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私の名前はエステリーゼ・ラザフォークと申します。ラザフォーク公爵家の娘でございます。以後お見知り置きを…って言葉遣い疲れるから普通に喋ってもいいー！？
実は私日本で何でか死んじゃって「恋の花が咲き誇る」略して恋咲って乙女ゲームの悪役令嬢に生まれ変わっちゃったみたいで！やばくないですか！？このまま行ったら私、国外追放か最果ての修道院なんですよっ！
産まれた時からすでにバッドエンドしかないとか人生インフェルノモードなんですけど、どういうことなんですかね？
私そんなに前世で悪いことしてきたかな？？
あ、インフェルノってハードより上でゲーム難易度が地獄級にやばかった…
…ふぅ。少しスッキリしました。
えっと、初めて思い出したのはこの国の第二王子アクセル・アスカラートと初めて顔合わせした時。
私は将来この人の当て馬になって人生がめちゃくちゃになる事を思い出して、頭がパンクして倒れそうになったんだけど、精神が大人になった私は頑張って踏ん張って作り笑いをしていた。
お父様に「王子様と結婚してみたいかい？」って聞かれたから、これは逃げれるのでは！？って思ってはっきりと宣言しました！「全然！興味ありませんわ！」って！もーニコニコにこやかに良い笑顔で言いました！
王族の前でこんな事言うのとか不敬罪だろうけど子供の言うことだから多めにみてもらわないとね！
みんな顔を引き攣らせてたけど、とりあえず候補止まりにすることに成功した。
やったね！これで私の人生インフェルノモードからハードモードぐらいになったかもしれない！
両親は仕事で忙しくて全然帰ってきてくれないから大きな屋敷に乳母と執事と暮らしてたけど私は大人だから？(ドヤァ)
全然大丈夫だったわ！うるさい事言われないから寧ろラッキーだったわ！
そして時は流れゲーム本編開始前日になりました。明日は学園の入学式です。
めちゃくちゃ心配で胃が痛いです。
もう泣きたくなってきた。とりあえずいじめとか絶対しない、関わらない。
よし、それでいこう。
あの日から私と王子の関わり合いはゼロに等しいぐらいなんも無い。
それに王子は今年最後の3年生で、女子は1年制なので同じ日に卒業する。その時に婚約破棄イベがあるけど婚約候補だからそれもなし！
よし！私頑張るぞ！バラ色の人生楽しむんだから！！
実は私日本で何でか死んじゃって「恋の花が咲き誇る」略して恋咲って乙女ゲームの悪役令嬢に生まれ変わっちゃったみたいで！やばくないですか！？このまま行ったら私、国外追放か最果ての修道院なんですよっ！
産まれた時からすでにバッドエンドしかないとか人生インフェルノモードなんですけど、どういうことなんですかね？
私そんなに前世で悪いことしてきたかな？？
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