろうか。
「お前が、つうか俺が受ける依頼だからな。討伐じゃお前が活躍できねえし、採取系にはなるだろうな」
採取系でも構わないけれど、ひとつ、不満がある。
「りゅーも、たかかう方法教えて」
リトは、中々教えてくれない。戦えなければ、外でのリスクは跳ね上がるというのに。
一時的に剣の使い方は教わったけれど、どうも私は剣に向いていないらしい。
「そうは言っても弟子はさぁ、究極のドンクサじゃん?」
小さな桶で一人風呂を作って、鼻歌など歌っていたファエルが、そんなことを言う。
頷きかけたリトが、慌てて視線を逸らした。
私は、そんなに鈍臭いのだろうか。
「りゅーは、まだちいちゃいから!」
憤慨してお湯を叩くと、苦笑して顔を拭ったリトが、ほかほかの大きな手で私のおでこをなで上げた。
「だからな、まだ小さくてうまく動けねえなら、それはそれで問題だろ?」
それは、確かに。
鈍臭いと、冒険者は無理なんだろうか。
だけど、私は大きな魔物を倒したこともある。
きっと、不可能じゃない。
次に図書館に行った時は、戦う方法を調べよう。
私は密かにそう決意したのだった。
ほかほかサラサラになった素肌が、冷たいシーツに触れて心地良い。
部屋の隅で武器の手入れをするリトを眺めながら、私はベッドの上でころころ転がっていた。
「わが弟子よ、戦うことを所望するならば、疾く魔法書を入手することよ」
丁寧に翼を拭っていたファエルが、ふいに視線を巡らせると、厳めしい顔でこっそり告げた。
どうしてこっそり? 口を開こうとした私に、しいっ! と指を立ててみせる。
「あの過保護者に気取られるでないわ! 些細なリスクでも、魔法の習得を阻止されるのが目に見えておる。我らで力を蓄えるのよ。弟子が強くなることに、何ら不都合はないであろう? 過保護者の気苦労も減るというものよ」
なるほど、リトは生活魔法だってあんなに慎重だったもの。
しいっと人差し指を唇につけ、私も頷いた。
「でも、魔法書あってもお金ない」
「そこよ。明日ギルドへ行った際は、町中依頼が鍵になると心得よ。過保護者に気取られぬよう、重々気をつけて探るがよい」
私は、思わず目を輝かせた。
そうか、リトがいない間に、私が依頼を受けたっていいのだ。町の外へ出るのは禁じられているけれど、町中で過ごす分には問題ないはずだ。
こっそり働いてお金を貯めて、魔法書を購入する。
「でも、りゅー依頼受けらえる?」
こそこそファエルに耳打ちすると、チッチッ、と指を振られた。
「弟子は考えが足りぬ。誰も依頼を受けるとは言っておらんわ。そんなことをすれば、過保護者に筒抜けになる故」
言っていたことが違うではないか、と困惑に首を傾けると、ファエルはいっそう声を潜めた。
「何も、ギルドを通さなくとも仕事は受けられる。違うかな? 町中依頼の傾向を見て、直接依頼を受ければよい。もちろん、リスクはある。けれど、それは命のリスクでは……ないであろう?」
私は目を輝かせ、深々と頷いた。
その通りだ。その場合のリスクは、金銭的なもの。
たとえ踏み倒されても、買い叩かれても、その程度のリスクなら許容できる。
私はちら、とリトを見て、ファエルと顔を見合わせて頷き合ったのだった。
「知らねえヤツについて行ったらダメだって、あれだけ言ったよな?!」
「ちゅいて行ってない。りゅーが、ちゅれて行った」
「そうじゃねえぇ! お前、賢いんだから分かるだろ?!」
頭を抱えるリトが、もどかしそうに自分の髪をかき混ぜた。
つまり、リトは他人との接触を禁じていたのだろうか。
だけど、そうすると店の人も図書館の人も、皆他人だけれど。
「むじゅんが生じるとももう」
海鮮焼きで少々磯臭くなった口内を、柑橘のジュースで洗い流して眉根を寄せる。
「何がだよ! そんな難しいことじゃねえわ!」
不機嫌なリトが、大きなコップで中身を煽った。
リトのルールはリスクを避けるためのものだろう。
だから、私はリスクを下げるために、大人を連れた行動を取ったのだけど。
リトにとって特定の「他人」の接触は想定内であり、リスクと見なしていない可能性が高い。ただし、リトの想定外の「他人」はリスクであると。
これは、あれだ。暗黙的なニュアンスの理解。
私が、非常に不得手とするもの。
「むじゅかしい……」
ルールの適用範囲や前提条件が明確に定義されていない以上、理解は困難。
結局リトが話を聞きたがったので、こうして露店のテーブルで軽い食事を済ませている。
