掌中の珠のように2

花影

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聖夜3

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♂2×♀1の複数プレイのシーンがあります。
苦手な方はご遠慮ください。


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 食後に3人で寛いでいると、幸嗣に仕事の電話が入り、その手助けの為に義総も席を外してしまった。仕方なく一足先に自室へ戻り、沙耶はシャワーを浴びていた。
「ん……」
 ここ数日、ネットを介して義総と会話を交わした後は、寂しさを紛らわせるためにシャワーを浴びながら自らを慰めるのが日課となってしまっていた。今日は久しぶりに間近で義総の声を聞き、更には抱きしめられて口づけを交わした。食事の間もずっと体の奥が熱く疼き、ワザとはしゃいでそれをごまかしていたのだがもう限界だった。
 2人ともいるのだから甘えればいいのかもしれない。だが、まだ完治していない義総は無理できないだろうし、幸嗣も連日の激務で随分と疲れているようにも見える。結局、自分でその熱を鎮めるしか方法は無かった。
「ああ……」
 ピンとたった胸の先端をつまみ、既に濡れそぼっている秘所に手を忍ばせる。クチュリと音をたてて指を埋め、突起を強く擦れば甘い痺れが全身を貫く。シャワーの水音でごまかせる程度に声を押し殺し、一心不乱に指を動かして快楽を貪った。
「んんっ」
 ピクンと体が跳ねて軽く達し、そのまま力が抜けて床に座り込む。出しっぱなしとなっているシャワーを頭から浴びながら、その気だるさが抜けるのを待った。


「沙耶」
 どの位そうやっていたのか、不意に声をかけられる。振り向くとディナージャケットから部屋着に着替えた幸嗣が立っていた。
「幸嗣様……」
「待ってたけどなかなか出てこないから心配になった。のぼせるよ」
 幸嗣は濡れるのも構わずに浴室に足を踏み入れるとシャワーを止め、座り込んだままの彼女をバスローブに包んで抱き上げる。洗面所の椅子に彼女を座らせると、濡れた髪を乾いたタオルで丁寧に拭いてからドライヤーで乾かしていく。
「風邪ひくからちゃんと乾かさないとね」
 こうして幸嗣に触れられているだけで沙耶の体の奥では鎮まったはずの熱が再び燻り始める。
「ん……」
「感じちゃう?」
「あ……」
 沙耶が自ら慰めていたのにも気づいているのだろう、幸嗣はわざとらしく彼女の首筋を撫でる。そして髪が粗方乾いたところでドライヤーを片付けると無防備な首筋に吸い付いた。
「ん……あぁ……」
「我慢しなくていいんだよ。俺達をもっと頼って」
「幸嗣様……」
 背後に立つ幸嗣を振り仰ぐと、唇が重ねられる。舌を絡める濃厚な口づけを交わすと、沙耶の中で燻ったままの欲情が再び沸き起こってくる。銀の糸を引きながら唇が離れ、物足りなげに幸嗣の顔を見ると、彼の目も明らかに熱を孕んでいた。
「兄さんが待ってる。行こうか」
 沙耶が頷くと幸嗣はもういちど彼女に口づけてから抱き上げた。そのまま洗面所出て沙耶の部屋を通過し、隣の主寝室へと連れて行かれる。
「沙耶、おいで」
 ベッドの上には枕を背に当てて部屋着姿の義総が座っていた。幸嗣はその隣に彼女を降ろすと、縁に腰かける。
「何か飲む?」
 沙耶が頷くと彼はすぐにミネラルウォーターを持って戻ってくる。封を開けて手渡してくれるが、義総が横から奪って沙耶に口移しで飲ませる。
「ん……」
 二度三度と飲ませているうちに舌を絡められ、飲みきれなかった水が口の端から零れる。すると今度はそれを舌で舐めとりながら首筋に舌を這わせていく。
「あ……」
「濡れてしまったな」
「じゃあ、脱がないとね」
 背後から抱きしめっていた幸嗣が羽織らせていたバスローブを脱がせ、白い肢体が露わになる。先程の自慰の名残で胸の先端が色づいて尖っていて、その艶めかしい姿に義総は思わずゴクリと喉を鳴らす。
「綺麗だ」
「恥ずかしい……」
 義総は恥ずかしがって体を隠そうとする沙耶の腕を掴んで引き寄せた。かすっただけで済んだ右腕はもう支障なく動かせる。それを証明するように露わになっている彼女の胸を揉み、先端をつまむ。
「ああ……」
「俺達がいない間寂しかった?」
 負けじと幸嗣が背後から抱きつき、首筋に舌を這わせる。喘ぎながら沙耶が頷くと、なめらかな素肌に這わしていた手をだんだんと下半身へと移動していく。
「だ……だめ……」
 自ら慰めていたためにそこは既にぐっしょりと濡れている。沙耶は幸嗣の手を抑えるが、義総がツンとした胸の先端を強くつまみ、幸嗣が背中に舌を這わせると体中が火照って力が抜けていく。太腿をゆったりと撫でながら抵抗がなくなるのを待っていた幸嗣は、すかさず沙耶の秘所へと手を滑り込ませた。
「凄いね、ここはもうグショグショだ」
「あぁぁ……」
 その長くしなやかな指で幸嗣は割れ目に沿ってゆっくりと指を動かす。粘着質な水音に羞恥して逃れようとするが、幸嗣に背後からがっしりと抱きこまれて身動きもままならない。更には義総が体を起こして胸に吸い付いてきて、同時に責められる快楽に抵抗すら出来なくなった。
「沙耶、どうしたい?」
「……欲しい」
 快楽に酔い始めた沙耶の答えに幸嗣は笑みを浮かべると一旦沙耶から離れて部屋着を脱ぎ始める。
「私はまだ怪我が治っていないからな。沙耶が気持ち良くしてくれるか?」
 だったら大人しく……と言い返す考えは、今の沙耶の中には思い浮かばなかった。義総に促され、ズボンに手をかける。そして下着の中で窮屈そうにしている彼自身を曝け出した。そそり立つ肉棒を握り込み、透明な液が溢れ出る先端に口づける。そして丹念に舌を這わせてから口に含んだ。
「っ……」
 甘美な刺激に義総はたまらず声を漏らす。ずっと触れていたいと願っていた愛しい少女が全裸で己の物を口に含んでいるのだ。不覚にもそれだけで達してしまいそうになるのを必死に堪えながら彼女の頬に触れ、頭を撫でた。
「沙耶、腰が揺れているよ」
 全裸になった幸嗣が再び背後から沙耶を抱きしめる。直接肌が触れ合い、特に熱を持った彼自身が沙耶のお尻にあたると体の奥が切なくなってくる。
「ああ……」
 幸嗣が胸を救い上げるように揉み、感じやすい背中に舌を這わせるので沙耶はたまらず義総の屹立から口を離して甘い吐息を漏らす。その反応に気分を良くした彼は彼女の腰を上げさせる。秘所からは溢れ出た蜜が内腿を伝って幾筋も流れ出ており、彼はそれを指で優しく辿り、更には舌を這わせて舐め取っていく。その感触に体がピクンと跳ね、更なる快感を期待して蜜が更に溢れ出てくる。
「凄いよ。たくさん溢れている。もっと感じたい?」
 沙耶が頷くと、幸嗣は今まで割れ目に沿って撫でるだけだった指を中に埋め込んだ。先ずは1本だけゆっくりと動かす。だが、それは沙耶が待ち侘びた快楽では無い。催促するように腰が揺れると、幸嗣は指を増やして少しずつ動きを激しくしていく。
「あっ、あっ、あっ……」
 沙耶自身よりも幸嗣の方が彼女の感じやすい部分を心得ているのは確かだろう。彼のしなやかな指は的確に感じる場所を攻め上げ、膨らんだ突起を強くつまみあげられる。自慰で得られるよりもはるかに強い快感が襲い、達した彼女は目の前が真っ白になった。


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あと2回くらい続く予定……。
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