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第4章。バルデラン公爵 Vol-4-2。
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❤️天翔るリアの女王第2部 Vol-4-2❤️
第4章。バルデラン公爵 Vol-4-2。
AG4.3紀元630年11月15日。~AG4.3紀元630年11月25日。
(登場人物)
❣️ミロナ・ラハム・リア。
神聖リア帝国神聖女王。マルチ能力者。
❣️フランソファ・ラハム・リア。
天才マルチ物理学者。総合科学部局長。大元帥。神聖リア帝国副摂政。
❣️ラブリナ・ラハム・リア。
リア帝国艦隊統合司令長官。大元帥。神聖リア帝国副摂政。
❣️ミロル・ラハム・リア。
ミロナ・ラハム・リアの双子の妹。
ラレン銀河連合帝国女王。
❣️ララ・ラハム・リア。
神聖リア帝国副摂政。レーマー(統合大元帥)。ミロナ・ラハム・リア神聖女王の従妹。ミロナ神聖女王親衛部隊統合司令長官。
❣️ミレル・ラハム・リア。
クリスタルレーネ母船長官。ミロナ神聖女王親衛部隊副統合司令長官。
❣️ラレイル・ラハム・リア。
ミロナ神聖女王親衛部隊統轄大元帥。
❣️ナレロナ・ラハム・リア。
ミロナ神聖女王親衛部隊第1軍大元帥。
❣️ロレイン・ラハム・リア。
神聖リア帝国副摂政。統合大元帥。ミロナ・ラハム・リア統轄女王の従姉。神聖リア帝国旅団船団司令長官。
❣️ローラ・ラーム・マダン。
クリスタル・ギラクシアン・フォース艦隊(CGF艦隊)統合司令長官。統合大元帥。
(天空の女神)
❣️ティアラ・ラハム・ライフマザー。
(天空の女神直系の子孫)
❣️ティア・ラハム・リア。
リアリアン銀河連合帝国初代女王。
リア種族統一女王。
❣️ティアラ。
超絶集合精神知性体。
❣️8身合体融合超越知性脳ミロティシア。
(バルデラン暗黒ウォール)
💚アドルフ・ラハム・バルデラン。
バルデラン公爵。ミロルとミロナの伯父。
❣️マリエル・ラハム・バルデラン。
バルデラン公爵の長女。
💚マリエル・ラハム・バルデラン。
バルデラン公爵の長男。
❣️マリエル・ラハム・バルデラン。
バルデラン公爵の次女。
💚ロペス・ナブ・ドガル。
バルデラン連邦執政官。
💚ハル・メドラ・ヤブダン。
バルデラン連邦軍事司令長官。
🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟
第4章。バルデラン公爵 Vol-4-2。
ミロダリアン超銀河団ナラバラン銀河ラナル星系第3惑星ナブロを中心としたバルデラン公国は、総人口280億人を越え、軍事力も1帝国を超える程強大になっていた。
ラナル星系は6次元メンタル・フォーム・バリアで封印されており、通常探知方式では探知不可能で有る。其の星系内は、人工重力1Gに保たれている浮揚都市コロニーが数100台周回している。
科学調査船団コロニー10台から次々と調査船が発進し、母船サイレンスが滞空している宙域に向かって行く。10万が集合すると、母船サイレンスを先頭に、6次元メンタル・フォーム・バリアの構造亀裂に向かって突進して行く。
其から数時間後。AG4.3紀元630年11月15日。軍事基地浮揚都市コロニー50台から次々と戦艦が発進して行き、構造亀裂から現実宇宙空間に飛び出して行く。
エリル・ラハム・バルデランは、ミロダリアン超銀河団マレール銀河団ラレン銀河ラレロ星系第3惑星ラレル(ラレイラに改名)の座標を再確認作業を始める。
数時間後、座標の再確認が完了し、全船団が発進する。其の直後、ルドルフ・ラハム・バルデラン大元帥旗下の10個軍が次々と構造亀裂から飛び出して来る。
全船団が次々とバルデラン暗黒ウォールに向かって発進して行く。
第1回目の転移後。ルドルフ・ラハム・バルデラン大元帥は慌てる事無く、先ずはバルデラン暗黒ウォールの状況を探る為に調査船1台を派遣する。
母船サイレンスと調査船団10万台は、マレール銀河団手前に次々とドロップダウンして来る。再び座標の再確認作業を始める。最終確認して再び移動を開始する。
「エリル長官、次に復帰する宙域はラレン銀河外縁です❗️ドロップダウン終了後。問い合せ通信を送ります」と、母船長。
「了解しました❗️コンタクトが取れれば任務は完了ね」と、エリル長官。
数時間。ラレン銀河外縁にドロップダウンする。
母船長は通信回線を開き「我々はバルデラン公爵の特使です❗️ミロル・ラハム・リア女王陛下とのコンタクトを希望しております」と、送信する。
数分後。「私はラレン銀河連合帝国軍副統合大元帥のバーラ・ラハム・リアです。残念ながらミロル女王陛下は、双子の姉で有るミロナ神聖女王陛下と共にバルデラン銀河帝国制圧の為にバルデラン暗黒ウォールに行き、未だ連絡は有りません。但し、現在も生存している事は承知しています❗️」と、返信が届く。
エリル長官は通信に割り込んで「私は公爵の次子、エリル・ラハム・バルデランです❗️情報有難う御座います。で、ミロナ神聖女王陛下或いはミロル陛下とコンタクトを取りたいのですが、可能でしょうか」と、問い掛ける。
「6次元メンタル思念波フォーム通信機はお持ちですか❗️無ければ数万機用意させます」と、バーラ・ラハム・リア。
「通常の6次元通信機だけです❗️」と、正直に答える。
「解りました。では、直ちに用意しますので、現在位置に留まっていて下さい❗️ミロナ神聖女王陛下には私から連絡しておきます」と、バーラ・ラハム・リア。
「有難う御座います❗️感謝します」と、エリル・ラハム・バルデラン科学技術庁長官。
自立型マルチ貨物列車7MDがドロップダウンして来て、母船サイレンスの直ぐ側に相対的に停止する。エリル・ラハム・バルデランは、其の長さを確認して驚く。
「総全長10万8千キロメートル・・・❗️」思わず呟く。
「此方は自立型マルチ貨物列車7MDです❗️6次元メンタル思念波フォーム通信機を届けに来ました。通信機を満載したユニット1基を切り離し、母船と自動的に合体させます。以後は此方で対応します」との通常が届く。
「承知しました❗️」と、エリル長官。
貨物ユニットが分離し、サイレンスの下球部に合体する。貨物ユニットのライフトロン脳は、サイレンスの生体脳とコンタクトして、資材倉庫の位置とスペースを確認。一極制動型転送機(フィクティブ転送機)で納品を開始する。
数分後。納品が完了する。貨物ユニットのライフトロン脳が、マルチ貨物列車7MD母体ライフトロン脳に報告し、合体が解除して本体に戻った。
「納品完了しました。付属の技術ロボットが通信機の取り付けを始めます❗️」と、報告する。
数時間後。取り付けが完了し、6次元メンタル思念波フォーム通信機を稼働させる。技術ロボットから操作マニュアルを指導された通信技術員は、何処にいるか解らないミロナ神聖女王と、双子の妹ミロル神聖女王代理に向けて送信を開始する。
「私はサラ・ラハム・バルデランです。アドルフ・ラハム・バルデラン公爵の命に依り、ミロル神聖女王陛下並びにミロル女王陛下とのコンタクトを希望しております。以上、応答をお待ちしております」と、サラ・ラハム・バルデラン母船長。
AG4.3紀元630年11月15日。
🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟
AG4.3紀元630年11月25日。
AG4.3紀元630年11月16日。マザーシップのクリスタルパレス総統合司令本部に、ダイレクトメッセージが届けられる。
内容を聞いたミロナ等最高幹部等は
、生体脳レーネを呼び出した。
「レーネ❗️送信者の調査並びに送信者の現在地を特定させて下さい」と、ミロナが命じる。
「承知致しましたミロナ神聖女王陛下❗️」と、生体脳レーネ。
超越知性生体脳レーネの命令により、探査艦7MTDネットワーク統轄センターが全探査艦が送信源の特定と、送信者の調査を開始する。通信履歴をリサーチして、確認の為のコンタクトを開始。同時に通信源特定作業を開始する。
更に、バルデラン公爵の探索の為、直径5400メートルの自立型サーフ戦艦7MD10台が、最初に探知された宙域に向かって行く。
ドロップダウンした宙域には何も存在しない。自立型サーフ戦艦7MD10台は広く散開して、次元変位探知機と6次元シュプラーで測定を開始する。
測定開始から10数分後。2回の構造亀裂の残存エネルギーを探知する。生体脳サーフ・00ネットワークは、此の宙域に6次元フィールドに包まれた星系が存在すると断定する。
生体脳サーフ・00ネットワークは、諸々の事態から推測して結論を道火しだす。
「此方は神聖リア帝国ミロナ・ラハム、リア神聖女王陛下直属のサイレント・リサーチャー・フリード艦隊のサーフ戦艦7MDです❗️ミロナ神聖女王陛下並びにミロル女王陛下宛てのメッセージを探知。神聖女王陛下の命令に依り、其の身元並びに真意の調査の為に此処に辿り着きました。6次元フィールドの中に隠蔽星系が存在し、其処にバルデラン公爵が在住していると判断しました。本当にバルデラン公爵かどうかの確認をせねばなりませんので応答されよ❗️10分経過しても応答が無ければ、然るべき手段で中に進入します❗️」と、メッセージを送信する。
数分後。応答が届く。
「私はアドルフ・ラハム・バルデラン公爵の長女、マリエル・ラハム・バルデランです。父に代わり応答しました❗️
私が長い年月を費やして、隠蔽生活を止めてミロル女王陛下にコンタクトする様説得したのです。
父は、私の説得に応じ、ミロル女王とコンタクトを付ける為に妹のエリル・ラハム・バルデランを送り出しました。更に、宿敵デラン銀河帝国打倒の為に、ルドルフ・ラハム・バルデラン大元帥旗下の10個軍をバルデランに派遣させました❗️」と、伝える。
「身元並びに詳細は確認しました。直ちにミロナ神聖女王陛下に報告します❗️
事態はかなり変化していますので報告します❗️バルデラン暗黒ウォールは、我が神聖女王陛下の艦隊が、現皇帝一派の極秘星系を除いて制圧しました。直ちにルドルフ・ラハム・バルデラン大元帥旗下の10個軍に撤退命令を出して下さい。
尚、詳細はミロナ神聖女王陛下から報告が有ると思います❗️」と、報告する。
「承知しました❗️」
AG4.3紀元630年11月15日。
🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟
AG4.3紀元630年11月25日。
母船サイレンスは、超巨大な浮揚惑星を偶然に探知した。
科学者で有るエリル・ラハム・バルデランは「全調査船団へ❗️放浪惑星らしい超巨大な浮揚球体を探知。此れから調査に向かう」と、通信する。
科学者で有るエリル・ラハム・バルデランは、興味津々で先頭で超巨大な浮揚球体に向かって行く。
メインスクリーンに青白く輝く浮揚球体が映し出されている。
母船長が「長官、あれは放浪惑星でも浮揚球体でも有りません。人工的に造られた得体の知れない何かです❗️」と、話し掛ける。
「危険は無さそうなので、接近して詳細を確認。可能なら進入しましょう❗️」と、エリル長官。
1万キロメートル迄接近し周回軌道に入る。1周する毎に接近し、5周後に進入して行く。其の後に調査船団10万台が進入して行く。
進入と同時に転送され超巨大な格納エリアに復帰する。
殆んど自覚出来ないが、人一倍敏感なエリル科学技術庁長官は「不思議な気分。恐らく転送されたわね❗️」と、母船長に話し掛ける。
「私は何も感じませんでしたが」と、母船長。
メインスクリーンに広大な空間が映し出され、明らかに牽引ビームで格納ベイに引き寄せられていると解る。「どうやら私達を歓迎する為に格納ベイに引き寄せている見たいね」何が起ころうと動揺せず、冷静に判断する。
いきなり母船内に通信が届く。「ようこそ、マザーシップ・クリスタルレーネへ❗️私はクリスタルレーネの生体脳レーネです。貴女方を歓迎致します。我がマスターで有るミロナ・ラハム・リア神聖女王陛下並びに、ミロル・ラハム・リア神聖女王代理並びに神聖リア帝国最高幹部等がお待ちしておりますので御案内致します❗️」と、声が広がる。
「クリスタルレーネのライフトロン脳レムです。一極制動型転送機で貴女方を転送します❗️」
マザーシップ・クリスタルレーネに何処から進入しても、一極制動型転送機(フィクティブ転送機)に依り中枢部下層格納エリアに転送され、牽引ビームで格納ベイに誘導される。
格納される前に、いきなりエリル科学技術庁長官の全身が、フィクティブ転送フィールドに包まれ瞬時に移動。
レーネの中枢部のクリスタルパレス第1会見場に復帰する。続いて数名が復帰してくる。
「私はミロナ、ミロル神聖女王陛下親衛隊統合司令長官のララ・ラハム・リア神聖リア帝国副摂政です❗️どうぞ、着席して下さい。直ぐに陛下等が参ります」と、ララ副摂政。
数秒後。ミロナ等帝国最高幹部達が、親衛隊の護衛等数名と共に入室して来る。
エリル・ラハム・バルデラン等幹部5名が同時に立ち上がり深々と儀礼する。ミロナ等も其れに応えて儀礼する。
「どうぞ、着席して下さい❗️」と、代表してミロナが声を掛ける。
着席してからミロナ等も着席する。
「遠路遥々大儀でした。詳細はマリエル・ラハム・バルデラン第1公女陛下から伺っています❗️」と、ミロルが声を掛ける。
「驚いている様なので簡単に説明します。私達は双子の姉妹なのです。お互いに全く知らない事でした。神代記の謎を探り出している途中で、偶然に救援シグナルを探知して駆け付けた事で知り得たねです❗️其れでバルデラン暗黒ウォールとバルデラン公爵を存在を知りました。
で、バルデラン暗黒ウォールの敵対者を制圧してバルデラン公爵の探索を開始したのです❗️」と、ミロナが説明する。
「では、御互いに波長が合ったと言う事ですね❗️」と、エリル科学技術庁長官。
「エリル第2公女陛下は科学者でしたわね。私も同じく科学者ですので気が合いそうだわ❗️」と、フランソファ。
「神聖女王陛下❗️先ずは互いに紹介せねばなりません。私が神聖リア帝国最高幹部の紹介を、致します。
先ずは、リアリアン超銀河団ゾーン全体を統轄しているミロナ・ラハム・リア神聖女王陛下です❗️
次に、双子の妹で有るミロル・ラハム・リア神聖女王代理兼、ラレン銀河連合帝国女王のミロル・ラハム・リア統轄女王陛下。
神聖女王陛下の従妹で帝国最高の天才マルチ科学者のフランソファ・ラハム・リア副摂政陛下。
同じく、神聖女王陛下の従妹で、神聖リア帝国軍統合司令長官のラブリナ・ラハム・リア副摂政陛下。
クリスタルレーネ防衛艦隊統合司令長官のへラル・レム・ヴァル閣下。同じく、統轄司令長官のエルサ・レム・ヴァル閣下。
CGF艦隊統合司令長官のローラ・ラーム・マダン閣下。
最後に、私し神聖女王陛下の親衛部隊統合司令長官のララ・ラハム・リアです❗️」と、紹介する。
続いて、エリル科学技術庁長官が仲間を紹介する。其の後、極自然と和気藹々と小一時間程話し合い、何時の間にか親近感が深まっていた。
ミロナは「エリル❗️言い忘れていたけど、サイレンス並びに科学者調査戦艦等は、我が神聖リア帝国の最新鋭装備を艤装しているのよ。かなり時間が必要だけど、だいじょうぶよね❗️」と、話し掛ける。
「当面の目的は達成出来たので、全く問題は無いわ❗️」と、答えるエリル。
「処で此から何処に行くのかしら❗️」と、エリルが問い掛ける。
「伯父様に会いに行く予定よ❗️」と、ミロナ。
「私達には親族が少ないから、1人でも多い方が嬉しいでしょう❗️」と、ミロル。
「バルデラン暗黒ウォール内にも親族がいるけど、バルデラン銀河帝国皇帝のアルフ・メデロ・デラン男爵は、我々の敵対者であり裏切り者だから処罰しなければならない」と、ミロナは残念そうに話す。
「可能なら逮捕して、神聖リア帝国法典の基、帝国法廷で裁く」と、ララ・ラハム・リア副摂政。
「極秘作戦は進行中です。遅くとも2年後には罠が閉じるでしょう❗️」と、へラル・レム・ヴァル統合大元帥。
AG4.3紀元630年11月21日。超越知性生体脳レーネが「未知船団を探知しました。映像を表示します❗️」
探知スクリーンにライフトロン処置された宇宙船が表示され、其の右横にデータが表示される。
形状は、円盤型。直径2500キロメートル。高さ100キロメートル。円盤の中心に直径100キロメートルのドームが有る。
レーネが「分析の結果、母船タイプの戦闘空母だと判明しました。進行方向から推測して、ミロダリアン超銀河団最西部宙域から飛来したと思われます。進行方向から推定しますと、バルデラン暗黒ウォールの様です❗️」と、報告するレーネ。
「レーネ、監視船を1台派遣して未知船団の動向を調査を❗️」と、ラブリナ。
「承知しました。直ちに発進させます」と、レーネ。
「一体彼等は何者でしょうか。少々気になりますが」と、ローラ・ラーム・マダン統合大元帥。
「ならばローラ❗️監視、或いは訓練としてCGF艦隊を出撃すると良い」と、ミロナが提案する。
「暇潰しに出掛けます❗️」と、ローラ。退室して行く。
「戦闘にならなければ良いけど」心配して話し掛けるエリル科学技術庁長官。
「ローラの事ならなら心配は不要です。クリスタル・ギラクシアン・フォース艦隊は、私が知る限りでは宇宙最強な船団ですから❗️」と、ミロナが答える。
「宇宙最強なのですか❗️」と、エリル科学技術庁長官。
「宇宙神代記、リアリアン銀河連合帝国初代女王ティア・ラハム・リアが率いていた船団で、宇宙を制圧した艦隊ですから」と、ミロナは簡単に説明する。
「アッ、帰郷するルドルフ・ラハム・バルデラン大元帥旗下の10個軍と遭遇しなければ良いけど」と、エリル科学技術庁長官。
「確率はかなり低いと思うけど」と、フランソファ。此の時は、予感が的中するとは誰1人予想していなかった。
AG4.3紀元630年11月15日。
🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟
AG4.3紀元630年11月25日。
バルデラン銀河帝国皇帝アルフ・メデロ・デランは、AG4.3紀元630年11月25日。バルデラン公爵と決着を付ける為に、不毛な惑星を超巨大母船に改造し其れをバルダンと命名し極秘星系ダレルを離れ通常宇宙に飛び出す。統合司令長官は、アルフ・メデロ・デラン男爵の長男で有るダガロ・メデロ・デランで有る。ダガロ公子は、アルフ男爵より策士で遣り手で有る。更に、長年の研究の結果。恐るべき新兵器の開発並びに最強なバリアの開発に成功し、軍事力の強化が図られている。エネルギー源、推進機関も全く新しく方式になっている。其れを知り尽くしているダガロ公子は自信に満ちている。
第4章。バルデラン公爵 Vol-4-2。
AG4.3紀元630年11月15日。~AG4.3紀元630年11月25日。
(登場人物)
❣️ミロナ・ラハム・リア。
神聖リア帝国神聖女王。マルチ能力者。
❣️フランソファ・ラハム・リア。
天才マルチ物理学者。総合科学部局長。大元帥。神聖リア帝国副摂政。
❣️ラブリナ・ラハム・リア。
リア帝国艦隊統合司令長官。大元帥。神聖リア帝国副摂政。
❣️ミロル・ラハム・リア。
ミロナ・ラハム・リアの双子の妹。
ラレン銀河連合帝国女王。
❣️ララ・ラハム・リア。
神聖リア帝国副摂政。レーマー(統合大元帥)。ミロナ・ラハム・リア神聖女王の従妹。ミロナ神聖女王親衛部隊統合司令長官。
❣️ミレル・ラハム・リア。
クリスタルレーネ母船長官。ミロナ神聖女王親衛部隊副統合司令長官。
❣️ラレイル・ラハム・リア。
ミロナ神聖女王親衛部隊統轄大元帥。
❣️ナレロナ・ラハム・リア。
ミロナ神聖女王親衛部隊第1軍大元帥。
❣️ロレイン・ラハム・リア。
神聖リア帝国副摂政。統合大元帥。ミロナ・ラハム・リア統轄女王の従姉。神聖リア帝国旅団船団司令長官。
❣️ローラ・ラーム・マダン。
クリスタル・ギラクシアン・フォース艦隊(CGF艦隊)統合司令長官。統合大元帥。
(天空の女神)
❣️ティアラ・ラハム・ライフマザー。
(天空の女神直系の子孫)
❣️ティア・ラハム・リア。
リアリアン銀河連合帝国初代女王。
リア種族統一女王。
❣️ティアラ。
超絶集合精神知性体。
❣️8身合体融合超越知性脳ミロティシア。
(バルデラン暗黒ウォール)
💚アドルフ・ラハム・バルデラン。
バルデラン公爵。ミロルとミロナの伯父。
❣️マリエル・ラハム・バルデラン。
バルデラン公爵の長女。
💚マリエル・ラハム・バルデラン。
バルデラン公爵の長男。
❣️マリエル・ラハム・バルデラン。
バルデラン公爵の次女。
💚ロペス・ナブ・ドガル。
バルデラン連邦執政官。
💚ハル・メドラ・ヤブダン。
バルデラン連邦軍事司令長官。
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第4章。バルデラン公爵 Vol-4-2。
ミロダリアン超銀河団ナラバラン銀河ラナル星系第3惑星ナブロを中心としたバルデラン公国は、総人口280億人を越え、軍事力も1帝国を超える程強大になっていた。
ラナル星系は6次元メンタル・フォーム・バリアで封印されており、通常探知方式では探知不可能で有る。其の星系内は、人工重力1Gに保たれている浮揚都市コロニーが数100台周回している。
科学調査船団コロニー10台から次々と調査船が発進し、母船サイレンスが滞空している宙域に向かって行く。10万が集合すると、母船サイレンスを先頭に、6次元メンタル・フォーム・バリアの構造亀裂に向かって突進して行く。
其から数時間後。AG4.3紀元630年11月15日。軍事基地浮揚都市コロニー50台から次々と戦艦が発進して行き、構造亀裂から現実宇宙空間に飛び出して行く。
エリル・ラハム・バルデランは、ミロダリアン超銀河団マレール銀河団ラレン銀河ラレロ星系第3惑星ラレル(ラレイラに改名)の座標を再確認作業を始める。
数時間後、座標の再確認が完了し、全船団が発進する。其の直後、ルドルフ・ラハム・バルデラン大元帥旗下の10個軍が次々と構造亀裂から飛び出して来る。
全船団が次々とバルデラン暗黒ウォールに向かって発進して行く。
第1回目の転移後。ルドルフ・ラハム・バルデラン大元帥は慌てる事無く、先ずはバルデラン暗黒ウォールの状況を探る為に調査船1台を派遣する。
母船サイレンスと調査船団10万台は、マレール銀河団手前に次々とドロップダウンして来る。再び座標の再確認作業を始める。最終確認して再び移動を開始する。
「エリル長官、次に復帰する宙域はラレン銀河外縁です❗️ドロップダウン終了後。問い合せ通信を送ります」と、母船長。
「了解しました❗️コンタクトが取れれば任務は完了ね」と、エリル長官。
数時間。ラレン銀河外縁にドロップダウンする。
母船長は通信回線を開き「我々はバルデラン公爵の特使です❗️ミロル・ラハム・リア女王陛下とのコンタクトを希望しております」と、送信する。
数分後。「私はラレン銀河連合帝国軍副統合大元帥のバーラ・ラハム・リアです。残念ながらミロル女王陛下は、双子の姉で有るミロナ神聖女王陛下と共にバルデラン銀河帝国制圧の為にバルデラン暗黒ウォールに行き、未だ連絡は有りません。但し、現在も生存している事は承知しています❗️」と、返信が届く。
エリル長官は通信に割り込んで「私は公爵の次子、エリル・ラハム・バルデランです❗️情報有難う御座います。で、ミロナ神聖女王陛下或いはミロル陛下とコンタクトを取りたいのですが、可能でしょうか」と、問い掛ける。
「6次元メンタル思念波フォーム通信機はお持ちですか❗️無ければ数万機用意させます」と、バーラ・ラハム・リア。
「通常の6次元通信機だけです❗️」と、正直に答える。
「解りました。では、直ちに用意しますので、現在位置に留まっていて下さい❗️ミロナ神聖女王陛下には私から連絡しておきます」と、バーラ・ラハム・リア。
「有難う御座います❗️感謝します」と、エリル・ラハム・バルデラン科学技術庁長官。
自立型マルチ貨物列車7MDがドロップダウンして来て、母船サイレンスの直ぐ側に相対的に停止する。エリル・ラハム・バルデランは、其の長さを確認して驚く。
「総全長10万8千キロメートル・・・❗️」思わず呟く。
「此方は自立型マルチ貨物列車7MDです❗️6次元メンタル思念波フォーム通信機を届けに来ました。通信機を満載したユニット1基を切り離し、母船と自動的に合体させます。以後は此方で対応します」との通常が届く。
「承知しました❗️」と、エリル長官。
貨物ユニットが分離し、サイレンスの下球部に合体する。貨物ユニットのライフトロン脳は、サイレンスの生体脳とコンタクトして、資材倉庫の位置とスペースを確認。一極制動型転送機(フィクティブ転送機)で納品を開始する。
数分後。納品が完了する。貨物ユニットのライフトロン脳が、マルチ貨物列車7MD母体ライフトロン脳に報告し、合体が解除して本体に戻った。
「納品完了しました。付属の技術ロボットが通信機の取り付けを始めます❗️」と、報告する。
数時間後。取り付けが完了し、6次元メンタル思念波フォーム通信機を稼働させる。技術ロボットから操作マニュアルを指導された通信技術員は、何処にいるか解らないミロナ神聖女王と、双子の妹ミロル神聖女王代理に向けて送信を開始する。
「私はサラ・ラハム・バルデランです。アドルフ・ラハム・バルデラン公爵の命に依り、ミロル神聖女王陛下並びにミロル女王陛下とのコンタクトを希望しております。以上、応答をお待ちしております」と、サラ・ラハム・バルデラン母船長。
AG4.3紀元630年11月15日。
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AG4.3紀元630年11月25日。
AG4.3紀元630年11月16日。マザーシップのクリスタルパレス総統合司令本部に、ダイレクトメッセージが届けられる。
内容を聞いたミロナ等最高幹部等は
、生体脳レーネを呼び出した。
「レーネ❗️送信者の調査並びに送信者の現在地を特定させて下さい」と、ミロナが命じる。
「承知致しましたミロナ神聖女王陛下❗️」と、生体脳レーネ。
超越知性生体脳レーネの命令により、探査艦7MTDネットワーク統轄センターが全探査艦が送信源の特定と、送信者の調査を開始する。通信履歴をリサーチして、確認の為のコンタクトを開始。同時に通信源特定作業を開始する。
更に、バルデラン公爵の探索の為、直径5400メートルの自立型サーフ戦艦7MD10台が、最初に探知された宙域に向かって行く。
ドロップダウンした宙域には何も存在しない。自立型サーフ戦艦7MD10台は広く散開して、次元変位探知機と6次元シュプラーで測定を開始する。
測定開始から10数分後。2回の構造亀裂の残存エネルギーを探知する。生体脳サーフ・00ネットワークは、此の宙域に6次元フィールドに包まれた星系が存在すると断定する。
生体脳サーフ・00ネットワークは、諸々の事態から推測して結論を道火しだす。
「此方は神聖リア帝国ミロナ・ラハム、リア神聖女王陛下直属のサイレント・リサーチャー・フリード艦隊のサーフ戦艦7MDです❗️ミロナ神聖女王陛下並びにミロル女王陛下宛てのメッセージを探知。神聖女王陛下の命令に依り、其の身元並びに真意の調査の為に此処に辿り着きました。6次元フィールドの中に隠蔽星系が存在し、其処にバルデラン公爵が在住していると判断しました。本当にバルデラン公爵かどうかの確認をせねばなりませんので応答されよ❗️10分経過しても応答が無ければ、然るべき手段で中に進入します❗️」と、メッセージを送信する。
数分後。応答が届く。
「私はアドルフ・ラハム・バルデラン公爵の長女、マリエル・ラハム・バルデランです。父に代わり応答しました❗️
私が長い年月を費やして、隠蔽生活を止めてミロル女王陛下にコンタクトする様説得したのです。
父は、私の説得に応じ、ミロル女王とコンタクトを付ける為に妹のエリル・ラハム・バルデランを送り出しました。更に、宿敵デラン銀河帝国打倒の為に、ルドルフ・ラハム・バルデラン大元帥旗下の10個軍をバルデランに派遣させました❗️」と、伝える。
「身元並びに詳細は確認しました。直ちにミロナ神聖女王陛下に報告します❗️
事態はかなり変化していますので報告します❗️バルデラン暗黒ウォールは、我が神聖女王陛下の艦隊が、現皇帝一派の極秘星系を除いて制圧しました。直ちにルドルフ・ラハム・バルデラン大元帥旗下の10個軍に撤退命令を出して下さい。
尚、詳細はミロナ神聖女王陛下から報告が有ると思います❗️」と、報告する。
「承知しました❗️」
AG4.3紀元630年11月15日。
🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟
AG4.3紀元630年11月25日。
母船サイレンスは、超巨大な浮揚惑星を偶然に探知した。
科学者で有るエリル・ラハム・バルデランは「全調査船団へ❗️放浪惑星らしい超巨大な浮揚球体を探知。此れから調査に向かう」と、通信する。
科学者で有るエリル・ラハム・バルデランは、興味津々で先頭で超巨大な浮揚球体に向かって行く。
メインスクリーンに青白く輝く浮揚球体が映し出されている。
母船長が「長官、あれは放浪惑星でも浮揚球体でも有りません。人工的に造られた得体の知れない何かです❗️」と、話し掛ける。
「危険は無さそうなので、接近して詳細を確認。可能なら進入しましょう❗️」と、エリル長官。
1万キロメートル迄接近し周回軌道に入る。1周する毎に接近し、5周後に進入して行く。其の後に調査船団10万台が進入して行く。
進入と同時に転送され超巨大な格納エリアに復帰する。
殆んど自覚出来ないが、人一倍敏感なエリル科学技術庁長官は「不思議な気分。恐らく転送されたわね❗️」と、母船長に話し掛ける。
「私は何も感じませんでしたが」と、母船長。
メインスクリーンに広大な空間が映し出され、明らかに牽引ビームで格納ベイに引き寄せられていると解る。「どうやら私達を歓迎する為に格納ベイに引き寄せている見たいね」何が起ころうと動揺せず、冷静に判断する。
いきなり母船内に通信が届く。「ようこそ、マザーシップ・クリスタルレーネへ❗️私はクリスタルレーネの生体脳レーネです。貴女方を歓迎致します。我がマスターで有るミロナ・ラハム・リア神聖女王陛下並びに、ミロル・ラハム・リア神聖女王代理並びに神聖リア帝国最高幹部等がお待ちしておりますので御案内致します❗️」と、声が広がる。
「クリスタルレーネのライフトロン脳レムです。一極制動型転送機で貴女方を転送します❗️」
マザーシップ・クリスタルレーネに何処から進入しても、一極制動型転送機(フィクティブ転送機)に依り中枢部下層格納エリアに転送され、牽引ビームで格納ベイに誘導される。
格納される前に、いきなりエリル科学技術庁長官の全身が、フィクティブ転送フィールドに包まれ瞬時に移動。
レーネの中枢部のクリスタルパレス第1会見場に復帰する。続いて数名が復帰してくる。
「私はミロナ、ミロル神聖女王陛下親衛隊統合司令長官のララ・ラハム・リア神聖リア帝国副摂政です❗️どうぞ、着席して下さい。直ぐに陛下等が参ります」と、ララ副摂政。
数秒後。ミロナ等帝国最高幹部達が、親衛隊の護衛等数名と共に入室して来る。
エリル・ラハム・バルデラン等幹部5名が同時に立ち上がり深々と儀礼する。ミロナ等も其れに応えて儀礼する。
「どうぞ、着席して下さい❗️」と、代表してミロナが声を掛ける。
着席してからミロナ等も着席する。
「遠路遥々大儀でした。詳細はマリエル・ラハム・バルデラン第1公女陛下から伺っています❗️」と、ミロルが声を掛ける。
「驚いている様なので簡単に説明します。私達は双子の姉妹なのです。お互いに全く知らない事でした。神代記の謎を探り出している途中で、偶然に救援シグナルを探知して駆け付けた事で知り得たねです❗️其れでバルデラン暗黒ウォールとバルデラン公爵を存在を知りました。
で、バルデラン暗黒ウォールの敵対者を制圧してバルデラン公爵の探索を開始したのです❗️」と、ミロナが説明する。
「では、御互いに波長が合ったと言う事ですね❗️」と、エリル科学技術庁長官。
「エリル第2公女陛下は科学者でしたわね。私も同じく科学者ですので気が合いそうだわ❗️」と、フランソファ。
「神聖女王陛下❗️先ずは互いに紹介せねばなりません。私が神聖リア帝国最高幹部の紹介を、致します。
先ずは、リアリアン超銀河団ゾーン全体を統轄しているミロナ・ラハム・リア神聖女王陛下です❗️
次に、双子の妹で有るミロル・ラハム・リア神聖女王代理兼、ラレン銀河連合帝国女王のミロル・ラハム・リア統轄女王陛下。
神聖女王陛下の従妹で帝国最高の天才マルチ科学者のフランソファ・ラハム・リア副摂政陛下。
同じく、神聖女王陛下の従妹で、神聖リア帝国軍統合司令長官のラブリナ・ラハム・リア副摂政陛下。
クリスタルレーネ防衛艦隊統合司令長官のへラル・レム・ヴァル閣下。同じく、統轄司令長官のエルサ・レム・ヴァル閣下。
CGF艦隊統合司令長官のローラ・ラーム・マダン閣下。
最後に、私し神聖女王陛下の親衛部隊統合司令長官のララ・ラハム・リアです❗️」と、紹介する。
続いて、エリル科学技術庁長官が仲間を紹介する。其の後、極自然と和気藹々と小一時間程話し合い、何時の間にか親近感が深まっていた。
ミロナは「エリル❗️言い忘れていたけど、サイレンス並びに科学者調査戦艦等は、我が神聖リア帝国の最新鋭装備を艤装しているのよ。かなり時間が必要だけど、だいじょうぶよね❗️」と、話し掛ける。
「当面の目的は達成出来たので、全く問題は無いわ❗️」と、答えるエリル。
「処で此から何処に行くのかしら❗️」と、エリルが問い掛ける。
「伯父様に会いに行く予定よ❗️」と、ミロナ。
「私達には親族が少ないから、1人でも多い方が嬉しいでしょう❗️」と、ミロル。
「バルデラン暗黒ウォール内にも親族がいるけど、バルデラン銀河帝国皇帝のアルフ・メデロ・デラン男爵は、我々の敵対者であり裏切り者だから処罰しなければならない」と、ミロナは残念そうに話す。
「可能なら逮捕して、神聖リア帝国法典の基、帝国法廷で裁く」と、ララ・ラハム・リア副摂政。
「極秘作戦は進行中です。遅くとも2年後には罠が閉じるでしょう❗️」と、へラル・レム・ヴァル統合大元帥。
AG4.3紀元630年11月21日。超越知性生体脳レーネが「未知船団を探知しました。映像を表示します❗️」
探知スクリーンにライフトロン処置された宇宙船が表示され、其の右横にデータが表示される。
形状は、円盤型。直径2500キロメートル。高さ100キロメートル。円盤の中心に直径100キロメートルのドームが有る。
レーネが「分析の結果、母船タイプの戦闘空母だと判明しました。進行方向から推測して、ミロダリアン超銀河団最西部宙域から飛来したと思われます。進行方向から推定しますと、バルデラン暗黒ウォールの様です❗️」と、報告するレーネ。
「レーネ、監視船を1台派遣して未知船団の動向を調査を❗️」と、ラブリナ。
「承知しました。直ちに発進させます」と、レーネ。
「一体彼等は何者でしょうか。少々気になりますが」と、ローラ・ラーム・マダン統合大元帥。
「ならばローラ❗️監視、或いは訓練としてCGF艦隊を出撃すると良い」と、ミロナが提案する。
「暇潰しに出掛けます❗️」と、ローラ。退室して行く。
「戦闘にならなければ良いけど」心配して話し掛けるエリル科学技術庁長官。
「ローラの事ならなら心配は不要です。クリスタル・ギラクシアン・フォース艦隊は、私が知る限りでは宇宙最強な船団ですから❗️」と、ミロナが答える。
「宇宙最強なのですか❗️」と、エリル科学技術庁長官。
「宇宙神代記、リアリアン銀河連合帝国初代女王ティア・ラハム・リアが率いていた船団で、宇宙を制圧した艦隊ですから」と、ミロナは簡単に説明する。
「アッ、帰郷するルドルフ・ラハム・バルデラン大元帥旗下の10個軍と遭遇しなければ良いけど」と、エリル科学技術庁長官。
「確率はかなり低いと思うけど」と、フランソファ。此の時は、予感が的中するとは誰1人予想していなかった。
AG4.3紀元630年11月15日。
🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟
AG4.3紀元630年11月25日。
バルデラン銀河帝国皇帝アルフ・メデロ・デランは、AG4.3紀元630年11月25日。バルデラン公爵と決着を付ける為に、不毛な惑星を超巨大母船に改造し其れをバルダンと命名し極秘星系ダレルを離れ通常宇宙に飛び出す。統合司令長官は、アルフ・メデロ・デラン男爵の長男で有るダガロ・メデロ・デランで有る。ダガロ公子は、アルフ男爵より策士で遣り手で有る。更に、長年の研究の結果。恐るべき新兵器の開発並びに最強なバリアの開発に成功し、軍事力の強化が図られている。エネルギー源、推進機関も全く新しく方式になっている。其れを知り尽くしているダガロ公子は自信に満ちている。
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