【R18】人の好みは説明できない

テキイチ

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第四章 走る前に歩くことを学べ

111 僕の彼女とホワイトデー ⑥

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「若葉、大好きだよ」

 今回は自発的に想いを告げ、そっとくちづけをした。若葉ちゃんは喜んでくれているし、愛情表現を惜しみたくない。たいしたことはできないけれど、それでも僕にできることはあるのだ。

「も、お願い……」
「ん?」

 若葉ちゃんの声に泣きが入っているから、耳をすます。

「お願いって、何?」
「お願い、新くん……私の中に入ってきてぇ……」

 頬を紅潮させ、瞳を潤ませて、必死に誘ってくる。
 そんな気ではなかったけれど、そういえば若葉ちゃん、背中、感じやすかった。
 我慢できなくて、先走りで濡れた下着を脱ぎ捨て、急いでゴムを着け、突っ込む。

「ああぁ……」
「もう少し待つつもりだったのに……」
 一か月ぶりの若葉ちゃんの中は、絡みつくようでたまらなく気持ちいい。

「あっ! あぁん、新ぁ……おっきいよぅ……」

 若葉ちゃんは目を細め、噛みしめるように言う。
 蕩けた表情、特に口元のよだれを見たら、理性が簡単に焼き切れてしまって。

「もう、このドすけべエロ娘。いっぱい突かれてイッてしまえ!」

 ガツガツ突くたびに、部屋にじゅぷじゅぷといやらしい水音が響き、若葉ちゃんは僕の動きに合わせて喘ぐ。

「あぁん! やっ! そんな強く……! ああっ!」
「気持ちいいくせに」
「あっ……新に……新に覚えさせ、られた……んんっ!」

 恍惚の表情でそんなことを言うから、より攻撃的な気分になってしまって。

「そうだよ。僕が教え込んで覚えさせた」
「あ……」

 何度も何度でも繰り返して、絶対忘れさせない。若葉ちゃんは身体に快楽を刻み込まれて、僕から離れられなくなればいい。

 指では絶対届かない、最奥を攻めるのが好きだ。僕とするまで若葉ちゃん自身も知らなかった、若葉ちゃんが心と身体を開いてくれないと、入り込めない場所。僕だけの場所だと思うと、笑みがもれる。他の奴には絶対ふれさせない。許さない。

「あっ! あぁっ! や! おく、いっぱい……! ずんずんされたら、おかしくなっちゃ……」
「おかしくなれ……!」

 ずちゅずちゅという音が卑猥で、気持ちよくて、僕がおかしくなりそうだ。
 ああ、僕はもう君の気持ちよさを覚えてしまったし、君から離れることができない。そう思いながら最奥を攻め続け、彼女が達すると同時に欲望を放った。
 一か月ぶりの若葉ちゃんなのに、これで満足できる訳はなく。残り少なかったとはいえ、この後、手持ちのゴムを全部使い切ってしまった。
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