マウンティングがウザイ妹に婚約者を寝取られて婚約破棄された!婚約者もマウンティングがウザかったから、お似合いカップルですね。

ねお

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お友達に愚痴を聞いてもらう2

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「まぁ、お恥ずかしながら、私の妹も相当アレですけどね・・・」
「・・・カトリーヌ様の前では言いづらいですが・・・そうですね・・・」

 私の妹であるジュリーも、それはそれはヒドイものです。
 私の親友である、『仏のジャンヌ(私が命名しました)』ですらも、言葉を濁しながら同意するほどです。

 ジュリーは幼い頃からとにかく、両親から甘やかされて育ってきました。
 私の持っているものは何でも欲しがり、私のやる事はなんでもやりたがり、私の後にちょろちょろ付いてきました。それだけを聞くと、微笑ましくも思います。

 しかし、彼女は大変に欲深かったのです。彼女は常に姉である私をライバルと思っていたのでしょう。とにかく、私よりも自分が優れた存在であることをアピールしてきたのです。
 自分の方が可愛い、自分の方が両親から愛されている、自分の方が能力が高い・・・。
 ありとあらゆる場面で、私にマウントを取ってきました。

 彼女はとにかく、人に取り入るのが上手いのです。
 両親に対しても、私以上に可愛がられるように媚びていました。
 父は騙されていましたが、母は妹の性根を見抜いていました。

 また、学園に入ってからは、とにかくイケメンの令息達に淑女アピールをしていました。これまでに彼女は、そうやって媚びを売って何人ものイケメン令息達とお付き合いをしてきたのです。
 反面、イケメンではないご令息の方々や、他のご令嬢の方々には非常に冷淡な態度をとっていました。
 びっくりするほどの二面性です。

 あ、ただし、ジュリーもローラン様と同様に、伯爵家以上の方々にはできるだけ喧嘩を売らないようにしていたみたいです。ええ、できるだけ、です。
 相手が大人しい性格だとわかると、容赦なくマウントを取りにいっていたようです。

 本当に幼稚な妹です。

 そんなですから、他者からの評価は言うまでもありません。

 見た目だけは良いので、見た目に惹かれた頭の弱いイケメン令息様しか彼女は評価されておりません。

 それ以外の方からは地雷認定されており、姉の立場である私としては本当に情けなく、恥ずかしい思いです。


 ローラン様とジュリーの事は学園内でも有名ですので、私に対して遠回しに「カトリーヌの周りってろくでなしが多いよね」と言われることもあります。本当に心外です。

 私には『仏のジャンヌ』という素晴らしい親友もいらっしゃいますし、他にも尊敬する友人、知人の方々がたくさんいらっしゃいます。

 極々一部の地雷だけを見て、そのように言うのはやめていただきたい!



 ・・・という諸々の愚痴を、私は仏様にお話していたのでした。

 本当に、気の置けない友人というのは良いものですよね。
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