5 / 6
第5章。2人の妹と妖精達。
しおりを挟む
❤クリスタルに誘われて❤資料⑤
2150年2月25日。~2155年6月15日。
第5章。2人の妹と妖精達。
(登場人物)
💚物部十四郎。
西之島共和国と日本共和国の執政官。2148年5月23日。物部十四郎テラ連邦共和国執政官就任。半不死。
(サルト銀河団連合帝国)
❣️クリスティーヌ・サルト・ザトン。
サルト宇宙連合帝国最後の女王。宇宙の精霊。
❣️クリスアーナ・サルト・ザトン。
ユリアの母親。上皇神聖女王。サルト人。
❣️ユリア・サルト・ザトン。
サルト銀河団連合帝国神聖女王。生物学的年齢17歳。クリスアーナの娘。サルト人。長女。ブルー・クリスタル。
❣️ディナ・サルト・ザトン。
サルト銀河団連合帝国副神聖女王。次女。生物学的年齢15歳。レッド・クリスタル。サルト人。
🧡バラダスタリア銀河団クリスバルダ銀河クリスタロン星系第3惑星クリスサルト。
❣️マリア・サルト・ザトン。
サルト銀河団連合帝国統轄女王。3女。生物学的年齢13歳。ピンク・クリスタル。サルト人。
❣️ミレイユ・サルト・ザトン。
サルト銀河団連合帝国副統轄女王。従妹。
❣️マライア・サルト・ザトン。
サルト銀河団連合帝国副統轄女王。従妹。
❣️パナレル・サルト・ザトン。
サルト銀河団連合帝国女王。従妹。
❣️ラミルナ・サルト・ザトン。
サルト銀河団連合帝国女王。従妹。
❣️ナラパル・サルト・ザトン。
サルト銀河団連合帝国統轄摂政。従妹。
❣️パナレロ・サルト・ザトン。
サルト銀河団連合帝国副統轄摂政。従妹。
❣️サルレナ・サルト・ザトン。
サルト銀河団連合帝国摂政。従妹。
❣️パレルモ・サルト・ザトン。
サルト銀河団連合帝国摂政。従妹。
❣️ナパレナ・サルト・ザトン。
サルト銀河団連合帝国摂政。従妹。
❣️ソフィア・サルト・ザトン。
サルト銀河団連合帝国科学技術評議会議長。
❣️ナルニア・サルト・ザトン。
サルト銀河団連合帝国医学評議会議長。
❣️パロメル・サルト・ザトン。
サルト銀河団連合帝国軍統合大元帥。
❣️アロイナ・サルト・ザトン。
サルト銀河団連合帝国軍副統合大元帥。
❣️ナメレナ・サルト・ザトン。
サルト銀河団連合帝国軍統轄大元帥。
❣️サルニラ・サルト・ザトン。
サルト銀河団連合帝国軍副統轄大元帥。
❣️タレミル・サルト・ザトン。
サルト銀河団連合帝国軍第1大元帥。第1軍団長官。
❣️ミネラル・サルト・ザトン。
サルト銀河団連合帝国軍第2大元帥。第2軍団長官。
❣️クリスアーナ・ロボット艦隊中枢生体脳パルメラ。
クリスタル型。常時8000万台。
❣️クリスアーナ・輸送船団中枢生体脳パラメラ。
球型。800万台。直径8000メートル。
❣️クリスアーナ・資源調査調達船団中枢生体脳パラメラ。
球型。800万台。直径6000メートル。
❣️クリスアーナ・調査船団中枢生体脳パルメロ。
球型。500万台。直径600メートル。
(妖精種族)クリスアーナ・ドーム。
❣️メリアナリア・フェアリ・クリス。
妖精種族の神聖女王。
❣️メリアリナス・フェアリ・クリス。
妖精種族の統轄女王。
❣️メリアリアナ・フェアリ・クリス。
妖精種族の副統轄女王。
❣️メリアロナス・フェアリ・クリス。
妖精種族の女王。
2150年2月25日。
❄❄❄❄❄❄❄❄❄❄❄❄❄
2155年6月15日。
第5章。2人の妹と妖精達。
本文。
1
2150年2月25日。クリスライザに妖精種族の神聖女王としてメリアナリア・フェアリ・クリスが戻って来た。
「ユリア様、私と私の一族はクリスライザに常駐する事にしました。一族のコロニーは自然環境区に移動させました」と、話し掛けて来た。
「お母様の指示ですか」と、問い掛けるユリア。
「流石はユリア様ですね。其の通りです」と、答えるメリアナリア神聖女王。
「と言う事は、フェアリ種族には特別な能力が有るのね」と、問い掛けるユリア。
「其の通りです。我が種族には特殊な能力が備わっています。其の能力はフィクティブ転移能力、物質転換能力、同化能力、変身能力、次元転移能力、自然造形復元能力、能力同化移譲能力、自在復元能力、無限再生能力等です。全てはサルト人を守る為に私達が存在しているのです」と、答えるメリアナリア神聖女王。
「成る程。ではサルト宇宙帝国最後の女王クリスティーヌ・サルト・ザトンが造り出した最終兵器なのね」と、話し掛けるマルシェラ・マルダ・ガクル女王。
「兵器では無いけど、最強の生物だと言えるかもね」と、話し掛けるユリア。続けて「所でメリアナリア、サルト人以外でも守る事が出来るのかしら」と、問い掛けるユリア。
「勿論可能です。ユリア様の命令が有ればですが」と、答えるメリアナリア神聖女王。
「では、私の側近の不老不死者を守って下さい」と、話し掛けるユリア。
「承知致しましたユリア様。直ちに実行します」と、答えるメリアナリア神聖女王。
「所でメリアナリア、此のニグレロン銀河を統一するにはどうすれば良い」と、問い掛けるユリア。
「此のニグレロン銀河はメンタル温厚オーラで満たられていましたから、ユリア様が全銀河に呼び掛けて、ニグレロン銀河連邦共和国を建国したと告知すれば良いのです」と、答えるメリアナリア神聖女王。
ユリアはメリアナリア神聖女王の意見に従い、銀河全域にメッセージを送信する。
「後は私にお任せ下さい」と、話し掛けるメリアナリア神聖女王。
「どうするつもりなのだ」と、問い掛けるユリア。
「ニグレロン銀河ニグロン星系第3惑星レロンを成都とし、私の能力で成都らしい町並みします。此処にクリスタル艦隊1個軍団を配備し、ニグレロン銀河連邦共和国パロレメル・サルト・クリスタル統轄女王。パロラメル・サルト・クリスタル女王の2人に管理させます。更に銀河内の各種族の移民を促進させます。此等の事はクリスアーナ様の指示に依るものです」と、説明するメリアナリア神聖女王。
「成る程。全ては母上の指示でしたのね」と、話し掛けるユリア。
いきなり母上から思考波コンタクト〈ユリア、2人の妹が覚醒したので、直ぐにクリスライザにゆかせます〉と、話し掛けて来た。
〈2人の妹ですか〉と、問い掛けるユリア。
〈ピンククリスタルとレッドクリスタルの2つです。ブラッククリスタルは邪悪のインパルスを吸収する大事なものです〉と、答えるクリスアーナ。〈そうなのですか、2人の妹と会うのが楽しみです〉と、答えるユリア。
いきなり2人が転移して来た。ユリアは2人を見て何方がディナで何方がマリアなのか直ぐに解った。一人づつ抱き合い再会を喜び合う。
「ユリアお姉様、お母様をテラに移動中なのですね」と、問い掛ける次女のディナ。
「其の通りよ」と、答えるユリア。
「ユリアお姉様、どうしてなの。ニグレロン銀河ニグロン星系第3惑星レロンでも良いのに」と、話し掛けるマリア。
「テラは宇宙の辺境部で、我々サルト人の宿敵で有るタログロン銀河団連合帝国に探知され辛いからよ」と、答えるユリア。
「そう言う理由なのね」と、話し掛けるディナ。
「でもメドライザ超銀河団ラインザル銀河団ザルトン銀河ザトン星系第3惑星サルトから地球迄は1億8000万光年も離れているのに、転移出来るのは精々800万光年程度なの。だから、何百年掛かる解らないのよ」と、説明するユリア。
「でも色々と冒険が出来て楽しいかも」と、話し掛けるマリア。
「移動するには先ず此の銀河団の問題を解決する必要が有るわ」と、話すユリア。
「では早々に解決させましょう」と、話し掛けるマリア。
「ならば最初にラバタリアナ銀河ね」と、説明するユリア。
「じゃあ、私が担当するわ」と、話し掛けるディナ。
「では、ディナに任せるね」と、話し掛けるユリア。
「ユリアお姉様、私は」と、話し掛けるマリア。
「では、マリアはラダログザン銀河銀河制圧を頼むわね」と、答えるユリア。
「ラバロスタリアナ銀河制圧はブロン艦隊パメライル・ブロン・バロンダとマルダ艦隊のマルシェラ・マルダ・ガクル女王とクリスタル艦隊1個軍団とします。私は此処に残り、惑星の開発をします」と、話し掛けるユリア。
2150年3月6日。ニグレロン銀河ニグロン星系第3惑星レロンの惑星開発は90パーセント終了する。残りは広大な軍事施設のみで有る。だが、銀河連邦共和国の成都としては未だまだ不十分で有る。第1に人口が少な過ぎる事と、都市が少ない。ユリアは全ての種族に移民を呼び掛け、更に各種族の成都に移民局を設立し移民を推進している。
同じ志しを抱いている2大軍事国家ラバタリアナ銀河帝国と、ダログザン銀河帝国が遂に衝突する。其の巻き添えを食ったのが、バルセダン銀河帝国で有る。帝国の両側から攻撃を受け滅亡寸前な状態に陥っている。
バルセダン銀河帝国ハイバログ・ダロン・バゼル大執政官は、3女のメリアナ゙ル・ダロン・バゼル女王に遠く離れた銀河に救援を求める為に送り出した。
偶然に救援シグナルを探知したディナは、姉ユリアに報告する。報告を受けたユリアは、母上クリスアーナに伝え救援艦隊を派遣する様に伝え、自らもクリスライザでバルセダン銀河帝国に向かった。
クリスライザは瞬間移動で3女のメリアナ゙ル・ダロン・バゼル女王等が搭乗する高速巡洋艦と合流して格納する。
メリアナ゙ル女王と面談して詳細を聞いた。
「承知した、メリアナ゙ル女王。全面的に支援する」と、話し掛けるユリア。
「有り難う御座いますユリア神聖女王陛下」と、話し掛けるメリアナ゙ル女王。
「では瞬間移動で、バルセダン銀河バルセダロン星系第3惑星ダロン近く迄転移します」と、話し掛けるユリア。
数分後。クリスライザは第3惑星ダロンの直ぐ側に実体化する。同乗しているメリアナ゙ル女王が、バルセダン銀河帝国メリアリル・ダロン・バゼル統轄女王とコンタクトする。
「お母様、救援して頂けるサルト銀河団連合帝国神聖女王ユリア様を連れて来ました。今、代わります」と、話し掛けるメリアナ゙ル女王。
「サルト銀河団連合帝国神聖女王のユリア・サルト・ザトンです。詳細はメリアナ゙ル女王から聞きました。我々は全面的に支援します」と、話し掛ける。
「有り難う御座いますユリア神聖女王陛下」と、話し掛けるメリアリル統轄女王。
「では、メリアリル統轄女王陛下依り、正式に依頼頂いたので我が艦隊が防衛と攻撃します」と、話し掛けるユリア。続けて「メリアリル統轄女王陛下、貴方の側近幹部等を此方に転移しますので驚かないで下さい」と、話すユリア。
数分後。メリアリル統轄女王等側近幹部がクリスライザ統合司令センターに転移される。
「どうぞ司令ゲスト席に腰を降ろして下さい」と、着席を勧めるユリア。
メリアリル統轄女王等側近幹部が全員が着席する。
「ユリア様、どの様な方法で私達を転移させたのでしょうか」と、問い掛けるメリアリル統轄女王。
「私の能力の1つで、転移させる人物を特定出来ればフィクティブ転移能力で転移させる事が出来ます。其れより今は、戦争を終結させねば。先ずは、惑星防衛の為に、惑星起動リングを配備します。次に、星系内に進入して来た敵艦隊を殲滅します」と、話し掛けるユリア。
クリスライザか発進する。数分後。瞬間移動して星系外縁で戦闘している直ぐ側に実体化する。
ユリアは生体脳クリスに攻撃命令を出す。クリスライザは、グラビトン砲で次々と敵艦隊を叩き潰して行く。小一時間後には全ての敵艦隊が消滅する。数分後に、クリスタル艦隊1個軍団が到着し常駐する。其の旨をメリアリル統轄女王に話し承認を得る。
「ではメリアリル統轄女王、バルセダン銀河帝国解放の為に戦いを開始します」と話し掛けるユリア。
ユリアは2人の妹に思考波伝達で、作戦実行を伝える。ラバタリアナ銀河制圧はディナ。ダログザン銀河制圧はマリアで有る。バルセダン銀河帝国の解放はユリアが担当している。
2155年4月10日。バラダスタリア銀河団の騒乱は終了し、ラバタリアナ銀河帝国とダログザン銀河帝国は2155年4月10日に制圧が完了する。クリスアーナ・ドームの転移準備はかなり以前に完了していたので、数日後にユリア神聖女王は転移を実行する。
2
2155年4月15日。クリスアーナ・ドームが実体化した宙域は、超巨大な銀河が1つと、其の回りに天の川銀河クラスの銀河が10ヶ個が周回している。中心の超巨大銀河の中心に巨大な有り、上下にジェットが吹き出している。クリスアーナ・ドームは中心銀河近くに実体化したと判明する。近くとは言え、860万光年以上離れている。
クリスアーナ・ロボット船団中枢生体脳パルメラは、各銀河の調査を開始する。其の頃ユリア等側近幹部等は、帝都サルトの宮殿で暮らしていた。少し離れた所には総合研究所センターが有り、ユリア等3姉妹は研究所で新型駆動機関の研究を続けている。其の理由は、太陽の様な超大質量クラスを超光速航行させる事が出来る駆動機関の開発で有る。
原理は承知しているが、超遠方転移には限界が有った。質量が大き過ぎる為、次元欠損が徐々に大きくなり転移距離に限界が生じるので有る。其処でユリア等3姉妹は、超大質量を転送可能な新たな転送機の開発と、推進機関で有る。其の為にはクリスアーナ・ドームを保護する新たなバリアと、超高性能のエネルギー転換炉とエネルギー吸収炉の開発も必要で有る。故に、多くの科学者が参加している。
36000個有る住居コロニーの内、20個のコロニーだけに住民が居住している。其の人口は820億人で有る。他に、クリスタル人が8000億人で有る。合計で、8820億人となる。
クリスタル戦艦の製造は24時間休まず生産を続けている。資源等の調達はクリスタル輸送船団が多くの資源惑星から毎日輸送している。クリスタル艦隊には距離は関係無いので、旧サルト宇宙帝国の本拠地銀河からも輸送されている。
「ユリア様、パルメラです。調査結果を報告します」と、言う声が研究所に響き渡る。
「報告を頼む」と、ユリアが答える。
「超巨大銀河の名称は、アストラムと言います。アストラム銀河の支配者は、バラン・アラム・ダストラン大帝です。ほぼ、アストラム銀河群全体を支配していますが、4銀河は支配を受けていません。其の4銀河は同盟しており、4銀河同盟としてアストラム銀河帝国と対抗しています」と、報告する。
「了解した。どうやら支配されている銀河を解放せねばならない様ですね。クリスタル艦隊1個軍団と私の代行として、パメライル・ブロン・バロンダ女王を派遣して4銀河同盟と接触して救援したいと申し出でよ。同時に、支配されている銀河の解放に努める様に命令して下さい」と、指示する。
「承知致しました」と、答える中枢生体脳パルメラ。
「私は今研究で忙しいので、私の代わりに生体脳クリスに任せる」と、指示する。
「承知致しました。では、私はクリスのサポートをします」と、答える中枢生体脳パルメラ。
2155年4月20日。アストラム銀河帝国バラン・アラム・ダストラン大帝は、アストラム銀河群全体の制圧に乗り出した。制圧船団の最高位司令長官は、バラル・アラム・ダストラン第1王子で有る。艦隊数は800万台で、4銀河同盟軍の8倍で有る。
パメライル女王は4銀河同盟とコンタクトして救援したいと申し出て、心良く受け入れてくれたのでアストラム銀河帝国が進行した時点では迎撃の準備は整っていた。成り行きからパメライル・ブロン・バロンダ女王は、4銀河同盟軍の最高位司令長官に就任していた。
同時に、パメハイレ・ブロン・バロンダ副女王のブロン艦隊は制圧された銀河の解放を開始していた。
クリスアーナ・ドームの総合研究所でユリア3姉妹は、研究を続けている。ディナはチョットしたアイデアからニュートリノ・バリアを開発する。マリアは、上位次元エネルギー吸引装置を開発する。ユリアは超大型瞬間移動装置と、タキオン駆動機関と、タキオンバリアの開発に成功する。
