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第四章 異物挿入
26.動き出した電動歯ブラシ※
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「先ほどから、足取りがおぼつかないように見えますが……」
俺を支えようとして差し出されたルークの手を振り払った。
「うるさいっ、触るなっ! ……お前はもう下がれっ!」
全身がゾクゾクしてたまらないのだ。今こいつに触られたら、妙な声を出してしまいそうだった。もうどこかへ行ってほしかった。
ルークの手を払った際に、腹部に無理な力が入った。肉癖の中でカチッとわずかな音がした。
ま、まさか……っ!
ブイイイィィンと電動歯ブラシが振動を始めてしまった。
「う、うそっ……」
熱く疼く奥のいい場所へぴったりフィットしている持ち手の先が、ズンズンとその場所を刺激する。
「……っ♡」
俺の部屋のドアは長い廊下の先に見えていた。しかし足を動かそうとすると振動するブラシの柄がいい場所へ強く押しつけられるので、もう一歩も歩けない状態だった。
「……んっ♡ ……くっ……♡」
「シュライフェ様?」
廊下の壁に手をつきながら腹を押さえて動けなくなった俺をルークが支えた。ああ、もう声をこらえるのが難しい。
「……っ♡ うう……っ♡ ……はあぁ……♡♡」
とろとろの膣の中でモーターがブインブインと容赦なく震える。腰の角度を変えてどうにか少しでも振動を逃がそうとするが、どうやっても状況は変わらない。
「……ん♡ ……んあぁっ♡」
俺はただ激しい快感に翻弄されるしかなかった。
廊下の先の部屋のドアをぼんやり見ながら、はあはあと荒い呼吸をして唾液を垂らしていた。
いつ誰が通るかわからない廊下、おまけにルークに見られているこんな場所で、まさかズボンを脱いで電動歯ブラシを引き抜くなんてことはできない。
一体どうすればと思っていると、俺の体が宙に浮いた。
「な、何をっ……!?」
ルークが俺の体を抱き上げたのだ。俺を横抱きにして黙って廊下を進み、俺の部屋の中へ入った。
そっと丁寧に俺の体をベッドへ降ろした。
「……うぅっ♡」
仰向けに寝かされて背中が伸び、体内でブルブル震える持ち手の先が腹の奥をゴリッと掻いた。
カチャカチャと音が聞こえた。ルークが俺のベルトを外しているのだ。
「な、何してっ……」
「お腹が苦しそうですので、お楽にしようと……」
俺は焦った。ズボンを脱がされて電動歯ブラシを入れていることを知られては大変だ。
「いいっ、余計なお世話だっ、もう一人にしてくれっ!」
一人になって早く震える異物を抜き取りたかった。そうすればこの苦悩から解放されるのだから。
「こんな状況でお一人になんてできません」
俺を支えようとして差し出されたルークの手を振り払った。
「うるさいっ、触るなっ! ……お前はもう下がれっ!」
全身がゾクゾクしてたまらないのだ。今こいつに触られたら、妙な声を出してしまいそうだった。もうどこかへ行ってほしかった。
ルークの手を払った際に、腹部に無理な力が入った。肉癖の中でカチッとわずかな音がした。
ま、まさか……っ!
ブイイイィィンと電動歯ブラシが振動を始めてしまった。
「う、うそっ……」
熱く疼く奥のいい場所へぴったりフィットしている持ち手の先が、ズンズンとその場所を刺激する。
「……っ♡」
俺の部屋のドアは長い廊下の先に見えていた。しかし足を動かそうとすると振動するブラシの柄がいい場所へ強く押しつけられるので、もう一歩も歩けない状態だった。
「……んっ♡ ……くっ……♡」
「シュライフェ様?」
廊下の壁に手をつきながら腹を押さえて動けなくなった俺をルークが支えた。ああ、もう声をこらえるのが難しい。
「……っ♡ うう……っ♡ ……はあぁ……♡♡」
とろとろの膣の中でモーターがブインブインと容赦なく震える。腰の角度を変えてどうにか少しでも振動を逃がそうとするが、どうやっても状況は変わらない。
「……ん♡ ……んあぁっ♡」
俺はただ激しい快感に翻弄されるしかなかった。
廊下の先の部屋のドアをぼんやり見ながら、はあはあと荒い呼吸をして唾液を垂らしていた。
いつ誰が通るかわからない廊下、おまけにルークに見られているこんな場所で、まさかズボンを脱いで電動歯ブラシを引き抜くなんてことはできない。
一体どうすればと思っていると、俺の体が宙に浮いた。
「な、何をっ……!?」
ルークが俺の体を抱き上げたのだ。俺を横抱きにして黙って廊下を進み、俺の部屋の中へ入った。
そっと丁寧に俺の体をベッドへ降ろした。
「……うぅっ♡」
仰向けに寝かされて背中が伸び、体内でブルブル震える持ち手の先が腹の奥をゴリッと掻いた。
カチャカチャと音が聞こえた。ルークが俺のベルトを外しているのだ。
「な、何してっ……」
「お腹が苦しそうですので、お楽にしようと……」
俺は焦った。ズボンを脱がされて電動歯ブラシを入れていることを知られては大変だ。
「いいっ、余計なお世話だっ、もう一人にしてくれっ!」
一人になって早く震える異物を抜き取りたかった。そうすればこの苦悩から解放されるのだから。
「こんな状況でお一人になんてできません」
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