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第6章。3銀河攻防戦 Vol-6-2。
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❤️天翔るリアの女王第2部 Vol-6-2❤️
第6章。3銀河攻防戦 Vol-6-2。
AG4.3紀元631年5月2日。~AG4.3紀元631年5月8日。
(登場人物)
❣️ミロナ・ラハム・リア。
神聖リア帝国神聖女王。マルチ能力者。
能力者(思念波。念動力、瞬間移動。原子変換能力。ヒュプノ能力。次元転換能力。物資復元能力(リストラリバイブラ能力)。
❣️ミロル・ラハム・リア。
ミロナ・ラハム・リアの双子の妹。
ラレン銀河連合帝国女王。
❣️フランソファ・ラハム・リア。
クォークトロニクス学者。高エネルギー学者。高次元学者。天才マルチ物理学者。ミロナ・ラハム・リア神聖女王の従妹。副摂政。
❣️ホナミ・ラハム・リア。
科学技術部局生体脳・ライフトロン研究部主幹。
❣️ラム・ラハム・リア。
特殊工作部隊元帥。
❣️ラブリナ・ラハム・リア。
リア帝国艦隊統合司令長官。大元帥。ミロナ・ラハム・リア神聖女王の従妹。副摂政。
❣️ロレイン・ラハム・リア。
神聖リア帝国副摂政。統合大元帥。ミロナ・ラハム・リア統轄女王の従姉。神聖リア帝国旅団船団司令長官。
能力者(思念波。念動力、瞬間移動。原子変換能力。ヒュプノ能力)
🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟
第6章。3銀河攻防戦 Vol-6-2。
ミロダリアン超銀河団東部ダリル銀河団ミリアン銀河ナデルナ星系に進入したダリル銀河連合帝国軍が進入戦闘状態に突入した。
ナデルナ星系ロボット防衛艦隊数万台が、緊急発進しダリル銀河連合帝国軍に対峙し戦闘が始まる。
敵艦数百台が、防衛艦隊の隙を抜けて惑星ルナに向かって来る。ライフトロン脳ルナは、全ての防衛システムを稼働させ、更にエネルギーカーテンを展開させ惑星ルナに近付け無いようにする。敵艦数百は急制動をして旋回行動するが、間に合わず数十台がエネルギーカーテンに突っ込んで消滅する。
最後方の敵母船に向かって、マダルリアン5台が敵艦の攻撃等気にもせずに接近して行く。其の偉容さに怖じ気づいたのか、急速に後退して行く。
ミリアン銀河帝国軍の圧倒的な戦力と、巨大なマダルリアンの攻撃に依り、ダリル銀河連合帝国軍船団は一時撤退して距離を開けて船団を立て直して滞空する。そして、船団司令長官は本国に緊急極秘通信をし援軍を要請する。
AG4.3紀元631年5月3日。ダリル銀河連合帝国から10個船団が星系外縁にドロップダウンして来る。救援船団はミリアン銀河帝国母星制圧船団と合流し、台数的には若干上回る。
其の様な状態の戦況の時、星系外縁に浮揚戦闘起動リングヘル・F500台がドロップダウンして来た。敵艦を探知し、星系内に進入して行く。
敵船団司令長官は、挟撃されるのを避ける為に全船団に緊急脱出命令を出した。蜘蛛の子を切らす様に四方八方に脱出して行く。其の行動が損害を最小限に抑えながら脱出して行く。数光年離れた宙域に集合したダリル銀河連合帝国軍は、再度攻撃する為に体制を整える。
AG4.3紀元631年5月4日。ロレン第1皇女とナルレ第2公女と、降伏したダナ総統轄大元帥等幹部等が、クリスタルパレス第2会見室に集合する。テーブル越しにミロナ等幹部が着席している。
ロレン第1公女が代表して話し始める。「話し合いの結果を報告します。全員一致で帝政廃止する事を決めました。但し、我々一同父上の船団と戦う事は出来ません❗️」と、主旨を話す。
「貴殿方は捕虜と言うことにしますので、戦う必要は有りません❗️帝政廃止が成就する迄、此処に留まっても退去して何処かに隠れても構いません。私達は一切関与しません」と、ミロナが答える。
「戦いは引き続き、ロボット帝国が戦いますが、其に関しても関与しませんので」と、ラブリナが答える。
「了承しました❗️では、我々は成就する迄、此処に留まります」と、ロレン第1公女。
ミリアン銀河帝国は、3銀河の制圧を完了を完了するが、其の防衛に全力を注いでいる。其の中で、ノナロン銀河制圧船団のパレロ・ラハム・リアン401軍大元帥の船団が最も激戦を強いられている。
救援要請を受けたライミ・ラハム・リアン第4方面軍統轄大元帥は、レルイル・ラハム・リアン404軍大元帥を差し向ける。だが、其の間に505軍が其の近辺の銀河郡の制圧準備を開始していた。
事前調査の為、最新鋭自立型ロボット探査艦アイ7MTD・MF10万台を送り出す。
AG4.3紀元631年5月5日。ナグマレン銀河とバルダダナ銀河に、極秘出撃星系の開発が完了し増殖を開始する。
🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟
ラルグ・ダルン・デロル副総統轄大元帥傘下の船団は、人材揃いで戦略的に卓越した強者ばかりで有る。
ミリアン銀河連合帝国軍は、巧妙な戦略的作戦で翻弄されている。だが、強力な防御フィールドで損害は非常に少ない。
404軍が星系外縁に次々とドロップダウンした来る。レルイル・ラハム・リアン404軍大元帥は、敵船団を探知すると同時に攻撃命令を出した。
敵船団は急襲挟撃され、大混乱に陥る。聡明な司令長官は直ぐに体制を建て直すが、アッと言う間に包囲されてしまった。
レルイル・ラハム・リアン404軍大元帥は「完全に包囲した。此れ以上戦っても全滅するだけである。直ちに降伏せよ❗️」と、メッセージを送った。
10数分後。「承知した。降伏する❗️」と、メッセージが届いた。
「懸命な判断に感謝致します。では、暫く待機して下さい。我らがレディマスターにコンタクトを取りますので」と、送信する。
AG4.3紀元631年5月5日。クリスタルレーネの超越知性生体脳レーネは、レルイル404軍大元帥からの通信を、クリスタルパレスのミロナ等に届いた。「了解した。捕虜引き取りにノナロン銀河へ❗️」と、命令する。
降伏したノナロン銀河制圧船団をクリスタルレーネに収容した後、戦局が激変した。ライミ・ラハム・リアン第4方面軍統轄大元帥の介入で、ナロバルボ銀河、ナロルダル銀河敵船団が降伏する。2船団をクリスタルレーネに収容して数時間後に、探知ネットワークセンターから未知船団を探知したとの報告が届く。
共有探知映像を見たロレン・ダルン・デロル第1皇女は、ダリル宮からクリスタルパレスに訪問して来た。
ミロル等と会見して「探知した船団は、ダリル銀河連合帝国ヨダ・ダルン・デロル総督傘下のナダバ・ダルン・デロル副統合大元帥の新鋭艦隊です❗️どうやら父上が本気を出してミリアン銀河連合帝国打倒に乗り出したのだわ。今までの地方の艦隊とは違い、本国の艦隊は非常に強力です❗️ミリアン銀河連合帝国ミルル・ラハム・リアン女王に警報を出して下さい」と、伝える。
ミロルは微笑んで「ロレン妃殿下❗️自国の心配をせずにミリアン銀河連合帝国の心配をして頂いて有難う御座います。安心して下さい。恐らく、戦っている戦力の全てロボット艦隊でしょうから人的被害は皆無ですし、物質的な損害は無制限に復元出来ますから」と、伝える。
「恐らく、レノマ・ラハム・リアン総督は、探知ネットワークセンターから報告を受け、浮揚戦闘起動リングヘルを量産して送り出すでしょう。起動リングヘルは、ミリアン銀河連合帝国の最終兵器で、神聖リア帝国の最新鋭の技術で造られており、此れを打破出来るのはクリスタルレーネしか存在しないと考えています❗️」と、フランソファが説明する。
「私はナダバ副統合大元帥傘下の船団が甚大な被害が出るのでは無いかと心配しています。当然ながら、人的被害は出さない様ミルル・ラハム・リアン女王に通告しておきます」と、ラブリナ。
「我々の活動は、帝政を打破して共和制を普及する事ですので、可能な限り人的被害は出したく無いのです❗️話し合いに依り解決出来れば理想的なのですが、其れは現実的には非常に難しい問題ですので」と、ミロル。
「ダリル銀河連合帝国本国艦隊の軍事力は強大で、特に軍事科学力の発達はずば抜けています。恐らくは、互角に戦えると思います」と、強調する。
「解りました。忠告感謝致します❗️」と、ミロル。
ラブリナは「双方共に被害が出ない様に密やかに介入します❗️」と、話し掛ける。
「ラブリナ閣下、有難う御座います❗️」と、ロレン第1皇女。
AG4.3紀元631年5月7日。ナダバ副統合大元帥傘下の100個船団が3銀河近辺にドロップダウンして来る。
ブル・ダルン・デロル統合大元帥傘下の200個船団は、ミリアン銀河連合帝国の本拠地で有るミロダリアン超銀河団東部ダリル銀河団ミリアン銀河ナデルナ星系外縁にドロップダウンして来た。
最後まで残っていたライフトロン脳ルナは、第4惑星軌道上に、浮揚戦闘起動リングヘル200台を配備。惑星ルナ全面10万キロメートルにマダルリアン600台を横一列に並べ最終防衛ラインを形成する。直径540キロメートルの半球ドームルナリアンを発進させ、恒星方向に向かって行く。第1惑星と、恒星の間に姿を隠し、密やかに指揮を取る。
ブル・ダルン・デロル統合大元帥傘下の200個船団の先鋒隊10個船団が星系内に進入して来る。
浮揚戦闘起動リングヘルはゼロフィールドバリアを展開させ、全面にフォーム・フォース・フィールド放射でエネルギーの壁を造る。
師団長は、母星系の防衛船団が余りにも少なすぎる事に疑問を抱き、何か罠が有るのではと疑問を抱き、慎重に進軍する。
ナデルナ星系には、2重の防衛ラインが存在している。其のシステムは、巧妙に隠されていて探知されにくい。
勘の鋭い師団長は、無人の偵察艦10台を射出する。偵察艦はV字編隊で、第6惑星軌道を抜けて数秒後。いきなりエネルギーカーテンが出現し、偵察艦は一瞬で消滅する。
師団長は此れを確認してから、全師団に第5惑星軌道の内側に小転移をし、急襲する命令を出した。
数分後。次々とドロップアップして、戦闘起動リングヘル全面にドロップダウンして来る。其の数秒後、転送フィールドに捕らわれて消失して行く。第2の罠に捉えされたので有る。
復帰した場所は、巍巍小宇宙の中で有る。通常7次元泡と呼んでいる。マザーシップ・クリスタルレーネの隣に造られている。人的被害を失くす為の計らいで有る。
ラブリナが、閉じ込めた船団に向かって呼び掛ける。
「私は神聖リア帝国軍統合司令長官のラブリナ・ラハム・リアです❗️閉じ込めた船団の全ての船団並びに最高司令長官に伝えます。貴方方の人的被害を失くす為に、我々は此処、7次元泡に封じ込めました。其処は高次空間で、通常の物理法則とは異なる法則夏にあり、如何なる方法でも脱出は不可能です❗️信じられなければ試しても良いが、無駄な事はせずに全面降伏する事をお勧めします。」