後は製造して実験するだけで有る。実用化させるには数ヶ月から数年は掛かるだろう。更にユリアは自分の能力の1つで有る復元能力を機械する事に成功した。名称はマルチ・リストア・リバイブラーで有る。ユリアは超大型、大型、中型、小型の4タイプの大量生産を中枢生体脳パルメラに指示する。
ユリアは目標の発明を成し遂げたので、クリスアーナ・ドームの統合司令センターに戻った。留守の間の出来事を全て聞いたユリアは、アストラム銀河制圧を中枢生体脳パルメラに命令する。
パメライル・ブロン・バロンダ女王傘下の4銀河同盟軍とブロン艦隊とクリスタル艦隊が、制圧船団最高位司令長官バラル・アラム・ダストラン第1王子傘下800万台と対峙する。
パメライル女王は、極力人命の損失を出さずにアストラム銀河帝国軍を制圧しようと考えている。其の事をクリスタル艦隊ラミレル・サルト・クリスタル副統轄大元帥に相談する。
ラミレル統轄大元帥は微笑んで「解りました。努力してみます」と、答える。
命令を受けた5個軍50万台が敵艦隊800万台を包囲する様に展開して行き、残り50万台は堂々と前進して行く。其の後方からブロン艦隊と4銀河同盟軍がついて行く。
巨大艦隊を引率しているバラル・アラム・ダストラン第1王子は、自信満々で号令を発する。
「全艦隊へ告ぐ。直ちに敵艦隊を殲滅せよ」と、命令する。
命令一下、800万台の戦艦が一斉に発進し、我先に突進して行く。
小一時間後。アストラム銀河帝国軍団の先鋒艦隊が進軍して来るクリスタル艦隊先鋒に発砲する。クリスタル戦艦の反撥バリアが難無く敵艦隊のエネルギービームを跳ね返す。
クリスタル艦隊は一斉にヒュプノ砲を連続放射しながら敵艦隊本体に散開しながら突進して行く。同時に包囲する様に展開していたクリスタル艦隊がヒュプノ砲を一斉に連続放射しながら敵艦隊に向かって突進して行く。
敵艦隊数が多過ぎて、全ての艦隊にヒュプノ砲を放射する事が出来ない。だが、数時間後には全ての敵艦隊にヒュプノ効果が現れる。
ラミレル統轄大元帥は、全ての敵艦隊に命令を出す。「直ちに我の命令に従って戦闘を放棄し、指定した惑星に直ちに着席するのだ」と、命令を出す。
ユリアは未開発星系第3惑星の巨大大陸の中央部に、能力を発動して広大な宇宙空港、居住施設等の施設を造り出す。其の宇宙空港に次々と敵艦隊が着席する。其の着席を監視しているのはクリスタル艦隊で有る。其の宇宙空港の東側の山脈の裾野にクリスタル艦隊の基地が有るからである。
其の頃ブロン艦隊と4銀河同盟軍は、アストラム銀河帝国帝都で有るアストラム銀河スラム星系第3惑星アラムに向かっていた。
2155年4月25日。スラム星系外縁に到着する。パメライル女王は超光速通信で「私はサルト銀河団連合帝国ユリア・サルト・ザトン神聖女王陛下の代行兼4銀河同盟軍最高位司令長官のパメライル・ブロン・バロンダ女王です。バラン・アラム・ダストラン大帝へ伝えます。アストラム銀河群制圧船団最高位司令長官バラル・アラム・ダストラン第1王子の制圧船団800万台は殲滅しました。もはやバラン大帝には勝ち目が無い。速やかに降伏する事をお勧めする」と、メッセージを送った。
小一時間後。
「私はアストラム銀河帝国大帝バラン・アラム・ダストランの妃パメリアル・アラム・ダストラン帝国統轄女王です。バラン大帝は側近幹部を連れて何処かに脱走しました。私と娘達並びに側近幹部は無条件降伏をします」と、話し掛けて来た。
「パメライル・ブロン・バロンダです。賢明な判断に感謝します。お伝えしておきますが、バラル・アラム・ダストラン第1王子と制圧船団800万台は、サルト銀河団連合帝国直轄星系に捕虜として拘束しています。従って、全員無事です。全てはサルト銀河団連合帝国ユリア・サルト・ザトン神聖女王の慈悲に依るもので有る。感謝されるが良い。通常なら敵対者に対しては容赦無く殲滅していました」と、前置きしてから「話が変わりますが、パメリアル・アラム・ダストラン統轄女王陛下と娘達並びに側近幹部等を、ユリア神聖女王に面談させたいので同行願います」と、話し掛ける。
「承知致しました」と、答える。
2155年5月6日。パメリアル統轄女王等一行がクリスアーナ惑星軌道リング第1宇宙空港に到着する。此処から反重力起動列車で直径8000キロメートルの帝都サルト・ドーム中央駅迄移動する。列車から降りると、ホームにはユリア神聖女王の親衛隊の1つで有るクリスサルト親衛隊の隊員に迎えられる。
クリスサルト親衛隊のエスコートを受けながら、ユリア神聖女王の宮殿に到着する。中に入ると、ユリア等3姉妹と側近幹部が勢揃いで出迎える。
「パメリアル統轄女王陛下、お待ちしておりました。私はサルト銀河団連合帝国神聖女王のユリア・サルト・ザトンです」と、話し掛けながら優雅な儀礼をする。
「パメリアル・アラム・ダストランです」と、自己紹介して儀礼する。
「パメリアル統轄女王陛下、ゆっくりと対談しましょう。どうぞ、私に付いて来て下さい」と、話し掛けるユリア。
2155年5月12日。アストラム銀河連邦共和国パメリアル・アラム・ダストラン統轄女王等一行、並びに4銀河同盟の統轄女王等側近幹部等の不老不死の処置が完了する。
此等4銀河同盟とアストラム銀河連邦共和国の5ヶ国で新たにアストラム銀河群同盟が結成される。其の効果かは不明だが、5ヶ国からの入植者が増え続けている。更に、新たに5ヶ国からユリア神聖女王の親衛隊として加わり人口は300億人以上増えている。
許容人口は5兆7000億人で有るから、入植コロニーはかなり多く残っている。
ユリアはアストラム銀河群同盟会議を開催し、席上「アストラム銀河群は12銀河で構成されていますが、8銀河でアストラム銀河群同盟を結成しましたが、残り4銀河は未知のままです。平和を築くには此の4銀河を放置してはおけないでしょう。何等かの手段を講じて接触し和平交渉をするか、特定銀河に呼び掛けて同盟の参加を促すかの方法しか無いと考えています。皆様の中で、他に良い考えが有れば話して下さい」と、話し掛ける。
「各銀河にロボット使節団を派遣して、戦争か和平かを選択させましょう」と、提案するパメリアル・アラム・ダストラン統轄女王。
「過激ですね。でも、手っ取り早くって良い提案です。他に何か有りますか」と、話し掛けるユリア。
小一時間後。パメリアル統轄女王の提案が採用される事になった。次にアストラム銀河群同盟の盟主の選挙が行なわれ、満場一致でアストラム銀河連邦共和国のパメリアル・アラム・ダストラン統轄女王が選出される。
アストラム銀河群同盟の合同連合軍最高位司令長官には、パメリアル統轄女王の第1王子、バラル・アラム・ダストランが選出された。其の後、数時間をかけて諸々の事を決めた。
3
数日後の2155年5月16日。未知4銀河に向けてロボット使節団を派遣する。ユリアは結果が出る迄の間、帝都サルト・ドームの研究所に戻る。
研究所に詰めていたディナとマリアは、画期的な発明を幾つか成し遂げていた。其の1つがリストアリバイブラーで有る。此れは、有りとあらゆる物質並びに記録された風景等を復元する機械で有る。もう一つがメンタル温厚オーラ(MGW放射機)放射機で有る。
妖精が共生した事で、ユリア等3姉妹の能力が数10倍増長されたので有る。当の3姉妹は全く認識していなかった。
ユリアは、タキオン粒子を利用した通信システムで、時間のロス無く通信が出来るタキオン通信機と、タキオン粒子の特性を利用したタキオン粒子超重力砲。略称タキオン粒子砲を開発した。
既に、タキオン通信機とメンタル温厚オーラ(MGW放射機)放射機と、フィクティブ・タキオン転送機と、リストアリバイブラーの量産が始まっている。
