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古城の町
戦いの行方
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速度を上げて正面から迫るハーピィは、絡み縄を避けきれず、絡め取られてしまった。
身体に巻きついた縄のせいでうまく翼を羽ばたかせることもできずに、そのまま地面に激突する。
その隙を逃さず、エルヴィラはすかさず剣を振り上げて飛びかかった。再び空へ上がられる前に勝負を決めなければならない。
「“あわれ男は魔物の顎に消える”」
高く掲げた剣を、エルヴィラは躊躇なく振り下ろす。何度も何度も翼に斬りつけて、二度と空へと上がれないように。
「驕ったな、鳥頭。多少長生きできたところで、人間には敵わなかったというわけだ」
エルヴィラは嘲笑を浮かべる。
怒りに顔を歪めるハーピィは、ギャアと叫び声をあげた。どうにかしてエルヴィラを爪で切り裂こうと、必死に暴れ回る。
「貴様ごとき、地に引き摺り落としてしまえば仕留めたも同然だ。さあ、引導を渡してやろうか、鳥頭」
エルヴィラのブーツに身体を踏み付けられて、ハーピィの顔が恐怖に染まった。
往生際悪く暴れるハーピィの急所めがけ、エルヴィラの剣が突き立てられる。
* * *
戦いは終わった。
ふうっとひと息吐いて、エルヴィラが剣を納める。
――と、急にミーケルの演奏が止まった。
「兄ちゃん!?」
少年の声に慌てて振り向くと、ミーケルがぱたりと石床に倒れ伏していた。
「お、おい、ミケ!」
「――この礼は、白鳥亭のエンドウ豆のポタージュでいいよ。クリーム仕立ての鳥の煮込みでもいいかな。でも、パン粥は断固却下だからね」
慌てて駆け寄ったエルヴィラが覗き込むと、真っ赤な顔でやっぱり唸りつつ、そんなことをぶつぶつと呟いていた。
手を当てようとして手甲を付けたままであることに気づき、では、と額を合わせてみれば燃えるように熱かった。
「ねっ、熱が上がってる!
馬鹿かお前は何がポタージュだ! 急いで下りるぞ少年!」
「う、うん……魔物は?」
ふたりと死んだハーピィをおろおろ見比べながら少年が尋ねる。
だが、エルヴィラはハーピィに一瞥もくれずに首を振った。
「死んだ魔物などもう脅威ではない。ほっとけ。そのうち警備兵が来て、後始末はやってくれるだろう」
エルヴィラはマントにぐるぐるとミーケルを包んで抱いて、すくっと立ち上がった。そのまま、両腕に抱いて走り出す。
少年も慌てて後を追う。抱っこをされた兄ちゃんはお姫さまみたいだと思いながら。
「なあ、騎士の姉ちゃん。詩人の兄ちゃん大丈夫かな?」
「熱があるくせに無理しただけだ。
ああそうだ、少年、すまないが、町外れの薬師のところへ行って、宿に来てくれるよう伝えてもらえないだろうか」
「いいよ、任せて!」
「頼んだ」
結局、ミーケルの熱が完全に下がるまで、そこからさらに三日かかった。
薬師の薬もやたらと苦く、ミーケルはやっぱりずっと文句を言い続けていた。
――が、助けられたことにはかわりない。
エルヴィラは白鳥亭に赴き、ミーケルご所望のエンドウ豆ポタージュをはじめ、消化の良さそうな煮込みなどをいろいろと作ってもらっては、毎日運んでせっせと食べさせたのだった。
もちろん、薬の口直しに甘いジャムや蜂蜜も用意してだ。
「それにしても、まさかハーピィがいるなんて思わなかった」
「思わなかったことにびっくりだよ」
「なんでだ?」
シーツに包まったままおとなしく寝ているミーケルが、呆れた顔でエルヴィラを見る。
「“ローレライ”と呼ばれるハーピィがいるって話、したよね」
「ああ、してたな」
たしかに、ここまでの道中、聞いたような気がする。
そんなエルヴィラの表情に、ミーケルは眉を顰める。
「その“ローレライ”が最近有名になりすぎて、ちっとも餌が来なくなったから移動したらしいって話もしたよね?」
「――してたような?」
正直言えばよく覚えてない。
だが、たぶん話をされたんだろう。ミーケルは、歩きながらそういう物語やら噂話やらをするのが好きだから。
エルヴィラが目を泳がせながら考えると、ミーケルはますます眉根を寄せて、「信じられない」と呟いた。
「ローレライの巣があった岩壁とあの荒城、地形として考えたらよく似てるだろ?」
「あ……そういえば、そんな気もする、な」
「君、あのハーピィに鳥頭って言ってたけど、君も十分鳥頭だよ。人のした話くらいちゃんと聞いて覚えなよ!」
「いやだって、関係ないと思ってたし」
「関係ないわけがあるかよ! 世の中のことって大概繋がってるんだよ! だから君は脳筋って呼ばれるんだ!」
「いや、悪かった。だからそんなに怒るな。熱がまた上がるぞ」
「また熱が上がったら君のせいだ」
「その……すまない」
ぷりぷりと怒りながら、ミーケルは、「すまないと思うなら、次の白鳥亭の食事にはデザートもつけてよね」と言った。
* * *
「あ、姫詩人の兄ちゃん! 元気になってよかったな!」
「――誰が、なんで姫なんだ?」
ようやく体調を取り戻し、そろそろここを出発しようと外へ出ると、アリスとバートンがいた。
「だって、姉ちゃんに姫抱っこされて戻ってきたし。姉ちゃんかっこよかったし」
屈託なく笑うバートンに、ミーケルは不意ににっこりと笑ってぐっと顔を寄せる。
「それは忘れるんだ、いいね?」
「ええ? 兄ちゃん顔だけ見たらお姫さまみたいにきれいなんだし、いいじゃないか」
「うん、だから忘れようね?」
笑顔をひきつらせて子供に迫るミーケルの後ろ頭を、出てきたエルヴィラがぽこんと叩いた。
「何するんだよ。君の馬鹿力で叩かれて頭の骨が歪んだらどうするんだ」
「お前の頭なんてどうでもいいが、子供をいじめるのはやめろ」
アリスとバートンが、くすくすと笑う。
理不尽だとぶつくさこぼしつつ、「もういいよ、行くよ」とミーケルは歩き出した。
*****
古城の町
ドイツのライン川とモーゼル川が合流する地点ちょっと手前にブラウバッハという町がありまして、そこがベースとなっています。
ここにはマルクスブルク城という、これまで一度も落城したことがないという世界遺産のお城もあります。これが「古城の町」の由来となった廃城のモデルです。
ちなみに、マルクスブルク城は宮古島にもあります。
ハイビスカス咲き乱れる南国の青い空青い海をバックに中世ドイツのゴツい城……写真で見ただけでもとてもシュールで、一度実物を見に行きたいですね
「白鳥亭(zum Weißen Schwanen)」という名前のホテルも、マルクスブルク城の麓に実在します。
このホテルのレストラン、料理がとっても美味しくて、「猫のダヤン」の池田あきこ先生が「ドイツの古城とライン川を行こう―ダヤンのスケッチ紀行」という本でも紹介されております。
それから、ミケの歌っている詩は、もちろんローレライの伝説がベースとなっています。
身体に巻きついた縄のせいでうまく翼を羽ばたかせることもできずに、そのまま地面に激突する。
その隙を逃さず、エルヴィラはすかさず剣を振り上げて飛びかかった。再び空へ上がられる前に勝負を決めなければならない。
「“あわれ男は魔物の顎に消える”」
高く掲げた剣を、エルヴィラは躊躇なく振り下ろす。何度も何度も翼に斬りつけて、二度と空へと上がれないように。
「驕ったな、鳥頭。多少長生きできたところで、人間には敵わなかったというわけだ」
エルヴィラは嘲笑を浮かべる。
怒りに顔を歪めるハーピィは、ギャアと叫び声をあげた。どうにかしてエルヴィラを爪で切り裂こうと、必死に暴れ回る。
「貴様ごとき、地に引き摺り落としてしまえば仕留めたも同然だ。さあ、引導を渡してやろうか、鳥頭」
エルヴィラのブーツに身体を踏み付けられて、ハーピィの顔が恐怖に染まった。
往生際悪く暴れるハーピィの急所めがけ、エルヴィラの剣が突き立てられる。
* * *
戦いは終わった。
ふうっとひと息吐いて、エルヴィラが剣を納める。
――と、急にミーケルの演奏が止まった。
「兄ちゃん!?」
少年の声に慌てて振り向くと、ミーケルがぱたりと石床に倒れ伏していた。
「お、おい、ミケ!」
「――この礼は、白鳥亭のエンドウ豆のポタージュでいいよ。クリーム仕立ての鳥の煮込みでもいいかな。でも、パン粥は断固却下だからね」
慌てて駆け寄ったエルヴィラが覗き込むと、真っ赤な顔でやっぱり唸りつつ、そんなことをぶつぶつと呟いていた。
手を当てようとして手甲を付けたままであることに気づき、では、と額を合わせてみれば燃えるように熱かった。
「ねっ、熱が上がってる!
馬鹿かお前は何がポタージュだ! 急いで下りるぞ少年!」
「う、うん……魔物は?」
ふたりと死んだハーピィをおろおろ見比べながら少年が尋ねる。
だが、エルヴィラはハーピィに一瞥もくれずに首を振った。
「死んだ魔物などもう脅威ではない。ほっとけ。そのうち警備兵が来て、後始末はやってくれるだろう」
エルヴィラはマントにぐるぐるとミーケルを包んで抱いて、すくっと立ち上がった。そのまま、両腕に抱いて走り出す。
少年も慌てて後を追う。抱っこをされた兄ちゃんはお姫さまみたいだと思いながら。
「なあ、騎士の姉ちゃん。詩人の兄ちゃん大丈夫かな?」
「熱があるくせに無理しただけだ。
ああそうだ、少年、すまないが、町外れの薬師のところへ行って、宿に来てくれるよう伝えてもらえないだろうか」
「いいよ、任せて!」
「頼んだ」
結局、ミーケルの熱が完全に下がるまで、そこからさらに三日かかった。
薬師の薬もやたらと苦く、ミーケルはやっぱりずっと文句を言い続けていた。
――が、助けられたことにはかわりない。
エルヴィラは白鳥亭に赴き、ミーケルご所望のエンドウ豆ポタージュをはじめ、消化の良さそうな煮込みなどをいろいろと作ってもらっては、毎日運んでせっせと食べさせたのだった。
もちろん、薬の口直しに甘いジャムや蜂蜜も用意してだ。
「それにしても、まさかハーピィがいるなんて思わなかった」
「思わなかったことにびっくりだよ」
「なんでだ?」
シーツに包まったままおとなしく寝ているミーケルが、呆れた顔でエルヴィラを見る。
「“ローレライ”と呼ばれるハーピィがいるって話、したよね」
「ああ、してたな」
たしかに、ここまでの道中、聞いたような気がする。
そんなエルヴィラの表情に、ミーケルは眉を顰める。
「その“ローレライ”が最近有名になりすぎて、ちっとも餌が来なくなったから移動したらしいって話もしたよね?」
「――してたような?」
正直言えばよく覚えてない。
だが、たぶん話をされたんだろう。ミーケルは、歩きながらそういう物語やら噂話やらをするのが好きだから。
エルヴィラが目を泳がせながら考えると、ミーケルはますます眉根を寄せて、「信じられない」と呟いた。
「ローレライの巣があった岩壁とあの荒城、地形として考えたらよく似てるだろ?」
「あ……そういえば、そんな気もする、な」
「君、あのハーピィに鳥頭って言ってたけど、君も十分鳥頭だよ。人のした話くらいちゃんと聞いて覚えなよ!」
「いやだって、関係ないと思ってたし」
「関係ないわけがあるかよ! 世の中のことって大概繋がってるんだよ! だから君は脳筋って呼ばれるんだ!」
「いや、悪かった。だからそんなに怒るな。熱がまた上がるぞ」
「また熱が上がったら君のせいだ」
「その……すまない」
ぷりぷりと怒りながら、ミーケルは、「すまないと思うなら、次の白鳥亭の食事にはデザートもつけてよね」と言った。
* * *
「あ、姫詩人の兄ちゃん! 元気になってよかったな!」
「――誰が、なんで姫なんだ?」
ようやく体調を取り戻し、そろそろここを出発しようと外へ出ると、アリスとバートンがいた。
「だって、姉ちゃんに姫抱っこされて戻ってきたし。姉ちゃんかっこよかったし」
屈託なく笑うバートンに、ミーケルは不意ににっこりと笑ってぐっと顔を寄せる。
「それは忘れるんだ、いいね?」
「ええ? 兄ちゃん顔だけ見たらお姫さまみたいにきれいなんだし、いいじゃないか」
「うん、だから忘れようね?」
笑顔をひきつらせて子供に迫るミーケルの後ろ頭を、出てきたエルヴィラがぽこんと叩いた。
「何するんだよ。君の馬鹿力で叩かれて頭の骨が歪んだらどうするんだ」
「お前の頭なんてどうでもいいが、子供をいじめるのはやめろ」
アリスとバートンが、くすくすと笑う。
理不尽だとぶつくさこぼしつつ、「もういいよ、行くよ」とミーケルは歩き出した。
*****
古城の町
ドイツのライン川とモーゼル川が合流する地点ちょっと手前にブラウバッハという町がありまして、そこがベースとなっています。
ここにはマルクスブルク城という、これまで一度も落城したことがないという世界遺産のお城もあります。これが「古城の町」の由来となった廃城のモデルです。
ちなみに、マルクスブルク城は宮古島にもあります。
ハイビスカス咲き乱れる南国の青い空青い海をバックに中世ドイツのゴツい城……写真で見ただけでもとてもシュールで、一度実物を見に行きたいですね
「白鳥亭(zum Weißen Schwanen)」という名前のホテルも、マルクスブルク城の麓に実在します。
このホテルのレストラン、料理がとっても美味しくて、「猫のダヤン」の池田あきこ先生が「ドイツの古城とライン川を行こう―ダヤンのスケッチ紀行」という本でも紹介されております。
それから、ミケの歌っている詩は、もちろんローレライの伝説がベースとなっています。
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