10数分後。コンタクトが成立する。「私は第1師団長のロペロス・ダグレ・バラグルです❗️科学部からからの報告を受け、ラブリナ閣下の言葉は真実だと理解しました。幹部等と協議して全面降伏する事に決定しました」と、話し掛けてきた。
「懸命な判断に感謝します❗️では、此れから7次元トンネルを開きますので潜り抜けて下さい。潜り抜けた後、管制官の指示に従って着陸して下さい」と、話終える。
数秒後。7次元トンネルが開く。第1師団が次々と、潜り抜ける。潜り抜けると惑星の地上風景が広がる空間に出る。
第1師団は、空港管制官の指示に従い次々と着陸して行く。地上には、ロレン・ダルン・デロル第1皇女とナルレ・ダルン・デロル第2皇女等幹部が勢揃いしていた。
司令母船からロペロス・ダグレ・バラグル第1師団長等幹部が下船して来たのを出迎え、地上送迎車に乗り込んで ダリル宮に向かって行く。
🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟
ブル・ダルン・デロル統合大元帥は、其の光景を目撃し、恐怖を感じる。恐るべき罠を掻い潜り制圧するには、母星の全面に転移して直接惑星を攻撃するしかないと結論する。
ブル・ダルン・デロル統合大元帥は、AG4.3紀元631年5月8日、80船団に突撃命令を出す。
此の急襲に依り、マダルリアンは防御出来ずに後方の惑星ルナの地上が直接攻撃を次々と受け、小一時間で壊滅的な打撃受ける。マダルリアンも次々と爆発して行く。
浮揚戦闘起動リングヘルは反転して救援に向かうが、惑星ルナの滅亡は防げなかった。
第1惑星に隠れていたライフトロン脳ルナは、潮時だと判断し、全船団に撤退命令を出した。同時にルナリアンも発進し、ミロダリアン超銀河団東部ダリル銀河団ミリアン銀河ミリル星系第3惑星リアンに向かって行く。
第6章。3銀河攻防戦 Vol-6-2。
AG4.3紀元631年5月2日。~AG4.3紀元631年5月8日。
(登場人物)
❣️ミロナ・ラハム・リア。
神聖リア帝国神聖女王。マルチ能力者。
能力者(思念波。念動力、瞬間移動。原子変換能力。ヒュプノ能力。次元転換能力。物資復元能力(リストラリバイブラ能力)。
❣️ミロル・ラハム・リア。
ミロナ・ラハム・リアの双子の妹。
ラレン銀河連合帝国女王。
❣️フランソファ・ラハム・リア。
クォークトロニクス学者。高エネルギー学者。高次元学者。天才マルチ物理学者。ミロナ・ラハム・リア神聖女王の従妹。副摂政。
❣️ホナミ・ラハム・リア。
科学技術部局生体脳・ライフトロン研究部主幹。
❣️ラム・ラハム・リア。
特殊工作部隊元帥。
❣️ラブリナ・ラハム・リア。
リア帝国艦隊統合司令長官。大元帥。ミロナ・ラハム・リア神聖女王の従妹。副摂政。
❣️ロレイン・ラハム・リア。
神聖リア帝国副摂政。統合大元帥。ミロナ・ラハム・リア統轄女王の従姉。神聖リア帝国旅団船団司令長官。
能力者(思念波。念動力、瞬間移動。原子変換能力。ヒュプノ能力)
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第6章。3銀河攻防戦 Vol-6-2。
ミロダリアン超銀河団東部ダリル銀河団ミリアン銀河ナデルナ星系に進入したダリル銀河連合帝国軍が進入戦闘状態に突入した。
ナデルナ星系ロボット防衛艦隊数万台が、緊急発進しダリル銀河連合帝国軍に対峙し戦闘が始まる。
敵艦数百台が、防衛艦隊の隙を抜けて惑星ルナに向かって来る。ライフトロン脳ルナは、全ての防衛システムを稼働させ、更にエネルギーカーテンを展開させ惑星ルナに近付け無いようにする。敵艦数百は急制動をして旋回行動するが、間に合わず数十台がエネルギーカーテンに突っ込んで消滅する。
最後方の敵母船に向かって、マダルリアン5台が敵艦の攻撃等気にもせずに接近して行く。其の偉容さに怖じ気づいたのか、急速に後退して行く。
ミリアン銀河帝国軍の圧倒的な戦力と、巨大なマダルリアンの攻撃に依り、ダリル銀河連合帝国軍船団は一時撤退して距離を開けて船団を立て直して滞空する。そして、船団司令長官は本国に緊急極秘通信をし援軍を要請する。
AG4.3紀元631年5月3日。ダリル銀河連合帝国から10個船団が星系外縁にドロップダウンして来る。救援船団はミリアン銀河帝国母星制圧船団と合流し、台数的には若干上回る。
其の様な状態の戦況の時、星系外縁に浮揚戦闘起動リングヘル・F500台がドロップダウンして来た。敵艦を探知し、星系内に進入して行く。
敵船団司令長官は、挟撃されるのを避ける為に全船団に緊急脱出命令を出した。蜘蛛の子を切らす様に四方八方に脱出して行く。其の行動が損害を最小限に抑えながら脱出して行く。数光年離れた宙域に集合したダリル銀河連合帝国軍は、再度攻撃する為に体制を整える。
AG4.3紀元631年5月4日。ロレン第1皇女とナルレ第2公女と、降伏したダナ総統轄大元帥等幹部等が、クリスタルパレス第2会見室に集合する。テーブル越しにミロナ等幹部が着席している。
ロレン第1公女が代表して話し始める。「話し合いの結果を報告します。全員一致で帝政廃止する事を決めました。但し、我々一同父上の船団と戦う事は出来ません❗️」と、主旨を話す。
「貴殿方は捕虜と言うことにしますので、戦う必要は有りません❗️帝政廃止が成就する迄、此処に留まっても退去して何処かに隠れても構いません。私達は一切関与しません」と、ミロナが答える。
「戦いは引き続き、ロボット帝国が戦いますが、其に関しても関与しませんので」と、ラブリナが答える。
「了承しました❗️では、我々は成就する迄、此処に留まります」と、ロレン第1公女。
ミリアン銀河帝国は、3銀河の制圧を完了を完了するが、其の防衛に全力を注いでいる。其の中で、ノナロン銀河制圧船団のパレロ・ラハム・リアン401軍大元帥の船団が最も激戦を強いられている。
救援要請を受けたライミ・ラハム・リアン第4方面軍統轄大元帥は、レルイル・ラハム・リアン404軍大元帥を差し向ける。だが、其の間に505軍が其の近辺の銀河郡の制圧準備を開始していた。
事前調査の為、最新鋭自立型ロボット探査艦アイ7MTD・MF10万台を送り出す。
AG4.3紀元631年5月5日。ナグマレン銀河とバルダダナ銀河に、極秘出撃星系の開発が完了し増殖を開始する。
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ラルグ・ダルン・デロル副総統轄大元帥傘下の船団は、人材揃いで戦略的に卓越した強者ばかりで有る。
ミリアン銀河連合帝国軍は、巧妙な戦略的作戦で翻弄されている。だが、強力な防御フィールドで損害は非常に少ない。
404軍が星系外縁に次々とドロップダウンした来る。レルイル・ラハム・リアン404軍大元帥は、敵船団を探知すると同時に攻撃命令を出した。
敵船団は急襲挟撃され、大混乱に陥る。聡明な司令長官は直ぐに体制を建て直すが、アッと言う間に包囲されてしまった。
レルイル・ラハム・リアン404軍大元帥は「完全に包囲した。此れ以上戦っても全滅するだけである。直ちに降伏せよ❗️」と、メッセージを送った。