日々成長を続けているクリスアーナの為に、クリスアーナ・ドームの容量を増やす為にドームの直径を100倍(直径1000万キロメートル)にする拡張工事が始まった。
拡張工事の設計施行担当は、中枢生体脳パルメラで有る。設計した外壁鋼板は完成したリストアリバイブラー2000台で外壁鋼板を復元させている。無数の作業ロボットが完成した外壁鋼板を移動させている。
2155年6月5日。未知4銀河の支配者は、ロボット使節団の通信を受信して、其の対応に留まっている。だが、マガダサス銀河マダロ星系第3惑星ダサスを拠点としたマガダサス銀河帝国の独裁者マゲロ・ダサス・バングル皇帝は、敵意を丸出しにして側近等に戦争の準備を命令する。聞いていたミレイラ・ダサス・バングル統轄女王は、反対意見を話し対立する。
ミレイラ統轄女王は、息子と娘達を自室に呼び寄せる。
「貴方達の父親マゲロ皇帝が、アストラム銀河群同盟からの通信を受信して戦争すると決断しました。私は反対して対立する事になりました。で、貴方達が皇帝に付くか私に付くのか選択しなさい。何方に付いてもせめませんからね」と、話し掛ける。
結果はミレイラ統轄女王が想定していた通り、息子は皇帝派。娘達は統轄女王派に分かれる。
ガメガロス銀河ガロン星系第3惑星メロスを本拠地としているガメガロス銀河帝国の、マメイロナ・メロス・ナダラバ統轄女王は和平派で戦争する意志は全く無く、数日後に和平申し込みのメッセージを送信する。
2155年6月8日。メッセージを受信。アストラム銀河群盟主パメリアル統轄女王は、直ちにユリア等3姉妹に報告する。
「パメリアル統轄女王、では直ちにマメイロナ・メロス・ナダラバ統轄女王等側近幹部をクリスアーナ・ドームに招待したいと伝えて下さい」と、話し掛けるユリア。
「承知致しました。直ちに手配致します」と、答えてコンタクトを切るパメリアル統轄女王。
「パルメラ、ロボット使節団の呼び掛け内容を変更して下さい。内容は、私はサルト銀河団連合帝国神聖女王ユリア・サルト・ザトンです。我々は敢えて戦争を望んではいません。可能ならば、友好条約を締結して平和共存を望んでいます。同じ帝国内でも、意見が交差しているでしょう。仮に私の意志を信じ、接触したいと願うならば、極秘にコンタクトをして下さい。です」と、伝えるユリア。
「承知致しました」と、伝える中枢生体脳パルメラ。
ユリアは、研究所から統合司令センターに戻った。
マガダサス銀河帝国のミレイラ統轄女王は、サルト銀河団連合帝国神聖女王ユリア・サルト・ザトンとコンタクトを付ける為に娘達4人を極秘に派遣した。
アダニレア銀河帝国サファリアニ・ニレア・サガラダフ統轄女王は、皇帝が戦争を決意した事に強くに反対し、娘達4姉妹を極秘に派遣する。
2155年6月15日。始めての長旅をして、マガダサス銀河帝国ミレイラ統轄女王の4姉妹は、目的地で有るクリスアーナ・ドーム迄残り30光年迄近付いていた。
長女ミレイル・ダサス・バングル副統轄女王は、期待を込めてメッセージを送信する。
受信したメッセージと映像がスクリーンに表示される。「私は、マガダサス銀河帝国ミレイラ統轄女王の娘の4姉妹の長女で副統轄女王、ミレイル・ダサス・バングルです。お母様の極秘命令に依り参りました。私のメッセージが届きましたのなら返信下さい」と、統合司令センターに響き渡る。
「私はサルト銀河団連合帝国神聖女王ユリア・サルト・ザトンです。解りました。では、到着しましたら誘導に従い第1宇宙空港に着席して下さい」と、話し掛ける。
「有り難う御座います神聖女王陛下」と、答え深々と儀礼をするミレイル・ダサス・バングル。
偶然かどうかは解らないが、未知4銀河の代表等がほぼ同じ日にクリスアーナ・ドームに到着する。
小一時間後、未知4銀河の代表がユリア神聖女王の第1親衛隊のエスコートを受け、統合司令センターに到着する。
第1会議室に案内され、未知4銀河の代表等が着席する。最後にユリア等側近幹部が入室し着席する。
「遠方からの来訪に感謝します」と、ユリア神聖女王が声を掛ける。
「私はサルト銀河団連合帝国神聖女王ユリア・サルト・ザトンです。私の呼び掛けに応じ和平交渉の為に来訪して頂き誠に感謝します。では、皆様方の代表が自己紹介と来訪の主旨を話して下さい」と、話し掛ける。
「私はアストラム銀河群盟主で、アストラム銀河連邦共和国統轄女王のパメリアル・アラム・ダストランです。ユリア神聖女王陛下の忠実な下僕です」と、自己紹介をする。
「私はガメガロス銀河連邦共和国統轄女王のマメイロナ・メロス・ナダラバです。ユリア神聖女王陛下の呼び掛けに応じ和平交渉を締結させて、サルト銀河団連合帝国の傘下になる為に来訪しました」と、自己紹介する。
「私はマガダサス銀河帝国ミレイラ・ダサス・バングル統轄女王の指示に依り極秘に派遣された4姉妹の長女、ミレイル・ダサス・バングルです。父上で有るマガダサス銀河帝国皇帝マゲロ・ダサス・バングルは戦争する事を決意しました。母上で有るミレイラ統轄女王は強く反対して諌めたのですが、其れが原因で対立する様になりました。母上は戦争を止める為に、父上に知られ無い様に極秘に私達を派遣したのです」と、話し終えるミレイル・ダサス・バングル副統轄女王。
「私はナダグレラン銀河帝国統轄女王の娘4姉妹の長女カナレアニ・グラン・バルグです。父上は優柔不断な所が有り、戦争か和平交渉かを決められずにいます。母上は和平を願っていますが、母上の進言にも未だ結論を出せ無いのです。故に母上は私達4姉妹を派遣したのです」と、話し掛ける長女カナレアニ・グラン・バルグ。
全員の自己紹介が終わり、ユリアが話し始める。
「皆様方の事情は良く解りました。希望通りになる様に全力でサポートします」と、話し掛ける。続けて「では最初に話して頂いたアストラム銀河連邦共和国のマメイロナ・メロス・ナダラバ統轄女王陛下の意志を通りに傘下として承認し、全力で守ります。故に、クリスタル艦隊1個軍団を常駐させますので承認願います」と、話し掛けるユリア。
「喜んで承認致します」と、答えるマメイロナ。
「感謝します。次はミレイル・ダサス・バングル副統轄女王陛下の案件ですね。此の局面では、皇帝派と統轄女王派とに完全に分離させてから、内乱と言う状況を作り出して皇帝派が先に攻撃を仕掛けさせます。次に、統轄女王派が不利であると思わせ、我々に救援を求めます。で、我々が出撃して皇帝派を殲滅します。此の様な作戦で進めてみましょう」と、話し掛けるユリア。
「解りました。母上とコンタクトをして伝えます」と、答えるミレイル副統轄女王。
「次は、カナレアニ・グラン・バルグ副統轄女王陛下の案件です。皇帝は優柔不断では無く、何等かの理由により決断出来ないのでしょう。従って、我がクリスタル艦隊が電光石火でナダグレラン銀河星ナグラン系第3惑星グランを制圧しましょう」と、提案するユリア。
「ユリア神聖女王陛下の作戦を母上に伝えます」と、答えるカナレアニ副統轄女王。
「救援並びに作戦は以上です」と、話し掛けるユリア。
2150年2月25日。~2155年6月15日。
第5章。2人の妹と妖精達。
(登場人物)
💚物部十四郎。
西之島共和国と日本共和国の執政官。2148年5月23日。物部十四郎テラ連邦共和国執政官就任。半不死。
(サルト銀河団連合帝国)
❣️クリスティーヌ・サルト・ザトン。
サルト宇宙連合帝国最後の女王。宇宙の精霊。
❣️クリスアーナ・サルト・ザトン。
ユリアの母親。上皇神聖女王。サルト人。
❣️ユリア・サルト・ザトン。
サルト銀河団連合帝国神聖女王。生物学的年齢17歳。クリスアーナの娘。サルト人。長女。ブルー・クリスタル。
❣️ディナ・サルト・ザトン。
サルト銀河団連合帝国副神聖女王。次女。生物学的年齢15歳。レッド・クリスタル。サルト人。
