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第1話 始まりの夜
始まりの夜①
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時計の短針と長針が重なり、頂点を指した真夜中。
深夜にもかかわらず……いやだからこそというべきだろうか、キラキラと色めき立っている繁華街。
そのエリアを通り抜けて真っすぐ東へ突き進むと、船が入港する為に必要な灯台が見えてくる。
灯台の明かりだけが頼りの、人の気配など微塵も感じさせないコンクリートの一本道をひたすら歩くこと二十分。
視界には次第にぽつぽつといくつもの工場が飛び込んでくる。
その場所は繁華街とは裏腹に、閑静な区域だった。
俗に言う"工場団地"と呼ばれる場所だ。
主に造船を目的とした工場とビルが立ち並んだその場所は昔は栄えていたものの、とある事情により今では中身が空っぽの建物だけが取り壊されずに残されていた。
そんな人っ子一人いない工場地帯をゆっくりと歩く影が一つ。
黒いフードで全身を隠し、右肩に黒く細長いアタッシュケースをぶら下げる様は控えめに言って不審者そのものだ。
全身を黒で覆いつくした彼あるいは彼女は工業団地内に聳える建築物の中でも、ひと際寂れたビルの中へと足を踏み入れていく。
そのビルは長年使われていないことが手に取って分かる程、建物内は埃と煤汚れが充満していた。
しかしフードの人物はおかまいなしに、すたすたと歩を進めていく。
窓ガラスがところどころ割れ、床は黒ずんでおり、壁はヒビだらけで今にもビルが崩れてしまいそうな印象を感じさせる。
見紛うことなき廃屋は表ではできないことを秘密裏にするにはもってこいの場所だった。
今にも瓦解しそうなビルの階段を一歩一歩慎重に登っていく黒いフードの人物。
七階に到達したところでようやく八階へ上がる階段から向きを変えて、一番近くにある部屋の扉を開けた。
扉を開けた瞬間に埃が舞い散ったが、しかし直近で何者かがその部屋に入った形跡が見て取れる。
それは窓際に並列する机……奥の窓に密接するように並べられた二つの机は塵一つ落ちていない綺麗な状態だったのだ。
埃っぽい扉を閉めて、不審人物はようやくフードを頭から外した。
そこから現れたのは、誰が予想できたか怪しいほどに想像を絶するほどの美丈夫だった。
目鼻立ちが整い、凛とした顔立ちは女性にも男性にも見える中性的な造りだ。
しかし彼の険しく鋭い表情が無造作に振りまく威圧感と共に自らを"男"だと主張していた。
髪型は男性にしては長く、肩口まで伸びたミドルヘア。
加えて、無造作な髪形だからだろうか……見た目よりも幼い印象を感じさせる。
体つきは百八十センチメートルを超える高身長であることから察するに、顔立ち含めて十代後半から二十代前半だろう。
大人びた印象と幼い印象――見る人によって見方が変わるような美男子だった。
彼はむさ苦しいフードを外すと先ほど目に留まった並列した綺麗な机に向かって歩を進める。
そして、机の前で立ち止まり、アタッシュケースを床に置いてからダイヤルロックの数字を小気味よく並べ替える。
アタッシュケースのロックを外すと中に入っていた巨大な"ブツ"を取り出した。
その巨大な"ブツ"は黒く細長い、長さは百五十センチメートルに届きそうな長銃だった。
その姿形から超長距離、そして対物ライフルであることは明白だ。
そんな物騒な"ブツ"を窓際に並べられた机の上で組み立てていく。
三脚、スコープ、銃身をセットし終わると、イヤーマフを両耳に装着して、スコープを通して外の様子が確認できるように彼も机の上に伏した。
彼が構えている場所は地上七階、高さはだいたい二十メートルから二十五メートルほどだろうか。
少しでも足を踏み外せば、即お陀仏の非常に危険な場所だ。
しかしながら景観は申し分なく、旧工業団地内であれば街下の展望を何の障害もなく俯瞰することが出来る。
拡がる視界から察するに半径一キロメートル圏内であれば狙撃は可能なポイントだろう。
一寸たりとも身動きせず、死んでいるのではなかろうかと疑いをもたれてもおかしくない程に静止したまま時間が経過した頃、彼の両耳にノイズ交じりの野太い声が響く。
『総員、傾聴せよ。私は国際連合から派遣された本作戦総指揮官のコードアルファである。本作戦は197ヵ国の意志の下、世界に仇なす脅威である『魔人』を掃討するものである。本命令は――』
イヤーマフから聞こえてくる内容から察するに彼は国際連合に属する者なのだろう。
であれば、所有している長銃にも納得できる。
作戦を伝達する前段が繰り返しアナウンスされる。
これは聞き逃しによる不慮の事故を防止するためだ。
一人の不注意が全滅を招く戦場において報・連・相は基本にして最も重要なことだ。
絶対に過ちは許されない。
『これから作戦の内容を言い渡す。今から十五分後、各員が待機中である工場跡地から海岸へ向かって百メートル……灯台付近に『ゲート』が出現すると予測されている。『ゲート』が展開され、『魔人』が地上に足を着けるその前に我々国際連合の本部隊が迎撃を開始し、『魔人』の肉片一つ残さず塵と化す。万が一にも取り逃がした場合にはその尻拭いを日本国の応援部隊にお願いする。各部隊における細かい指揮は現場の指揮官に委ねるものとする。以上だ、質問は一切認めない。我々に与えられた使命はたった一つ。"世界に仇なす脅威"である『魔人』を外部に取りこぼさず、その全てを排除することだ。各員、それを肝に銘じて本作戦に当たってくれ。それでは貴君らの健闘を祈る』
そこで無線は一方的に切られた。
"世界に仇なす脅威”である『魔人』。
九年前であれば聞き慣れないであろう『魔人』という単語も、この時代の、この場所に住まう人間にとっては慣れ親しんだ……あるいは憎むべき呼称の一つだった。
その言葉が生まれたきっかけはどこの国で起きてもおかしくはないバイオテロ事件だった。
日本のとある地方都市の一つ加木穴工市(かきあなこうし)――そこへ正体不明のガスが散布されたのだ。
ガスを散布した犯人は今も見つかっておらず、超常現象の一つだったという声が今では大きい。
現にガスを散布した極悪人がいたものと信じている者達のことを陰謀論者と呼称する人達は少なくない。
それほどまでに正体不明な現象が当時、加木穴工市を覆いつくした。
濃い霧のような白いガスが瞬く間に一つの地方都市に充満した。
不幸中の幸いか……正体不明のガスは毒ガスではなかったようで、ガスが直接的な原因での死者は一人もいなかった。
しかし代わりに最悪の状況を加木穴工市に生み出した。
ガスの密度が濃い場所で数多くの黒い穴が生成され、その中から『魔人』が這い出てきたのだ。
『魔人』は全身が黒く、視界がぼやけたような見た目をしており、大きさは成人男性のような上背から巨木を越えるような巨体まで幅広かった。
神出鬼没かつ正体不明の者達に対して、地元の警察や国防は無力だった。
『魔人』たちによって建物は焼かれ、女子供から老人、外国人から日本国民に至るまでありとあらゆる人々が命を落とし、国家の尊厳は地に落とされた。
事件の渦中にいる『魔人』たちはまだまだ足りないと言わんばかりに暴虐の限りあるいは欲望の限りを尽くして、大国の地方都市を蹂躙した。
日本国政府が正体不明のバイオテロの対策会議でのんびりと事件の責任を誰が取るのか、誰が現場の指揮を執るのか、といった下らない議論を展開している間にも『魔人』による暴動の魔の手は誰にも止めることができず、"核兵器による暴徒の鎮圧化"なんてとんでもない打開策が政府重役の間で可決されかけた頃……国際連合がテロ行為の鎮圧化に介入した。
国際連合は日本国政府に承諾を得ぬまま、事件の渦中にある加木穴工市へ必要な戦力を投入し、瞬く間に鎮圧に成功した。
国際連合は暴動の鎮圧に成功したことで、その功績を全世界に轟かせた。
反対に、この事件に対して何もできなかった、対応が非常に遅かった日本国首相をはじめとした内閣及び政府の主要陣営は日本国民のみならず世界中から非難の的となり、退陣を強いられ、国際連合に所縁のある者がトップの座に据えられた。
しかしながらこのバイオテロ事件はこれだけで終わらず……。
ガスは霧散し、『魔人』も消滅して、終結したかに思えたバイオテロだったが、加木穴工市で発生した黒い穴『ゲート』はこれを機に世界各地で発生するようになり、その穴からは"世界に仇名す脅威"である『魔人』が出現した。
こうして『魔人』が出現する不可思議な黒い穴を『ゲート』、人類の脅威たる黒いぼやけた存在を『魔人』と呼称することを国際連合が八年前の2020年1月に発表し、各地に出現する『ゲート』、『魔人』には国際連合を中心とした各国が戦力を投入して掃討するようになった。
大半の『魔人』は大きさこそ人間と変わらないが、身体能力が格段に高く、その肉体は普通の拳銃や刃物が通らないほど頑丈で、その拳はコンクリートを砕き割る。
2020年、バイオテロの舞台となった加木穴工市では現在、日本国内において『ゲート』及び『魔人』の出現率が極めて高く、第一級危険区域に指定されている。
故に、この街に住まう者達は今や限られた者達のみであり、いついかなる時に『ゲート』が発生しても対応できるように国防装置の要である国際連合の作戦司令本部は加木穴工市に設置された。
深夜にもかかわらず……いやだからこそというべきだろうか、キラキラと色めき立っている繁華街。
そのエリアを通り抜けて真っすぐ東へ突き進むと、船が入港する為に必要な灯台が見えてくる。
灯台の明かりだけが頼りの、人の気配など微塵も感じさせないコンクリートの一本道をひたすら歩くこと二十分。
視界には次第にぽつぽつといくつもの工場が飛び込んでくる。
その場所は繁華街とは裏腹に、閑静な区域だった。
俗に言う"工場団地"と呼ばれる場所だ。
主に造船を目的とした工場とビルが立ち並んだその場所は昔は栄えていたものの、とある事情により今では中身が空っぽの建物だけが取り壊されずに残されていた。
そんな人っ子一人いない工場地帯をゆっくりと歩く影が一つ。
黒いフードで全身を隠し、右肩に黒く細長いアタッシュケースをぶら下げる様は控えめに言って不審者そのものだ。
全身を黒で覆いつくした彼あるいは彼女は工業団地内に聳える建築物の中でも、ひと際寂れたビルの中へと足を踏み入れていく。
そのビルは長年使われていないことが手に取って分かる程、建物内は埃と煤汚れが充満していた。
しかしフードの人物はおかまいなしに、すたすたと歩を進めていく。
窓ガラスがところどころ割れ、床は黒ずんでおり、壁はヒビだらけで今にもビルが崩れてしまいそうな印象を感じさせる。
見紛うことなき廃屋は表ではできないことを秘密裏にするにはもってこいの場所だった。
今にも瓦解しそうなビルの階段を一歩一歩慎重に登っていく黒いフードの人物。
七階に到達したところでようやく八階へ上がる階段から向きを変えて、一番近くにある部屋の扉を開けた。
扉を開けた瞬間に埃が舞い散ったが、しかし直近で何者かがその部屋に入った形跡が見て取れる。
それは窓際に並列する机……奥の窓に密接するように並べられた二つの机は塵一つ落ちていない綺麗な状態だったのだ。
埃っぽい扉を閉めて、不審人物はようやくフードを頭から外した。
そこから現れたのは、誰が予想できたか怪しいほどに想像を絶するほどの美丈夫だった。
目鼻立ちが整い、凛とした顔立ちは女性にも男性にも見える中性的な造りだ。
しかし彼の険しく鋭い表情が無造作に振りまく威圧感と共に自らを"男"だと主張していた。
髪型は男性にしては長く、肩口まで伸びたミドルヘア。
加えて、無造作な髪形だからだろうか……見た目よりも幼い印象を感じさせる。
体つきは百八十センチメートルを超える高身長であることから察するに、顔立ち含めて十代後半から二十代前半だろう。
大人びた印象と幼い印象――見る人によって見方が変わるような美男子だった。
彼はむさ苦しいフードを外すと先ほど目に留まった並列した綺麗な机に向かって歩を進める。
そして、机の前で立ち止まり、アタッシュケースを床に置いてからダイヤルロックの数字を小気味よく並べ替える。
アタッシュケースのロックを外すと中に入っていた巨大な"ブツ"を取り出した。
その巨大な"ブツ"は黒く細長い、長さは百五十センチメートルに届きそうな長銃だった。
その姿形から超長距離、そして対物ライフルであることは明白だ。
そんな物騒な"ブツ"を窓際に並べられた机の上で組み立てていく。
三脚、スコープ、銃身をセットし終わると、イヤーマフを両耳に装着して、スコープを通して外の様子が確認できるように彼も机の上に伏した。
彼が構えている場所は地上七階、高さはだいたい二十メートルから二十五メートルほどだろうか。
少しでも足を踏み外せば、即お陀仏の非常に危険な場所だ。
しかしながら景観は申し分なく、旧工業団地内であれば街下の展望を何の障害もなく俯瞰することが出来る。
拡がる視界から察するに半径一キロメートル圏内であれば狙撃は可能なポイントだろう。
一寸たりとも身動きせず、死んでいるのではなかろうかと疑いをもたれてもおかしくない程に静止したまま時間が経過した頃、彼の両耳にノイズ交じりの野太い声が響く。
『総員、傾聴せよ。私は国際連合から派遣された本作戦総指揮官のコードアルファである。本作戦は197ヵ国の意志の下、世界に仇なす脅威である『魔人』を掃討するものである。本命令は――』
イヤーマフから聞こえてくる内容から察するに彼は国際連合に属する者なのだろう。
であれば、所有している長銃にも納得できる。
作戦を伝達する前段が繰り返しアナウンスされる。
これは聞き逃しによる不慮の事故を防止するためだ。
一人の不注意が全滅を招く戦場において報・連・相は基本にして最も重要なことだ。
絶対に過ちは許されない。
『これから作戦の内容を言い渡す。今から十五分後、各員が待機中である工場跡地から海岸へ向かって百メートル……灯台付近に『ゲート』が出現すると予測されている。『ゲート』が展開され、『魔人』が地上に足を着けるその前に我々国際連合の本部隊が迎撃を開始し、『魔人』の肉片一つ残さず塵と化す。万が一にも取り逃がした場合にはその尻拭いを日本国の応援部隊にお願いする。各部隊における細かい指揮は現場の指揮官に委ねるものとする。以上だ、質問は一切認めない。我々に与えられた使命はたった一つ。"世界に仇なす脅威"である『魔人』を外部に取りこぼさず、その全てを排除することだ。各員、それを肝に銘じて本作戦に当たってくれ。それでは貴君らの健闘を祈る』
そこで無線は一方的に切られた。
"世界に仇なす脅威”である『魔人』。
九年前であれば聞き慣れないであろう『魔人』という単語も、この時代の、この場所に住まう人間にとっては慣れ親しんだ……あるいは憎むべき呼称の一つだった。
その言葉が生まれたきっかけはどこの国で起きてもおかしくはないバイオテロ事件だった。
日本のとある地方都市の一つ加木穴工市(かきあなこうし)――そこへ正体不明のガスが散布されたのだ。
ガスを散布した犯人は今も見つかっておらず、超常現象の一つだったという声が今では大きい。
現にガスを散布した極悪人がいたものと信じている者達のことを陰謀論者と呼称する人達は少なくない。
それほどまでに正体不明な現象が当時、加木穴工市を覆いつくした。
濃い霧のような白いガスが瞬く間に一つの地方都市に充満した。
不幸中の幸いか……正体不明のガスは毒ガスではなかったようで、ガスが直接的な原因での死者は一人もいなかった。
しかし代わりに最悪の状況を加木穴工市に生み出した。
ガスの密度が濃い場所で数多くの黒い穴が生成され、その中から『魔人』が這い出てきたのだ。
『魔人』は全身が黒く、視界がぼやけたような見た目をしており、大きさは成人男性のような上背から巨木を越えるような巨体まで幅広かった。
神出鬼没かつ正体不明の者達に対して、地元の警察や国防は無力だった。
『魔人』たちによって建物は焼かれ、女子供から老人、外国人から日本国民に至るまでありとあらゆる人々が命を落とし、国家の尊厳は地に落とされた。
事件の渦中にいる『魔人』たちはまだまだ足りないと言わんばかりに暴虐の限りあるいは欲望の限りを尽くして、大国の地方都市を蹂躙した。
日本国政府が正体不明のバイオテロの対策会議でのんびりと事件の責任を誰が取るのか、誰が現場の指揮を執るのか、といった下らない議論を展開している間にも『魔人』による暴動の魔の手は誰にも止めることができず、"核兵器による暴徒の鎮圧化"なんてとんでもない打開策が政府重役の間で可決されかけた頃……国際連合がテロ行為の鎮圧化に介入した。
国際連合は日本国政府に承諾を得ぬまま、事件の渦中にある加木穴工市へ必要な戦力を投入し、瞬く間に鎮圧に成功した。
国際連合は暴動の鎮圧に成功したことで、その功績を全世界に轟かせた。
反対に、この事件に対して何もできなかった、対応が非常に遅かった日本国首相をはじめとした内閣及び政府の主要陣営は日本国民のみならず世界中から非難の的となり、退陣を強いられ、国際連合に所縁のある者がトップの座に据えられた。
しかしながらこのバイオテロ事件はこれだけで終わらず……。
ガスは霧散し、『魔人』も消滅して、終結したかに思えたバイオテロだったが、加木穴工市で発生した黒い穴『ゲート』はこれを機に世界各地で発生するようになり、その穴からは"世界に仇名す脅威"である『魔人』が出現した。
こうして『魔人』が出現する不可思議な黒い穴を『ゲート』、人類の脅威たる黒いぼやけた存在を『魔人』と呼称することを国際連合が八年前の2020年1月に発表し、各地に出現する『ゲート』、『魔人』には国際連合を中心とした各国が戦力を投入して掃討するようになった。
大半の『魔人』は大きさこそ人間と変わらないが、身体能力が格段に高く、その肉体は普通の拳銃や刃物が通らないほど頑丈で、その拳はコンクリートを砕き割る。
2020年、バイオテロの舞台となった加木穴工市では現在、日本国内において『ゲート』及び『魔人』の出現率が極めて高く、第一級危険区域に指定されている。
故に、この街に住まう者達は今や限られた者達のみであり、いついかなる時に『ゲート』が発生しても対応できるように国防装置の要である国際連合の作戦司令本部は加木穴工市に設置された。
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