お風呂に入りたかったのじゃないのだろうか。
「そもそも、なんでそんな……やつを選んだんだよ」
「かっこいいおにいたん?」
バキリ、と音がした。
「りと、コップ壊しただめ」
「う、うるせえ!」
頑丈そうな金属製のコップが、無残な形に変形している。
お店のコップなのに。
あの冒険者を選んだ理由は明確だ。
「冒険者で、ちゅよそうだったから」
あとは、急いでいる様子がなかったから、といったところか。
「……俺よりもか?」
不貞腐れたリトが、頬杖をついて私を見据えている。
ふと、私は違和感を覚えた。リト、怒っていたのじゃないのだろうか。
何となく、叱られているとは違う雰囲気を感じて、席を立った。
「……何だよ」
リトの膝に無理矢理身体をねじ込むと、その胸元をぽんぽん叩く。
「りとが、一番ちゅよそう」
強そう、と言うよりも実際強いだろうし。
見上げると、ふいと視線を逸らされた。だけど、少し機嫌は直ったろうか。
どうしようか、ぽんぽんもしてみたし、私はもうこれ以上手札がない。
と、もそもそポケットから出てきたファエルが、何やら耳打ちした。
なるほど、ここでも『とっておき』が使えるのか。
「りと」
「いてっ……おい!」
長い髪をぐいぐいたぐって引き寄せると、その首筋に腕を回した。
「――りとが、一番かっこいい」
今にも何やら小言を言いそうだった口元が、リトの身体が、ピタッと止まった。
少し身体を離して、銀の瞳を見上げる。
あんまり効果があったものだから、少しおかしくなって笑みが浮かぶ。
そうか、分かった。私も、リトがラザクやファエルの方がかわいいと言ったら嫌だ。
つまり、そういうことだ。
「りとの方が、かっこいい」
間近く銀の瞳を覗き込んで、はっきり宣言した。
「~~~~っ!!」
唐突に私を下ろしてテーブルに突っ伏したリトが、完全に顔を隠してしまった。
「りと?」
もしかして、まだ足りないだろうか。
もうコツを掴んだ私は、その背中を撫でながら、何とか顔を覗き込もうとテーブルに頬をつけた。
「りゅー、りとがしゅき」
「ぐっ……分かった! いい、もういい!」
呻くように私の口を塞いだリトが、今度は私を抱き込んで丸まった。
「……ダッセぇ~~。俺、情けねえ……」
顔は見えないけれど、今度はひどく沈んでいるように見える。
「いやそれマジよ? マジダサ。保護者カッコ悪すぎぃ~!」
腹を抱えて笑うファエルが、ビシッとリトの指で弾き落とされた。
リトはカッコ悪くない、ちゃんとカッコイイから大丈夫だ。そう言ってあげようと思ったのに、しっかりぎゅうぎゅう包み込まれてままならない。
「帰るか……」
ややあって大きなため息を吐いたリトは、なぜか肩を落として宿まで戻ったのだった。
「――明日あたり、お前と行ける依頼を考えるか」
数日ぶりのお風呂に入りながら、リトはやっと機嫌を戻したみたいだ。
ゆったり浴槽に身体を広げて仰のくと、独り言のように呟いた。
「りゅー、そうする!」
「なら、別に朝早く出る必要はねえな」
「りゅーも、依頼受ける!」
だって、私のお金はもうない。しっかり稼がなくてはいけない。
薬草を採って得られるお金は思ったより少ないし、他はないだろうか。
「お前が、つうか俺が受ける依頼だからな。討伐じゃお前が活躍できねえし、採取系にはなるだろうな」
採取系でも構わないけれど、ひとつ、不満がある。
「りゅーも、たかかう方法教えて」
リトは、中々教えてくれない。戦えなければ、外でのリスクは跳ね上がるというのに。
一時的に剣の使い方は教わったけれど、どうも私は剣に向いていないらしい。
「そうは言っても弟子はさぁ、究極のドンクサじゃん?」
小さな桶で一人風呂を作って、鼻歌など歌っていたファエルが、そんなことを言う。
頷きかけたリトが、慌てて視線を逸らした。
私は、そんなに鈍臭いのだろうか。
「りゅーは、まだちいちゃいから!」
憤慨してお湯を叩くと、苦笑して顔を拭ったリトが、ほかほかの大きな手で私のおでこをなで上げた。
「だからな、まだ小さくてうまく動けねえなら、それはそれで問題だろ?」
それは、確かに。
鈍臭いと、冒険者は無理なんだろうか。
だけど、私は大きな魔物を倒したこともある。
きっと、不可能じゃない。
次に図書館に行った時は、戦う方法を調べよう。
私は密かにそう決意したのだった。
ほかほかサラサラになった素肌が、冷たいシーツに触れて心地良い。
