掌中の珠のように Honey Days

花影

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★本当の理由3

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♂2×♀1の複数プレイとアナルセックスの表現があります。苦手な方はご遠慮ください。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


「……ぁ」
 気が付くと沙耶は義総の寝室のベッドに寝かされていた。意識を飛ばしていたのはそんなに長い時間ではなかったらしく、体はまだべたついたままだった。感じるままに声を上げたので、喉がカラカラでかすれた声しか出てこない。
「気が付いたか?」
「あ、起きた?」
 彼女の掠れた声を聞きつけたのか、元凶2人が……しかも裸で両脇から覗き込む。沙耶が体を起こすと義総が体をさせてくれたが、体の中から幸嗣が放った白濁がコポリと溢れ出てくる。
「あ……」
「沙耶……」
 ベッドサイドのテーブルに置かれていたミネラルウォーターのペットボトルを幸嗣が義総に手渡すと、彼はそれを一口含んで沙耶の唇に重ねる。口移しで幾度か繰り返して飲ませると、どうにか普通に声も出せるようになる。
「ありがとう……ございま……んっ」
 沙耶の礼が言い終わらないうちに義総はまた唇を重ね、彼女の口の中に舌を割り入れて濃厚な口付けをする。不埒な手はまた彼女の胸の膨らみを弄り、先端を捏ねるように愛撫し始める。
「ん……あぁぁ……」
 治まっていたはずの快楽が甦り、下腹がジンと熱くなってくる。そして彼女の蜜と共に、まだ中に残っていた幸嗣の白濁がトロリと溢れ出てくる。それが恥ずかしくて太腿を擦り合わせていると、背後から抱きしめてきた幸嗣に太腿を掴まれる。
「また感じてるの?」
 幸嗣に首元へ口づけられてから耳元で囁かれる。その艶めかしい声にゾクリとした快感が駆け巡り、体を震わせていると、後ろから膝裏を掴まれて義総に向けて足を大きく広げられる。
「やぁ……あ……」
「ほら、俺がどれだけ君に注いだか、兄さんにも見てもらおうよ」
 またトロリと白濁が溢れ出てくる。沙耶が恥ずかしがっていると、義総は彼女の腰を引き寄せ、胡坐をかいて座っている自分の膝の上に向かい合うようにしてのせる。
「あ……」
「今度はまた私のを注いでやる」
 今度は義総が耳元で囁き、既にそそり立っている彼自身を彼女の秘所に宛がうと、一気に奥まで貫く。更にズンズンと揺さぶられて喘いでいると、幸嗣が背後からまた体を寄せてきてその動きに合わせるように彼自身を彼女の体に擦りつけてくる。
「や、あぁ、あん……」
 不安定な体勢が怖く、沙耶は目の前にいる義総の肩に掴まる。揺さぶられて感じるままに喘いでいると、背後にいる幸嗣が彼女の後孔に指を伸ばす。
「あ……いやぁ……」
「もう我慢できないよ」
 沙耶は首を振るが、快楽に慣れてしまった浅ましい体は彼の指を難なく受け入れ、その快感に義総を受け入れている秘所が彼自身を一層締め付ける。
「気持ちいいのだろう?」
 義総が耳元で囁く。否定したいが秘所は嬉々として義総を締め付け、後孔は幸嗣の指をすんなりと受け入れている。
「あ……」
 不意に幸嗣が後孔に入れていた指を抜き、沙耶は思わず切ない声を上げてしまう。彼はニヤリと笑うと兄に目で合図を送る。義総は沙耶との繋がりを保ったまま、彼女を腕に抱いた状態で仰向けに寝転んだ。
「入れるよ」
 後孔が無防備に曝されて沙耶は狼狽するが、義総が体にがっちりと腕をまわしていて離さない。幸嗣はペロリと唇を舐めると、準備万端となっている己自身を彼女の後孔に宛がう。
「あ……ぃゃ……」
 沙耶は抵抗を試みるが、意に反して後孔は難なく先端部分をのみ込んでいた。
「あぁ……」
 挿入に合わせて沙耶は思わず息を吐く。後孔への挿入は久しぶりな事もあって幸嗣は少しずつ慣らしながら奥へと進めていく。
「よく……締まる」
「ひゃぁう!」
 ついに幸嗣のものが奥まで突き立てられる。前も後ろも2人の長大なモノで埋められ、その快感に沙耶はおかしくなりそうだった。
「あぁ……もう、すぐにイキそう……」
「一緒に気持ち良くなろう」
 2人は沙耶の頭を撫でたり口付けをしたりして労わりながらも、その快楽の誘惑に我慢が出来なくなって腰の動きを速めていく。沙耶はたまらず、義総の肩に縋るように掴んでいた手に力が入り、爪が食い込む。
「あぁぁぁ!」
 沙耶はすぐに絶頂に達するが、それでも男2人は腰の動きを止めるどころかますます激しく早くなっていく。止まない快楽に限界となり、ついには意識が遠退いて行く。
「くっ……」
 男2人も限界を迎えたらしく、沙耶は体の中に注がれる熱いものを感じながら完全に意識を手放した。



 翌日……制服はプロ根性を見事に発揮した綾乃のおかげで元通りとなっていたが、2人に蹂躙された沙耶が目覚めたのは昼過ぎで、その日はベッドから起きあがれないほど消耗していた。そして沙耶が初登校できたのは3日後だった。
「初登校に緊張しすぎて具合が悪くなったんですって?」
「沙耶さんはお体が弱いんですのね」
 少し気の毒そうに話しかけてくるクラスメイトに「ええ……まぁ……」と沙耶は曖昧に頷いておく。恥ずかしくて本当の理由は口が裂けても言えない。


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「お2方とも、反省なさってくださいませ!」
 沙耶を抱きつぶした翌朝は、綾乃によるお決まりの小言から始まる。だが、今回はそれだけでは終わらなかった。
「今回のスケジュール調整は大変苦労致しました。それなのにまた変更ですか?」
 いつものように淡々とした表情だが、青柳の言葉にはどこか棘があった。
「……悪かった」
「すまない」
 うなだれる2人に青柳はコホンと咳払いをしてタブレット端末を取り出す。
「スケジュールの変更は既に整ってございますので、それぞれの端末に送付いたしました」
「わかった……」
 下手に口答えをすると、平気で予定を加えそうだったので、2人は神妙に頷いた。確かに、こうなったのは自分達が悪い……。
「それから幸嗣様、来月より留学の手配を済ませておきました」
「え?」
「あちらでしっかり勉学に励んできてください」
「えー!?」
 何も聞いていなかった幸嗣は目が点になる。
「義総様もそのおつもりで」
「……」
 今までのように自分の自由時間の為に幸嗣に身代わりをさせられなくなるのだ。
「沙耶様の健全な学校生活にご協力を」
 青柳は口の端をわずかに上げる。どうやら、一番怒らせてはいけない人を怒らせたらしい……。
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