🧡バラダスタリア銀河団クリスバルダ銀河クリスタロン星系第3惑星クリスサルト。
❣️マリア・サルト・ザトン。
サルト銀河団連合帝国統轄女王。3女。生物学的年齢13歳。ピンク・クリスタル。サルト人。
❣️ミレイユ・サルト・ザトン。
サルト銀河団連合帝国副統轄女王。従妹。
❣️マライア・サルト・ザトン。
サルト銀河団連合帝国副統轄女王。従妹。
❣️パナレル・サルト・ザトン。
サルト銀河団連合帝国女王。従妹。
❣️ラミルナ・サルト・ザトン。
サルト銀河団連合帝国女王。従妹。
❣️ナラパル・サルト・ザトン。
サルト銀河団連合帝国統轄摂政。従妹。
❣️パナレロ・サルト・ザトン。
サルト銀河団連合帝国副統轄摂政。従妹。
❣️サルレナ・サルト・ザトン。
サルト銀河団連合帝国摂政。従妹。
❣️パレルモ・サルト・ザトン。
サルト銀河団連合帝国摂政。従妹。
❣️ナパレナ・サルト・ザトン。
サルト銀河団連合帝国摂政。従妹。
❣️ソフィア・サルト・ザトン。
サルト銀河団連合帝国科学技術評議会議長。
❣️ナルニア・サルト・ザトン。
サルト銀河団連合帝国医学評議会議長。
❣️パロメル・サルト・ザトン。
サルト銀河団連合帝国軍統合大元帥。
❣️アロイナ・サルト・ザトン。
サルト銀河団連合帝国軍副統合大元帥。
❣️ナメレナ・サルト・ザトン。
サルト銀河団連合帝国軍統轄大元帥。
❣️サルニラ・サルト・ザトン。
サルト銀河団連合帝国軍副統轄大元帥。
❣️タレミル・サルト・ザトン。
サルト銀河団連合帝国軍第1大元帥。第1軍団長官。
❣️ミネラル・サルト・ザトン。
サルト銀河団連合帝国軍第2大元帥。第2軍団長官。
❣️クリスアーナ・ロボット艦隊中枢生体脳パルメラ。
クリスタル型。常時8000万台。
❣️クリスアーナ・輸送船団中枢生体脳パラメラ。
球型。800万台。直径8000メートル。
❣️クリスアーナ・資源調査調達船団中枢生体脳パラメラ。
球型。800万台。直径6000メートル。
❣️クリスアーナ・調査船団中枢生体脳パルメロ。
球型。500万台。直径600メートル。
(妖精種族)クリスアーナ・ドーム。
❣️メリアナリア・フェアリ・クリス。
妖精種族の神聖女王。
❣️メリアリナス・フェアリ・クリス。
妖精種族の統轄女王。
❣️メリアリアナ・フェアリ・クリス。
妖精種族の副統轄女王。
❣️メリアロナス・フェアリ・クリス。
妖精種族の女王。
2150年2月25日。
❄❄❄❄❄❄❄❄❄❄❄❄❄
2155年6月15日。
第5章。2人の妹と妖精達。
本文。
1
2150年2月25日。クリスライザに妖精種族の神聖女王としてメリアナリア・フェアリ・クリスが戻って来た。
「ユリア様、私と私の一族はクリスライザに常駐する事にしました。一族のコロニーは自然環境区に移動させました」と、話し掛けて来た。
「お母様の指示ですか」と、問い掛けるユリア。
「流石はユリア様ですね。其の通りです」と、答えるメリアナリア神聖女王。
「と言う事は、フェアリ種族には特別な能力が有るのね」と、問い掛けるユリア。
「其の通りです。我が種族には特殊な能力が備わっています。其の能力はフィクティブ転移能力、物質転換能力、同化能力、変身能力、次元転移能力、自然造形復元能力、能力同化移譲能力、自在復元能力、無限再生能力等です。全てはサルト人を守る為に私達が存在しているのです」と、答えるメリアナリア神聖女王。
「成る程。ではサルト宇宙帝国最後の女王クリスティーヌ・サルト・ザトンが造り出した最終兵器なのね」と、話し掛けるマルシェラ・マルダ・ガクル女王。
「兵器では無いけど、最強の生物だと言えるかもね」と、話し掛けるユリア。続けて「所でメリアナリア、サルト人以外でも守る事が出来るのかしら」と、問い掛けるユリア。
「勿論可能です。ユリア様の命令が有ればですが」と、答えるメリアナリア神聖女王。
「では、私の側近の不老不死者を守って下さい」と、話し掛けるユリア。
「承知致しましたユリア様。直ちに実行します」と、答えるメリアナリア神聖女王。
「所でメリアナリア、此のニグレロン銀河を統一するにはどうすれば良い」と、問い掛けるユリア。
「此のニグレロン銀河はメンタル温厚オーラで満たられていましたから、ユリア様が全銀河に呼び掛けて、ニグレロン銀河連邦共和国を建国したと告知すれば良いのです」と、答えるメリアナリア神聖女王。
ユリアはメリアナリア神聖女王の意見に従い、銀河全域にメッセージを送信する。
「後は私にお任せ下さい」と、話し掛けるメリアナリア神聖女王。
「どうするつもりなのだ」と、問い掛けるユリア。
「ニグレロン銀河ニグロン星系第3惑星レロンを成都とし、私の能力で成都らしい町並みします。此処にクリスタル艦隊1個軍団を配備し、ニグレロン銀河連邦共和国パロレメル・サルト・クリスタル統轄女王。パロラメル・サルト・クリスタル女王の2人に管理させます。更に銀河内の各種族の移民を促進させます。此等の事はクリスアーナ様の指示に依るものです」と、説明するメリアナリア神聖女王。
「成る程。全ては母上の指示でしたのね」と、話し掛けるユリア。
いきなり母上から思考波コンタクト〈ユリア、2人の妹が覚醒したので、直ぐにクリスライザにゆかせます〉と、話し掛けて来た。
〈2人の妹ですか〉と、問い掛けるユリア。
〈ピンククリスタルとレッドクリスタルの2つです。ブラッククリスタルは邪悪のインパルスを吸収する大事なものです〉と、答えるクリスアーナ。〈そうなのですか、2人の妹と会うのが楽しみです〉と、答えるユリア。
いきなり2人が転移して来た。ユリアは2人を見て何方がディナで何方がマリアなのか直ぐに解った。一人づつ抱き合い再会を喜び合う。
「ユリアお姉様、お母様をテラに移動中なのですね」と、問い掛ける次女のディナ。
「其の通りよ」と、答えるユリア。
「ユリアお姉様、どうしてなの。ニグレロン銀河ニグロン星系第3惑星レロンでも良いのに」と、話し掛けるマリア。
「テラは宇宙の辺境部で、我々サルト人の宿敵で有るタログロン銀河団連合帝国に探知され辛いからよ」と、答えるユリア。
「そう言う理由なのね」と、話し掛けるディナ。
「でもメドライザ超銀河団ラインザル銀河団ザルトン銀河ザトン星系第3惑星サルトから地球迄は1億8000万光年も離れているのに、転移出来るのは精々800万光年程度なの。だから、何百年掛かる解らないのよ」と、説明するユリア。
「でも色々と冒険が出来て楽しいかも」と、話し掛けるマリア。
「移動するには先ず此の銀河団の問題を解決する必要が有るわ」と、話すユリア。
「では早々に解決させましょう」と、話し掛けるマリア。
「ならば最初にラバタリアナ銀河ね」と、説明するユリア。
「じゃあ、私が担当するわ」と、話し掛けるディナ。
「では、ディナに任せるね」と、話し掛けるユリア。
「ユリアお姉様、私は」と、話し掛けるマリア。
「では、マリアはラダログザン銀河銀河制圧を頼むわね」と、答えるユリア。
「ラバロスタリアナ銀河制圧はブロン艦隊パメライル・ブロン・バロンダとマルダ艦隊のマルシェラ・マルダ・ガクル女王とクリスタル艦隊1個軍団とします。私は此処に残り、惑星の開発をします」と、話し掛けるユリア。
2150年3月6日。ニグレロン銀河ニグロン星系第3惑星レロンの惑星開発は90パーセント終了する。残りは広大な軍事施設のみで有る。だが、銀河連邦共和国の成都としては未だまだ不十分で有る。第1に人口が少な過ぎる事と、都市が少ない。ユリアは全ての種族に移民を呼び掛け、更に各種族の成都に移民局を設立し移民を推進している。
同じ志しを抱いている2大軍事国家ラバタリアナ銀河帝国と、ダログザン銀河帝国が遂に衝突する。其の巻き添えを食ったのが、バルセダン銀河帝国で有る。帝国の両側から攻撃を受け滅亡寸前な状態に陥っている。