部屋の隅で武器の手入れをするリトを眺めながら、私はベッドの上でころころ転がっていた。
「わが弟子よ、戦うことを所望するならば、疾く魔法書を入手することよ」
丁寧に翼を拭っていたファエルが、ふいに視線を巡らせると、厳めしい顔でこっそり告げた。
どうしてこっそり? 口を開こうとした私に、しいっ! と指を立ててみせる。
「あの過保護者に気取られるでないわ! 些細なリスクでも、魔法の習得を阻止されるのが目に見えておる。我らで力を蓄えるのよ。弟子が強くなることに、何ら不都合はないであろう? 過保護者の気苦労も減るというものよ」
なるほど、リトは生活魔法だってあんなに慎重だったもの。
しいっと人差し指を唇につけ、私も頷いた。
「でも、魔法書あってもお金ない」
「そこよ。明日ギルドへ行った際は、町中依頼が鍵になると心得よ。過保護者に気取られぬよう、重々気をつけて探るがよい」
私は、思わず目を輝かせた。
そうか、リトがいない間に、私が依頼を受けたっていいのだ。町の外へ出るのは禁じられているけれど、町中で過ごす分には問題ないはずだ。
こっそり働いてお金を貯めて、魔法書を購入する。
「でも、りゅー依頼受けらえる?」
こそこそファエルに耳打ちすると、チッチッ、と指を振られた。
「弟子は考えが足りぬ。誰も依頼を受けるとは言っておらんわ。そんなことをすれば、過保護者に筒抜けになる故」
言っていたことが違うではないか、と困惑に首を傾けると、ファエルはいっそう声を潜めた。
「何も、ギルドを通さなくとも仕事は受けられる。違うかな? 町中依頼の傾向を見て、直接依頼を受ければよい。もちろん、リスクはある。けれど、それは命のリスクでは……ないであろう?」
私は目を輝かせ、深々と頷いた。
その通りだ。その場合のリスクは、金銭的なもの。
たとえ踏み倒されても、買い叩かれても、その程度のリスクなら許容できる。
私はちら、とリトを見て、ファエルと顔を見合わせて頷き合ったのだった。
569
あなたにおすすめの小説
【完結】小さな元大賢者の幸せ騎士団大作戦〜ひとりは寂しいからみんなで幸せ目指します〜
るあか
ファンタジー
僕はフィル・ガーネット5歳。田舎のガーネット領の領主の息子だ。
でも、ただの5歳児ではない。前世は別の世界で“大賢者”という称号を持つ大魔道士。そのまた前世は日本という島国で“独身貴族”の称号を持つ者だった。
どちらも決して不自由な生活ではなかったのだが、特に大賢者はその力が強すぎたために側に寄る者は誰もおらず、寂しく孤独死をした。
そんな僕はメイドのレベッカと近所の森を散歩中に“根無し草の鬼族のおじさん”を拾う。彼との出会いをきっかけに、ガーネット領にはなかった“騎士団”の結成を目指す事に。
家族や領民のみんなで幸せになる事を夢見て、元大賢者の5歳の僕の幸せ騎士団大作戦が幕を開ける。
異世界で目覚めたら、もふもふ騎士団に保護されてました ~ちびっ子だけど、獣人たちの平穏のためお世話係がんばります!!~
ありぽん
ファンタジー
神のミスで命を落とした芽依は、お詫びとして大好きな異世界へ転生させてもらえることに。だが転生の際、またしても神のミスで、森の奥地に幼女の姿で送られてしまい。転生の反動で眠っていた瞳は、気づかないうちに魔獣たちに囲まれてしまう。
しかしそんな危機的状況の中、森を巡回していた、獣人だけで構成された獣騎士団が駆け付けてくれ、芽依はどうにかこの窮地を切り抜けることができたのだった。
やがて目を覚ました芽依は、初めは混乱したものの、すぐに現状を受け入れ。またその後、同じ種族の人間側で保護する案も出たが、ある事情により、芽依はそのまま獣騎士団の宿舎で暮らすことに。
そこで芽依は、助けてくれた獣騎士たちに恩を返すため、そして日々厳しい任務に向かう獣人たちが少しでも平穏に過ごせるようにと、お世話係を買って出る。
そんな芽依に、当初は不安だった獣人たちだったが、元気で明るい瞳の存在は、次第に獣人たちの力となっていくのだった。
これはちびっ子転生者の芽依が、獣人や魔獣たちのために奮闘し、癒しとなっていく。そんな、ほっこりまったり? な物語。
ヴァイオリン辺境伯の優雅で怠惰なスローライフ〜転生した追放悪役令息が魔境でヴァイオリン練習していたら、精霊界隈でバズってました〜
幸運寺大大吉丸◎ 書籍発売中
ファンタジー
「お前を追放する——!」
乙女のゲーム世界に転生したオーウェン。成績優秀で伯爵貴族だった彼は、ヒロインの行動を咎めまったせいで、悪者にされ、辺境へ追放されてしまう。
隣は魔物の森と恐れられ、冒険者が多い土地——リオンシュタットに飛ばされてしまった彼だが、戦いを労うために、冒険者や、騎士などを森に集め、ヴァイオリンのコンサートをする事にした。
「もうその発想がぶっ飛んでるんですが——!というか、いつの間に、コンサート会場なんて作ったのですか!?」
規格外な彼に戸惑ったのは彼らだけではなく、森に住む住民達も同じようで……。
「なんだ、この音色!透き通ってて美味え!」「ほんとほんと!」
◯カクヨム様にて、週間総合ランキングにランクインしました。
◯この話はフィクションです。
◯未成年飲酒する場面がありますが、未成年飲酒を容認・推奨するものでは、ありません。
3点スキルと食事転生。食いしん坊の幸福無双。〜メシ作るために、貰ったスキル、完全に戦闘狂向き〜
幸運寺大大吉丸◎ 書籍発売中
ファンタジー
伯爵家の当主と側室の子であるリアムは転生者である。
転生した時に、目立たないから大丈夫と貰ったスキルが、転生して直後、ひょんなことから1番知られてはいけない人にバレてしまう。
- 週間最高ランキング:総合297位
- ゲス要素があります。
- この話はフィクションです。
魔境へ追放された公爵令息のチート領地開拓 〜動く屋敷でもふもふ達とスローライフ!〜
幸運寺大大吉丸◎ 書籍発売中
ファンタジー
公爵家に生まれたエリクは転生者である。
4歳の頃、前世の記憶が戻って以降、知識無双していた彼は気づいたら不自由極まりない生活を送るようになっていた。
そんな彼はある日、追放される。
「よっし。やっと追放だ。」
自由を手に入れたぶっ飛んび少年エリクが、ドラゴンやフェンリルたちと気ままに旅先を決めるという物語。
- この話はフィクションです。
- カクヨム様でも連載しています。
家族転生 ~父、勇者 母、大魔導師 兄、宰相 姉、公爵夫人 弟、S級暗殺者 妹、宮廷薬師 ……俺、門番~
北条新九郎
ファンタジー
三好家は一家揃って全滅し、そして一家揃って異世界転生を果たしていた。
父は勇者として、母は大魔導師として異世界で名声を博し、現地人の期待に応えて魔王討伐に旅立つ。またその子供たちも兄は宰相、姉は公爵夫人、弟はS級暗殺者、妹は宮廷薬師として異世界を謳歌していた。
ただ、三好家第三子の神太郎だけは異世界において冴えない立場だった。
彼の職業は………………ただの門番である。
そして、そんな彼の目的はスローライフを送りつつ、異世界ハーレムを作ることだった。
お気に入り・感想、宜しくお願いします。
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
仕事繁忙期の為、2月中旬まで更新を週一に致します。
カクヨム(吉野 ひな)様にも投稿しています。
救世の結界師マールちゃん~無能だと廃棄されましたが、敵国で傭兵のおっさん達に餌付けされてるので、今さら必要と言われても戻りません~
ぽんぽこ@3/28新作発売!!
ファンタジー
「ウチの子、可愛いうえに最強すぎるんだが――!?」
魔の森の隣、辺境伯家。 そこで八歳のメイド・マールは、食事も与えられず“要らない人間”として扱われていた。
――そしてある日ついに、毒と魔獣の禁忌領域《魔の森》へ捨てられてしまう。
「ここ……どこ?」
現れた魔獣に襲われかけたその瞬間。
救いに現れたのは――敵国の”イケオジ”傭兵隊だった。
「ほら、食え」
「……いいの?」
焚き火のそばで差し出された“温かいお粥”は、マールに初めての「安心」と「ごはん」を教えてくれた。
行き場を失った幼女は、強面のおじさん傭兵たちに餌付けされ、守られ、少しずつ笑えるようになる―― そんなシナリオだったはずなのに。
旅の途中、マールは無意識に結界を張り、猛毒の果実を「安全な食べ物」に変えてしまう。
「これもおいしいよ、おじさん!食べて食べて!」
「ウチの子は天才か!?」
ただ食べたいだけ。 だけどその力は、国境も常識もくつがえす。
これは、捨てられた欠食幼女が、敵国でお腹いっぱい幸せになりながら、秘められた力で世界を巻き込んでいく物語。
※若干の百合風味を含みます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる