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Ⅲ skull of gravity
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学校。それは学び舎であり最低限の知識を無理矢理蓄えさせられるある意味地獄の空間である。その地獄は、リアルな地獄になる事となる。
学校なんていつぶりだろう。
生活に追われ、そんなものに通っている暇はなかった訳だが、久しぶりともなると中々面白い。
…なんて思ったら大違いだ。
実際この世界に義務教育というものがあるのかと言われれば無い訳で、こんな所に来ているのは自分の将来を望む者はたまた暇人しかいない。今まで来なかった場所に来たところで魂だの戦術だの訳の分からない事を長々と喋り続けるオッサンの話を聞いているだけの何が楽しいんだ。おまけに俺が喋る様な相手は居ないし時間が無駄である事に変わりは無かった。
くそっ、早く帰りてぇ。
…しかし、どうしてまともに闘うことが出来ないことを理由にあの亜人共は寄ってたかって一人を攻撃し続けるんだ。
教室の隅で起こる大乱闘を見つめながら立ち上がる。
「…お前ら何してんの?」
……えっ、ちょっと待って。このコミュ力どっから沸いたの?ねぇ。
「何って、この教室の名を穢す様な奴に特訓してやってんだよ。」
これ特訓ですか?普通に泣いてますけど。てか、教室に名も糞もあるのかよ。
とか思った挙句、このあと約二十秒後、自分は言葉選びのセンスがなさ過ぎることに気付くのであった。
「君達が一番名を穢してると思いますけど。」
ごめんなさい。マジでごめんなさい。
本気で殴ってごめんなさい。
いや、正確には先に手出したのあんたらだけど。
どうでもいい謝罪はさておき、何があったのか簡潔に話そう。
殴られた殴った勝った。
こんな感じだ。余りにも弱過ぎて攻撃を避けながら購買に移動してパンでも買ってこようかと思ったくらいだ。残念ながらパンを買う様な金はない訳だけども。
多少の移動はしながら闘った訳だが、廊下ですれ違った兄にとてつもない哀れみの目を向けられたので家に帰ったら何か言われるかもしれない。そうなれば過保護な親畜生かとツッコミを入れてやる。
てか、なんで居るんだよ。
今日の飯どうするんだ。
早く帰って釣りでもしてこい。
いや、俺が帰りたい。
教室に戻るとさっき集団にレベル100の教育を受けていた生徒が抱きついてきた。
もう訳が分からないよ。
「あーもう誰だテメェは!何いきなり抱きついてんだ!」
「あ…ぅ…す…すいません…」
ねぇ、もう誰が想像したよ。
正真正銘の女子。見た限り竜族。外見に竜族の特徴は無いんだけども。
この俺言えど男は男。もう何が何やら脳内パーリナィ状態。
「あの…っ…先程は助けてっ…頂いて…」
ここら辺までは記憶がある。
多分記憶が無くなったのは全開になった扉の向こう側で奇跡的につっ立っていた兄がとてつもない哀れみの目で見つめてた所らへんからだ。
「あ…。目、覚めましたか?」
一瞬天使が舞い降りたかと思った。
十三歳の心はこんなことで揺れてしまう。残念というか不覚というか…。
「あ…ここ…何処?」
「保健室ですよ。急に倒れましたけど、大丈夫でしたか?」
あー、そんな部屋あったな…自分には一生関係ないと思ってた。
「あ。自己紹介まだでしたね。私はココロという者です。」
寝ぼけながら自分の名前を告げると、良いお名前ですねって言ってくれた。俺この名前超嫌いなんだけど、ココロちゃんに呼んでもらえるなら別にいいや…
「なににやけてんだお前。」
あー、今一番見たくない顔が来やがったよ。あれ幻のだよな。
そんな事もなく、本日三回目の哀れみの目を向けた兄がそこには立っていたのであった。
「兄貴…学校…いい所だな。」
「訳分からん事ほざいてないで帰るぞ。」
とてつもなく面倒くさい。俺はずっと此処で寝てるんだー
なんて事は出来るはずもない。
「早くしてくれ面倒なのが来るから…いや、割とマジで。」
面倒なの?何それ…
とか思ったが早いか、兄は黒い影による突進で倒れ込んだ。
「ねぇアストラルー!なんで無視すんの?一緒に帰ろーって言ったじゃん!」
あー、兄貴モテてんな。今日は美少女のバーゲンセールか。
仕方なく今日は帰ることにしよう。しかし、兄はカルさんが居るのに二人目を作ろうとしているのか。
今度カルさんに言いつけてやる。
「あの…ライア?これはコイツが一方的に付いてきてるだけだからな?」
うん…知ったこっちゃ無いんだな。コレが。
今後は学校なんて言ってる暇無いんだろうが全部終わらせたらまた会いに行くからな…まぁあと七日間、毎日学校に行く気になったけど。
次の日。学校に行きココロちゃんと話をした。鍵の話だ。
そちらからしたらクッソどうでもいい話だと思っていたが、ものすごく真面目に聞いてくれた。
「…おい。………おい。ライア。」
あーもうまたうるせぇのが来たよ何?
