235 / 352
第九章 青天にいかずちが落ちる
234 ああ、素晴らしい新世界 ⑨
しおりを挟む
新くんが私に欲情している。私も新くんに欲情している。
「あっ! あぁん!」
「すごく濡らして。そんなにしたかった?」
「だって……新くんとゆっくり……過ごせてなかったから……」
新くんの指がいいところを執拗に擦る。熱が高まるのがわかる。
「だめ……イッちゃう……」
「いいよ、イッて」
「だって……」
「夜は長いから。何度でも気持ちよくなったらいい」
新くんに耳元で囁かれると、抵抗する力はなくなってしまう。私は新くんに身を任せた。中を擦られ、クリトリスをそっとさすられて。雷に打たれたような強烈な快感が身体を走り抜ける。
「あぁ……!」
下半身が緩み、蕩けてしまったような気がする。でも相反するように、私の中は新くんの指をぎゅっと食い締めていて。恥ずかしいけれど、それよりも、もっと気持ちよくなりたい、新くんを受け入れたいという想いが強くて。
「新くん……お願い、来て……」
「若葉」
新くんは薄く笑みを浮かべると、私にくちづけた。私の中からゆっくり指を抜いて、ゴムを纏い、入ってきてくれる。
「あぁ……新くん……新……!」
「若葉……」
達したばかりの私を気遣ってか、新くんはしばらくじっとしていた。動きはなくても、私を見つめる目がとても熱っぽくて、新くんの想いの強さを感じて、ものすごく興奮する。
私が背中に腕を廻すと、新くんはおもむろに腰を使い始めた。
部屋に響くのは、互いの荒い息遣い、私の乱れた声、そして新くんが私の中で立てるぐちゅぐちゅという水音だけ。
「もっと……」
「うん。僕ももっと若葉の奥まで入りたい」
新くんが力を込めて奥を穿つと、火花が散るような気がした。
外はずいぶん涼しくなったはずなのに、つながった身体はとにかく熱くて、本当に気持ちがいい。
私をこんな風にはできるのは新くんだけ。このまま溶け合えたらいいのに。ずっとこのままでいられたらいいのに。
-------------------------
シェイクスピア「テンペスト」第五幕第一場 ミランダの台詞
"O, wonder, how many goodly creatures e there here! How beauteous mankind is! O brave new world, that has such people in'it!"
作中では自分で訳したものを使ってみましたが、微妙なニュアンスが違っているかもしれないです。
「あっ! あぁん!」
「すごく濡らして。そんなにしたかった?」
「だって……新くんとゆっくり……過ごせてなかったから……」
新くんの指がいいところを執拗に擦る。熱が高まるのがわかる。
「だめ……イッちゃう……」
「いいよ、イッて」
「だって……」
「夜は長いから。何度でも気持ちよくなったらいい」
新くんに耳元で囁かれると、抵抗する力はなくなってしまう。私は新くんに身を任せた。中を擦られ、クリトリスをそっとさすられて。雷に打たれたような強烈な快感が身体を走り抜ける。
「あぁ……!」
下半身が緩み、蕩けてしまったような気がする。でも相反するように、私の中は新くんの指をぎゅっと食い締めていて。恥ずかしいけれど、それよりも、もっと気持ちよくなりたい、新くんを受け入れたいという想いが強くて。
「新くん……お願い、来て……」
「若葉」
新くんは薄く笑みを浮かべると、私にくちづけた。私の中からゆっくり指を抜いて、ゴムを纏い、入ってきてくれる。
「あぁ……新くん……新……!」
「若葉……」
達したばかりの私を気遣ってか、新くんはしばらくじっとしていた。動きはなくても、私を見つめる目がとても熱っぽくて、新くんの想いの強さを感じて、ものすごく興奮する。
私が背中に腕を廻すと、新くんはおもむろに腰を使い始めた。
部屋に響くのは、互いの荒い息遣い、私の乱れた声、そして新くんが私の中で立てるぐちゅぐちゅという水音だけ。
「もっと……」
「うん。僕ももっと若葉の奥まで入りたい」
新くんが力を込めて奥を穿つと、火花が散るような気がした。
外はずいぶん涼しくなったはずなのに、つながった身体はとにかく熱くて、本当に気持ちがいい。
私をこんな風にはできるのは新くんだけ。このまま溶け合えたらいいのに。ずっとこのままでいられたらいいのに。
-------------------------
シェイクスピア「テンペスト」第五幕第一場 ミランダの台詞
"O, wonder, how many goodly creatures e there here! How beauteous mankind is! O brave new world, that has such people in'it!"
作中では自分で訳したものを使ってみましたが、微妙なニュアンスが違っているかもしれないです。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です
朝陽七彩
恋愛
私は。
「夕鶴、こっちにおいで」
現役の高校生だけど。
「ずっと夕鶴とこうしていたい」
担任の先生と。
「夕鶴を誰にも渡したくない」
付き合っています。
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
神城夕鶴(かみしろ ゆづる)
軽音楽部の絶対的エース
飛鷹隼理(ひだか しゅんり)
アイドル的存在の超イケメン先生
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
彼の名前は飛鷹隼理くん。
隼理くんは。
「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」
そう言って……。
「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」
そして隼理くんは……。
……‼
しゅっ……隼理くん……っ。
そんなことをされたら……。
隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。
……だけど……。
え……。
誰……?
誰なの……?
その人はいったい誰なの、隼理くん。
ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。
その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。
でも。
でも訊けない。
隼理くんに直接訊くことなんて。
私にはできない。
私は。
私は、これから先、一体どうすればいいの……?
【完結】退職を伝えたら、無愛想な上司に囲われました〜逃げられると思ったのが間違いでした〜
来栖れいな
恋愛
逃げたかったのは、
疲れきった日々と、叶うはずのない憧れ――のはずだった。
無愛想で冷静な上司・東條崇雅。
その背中に、ただ静かに憧れを抱きながら、
仕事の重圧と、自分の想いの行き場に限界を感じて、私は退職を申し出た。
けれど――
そこから、彼の態度は変わり始めた。
苦手な仕事から外され、
負担を減らされ、
静かに、けれど確実に囲い込まれていく私。
「辞めるのは認めない」
そんな言葉すらないのに、
無言の圧力と、不器用な優しさが、私を縛りつけていく。
これは愛?
それともただの執着?
じれじれと、甘く、不器用に。
二人の距離は、静かに、でも確かに近づいていく――。
無愛想な上司に、心ごと囲い込まれる、じれじれ溺愛・執着オフィスラブ。
※この物語はフィクションです。
登場する人物・団体・名称・出来事などはすべて架空であり、実在のものとは一切関係ありません。
天才天然天使様こと『三天美女』の汐崎真凜に勝手に婚姻届を出され、いつの間にか天使の旦那になったのだが...。【動画投稿】
田中又雄
恋愛
18の誕生日を迎えたその翌日のこと。
俺は分籍届を出すべく役所に来ていた...のだが。
「えっと...結論から申し上げますと...こちらの手続きは不要ですね」「...え?どういうことですか?」「昨日、婚姻届を出されているので親御様とは別の戸籍が作られていますので...」「...はい?」
そうやら俺は知らないうちに結婚していたようだった。
「あの...相手の人の名前は?」
「...汐崎真凛様...という方ですね」
その名前には心当たりがあった。
天才的な頭脳、マイペースで天然な性格、天使のような見た目から『三天美女』なんて呼ばれているうちの高校のアイドル的存在。
こうして俺は天使との-1日婚がスタートしたのだった。
淫らな蜜に狂わされ
歌龍吟伶
恋愛
普段と変わらない日々は思わぬ形で終わりを迎える…突然の出会い、そして体も心も開かれた少女の人生録。
全体的に性的表現・性行為あり。
他所で知人限定公開していましたが、こちらに移しました。
全3話完結済みです。
ちょっと大人な物語はこちらです
神崎 未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な短編物語集です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる