掌中の珠のように Honey Days

花影

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真夏の夜は甘美に酔いしれて1

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本編1完結直後のお話。
冒頭からエロです。♂2×♀1の複数プレイ及びアナルセックスのシーンがあります。苦手な方はご遠慮ください。


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「あぁぁ!」
 嬌声を上げて沙耶の体が仰け反る。
「ああ、沙耶……」
「気持ちいいんだね? 今、凄く締め付けたよ」
 深夜の義総の寝室。発作を起こした沙耶の体を鎮めると言う名目で大倉家の兄弟は今宵も彼女の体を堪能していた。
 既に沙耶の秘所には義総の屹立が、後孔には幸嗣自身が埋められていて、彼女は2人に挟まれるようにして体を揺すられている。その動きと共にグチュグチュと絶え間なくいやらしい水音が聞こえ、秘所からこぼれ出た蜜がシーツをぐっしょりと濡らしていた。
「やぁぁ……あぁん、いい、いいのぉ」
 発作が起きている時の彼女は普段からは想像ができないくらい積極的になる。自ら2人を受け入れ、そして腰を動かして何度も求めてくる。今も快楽に酔い、トロンとした目で正面から貫いている義総を見上げて自ら唇を重ねて舌を絡めてくる。
「ん、ん……」
「俺にもして」
 背後から幸嗣が囁くと、銀の糸を引きながら離れた艶やかな唇が幸嗣に向けられる。彼は遠慮なくその唇に重ねると、舌を割り入れて彼女の口腔内を愛撫して舌を絡める。
「んっ、あぁぁぁ!」
 だが、口を離された義総が、彼女の濃く色づいた乳房の先端にパクリと食らいつき、甘噛みして刺激するので、たまらず沙耶は幸嗣から口を離す。
「……兄さん、嫉妬?」
「いや、沙耶を可愛がっているだけだぞ」
 義総は平然と答え、快楽を貪るように動かしていた沙耶の腰を両手でがっちりと掴むと中へ入れていた己自身を最奥まで突き立てた。そして彼女の敏感な部分を何度も何度も刺激する。
「ひやぁん!」
 予期していなかった刺激に沙耶はたまらず声を上げる。それを見ていた幸嗣は背後から手を回して両の乳房を激しく揉みしだく。
「気持ちいいんだね? 一緒にこう」
「あああ……」
 沙耶の返事は言葉にならなかったが、男2人はそれを了承と受け止め、腰の動きを一層激しくしていく。それに伴い、彼女の嬌声も次第に大きくなってくる。
「ひぃやぁぁぁぁぁん!」
「くっ……」
 沙耶は一際大きな声を上げると体をビクビクと痙攣させ、男達もその締め付けに耐え切れずに果てる。
「沙耶?」
 快楽の余韻を引きずったまま、義総はクタリとして動かなくなった沙耶の顔を覗き込む。腕の中の少女は既に失神しており、彼は優しく額に口づけるとようやく彼女の中から力を失った自身を抜いた。背後から繋がっていた幸嗣もそれに習って後孔から自身を抜くと、コポリと音がして大量の白濁が溢れて濡れたシーツの上に流れ出る。
 義総自身も幾度果てたか記憶が定かではなく、沙耶が絶頂に達したのはその数倍に及ぶだろう。長く続いた快楽にくたびれ果てた彼女はもうピクリとも動かず、彼は比較的綺麗な場所を選んで彼女の体を横たえた。
「お風呂の準備、出来てるって」
 義総が口移しで沙耶にスポーツドリンクを飲ませていると、ガウンを羽織って隣の部屋へ行っていた幸嗣が戻ってくる。
「それをくれ」
 幸嗣は綾乃特製ドリンクをのせたお盆を持っていて、目ざとく見つけた義総は寄越せと言わんばかりに弟に手を出す。幸嗣が仕方なしにグラスに注いでを渡すと、義総はそれを一気に飲み干した。
 夕食後に沙耶が体調不良を訴え、そこから発作を引き起こしたので寝室に移動したのだが、今はもう短い夏の夜が明けようとしていた。その間ずっとほとんど休まずに沙耶と交わっていたのでさすがの義総もきつかったのだろう。空になったグラスを弟に突き出しておかわりを催促する。幸嗣は呆れ顔でおかわりを用意して手渡す。
「飲みすぎじゃない?」
「……」
 義総は無言でそれを受け取ると、今度は口移しで沙耶に飲ませた。幸嗣は肩を竦めると自分にも用意して飲み干した。
「明日……ってもう今日か。大丈夫かな?」
「昼間寝ていれば大丈夫だろう。準備もしやすい」
「そうだね」
 グラスの半量を飲ませたところで義総は沙耶から離れる。残った特製ドリンクは義総が飲みきった。
「沙耶の体を洗って少し休む。お前も休んでおけ」
「俺がしようか?」
「却下」
 弟の申し出をきっぱり断ると、義総は沙耶を抱き上げてさっさと彼女の部屋へ行ってしまった。
「ケチ……」
 彼の愚痴は誰にも届かなかった。


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何やら企んでいる大倉兄弟。さて今回は……。
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