【R18】人の好みは説明できない

テキイチ

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第九章 青天にいかずちが落ちる

250 「やめるはひるのつき」 ①

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 気のせいだろうか。

「あぁ……新くん……新……!」

 もちろん、僕を求めてくれるのも、気持ちよさそうなのも、嬉しい。でも。
 最近、若葉ちゃんの乱れ方が激しい気がする。単に今日は、ひさしぶりだからかもしれないけれど。

「お願い……もっと、もっと奥まで……来て……」

 煽情的な表情。僕を誘うように大きく開いた脚。懇願する甘い女の声。必死に僕の背中をまさぐる腕。蠢く秘所は僕が奥を穿つたびにぐじゅぐじゅと淫靡な水音を立て、シーツに蜜をこぼす。

「あー……あぁー……あらたくん……わたし、またイキそう……」
「いいよ。イキたいでしょ」
「あらたくんと……あらたくんといっしょがいいのぉ……!」

 必死に訴えかける潤んだ瞳。だらしなくよだれを垂らした口元。きゅんきゅんと甘く僕を締めつける温かい女陰。淫らに腰を使われて、僕は耐えることができなくなった。ぐっと若葉ちゃんの細い腰をつかみ、叩きつけるように最奥を攻める。

「んっ! んっ! んーっ! んっ! あらたくん、あらたくん、あらた……! も、イク……!」
「若葉……!」

 若葉ちゃんは達すると、ことんと寝入ってしまった。さっきまでとは全く違う、童女のようにあどけない顔。

 翌朝はいつもの若葉ちゃんだった。にこにこして、手際よくごはんを作って、おいしそうに食べて。「充電ー!」なんて言って、僕に抱きついてきたから、優しく抱きしめ返すと、とても嬉しそうに笑った。可愛い。

 僕は若葉ちゃんのこの笑顔を、ずっと大切にしたい。
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