10数分後。「承知した。降伏する❗️」と、メッセージが届いた。
「懸命な判断に感謝致します。では、暫く待機して下さい。我らがレディマスターにコンタクトを取りますので」と、送信する。
AG4.3紀元631年5月5日。クリスタルレーネの超越知性生体脳レーネは、レルイル404軍大元帥からの通信を、クリスタルパレスのミロナ等に届いた。「了解した。捕虜引き取りにノナロン銀河へ❗️」と、命令する。
降伏したノナロン銀河制圧船団をクリスタルレーネに収容した後、戦局が激変した。ライミ・ラハム・リアン第4方面軍統轄大元帥の介入で、ナロバルボ銀河、ナロルダル銀河敵船団が降伏する。2船団をクリスタルレーネに収容して数時間後に、探知ネットワークセンターから未知船団を探知したとの報告が届く。
共有探知映像を見たロレン・ダルン・デロル第1皇女は、ダリル宮からクリスタルパレスに訪問して来た。
ミロル等と会見して「探知した船団は、ダリル銀河連合帝国ヨダ・ダルン・デロル総督傘下のナダバ・ダルン・デロル副統合大元帥の新鋭艦隊です❗️どうやら父上が本気を出してミリアン銀河連合帝国打倒に乗り出したのだわ。今までの地方の艦隊とは違い、本国の艦隊は非常に強力です❗️ミリアン銀河連合帝国ミルル・ラハム・リアン女王に警報を出して下さい」と、伝える。
ミロルは微笑んで「ロレン妃殿下❗️自国の心配をせずにミリアン銀河連合帝国の心配をして頂いて有難う御座います。安心して下さい。恐らく、戦っている戦力の全てロボット艦隊でしょうから人的被害は皆無ですし、物質的な損害は無制限に復元出来ますから」と、伝える。
「恐らく、レノマ・ラハム・リアン総督は、探知ネットワークセンターから報告を受け、浮揚戦闘起動リングヘルを量産して送り出すでしょう。起動リングヘルは、ミリアン銀河連合帝国の最終兵器で、神聖リア帝国の最新鋭の技術で造られており、此れを打破出来るのはクリスタルレーネしか存在しないと考えています❗️」と、フランソファが説明する。
「私はナダバ副統合大元帥傘下の船団が甚大な被害が出るのでは無いかと心配しています。当然ながら、人的被害は出さない様ミルル・ラハム・リアン女王に通告しておきます」と、ラブリナ。
「我々の活動は、帝政を打破して共和制を普及する事ですので、可能な限り人的被害は出したく無いのです❗️話し合いに依り解決出来れば理想的なのですが、其れは現実的には非常に難しい問題ですので」と、ミロル。
「ダリル銀河連合帝国本国艦隊の軍事力は強大で、特に軍事科学力の発達はずば抜けています。恐らくは、互角に戦えると思います」と、強調する。
「解りました。忠告感謝致します❗️」と、ミロル。
ラブリナは「双方共に被害が出ない様に密やかに介入します❗️」と、話し掛ける。
「ラブリナ閣下、有難う御座います❗️」と、ロレン第1皇女。
AG4.3紀元631年5月7日。ナダバ副統合大元帥傘下の100個船団が3銀河近辺にドロップダウンして来る。
ブル・ダルン・デロル統合大元帥傘下の200個船団は、ミリアン銀河連合帝国の本拠地で有るミロダリアン超銀河団東部ダリル銀河団ミリアン銀河ナデルナ星系外縁にドロップダウンして来た。
最後まで残っていたライフトロン脳ルナは、第4惑星軌道上に、浮揚戦闘起動リングヘル200台を配備。惑星ルナ全面10万キロメートルにマダルリアン600台を横一列に並べ最終防衛ラインを形成する。直径540キロメートルの半球ドームルナリアンを発進させ、恒星方向に向かって行く。第1惑星と、恒星の間に姿を隠し、密やかに指揮を取る。
ブル・ダルン・デロル統合大元帥傘下の200個船団の先鋒隊10個船団が星系内に進入して来る。
浮揚戦闘起動リングヘルはゼロフィールドバリアを展開させ、全面にフォーム・フォース・フィールド放射でエネルギーの壁を造る。
師団長は、母星系の防衛船団が余りにも少なすぎる事に疑問を抱き、何か罠が有るのではと疑問を抱き、慎重に進軍する。
ナデルナ星系には、2重の防衛ラインが存在している。其のシステムは、巧妙に隠されていて探知されにくい。
勘の鋭い師団長は、無人の偵察艦10台を射出する。偵察艦はV字編隊で、第6惑星軌道を抜けて数秒後。いきなりエネルギーカーテンが出現し、偵察艦は一瞬で消滅する。
師団長は此れを確認してから、全師団に第5惑星軌道の内側に小転移をし、急襲する命令を出した。
数分後。次々とドロップアップして、戦闘起動リングヘル全面にドロップダウンして来る。其の数秒後、転送フィールドに捕らわれて消失して行く。第2の罠に捉えされたので有る。
復帰した場所は、巍巍小宇宙の中で有る。通常7次元泡と呼んでいる。マザーシップ・クリスタルレーネの隣に造られている。人的被害を失くす為の計らいで有る。
ラブリナが、閉じ込めた船団に向かって呼び掛ける。
「私は神聖リア帝国軍統合司令長官のラブリナ・ラハム・リアです❗️閉じ込めた船団の全ての船団並びに最高司令長官に伝えます。貴方方の人的被害を失くす為に、我々は此処、7次元泡に封じ込めました。其処は高次空間で、通常の物理法則とは異なる法則夏にあり、如何なる方法でも脱出は不可能です❗️信じられなければ試しても良いが、無駄な事はせずに全面降伏する事をお勧めします。」
10数分後。コンタクトが成立する。「私は第1師団長のロペロス・ダグレ・バラグルです❗️科学部からからの報告を受け、ラブリナ閣下の言葉は真実だと理解しました。幹部等と協議して全面降伏する事に決定しました」と、話し掛けてきた。
「懸命な判断に感謝します❗️では、此れから7次元トンネルを開きますので潜り抜けて下さい。潜り抜けた後、管制官の指示に従って着陸して下さい」と、話終える。
数秒後。7次元トンネルが開く。第1師団が次々と、潜り抜ける。潜り抜けると惑星の地上風景が広がる空間に出る。
第1師団は、空港管制官の指示に従い次々と着陸して行く。地上には、ロレン・ダルン・デロル第1皇女とナルレ・ダルン・デロル第2皇女等幹部が勢揃いしていた。
司令母船からロペロス・ダグレ・バラグル第1師団長等幹部が下船して来たのを出迎え、地上送迎車に乗り込んで ダリル宮に向かって行く。
🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟
ブル・ダルン・デロル統合大元帥は、其の光景を目撃し、恐怖を感じる。恐るべき罠を掻い潜り制圧するには、母星の全面に転移して直接惑星を攻撃するしかないと結論する。
ブル・ダルン・デロル統合大元帥は、AG4.3紀元631年5月8日、80船団に突撃命令を出す。
此の急襲に依り、マダルリアンは防御出来ずに後方の惑星ルナの地上が直接攻撃を次々と受け、小一時間で壊滅的な打撃受ける。マダルリアンも次々と爆発して行く。
浮揚戦闘起動リングヘルは反転して救援に向かうが、惑星ルナの滅亡は防げなかった。
第1惑星に隠れていたライフトロン脳ルナは、潮時だと判断し、全船団に撤退命令を出した。同時にルナリアンも発進し、ミロダリアン超銀河団東部ダリル銀河団ミリアン銀河ミリル星系第3惑星リアンに向かって行く。
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