バルセダン銀河帝国ハイバログ・ダロン・バゼル大執政官は、3女のメリアナ゙ル・ダロン・バゼル女王に遠く離れた銀河に救援を求める為に送り出した。
偶然に救援シグナルを探知したディナは、姉ユリアに報告する。報告を受けたユリアは、母上クリスアーナに伝え救援艦隊を派遣する様に伝え、自らもクリスライザでバルセダン銀河帝国に向かった。
クリスライザは瞬間移動で3女のメリアナ゙ル・ダロン・バゼル女王等が搭乗する高速巡洋艦と合流して格納する。
メリアナ゙ル女王と面談して詳細を聞いた。
「承知した、メリアナ゙ル女王。全面的に支援する」と、話し掛けるユリア。
「有り難う御座いますユリア神聖女王陛下」と、話し掛けるメリアナ゙ル女王。
「では瞬間移動で、バルセダン銀河バルセダロン星系第3惑星ダロン近く迄転移します」と、話し掛けるユリア。
数分後。クリスライザは第3惑星ダロンの直ぐ側に実体化する。同乗しているメリアナ゙ル女王が、バルセダン銀河帝国メリアリル・ダロン・バゼル統轄女王とコンタクトする。
「お母様、救援して頂けるサルト銀河団連合帝国神聖女王ユリア様を連れて来ました。今、代わります」と、話し掛けるメリアナ゙ル女王。
「サルト銀河団連合帝国神聖女王のユリア・サルト・ザトンです。詳細はメリアナ゙ル女王から聞きました。我々は全面的に支援します」と、話し掛ける。
「有り難う御座いますユリア神聖女王陛下」と、話し掛けるメリアリル統轄女王。
「では、メリアリル統轄女王陛下依り、正式に依頼頂いたので我が艦隊が防衛と攻撃します」と、話し掛けるユリア。続けて「メリアリル統轄女王陛下、貴方の側近幹部等を此方に転移しますので驚かないで下さい」と、話すユリア。
数分後。メリアリル統轄女王等側近幹部がクリスライザ統合司令センターに転移される。
「どうぞ司令ゲスト席に腰を降ろして下さい」と、着席を勧めるユリア。
メリアリル統轄女王等側近幹部が全員が着席する。
「ユリア様、どの様な方法で私達を転移させたのでしょうか」と、問い掛けるメリアリル統轄女王。
「私の能力の1つで、転移させる人物を特定出来ればフィクティブ転移能力で転移させる事が出来ます。其れより今は、戦争を終結させねば。先ずは、惑星防衛の為に、惑星起動リングを配備します。次に、星系内に進入して来た敵艦隊を殲滅します」と、話し掛けるユリア。
クリスライザか発進する。数分後。瞬間移動して星系外縁で戦闘している直ぐ側に実体化する。
ユリアは生体脳クリスに攻撃命令を出す。クリスライザは、グラビトン砲で次々と敵艦隊を叩き潰して行く。小一時間後には全ての敵艦隊が消滅する。数分後に、クリスタル艦隊1個軍団が到着し常駐する。其の旨をメリアリル統轄女王に話し承認を得る。
「ではメリアリル統轄女王、バルセダン銀河帝国解放の為に戦いを開始します」と話し掛けるユリア。
ユリアは2人の妹に思考波伝達で、作戦実行を伝える。ラバタリアナ銀河制圧はディナ。ダログザン銀河制圧はマリアで有る。バルセダン銀河帝国の解放はユリアが担当している。
2155年4月10日。バラダスタリア銀河団の騒乱は終了し、ラバタリアナ銀河帝国とダログザン銀河帝国は2155年4月10日に制圧が完了する。クリスアーナ・ドームの転移準備はかなり以前に完了していたので、数日後にユリア神聖女王は転移を実行する。
2
2155年4月15日。クリスアーナ・ドームが実体化した宙域は、超巨大な銀河が1つと、其の回りに天の川銀河クラスの銀河が10ヶ個が周回している。中心の超巨大銀河の中心に巨大な有り、上下にジェットが吹き出している。クリスアーナ・ドームは中心銀河近くに実体化したと判明する。近くとは言え、860万光年以上離れている。
クリスアーナ・ロボット船団中枢生体脳パルメラは、各銀河の調査を開始する。其の頃ユリア等側近幹部等は、帝都サルトの宮殿で暮らしていた。少し離れた所には総合研究所センターが有り、ユリア等3姉妹は研究所で新型駆動機関の研究を続けている。其の理由は、太陽の様な超大質量クラスを超光速航行させる事が出来る駆動機関の開発で有る。
原理は承知しているが、超遠方転移には限界が有った。質量が大き過ぎる為、次元欠損が徐々に大きくなり転移距離に限界が生じるので有る。其処でユリア等3姉妹は、超大質量を転送可能な新たな転送機の開発と、推進機関で有る。其の為にはクリスアーナ・ドームを保護する新たなバリアと、超高性能のエネルギー転換炉とエネルギー吸収炉の開発も必要で有る。故に、多くの科学者が参加している。
36000個有る住居コロニーの内、20個のコロニーだけに住民が居住している。其の人口は820億人で有る。他に、クリスタル人が8000億人で有る。合計で、8820億人となる。
クリスタル戦艦の製造は24時間休まず生産を続けている。資源等の調達はクリスタル輸送船団が多くの資源惑星から毎日輸送している。クリスタル艦隊には距離は関係無いので、旧サルト宇宙帝国の本拠地銀河からも輸送されている。
「ユリア様、パルメラです。調査結果を報告します」と、言う声が研究所に響き渡る。
「報告を頼む」と、ユリアが答える。
「超巨大銀河の名称は、アストラムと言います。アストラム銀河の支配者は、バラン・アラム・ダストラン大帝です。ほぼ、アストラム銀河群全体を支配していますが、4銀河は支配を受けていません。其の4銀河は同盟しており、4銀河同盟としてアストラム銀河帝国と対抗しています」と、報告する。
「了解した。どうやら支配されている銀河を解放せねばならない様ですね。クリスタル艦隊1個軍団と私の代行として、パメライル・ブロン・バロンダ女王を派遣して4銀河同盟と接触して救援したいと申し出でよ。同時に、支配されている銀河の解放に努める様に命令して下さい」と、指示する。
「承知致しました」と、答える中枢生体脳パルメラ。
「私は今研究で忙しいので、私の代わりに生体脳クリスに任せる」と、指示する。
「承知致しました。では、私はクリスのサポートをします」と、答える中枢生体脳パルメラ。
2155年4月20日。アストラム銀河帝国バラン・アラム・ダストラン大帝は、アストラム銀河群全体の制圧に乗り出した。制圧船団の最高位司令長官は、バラル・アラム・ダストラン第1王子で有る。艦隊数は800万台で、4銀河同盟軍の8倍で有る。
パメライル女王は4銀河同盟とコンタクトして救援したいと申し出て、心良く受け入れてくれたのでアストラム銀河帝国が進行した時点では迎撃の準備は整っていた。成り行きからパメライル・ブロン・バロンダ女王は、4銀河同盟軍の最高位司令長官に就任していた。
同時に、パメハイレ・ブロン・バロンダ副女王のブロン艦隊は制圧された銀河の解放を開始していた。
クリスアーナ・ドームの総合研究所でユリア3姉妹は、研究を続けている。ディナはチョットしたアイデアからニュートリノ・バリアを開発する。マリアは、上位次元エネルギー吸引装置を開発する。ユリアは超大型瞬間移動装置と、タキオン駆動機関と、タキオンバリアの開発に成功する。
後は製造して実験するだけで有る。実用化させるには数ヶ月から数年は掛かるだろう。更にユリアは自分の能力の1つで有る復元能力を機械する事に成功した。名称はマルチ・リストア・リバイブラーで有る。ユリアは超大型、大型、中型、小型の4タイプの大量生産を中枢生体脳パルメラに指示する。
ユリアは目標の発明を成し遂げたので、クリスアーナ・ドームの統合司令センターに戻った。留守の間の出来事を全て聞いたユリアは、アストラム銀河制圧を中枢生体脳パルメラに命令する。
パメライル・ブロン・バロンダ女王傘下の4銀河同盟軍とブロン艦隊とクリスタル艦隊が、制圧船団最高位司令長官バラル・アラム・ダストラン第1王子傘下800万台と対峙する。
パメライル女王は、極力人命の損失を出さずにアストラム銀河帝国軍を制圧しようと考えている。其の事をクリスタル艦隊ラミレル・サルト・クリスタル副統轄大元帥に相談する。
ラミレル統轄大元帥は微笑んで「解りました。努力してみます」と、答える。
命令を受けた5個軍50万台が敵艦隊800万台を包囲する様に展開して行き、残り50万台は堂々と前進して行く。其の後方からブロン艦隊と4銀河同盟軍がついて行く。
巨大艦隊を引率しているバラル・アラム・ダストラン第1王子は、自信満々で号令を発する。
「全艦隊へ告ぐ。直ちに敵艦隊を殲滅せよ」と、命令する。
命令一下、800万台の戦艦が一斉に発進し、我先に突進して行く。
小一時間後。アストラム銀河帝国軍団の先鋒艦隊が進軍して来るクリスタル艦隊先鋒に発砲する。クリスタル戦艦の反撥バリアが難無く敵艦隊のエネルギービームを跳ね返す。
クリスタル艦隊は一斉にヒュプノ砲を連続放射しながら敵艦隊本体に散開しながら突進して行く。同時に包囲する様に展開していたクリスタル艦隊がヒュプノ砲を一斉に連続放射しながら敵艦隊に向かって突進して行く。
敵艦隊数が多過ぎて、全ての艦隊にヒュプノ砲を放射する事が出来ない。だが、数時間後には全ての敵艦隊にヒュプノ効果が現れる。
ラミレル統轄大元帥は、全ての敵艦隊に命令を出す。「直ちに我の命令に従って戦闘を放棄し、指定した惑星に直ちに着席するのだ」と、命令を出す。
ユリアは未開発星系第3惑星の巨大大陸の中央部に、能力を発動して広大な宇宙空港、居住施設等の施設を造り出す。其の宇宙空港に次々と敵艦隊が着席する。其の着席を監視しているのはクリスタル艦隊で有る。其の宇宙空港の東側の山脈の裾野にクリスタル艦隊の基地が有るからである。
其の頃ブロン艦隊と4銀河同盟軍は、アストラム銀河帝国帝都で有るアストラム銀河スラム星系第3惑星アラムに向かっていた。
2155年4月25日。スラム星系外縁に到着する。パメライル女王は超光速通信で「私はサルト銀河団連合帝国ユリア・サルト・ザトン神聖女王陛下の代行兼4銀河同盟軍最高位司令長官のパメライル・ブロン・バロンダ女王です。バラン・アラム・ダストラン大帝へ伝えます。アストラム銀河群制圧船団最高位司令長官バラル・アラム・ダストラン第1王子の制圧船団800万台は殲滅しました。もはやバラン大帝には勝ち目が無い。速やかに降伏する事をお勧めする」と、メッセージを送った。
小一時間後。
「私はアストラム銀河帝国大帝バラン・アラム・ダストランの妃パメリアル・アラム・ダストラン帝国統轄女王です。バラン大帝は側近幹部を連れて何処かに脱走しました。私と娘達並びに側近幹部は無条件降伏をします」と、話し掛けて来た。
「パメライル・ブロン・バロンダです。賢明な判断に感謝します。お伝えしておきますが、バラル・アラム・ダストラン第1王子と制圧船団800万台は、サルト銀河団連合帝国直轄星系に捕虜として拘束しています。従って、全員無事です。全てはサルト銀河団連合帝国ユリア・サルト・ザトン神聖女王の慈悲に依るもので有る。感謝されるが良い。通常なら敵対者に対しては容赦無く殲滅していました」と、前置きしてから「話が変わりますが、パメリアル・アラム・ダストラン統轄女王陛下と娘達並びに側近幹部等を、ユリア神聖女王に面談させたいので同行願います」と、話し掛ける。
「承知致しました」と、答える。
2155年5月6日。パメリアル統轄女王等一行がクリスアーナ惑星軌道リング第1宇宙空港に到着する。此処から反重力起動列車で直径8000キロメートルの帝都サルト・ドーム中央駅迄移動する。列車から降りると、ホームにはユリア神聖女王の親衛隊の1つで有るクリスサルト親衛隊の隊員に迎えられる。
クリスサルト親衛隊のエスコートを受けながら、ユリア神聖女王の宮殿に到着する。中に入ると、ユリア等3姉妹と側近幹部が勢揃いで出迎える。
「パメリアル統轄女王陛下、お待ちしておりました。私はサルト銀河団連合帝国神聖女王のユリア・サルト・ザトンです」と、話し掛けながら優雅な儀礼をする。
「パメリアル・アラム・ダストランです」と、自己紹介して儀礼する。
「パメリアル統轄女王陛下、ゆっくりと対談しましょう。どうぞ、私に付いて来て下さい」と、話し掛けるユリア。
2155年5月12日。アストラム銀河連邦共和国パメリアル・アラム・ダストラン統轄女王等一行、並びに4銀河同盟の統轄女王等側近幹部等の不老不死の処置が完了する。
此等4銀河同盟とアストラム銀河連邦共和国の5ヶ国で新たにアストラム銀河群同盟が結成される。其の効果かは不明だが、5ヶ国からの入植者が増え続けている。更に、新たに5ヶ国からユリア神聖女王の親衛隊として加わり人口は300億人以上増えている。
許容人口は5兆7000億人で有るから、入植コロニーはかなり多く残っている。
ユリアはアストラム銀河群同盟会議を開催し、席上「アストラム銀河群は12銀河で構成されていますが、8銀河でアストラム銀河群同盟を結成しましたが、残り4銀河は未知のままです。平和を築くには此の4銀河を放置してはおけないでしょう。何等かの手段を講じて接触し和平交渉をするか、特定銀河に呼び掛けて同盟の参加を促すかの方法しか無いと考えています。皆様の中で、他に良い考えが有れば話して下さい」と、話し掛ける。
「各銀河にロボット使節団を派遣して、戦争か和平かを選択させましょう」と、提案するパメリアル・アラム・ダストラン統轄女王。
「過激ですね。でも、手っ取り早くって良い提案です。他に何か有りますか」と、話し掛けるユリア。
小一時間後。パメリアル統轄女王の提案が採用される事になった。次にアストラム銀河群同盟の盟主の選挙が行なわれ、満場一致でアストラム銀河連邦共和国のパメリアル・アラム・ダストラン統轄女王が選出される。
アストラム銀河群同盟の合同連合軍最高位司令長官には、パメリアル統轄女王の第1王子、バラル・アラム・ダストランが選出された。其の後、数時間をかけて諸々の事を決めた。
3
数日後の2155年5月16日。未知4銀河に向けてロボット使節団を派遣する。ユリアは結果が出る迄の間、帝都サルト・ドームの研究所に戻る。
研究所に詰めていたディナとマリアは、画期的な発明を幾つか成し遂げていた。其の1つがリストアリバイブラーで有る。此れは、有りとあらゆる物質並びに記録された風景等を復元する機械で有る。もう一つがメンタル温厚オーラ(MGW放射機)放射機で有る。
妖精が共生した事で、ユリア等3姉妹の能力が数10倍増長されたので有る。当の3姉妹は全く認識していなかった。
ユリアは、タキオン粒子を利用した通信システムで、時間のロス無く通信が出来るタキオン通信機と、タキオン粒子の特性を利用したタキオン粒子超重力砲。略称タキオン粒子砲を開発した。
既に、タキオン通信機とメンタル温厚オーラ(MGW放射機)放射機と、フィクティブ・タキオン転送機と、リストアリバイブラーの量産が始まっている。
日々成長を続けているクリスアーナの為に、クリスアーナ・ドームの容量を増やす為にドームの直径を100倍(直径1000万キロメートル)にする拡張工事が始まった。
拡張工事の設計施行担当は、中枢生体脳パルメラで有る。設計した外壁鋼板は完成したリストアリバイブラー2000台で外壁鋼板を復元させている。無数の作業ロボットが完成した外壁鋼板を移動させている。
2155年6月5日。未知4銀河の支配者は、ロボット使節団の通信を受信して、其の対応に留まっている。だが、マガダサス銀河マダロ星系第3惑星ダサスを拠点としたマガダサス銀河帝国の独裁者マゲロ・ダサス・バングル皇帝は、敵意を丸出しにして側近等に戦争の準備を命令する。聞いていたミレイラ・ダサス・バングル統轄女王は、反対意見を話し対立する。
ミレイラ統轄女王は、息子と娘達を自室に呼び寄せる。
