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マウンティングカップル爆誕
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「カトリーヌ!僕に反抗ばかりする君は婚約者に相応しくない!君との婚約は破棄して、僕はジュリー嬢と婚約する!」
「お姉様では優秀なローラン様の婚約者は務まりませんわ!ローラン様と釣り合う私が立派にお相手を務めますわよ!」
私はカトリーヌ。マチュー子爵家の令嬢です。
突然、私は婚約者であるローラン・ブリュネ伯爵令息に婚約を破棄されました。さらに、私の妹であるジュリーがローラン様の婚約者になるというのです。
・・・2人ともマウンティングが大変にお好きな者同士ですからお似合いですわね。
あまりの出来事に、私はそんな感想を抱いてしまいました。
「ジュリー嬢!僕達の婚約祝いでヌーミル山に一緒に登らないかい?あそこは頂上から見る景色が最高なんだよ!」
「まぁ!ローラン様!なんて素敵なご提案なのかしら!でも私、山に登ったことがないから、足を引っ張ってしまいそうですわ・・・」
「心配ないよ!なんたって僕がついているんだからね!僕はこれでも山についてはプロフェッショナルなんだよ!君に忘れられない景色をプレゼントしよう!」
「まぁ!ローラン様ってなんて頼りになる素敵な御方なんでしょう!山の知識もおありだなんて尊敬しちゃうわ!私、体力には自信がありますから、頑張って登りますわ!」
彼らは私の前でそんな会話をしていました。恐らく、自分達のラブラブぶりを私に見せつけようという魂胆なのでしょう。でも、ちょっと気になることが・・・。
「ローラン様?この季節にヌーミル山に登るのは・・・」
「なんだい?まだいたのかカトリーヌ!僕達はとても大事な話をしているんだ。部外者はとっととここから立ち去ってくれないかな?」
「ローラン様の言う通りですわ。お姉さまって、本当に昔から空気が読めない人ですわね」
2人からそう言われて、私はそれ以上のことを口にするのはやめました。
ま、いっか。
自称・山のプロフェッショナルと、自称・体力には自信がある人なのだから、私が心配する必要はないわね。
「お姉様では優秀なローラン様の婚約者は務まりませんわ!ローラン様と釣り合う私が立派にお相手を務めますわよ!」
私はカトリーヌ。マチュー子爵家の令嬢です。
突然、私は婚約者であるローラン・ブリュネ伯爵令息に婚約を破棄されました。さらに、私の妹であるジュリーがローラン様の婚約者になるというのです。
・・・2人ともマウンティングが大変にお好きな者同士ですからお似合いですわね。
あまりの出来事に、私はそんな感想を抱いてしまいました。
「ジュリー嬢!僕達の婚約祝いでヌーミル山に一緒に登らないかい?あそこは頂上から見る景色が最高なんだよ!」
「まぁ!ローラン様!なんて素敵なご提案なのかしら!でも私、山に登ったことがないから、足を引っ張ってしまいそうですわ・・・」
「心配ないよ!なんたって僕がついているんだからね!僕はこれでも山についてはプロフェッショナルなんだよ!君に忘れられない景色をプレゼントしよう!」
「まぁ!ローラン様ってなんて頼りになる素敵な御方なんでしょう!山の知識もおありだなんて尊敬しちゃうわ!私、体力には自信がありますから、頑張って登りますわ!」
彼らは私の前でそんな会話をしていました。恐らく、自分達のラブラブぶりを私に見せつけようという魂胆なのでしょう。でも、ちょっと気になることが・・・。
「ローラン様?この季節にヌーミル山に登るのは・・・」
「なんだい?まだいたのかカトリーヌ!僕達はとても大事な話をしているんだ。部外者はとっととここから立ち去ってくれないかな?」
「ローラン様の言う通りですわ。お姉さまって、本当に昔から空気が読めない人ですわね」
2人からそう言われて、私はそれ以上のことを口にするのはやめました。
ま、いっか。
自称・山のプロフェッショナルと、自称・体力には自信がある人なのだから、私が心配する必要はないわね。
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