「ちょっとこい。」
「何いきなりどしたんだよ。」
腕を引っ張られ無理矢理連れて行かれた。
「闘う準備をしていろ。」
ライアの表情が一変。獣を狩る者の目に変わる。
「『奴ら』が?」
多分だが。と答えた兄にひたすら着いて歩き、誰も居ない教室に設置された椅子の陰に隠れ、魂を少し解放する。
部屋に入ってきたのは、間違いなく昨日の帰り道を共にした顔だった。
「どしたのアストラル?急に呼び出して!あ、もしかし…」
「黙れ。」
兄の手に造られた統一性のない黒い液体が刃物の様に尖り、首元に触れた。
「俺の記憶にお前は居ない。俺は昨日からお前の名前を一度でも呼んだか?記憶に無いという事は俺が組織に接触し、洗脳を受けている記憶の中で出会ったから。合っているか?」
黙り込んだかと思えば、下卑た笑い声が聞こえる。
「あはははっ‼︎大正解だよぉ。アストラルくぅん‼︎」
兄は俺の名を呼び、拳に火炎を纏った右手を陰から飛び出すと同時に狙いに向かい振るう。
瞬間。腕に響く痛みは、足の小指をぶつける以上の振動を生んだ。
「硬っ‼︎」
良く見ると、彼女の周りは無数の肋骨の様なものが浮遊していた。それも、一つ一つが意思を持った様に動き回り、攻撃と防御を役割分担する姿は沢山の相手と戦っている様でかなり気味が悪い。
しかも彼女の至る所から骨が飛び出す。止むことなく増え続ける骨は、意思こそ持つものの、命を持つものでは無い。つまり死ぬ事は無い。
どうすればいいんだ。
そんな時、兄が叫ぶ、
「本体を殴れ!」
本体?本体は骨に守られていて手を出す事は出来ない。それを燃やせと?
「そんなことしてどうなるんだよ!」
「いいから殴れ!一回でいい!本体にダメージを通せ!」
必死に本体を包み込む骨を剥がそうと力むが、微塵も動く気配を見せない。
「ダメだ…今はまだ…」
しかし、ある声をきっかけに骨は外側に弾け飛んだ。
「ライア君!私の魂で力を底上げしたから今なら壊せるよ!」
いつのまにか部屋に侵入したココロちゃんが、叫んでいた。
「何してんだよっ!危ねぇから早く逃げろ!」
骨の一欠片はココロちゃんに向かい突進を始める。
ココロちゃんの心臓部を的確に貫く軌道で動いていた骨は、どこからともなく現れたエネルギーの塊の様なものが骨を破壊した。
「遅れて悪いなアストラル、弟君。今のは触れた物質を一瞬で粒子にするエネルギー弾だ。」
と、とてつもなく物騒な物を発射する機関銃の様な物を抱え、カルさんが現れた。
「君は逃げろ。」と、急かされるココロちゃんが教室から去っていくのを確認したカルさんは、ライアに駆け寄った。
「今の私ならコイツを粒子に変えれるが、せっかく彼女に強化してもらったんだ。頑張れ。」
と言ってカルさんは周りの骨にエネルギー砲をぶっ放し始めた。
「くそがぁっ…!」
拳を本体に向かい振るう。
刹那、教室に浮かぶ骨と存在する生物の全てが地面に吸い寄せられた。
いつのまにか教室に侵入し、教卓の上に座り込んだ男はニコニコしながらこちらを見つめる。
「やぁやぁ無謀な少年少女達。はじめまして…と言いたい所だが、まだ僕と君達が会うのはちょっと早いかな?」
今度は繭の様に丸かった骨の残骸に倒れる少女を見つめ、語る。
「いやぁ、無様だねぇフローズ。『今から死ぬ奴に名乗る必要はない。』とか言いたかったんだろうけど…どう見てもやられちゃてるねぇ。暗殺一家の娘が。聞いて呆れるよ。」
「お前…死んだはずじゃ…」
勝手に殺すなよ。と言い、男はへらへらといつまでも笑っていた。
「俺はここの少年少女達みたいに正義の味方ごっこがやりたいだけだからさ、悪役のアンタを早く殺さないと視聴者が減っちゃう。」
男はまだ笑っている。目の前にいる生物に殺害予告を言い渡してもなお笑っている。
「そんなふざけた理由で私が殺されるとでも…」
「わかったわかった。」
男は笑顔で、強すぎる重力に押しつぶされる生物を眺めていた。
「っという訳で君達さ、俺と君ら、どっちが先に組織を壊滅させられるか勝負しない?NOならここで君らも殺すけどどうする?」
「わっ、私も一緒に行く!」
ってココロちゃんが言い出した。やめときなさい危ないからって言っても、子供みたいに「連れてってくれるまで離さない!」って言うから無理やりだけど新しい仲間が増えた。
なんかライアのキャラ崩壊が激しいんだけどどうしたら治るのだろうか。
殴ればいいのか?まぁこれも兄の務めだ。何かあればライアの頭を殴ってやる。
学校なんていつぶりだろう。
生活に追われ、そんなものに通っている暇はなかった訳だが、久しぶりともなると中々面白い。
…なんて思ったら大違いだ。
実際この世界に義務教育というものがあるのかと言われれば無い訳で、こんな所に来ているのは自分の将来を望む者はたまた暇人しかいない。今まで来なかった場所に来たところで魂だの戦術だの訳の分からない事を長々と喋り続けるオッサンの話を聞いているだけの何が楽しいんだ。おまけに俺が喋る様な相手は居ないし時間が無駄である事に変わりは無かった。
くそっ、早く帰りてぇ。
…しかし、どうしてまともに闘うことが出来ないことを理由にあの亜人共は寄ってたかって一人を攻撃し続けるんだ。
教室の隅で起こる大乱闘を見つめながら立ち上がる。
「…お前ら何してんの?」
……えっ、ちょっと待って。このコミュ力どっから沸いたの?ねぇ。
「何って、この教室の名を穢す様な奴に特訓してやってんだよ。」
これ特訓ですか?普通に泣いてますけど。てか、教室に名も糞もあるのかよ。
とか思った挙句、このあと約二十秒後、自分は言葉選びのセンスがなさ過ぎることに気付くのであった。
「君達が一番名を穢してると思いますけど。」
ごめんなさい。マジでごめんなさい。
本気で殴ってごめんなさい。
いや、正確には先に手出したのあんたらだけど。
どうでもいい謝罪はさておき、何があったのか簡潔に話そう。
殴られた殴った勝った。
こんな感じだ。余りにも弱過ぎて攻撃を避けながら購買に移動してパンでも買ってこようかと思ったくらいだ。残念ながらパンを買う様な金はない訳だけども。
多少の移動はしながら闘った訳だが、廊下ですれ違った兄にとてつもない哀れみの目を向けられたので家に帰ったら何か言われるかもしれない。そうなれば過保護な親畜生かとツッコミを入れてやる。
てか、なんで居るんだよ。
今日の飯どうするんだ。
早く帰って釣りでもしてこい。
いや、俺が帰りたい。
教室に戻るとさっき集団にレベル100の教育を受けていた生徒が抱きついてきた。
もう訳が分からないよ。
「あーもう誰だテメェは!何いきなり抱きついてんだ!」
「あ…ぅ…す…すいません…」
ねぇ、もう誰が想像したよ。
正真正銘の女子。見た限り竜族。外見に竜族の特徴は無いんだけども。
この俺言えど男は男。もう何が何やら脳内パーリナィ状態。
「あの…っ…先程は助けてっ…頂いて…」
ここら辺までは記憶がある。
多分記憶が無くなったのは全開になった扉の向こう側で奇跡的につっ立っていた兄がとてつもない哀れみの目で見つめてた所らへんからだ。
「あ…。目、覚めましたか?」
一瞬天使が舞い降りたかと思った。
十三歳の心はこんなことで揺れてしまう。残念というか不覚というか…。
「あ…ここ…何処?」
「保健室ですよ。急に倒れましたけど、大丈夫でしたか?」
あー、そんな部屋あったな…自分には一生関係ないと思ってた。
「あ。自己紹介まだでしたね。私はココロという者です。」
寝ぼけながら自分の名前を告げると、良いお名前ですねって言ってくれた。俺この名前超嫌いなんだけど、ココロちゃんに呼んでもらえるなら別にいいや…
「なににやけてんだお前。」
あー、今一番見たくない顔が来やがったよ。あれ幻のだよな。
そんな事もなく、本日三回目の哀れみの目を向けた兄がそこには立っていたのであった。
「兄貴…学校…いい所だな。」
「訳分からん事ほざいてないで帰るぞ。」
とてつもなく面倒くさい。俺はずっと此処で寝てるんだー
なんて事は出来るはずもない。
「早くしてくれ面倒なのが来るから…いや、割とマジで。」
面倒なの?何それ…
とか思ったが早いか、兄は黒い影による突進で倒れ込んだ。
「ねぇアストラルー!なんで無視すんの?一緒に帰ろーって言ったじゃん!」
あー、兄貴モテてんな。今日は美少女のバーゲンセールか。
仕方なく今日は帰ることにしよう。しかし、兄はカルさんが居るのに二人目を作ろうとしているのか。
今度カルさんに言いつけてやる。
「あの…ライア?これはコイツが一方的に付いてきてるだけだからな?」
うん…知ったこっちゃ無いんだな。コレが。
今後は学校なんて言ってる暇無いんだろうが全部終わらせたらまた会いに行くからな…まぁあと七日間、毎日学校に行く気になったけど。
次の日。学校に行きココロちゃんと話をした。鍵の話だ。
そちらからしたらクッソどうでもいい話だと思っていたが、ものすごく真面目に聞いてくれた。
「…おい。………おい。ライア。」
あーもうまたうるせぇのが来たよ何?
「ちょっとこい。」
「何いきなりどしたんだよ。」
腕を引っ張られ無理矢理連れて行かれた。
「闘う準備をしていろ。」
ライアの表情が一変。獣を狩る者の目に変わる。
「『奴ら』が?」
多分だが。と答えた兄にひたすら着いて歩き、誰も居ない教室に設置された椅子の陰に隠れ、魂を少し解放する。
部屋に入ってきたのは、間違いなく昨日の帰り道を共にした顔だった。
「どしたのアストラル?急に呼び出して!あ、もしかし…」
「黙れ。」
兄の手に造られた統一性のない黒い液体が刃物の様に尖り、首元に触れた。
「俺の記憶にお前は居ない。俺は昨日からお前の名前を一度でも呼んだか?記憶に無いという事は俺が組織に接触し、洗脳を受けている記憶の中で出会ったから。合っているか?」
黙り込んだかと思えば、下卑た笑い声が聞こえる。
「あはははっ‼︎大正解だよぉ。アストラルくぅん‼︎」
兄は俺の名を呼び、拳に火炎を纏った右手を陰から飛び出すと同時に狙いに向かい振るう。
瞬間。腕に響く痛みは、足の小指をぶつける以上の振動を生んだ。
「硬っ‼︎」
良く見ると、彼女の周りは無数の肋骨の様なものが浮遊していた。それも、一つ一つが意思を持った様に動き回り、攻撃と防御を役割分担する姿は沢山の相手と戦っている様でかなり気味が悪い。
しかも彼女の至る所から骨が飛び出す。止むことなく増え続ける骨は、意思こそ持つものの、命を持つものでは無い。つまり死ぬ事は無い。
どうすればいいんだ。
そんな時、兄が叫ぶ、
「本体を殴れ!」
本体?本体は骨に守られていて手を出す事は出来ない。それを燃やせと?
「そんなことしてどうなるんだよ!」
「いいから殴れ!一回でいい!本体にダメージを通せ!」
必死に本体を包み込む骨を剥がそうと力むが、微塵も動く気配を見せない。
「ダメだ…今はまだ…」
しかし、ある声をきっかけに骨は外側に弾け飛んだ。
「ライア君!私の魂で力を底上げしたから今なら壊せるよ!」
いつのまにか部屋に侵入したココロちゃんが、叫んでいた。
「何してんだよっ!危ねぇから早く逃げろ!」
骨の一欠片はココロちゃんに向かい突進を始める。
ココロちゃんの心臓部を的確に貫く軌道で動いていた骨は、どこからともなく現れたエネルギーの塊の様なものが骨を破壊した。
「遅れて悪いなアストラル、弟君。今のは触れた物質を一瞬で粒子にするエネルギー弾だ。」
と、とてつもなく物騒な物を発射する機関銃の様な物を抱え、カルさんが現れた。
「君は逃げろ。」と、急かされるココロちゃんが教室から去っていくのを確認したカルさんは、ライアに駆け寄った。
「今の私ならコイツを粒子に変えれるが、せっかく彼女に強化してもらったんだ。頑張れ。」
と言ってカルさんは周りの骨にエネルギー砲をぶっ放し始めた。
「くそがぁっ…!」
拳を本体に向かい振るう。
刹那、教室に浮かぶ骨と存在する生物の全てが地面に吸い寄せられた。
いつのまにか教室に侵入し、教卓の上に座り込んだ男はニコニコしながらこちらを見つめる。
「やぁやぁ無謀な少年少女達。はじめまして…と言いたい所だが、まだ僕と君達が会うのはちょっと早いかな?」
今度は繭の様に丸かった骨の残骸に倒れる少女を見つめ、語る。
「いやぁ、無様だねぇフローズ。『今から死ぬ奴に名乗る必要はない。』とか言いたかったんだろうけど…どう見てもやられちゃてるねぇ。暗殺一家の娘が。聞いて呆れるよ。」
「お前…死んだはずじゃ…」
勝手に殺すなよ。と言い、男はへらへらといつまでも笑っていた。
「俺はここの少年少女達みたいに正義の味方ごっこがやりたいだけだからさ、悪役のアンタを早く殺さないと視聴者が減っちゃう。」
男はまだ笑っている。目の前にいる生物に殺害予告を言い渡してもなお笑っている。
「そんなふざけた理由で私が殺されるとでも…」
「わかったわかった。」
男は笑顔で、強すぎる重力に押しつぶされる生物を眺めていた。
「っという訳で君達さ、俺と君ら、どっちが先に組織を壊滅させられるか勝負しない?NOならここで君らも殺すけどどうする?」
「わっ、私も一緒に行く!」
ってココロちゃんが言い出した。やめときなさい危ないからって言っても、子供みたいに「連れてってくれるまで離さない!」って言うから無理やりだけど新しい仲間が増えた。
なんかライアのキャラ崩壊が激しいんだけどどうしたら治るのだろうか。
殴ればいいのか?まぁこれも兄の務めだ。何かあればライアの頭を殴ってやる。
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