❤️天翔るリアの女王・第２部❤️

第5章。ロボット帝国 Vol-5-2。

❤️天翔るリアの女王第２部  Vol-5-2
第5章。ロボット帝国 Vol-5-2。
　ＡＧ4.3紀元631年2月10日。～ＡＧ4.3紀元631年3月2日。

（登場人物）
❣️ミロナ・ラハム・リア。
　神聖リア帝国神聖女王。マルチ能力者。
　能力者（思念波。念動力、瞬間移動。原子変換能力。ヒュプノ能力。次元転換能力。物資復元能力（リストラリバイブラ能力）

❣️ミロル・ラハム・リア。
　ミロナ・ラハム・リアの双子の妹。
　ラレン銀河連合帝国女王。

❣️フランソファ・ラハム・リア。
　クォークトロニクス学者。高エネルギー学者。高次元学者。天才マルチ物理学者。ミロナ・ラハム・リア神聖女王の従妹。副摂政。

❣️ラブリナ・ラハム・リア。
　リア帝国艦隊統合司令長官。大元帥。ミロナ・ラハム・リア神聖女王の従妹。副摂政。

❣️ホナミ・ラハム・リア。
　科学技術部局生体脳・ライフトロン研究部主幹。

❣️ララ・ラハム・リア。
　神聖リア帝国副摂政。レーマー（統合大元帥）。ミロナ・ラハム・リア神聖女王の従妹。ミロナ神聖女王親衛部隊統合司令長官。

❣️ミレル・ラハム・リア。
　クリスタルレーネ母船長官。ミロナ神聖女王親衛部隊副統合司令長官。

❣️ラレイル・ラハム・リア。
　ミロナ神聖女王親衛部隊統轄大元帥。

❣️ロレイン・ラハム・リア。
　神聖リア帝国副摂政。統合大元帥。ミロナ・ラハム・リア統轄女王の従姉。神聖リア帝国旅団船団司令長官。

❣️エリル・ラハム・バルデラン。
　バルデラン公爵の次女。科学技術庁長官。公女。科学調査船団１０万台の統轄司令。

❣️ティル・メデロ・デラン。
　アルフ・メデロ・デラン男爵の長女。超次元物理学者。高次通信学者。

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第５章。ロボット帝国 Vol-5-2。
　ミロイ・ラハム・デラン連邦共和国女王は完全に回復した。女王は、ルダル連邦共和国帝都の浮揚都市ミロダリオンから、惑星ルダルの民に向けてメッセージを送信する。　
「私は、ルダル連邦共和国女王のミロイ・ラハム・デランです❗️旧執政官一派のテロに会い、私は生死に関わる重症を負いました。しかし、神聖リア帝国の奇跡の様な医療技術に依り、遺伝子操作に依り不老不死となり蘇る事が出来ました❗️何故、私が不老不死となったのかを考えました。そして、解りました。
　ルダル人全員の精神的レベルのアップと、科学レベルのアップだと言う事です❗️其の基礎は、レイナ総督が築いてくれました。従って私も其れを引き継ぎ全力を注ぎます」と、話終える。
　ＡＧ4.3紀元631年2月20日。ルダル連邦共和国女王のミロイ・ラハム・デランは、第２回目の選別した優秀な青年男女数万人を惑星ルダルに移住させる。更に有識者、科学者、技術者等を選定して、次々と惑星ルダルに移住させて行く。更に、軍人希望者数十万人を軍人訓練センターに送り出し続ける。


ＡＧ4.3紀元631年2月10日。
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ＡＧ4.3紀元631年3月2日。


　ミロダリアン超銀河団東部ダリル銀河団ミリアン銀河ミリル星系第３惑星リアンと命名した極秘出撃拠点は、ＡＧ4.3紀元631年2月10日には超一流の星間帝国に匹敵する状態になっていた。惑星リアンの統合司令長官は、遊撃旅団第１軍統轄大元帥のリエル・ラハム・アンドロイダで有る。
　リエルは、ダリル銀河団オレアン銀河ミザール星系第３惑星ダミルを偽装の第２出撃拠点として、出入口にしていた。
　ミザール星系第３惑星ミルルは、モデル・ルダルで復元された超一流の惑星だが、在中しているのはロボットだけで有る。統轄するのは、直径５４００キロメートルの半球ドーム搭載のライフトロン脳ミルルで有る。此のミルルは、完全ロボット方式で、移動可能な中型母船になっている。
　策士で賢明なリエル・ラハム・アンドロイダは、正体を隠す為にロボット帝国を装う事にしたので有る。
　ライフトロン脳ミルルは、直属のロボット艦隊１０個軍を傘下に持つロボット帝国の統轄者となった。
　ロボット帝国女王ミルルは、勢力拡大を図る為に、１００台のリストアリバイブラーで、万能戦艦ゴムラ７ＭＤの復元を続けている。更に、１０台のリストアリバイブラーで、ロボット探査艦７ＭＴＤと最新鋭自立型マルチ６次元メンタル標識塔７ＭＤの復元を続けている。
　ＡＧ4.3紀元631年2月20日。ロボット帝国女王ミルルは、オレアン銀河制圧船団５個軍は発進させた。一旦銀河外縁にドロップダウンして、オレアン銀河を遠隔探知と捜査を開始する。数時間を費やして正確な座標と、有酸素星系を捜索する。発見した有酸素星系には番号を付けて登録して行く。
　調査完了したロボット船団の総司令長官は、発見した有酸素星系の内最も生活環境よい２４０星系に各１個艦隊を送り出した。

　謎の銀河帝国の情報網は、ロボット船団の進行を探知していたが、介入せずに只見守っているだけだった。


ＡＧ4.3紀元631年2月10日。
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ＡＧ4.3紀元631年3月2日。


　マザーシップ・クリスタルレーネは、ＡＧ4.3紀元631年2月10日に、ミロダリアン超銀河団西部レノル銀河団ナノルダ銀河ルダ星系から離脱して、ミロダリアン超銀河団東部に向かって発進した。中央部から東部一帯は全く未知な宙域で有る。冒険好きなミロナは胸を踊らせている。
　そんなミロナの心を読んで「ミロナ、楽しそうね❗️」と、意味ありげに話し掛ける。
「どういう出会いが有るのかと思うと、何故かワクワクするのよ❗️」と、ミロナが答える。
「ミロナは人一倍好奇心が強いのよ」は、フランソファ。
「其れに戦いが好きなのよ❗️」と、ラブリナ。
「常に平和共存を歌っているのに❗️」と、ミロル。
「戦う事を運命付けられた戦士、戦いの女神よね❗️」と、ラブリナ。
　ミロナは微笑んで「其れを言うなら、平和の女神或いは愛の女神よ❗️」と、対抗する。
　統合司令センター内は笑いと安らぎに包まれる。

　マザーシップ・クリスタルレーネは、１０万光年毎ドロップアップ、ダウンして、ロボット探査艦７ＭＴＤを５０台射出、探知・通信ネットワークを構築しながら目的地に向かっていた。そして、ＡＧ4.3紀元631年2月20日。ミロダリアン超銀河団東部から１０万光年離れた宙域にドロップダウンする。
　超知性生体脳レーネはロボット探査艦７ＭＴＤ１００万台を射出し、ミロダリアン超銀河団東部から中央部に向けて送り出した。銀河座標並びに探知・通信ネットワークが構築される迄待機する事にした。其の間、新たな中型母船、新戦艦等の製造を開始する。同時に生体ロボット、半生体ロボット、兵士ロボット、戦艦ロボット等の製造を開始する。
　マザーシップ・クリスタルレーネの製造能力は、１帝国の数１０倍の能力があり、直系５４００メートル級の戦艦なら１日１０万台を製造出来る。
　大型母船ならリストアリバイブラーで、５時間で復元出来る。超知性生体脳レーネは、来るべき銀河戦争に備える為に新兵器の開発を開始する。


　サイレンス・スペシャリスト（ＳＳ）・フリートのラム・ラハム・リアが、クリスタルレーネに帰還して来た。
　統合司令本部に出頭し報告を始めるる。「ミロダリアン超銀河団東部ダリル銀河団ミリアン銀河ミリル星系第３惑星リアンを極秘出撃拠点として開発し、遊撃旅団第１軍リエル・ラハム・アンドロイダ統轄大元帥に引渡しました。
　リエル・ラハム・アンドロイダ統轄大元帥は、偽装出撃拠点として、ダリル銀河団オレアン銀河ミザール星系第３惑星ダミルを開発し、直径５４０キロメートルの半球型中型母船の搭載脳ミルルを常駐させ、偽装出撃拠点としました。
　ライフトロン脳ミルルの直属ロボット艦隊として、１０個軍を配備し、ロボット帝国を建国する様にプログラミングしました」と、概要を説明した。
「ラム、ご苦労様でした。貴方の功績に対し元帥の称号与えます。以後、特殊工作部隊元帥として新組織を託します❗️」と、フランソファが任命する。


ＡＧ4.3紀元631年2月10日。
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ＡＧ4.3紀元631年3月2日。


　極秘出撃拠点で有るミロダリアン超銀河団東部ダリル銀河団ミリアン銀河ミリル星系第３惑星リアンでは、来るべき銀河戦争に備えて、万能戦艦ゴムラ７ＭＤの製造と、浮揚要塞マダルリアン７ＭＤと大型母船クォダロンの復元作業に全力を傾けている。偽装出撃拠点で有るロボット帝国でも、戦艦ゴムラの製造と大型母船クォダロン・ミル復元を開始していた。
　更に、女王ミルルは、ＡＧ4.3紀元631年2月20日。自分と直結した分身として、生体ロボット・ミランを造り出した。自分の目、耳、手足にする為にで有る。
　女王ミルルは、生体ロボット・ミランをロボット帝国軍統合司令長官に任命し、全権を与える。更に、ミランの部下として、生体ロボット、半生体ロボット、兵士ロボットの製造を開始。
　そして、ＡＧ4.3紀元631年3月2日。ロボット帝国をミリアン銀河帝国に改名し、自分をミルル・ラハム・リアンと改名し、ミリアン銀河帝国女王だと宣言する。
　分身ミランは、ミラン・ラハム・リアンと改名し、ミリアン銀河帝国摂政に任命し、ミリアン銀河帝国軍統合司令長官を兼任させる。
　増殖は想定以上に進行し、ミリアン銀河全体を掌握し、近く銀河の制圧の準備を開始する。