「貴方達の父親マゲロ皇帝が、アストラム銀河群同盟からの通信を受信して戦争すると決断しました。私は反対して対立する事になりました。で、貴方達が皇帝に付くか私に付くのか選択しなさい。何方に付いてもせめませんからね」と、話し掛ける。
結果はミレイラ統轄女王が想定していた通り、息子は皇帝派。娘達は統轄女王派に分かれる。
ガメガロス銀河ガロン星系第3惑星メロスを本拠地としているガメガロス銀河帝国の、マメイロナ・メロス・ナダラバ統轄女王は和平派で戦争する意志は全く無く、数日後に和平申し込みのメッセージを送信する。
2155年6月8日。メッセージを受信。アストラム銀河群盟主パメリアル統轄女王は、直ちにユリア等3姉妹に報告する。
「パメリアル統轄女王、では直ちにマメイロナ・メロス・ナダラバ統轄女王等側近幹部をクリスアーナ・ドームに招待したいと伝えて下さい」と、話し掛けるユリア。
「承知致しました。直ちに手配致します」と、答えてコンタクトを切るパメリアル統轄女王。
「パルメラ、ロボット使節団の呼び掛け内容を変更して下さい。内容は、私はサルト銀河団連合帝国神聖女王ユリア・サルト・ザトンです。我々は敢えて戦争を望んではいません。可能ならば、友好条約を締結して平和共存を望んでいます。同じ帝国内でも、意見が交差しているでしょう。仮に私の意志を信じ、接触したいと願うならば、極秘にコンタクトをして下さい。です」と、伝えるユリア。
「承知致しました」と、伝える中枢生体脳パルメラ。
ユリアは、研究所から統合司令センターに戻った。
マガダサス銀河帝国のミレイラ統轄女王は、サルト銀河団連合帝国神聖女王ユリア・サルト・ザトンとコンタクトを付ける為に娘達4人を極秘に派遣した。
アダニレア銀河帝国サファリアニ・ニレア・サガラダフ統轄女王は、皇帝が戦争を決意した事に強くに反対し、娘達4姉妹を極秘に派遣する。
2155年6月15日。始めての長旅をして、マガダサス銀河帝国ミレイラ統轄女王の4姉妹は、目的地で有るクリスアーナ・ドーム迄残り30光年迄近付いていた。
長女ミレイル・ダサス・バングル副統轄女王は、期待を込めてメッセージを送信する。
受信したメッセージと映像がスクリーンに表示される。「私は、マガダサス銀河帝国ミレイラ統轄女王の娘の4姉妹の長女で副統轄女王、ミレイル・ダサス・バングルです。お母様の極秘命令に依り参りました。私のメッセージが届きましたのなら返信下さい」と、統合司令センターに響き渡る。
「私はサルト銀河団連合帝国神聖女王ユリア・サルト・ザトンです。解りました。では、到着しましたら誘導に従い第1宇宙空港に着席して下さい」と、話し掛ける。
「有り難う御座います神聖女王陛下」と、答え深々と儀礼をするミレイル・ダサス・バングル。
偶然かどうかは解らないが、未知4銀河の代表等がほぼ同じ日にクリスアーナ・ドームに到着する。
小一時間後、未知4銀河の代表がユリア神聖女王の第1親衛隊のエスコートを受け、統合司令センターに到着する。
第1会議室に案内され、未知4銀河の代表等が着席する。最後にユリア等側近幹部が入室し着席する。
「遠方からの来訪に感謝します」と、ユリア神聖女王が声を掛ける。
「私はサルト銀河団連合帝国神聖女王ユリア・サルト・ザトンです。私の呼び掛けに応じ和平交渉の為に来訪して頂き誠に感謝します。では、皆様方の代表が自己紹介と来訪の主旨を話して下さい」と、話し掛ける。
「私はアストラム銀河群盟主で、アストラム銀河連邦共和国統轄女王のパメリアル・アラム・ダストランです。ユリア神聖女王陛下の忠実な下僕です」と、自己紹介をする。
「私はガメガロス銀河連邦共和国統轄女王のマメイロナ・メロス・ナダラバです。ユリア神聖女王陛下の呼び掛けに応じ和平交渉を締結させて、サルト銀河団連合帝国の傘下になる為に来訪しました」と、自己紹介する。
「私はマガダサス銀河帝国ミレイラ・ダサス・バングル統轄女王の指示に依り極秘に派遣された4姉妹の長女、ミレイル・ダサス・バングルです。父上で有るマガダサス銀河帝国皇帝マゲロ・ダサス・バングルは戦争する事を決意しました。母上で有るミレイラ統轄女王は強く反対して諌めたのですが、其れが原因で対立する様になりました。母上は戦争を止める為に、父上に知られ無い様に極秘に私達を派遣したのです」と、話し終えるミレイル・ダサス・バングル副統轄女王。
「私はナダグレラン銀河帝国統轄女王の娘4姉妹の長女カナレアニ・グラン・バルグです。父上は優柔不断な所が有り、戦争か和平交渉かを決められずにいます。母上は和平を願っていますが、母上の進言にも未だ結論を出せ無いのです。故に母上は私達4姉妹を派遣したのです」と、話し掛ける長女カナレアニ・グラン・バルグ。
全員の自己紹介が終わり、ユリアが話し始める。
「皆様方の事情は良く解りました。希望通りになる様に全力でサポートします」と、話し掛ける。続けて「では最初に話して頂いたアストラム銀河連邦共和国のマメイロナ・メロス・ナダラバ統轄女王陛下の意志を通りに傘下として承認し、全力で守ります。故に、クリスタル艦隊1個軍団を常駐させますので承認願います」と、話し掛けるユリア。
「喜んで承認致します」と、答えるマメイロナ。
「感謝します。次はミレイル・ダサス・バングル副統轄女王陛下の案件ですね。此の局面では、皇帝派と統轄女王派とに完全に分離させてから、内乱と言う状況を作り出して皇帝派が先に攻撃を仕掛けさせます。次に、統轄女王派が不利であると思わせ、我々に救援を求めます。で、我々が出撃して皇帝派を殲滅します。此の様な作戦で進めてみましょう」と、話し掛けるユリア。
「解りました。母上とコンタクトをして伝えます」と、答えるミレイル副統轄女王。
「次は、カナレアニ・グラン・バルグ副統轄女王陛下の案件です。皇帝は優柔不断では無く、何等かの理由により決断出来ないのでしょう。従って、我がクリスタル艦隊が電光石火でナダグレラン銀河星ナグラン系第3惑星グランを制圧しましょう」と、提案するユリア。
「ユリア神聖女王陛下の作戦を母上に伝えます」と、答えるカナレアニ副統轄女王。
「救援並びに作戦は以上です」と、話し掛けるユリア。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
恋愛リベンジャーズ
廣瀬純七
SF
拓也は、かつての恋人・純への後悔を抱えたまま生きてきた。ある日、過去へ戻れる不思議なアプリを手に入れるが戻った先で彼を待っていたのは、若き日の純ではなく――純そのものになってしまった自分自身だった。かつての恋人とやり直すはずが、過去の自分を相手に恋をするという奇妙で切ない関係が始まっていく。時間と心が交差する、不思議な男女入れ替わりストーリー。
同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。
ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。
真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。
引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。
偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。
ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。
優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。
大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる