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4.我慢できない※
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「うわ、たまんないや……」
リヒトがゆっくり近づいてくる。
「貴様っ、許さんっ!」
破壊光線を出そうと我は手を向けるが、掌から出るはずの光線が出ない。
あ、あれ、おかしい……、魔力が弱まってしまったか、と呆気に取られているうちに、奴が目前まで迫っていた。
やられる、首をはねられるか、それとも胸を切られるか! と覚悟し、痛みに備えて目をぎゅっと瞑った。
しかし感じたのは我のあごを掴んだ手の感触と唇にねっとりと触れた柔らかな何か。
ちゅっ……と音がして、恐る恐る目を開けると、奴の顔が触れ合いそうなほど近くにあった。
我と目が合い、ふっと微笑んだ。
ま、まさかキスされたのかっ! なぜっ!
「ごめん、初対面なのに俺もう我慢できない……。やりたくて死にそう。こんなこと初めてだよ……。あんたが魔王だとか、人間の敵だとか、そんなこともうどうでもいいんだ」
リヒトはズボンのファスナーを下ろしてバキバキに勃起して血管を浮き上がらせている巨根を取り出した。
「ほら、あんたのこと抱きたくてこんなんなってる……。召喚された時にオメガバースっていう特殊な属性がある世界だってざっくりとした説明を聞いていたけど、まさか俺がアルファだったなんて」
我は思わず息を呑んだ。
人間のくせにペニスがこんなにも大きいだなんて。
「ま、待て、貴様、まさかそれを我の中に挿れる気じゃないだろうなっ!?」
「大丈夫、痛くしないと約束するよ」
奴は甘い声で囁いた。
「い、いやだっ! 我は貴様とはまぐわらんっ!」
我は両手で奴の胸を押し退け、破れたマントだけのほぼ全裸の格好で赤子のようにハイハイして逃げようとした。
どんどん魔力と体力がなくなっていて、もう立ち上がることすら難しいのだ。
「逃がさないよ、やっと出会えた俺の運命の姫」
「なっ、なにっ」
姫……だと!? この恐怖の魔王に向かって姫とは何事かっ!
振り返って睨みつけると、奴はうっとりと我の尻を見ていた。
「すごくトロトロだね、なんてエッチな光景」
しまった、丸裸でハイハイなんてしたら、奴に我の後孔が丸見えではないか。
「やっ、やめろ、見るなっ!」
我の叫びも虚しくグッと腰を掴まれて、リヒトが我の双丘に顔を近づけた。
「すごい匂い、これがオメガのフェロモンか。くらくらする……」
濡れてヒクつく穴に奴の熱い息が当たって、背筋がゾクゾクする。
「ち、ちがっ、我はオメガなんかでは……っ!」
にゅるりと穴に何かが入った。
指じゃない。まさかっ……!
そう思った瞬間、それがレロレロと動き回った。
「んっ、そんな汚い場所舐めるな、馬鹿者っ! あ……、ううっ、や、やめろぉっ!」
人間なんかに舐められて気持ちが悪いはずなのに、よだれを垂らして喘がずにはいられない。
リヒトがゆっくり近づいてくる。
「貴様っ、許さんっ!」
破壊光線を出そうと我は手を向けるが、掌から出るはずの光線が出ない。
あ、あれ、おかしい……、魔力が弱まってしまったか、と呆気に取られているうちに、奴が目前まで迫っていた。
やられる、首をはねられるか、それとも胸を切られるか! と覚悟し、痛みに備えて目をぎゅっと瞑った。
しかし感じたのは我のあごを掴んだ手の感触と唇にねっとりと触れた柔らかな何か。
ちゅっ……と音がして、恐る恐る目を開けると、奴の顔が触れ合いそうなほど近くにあった。
我と目が合い、ふっと微笑んだ。
ま、まさかキスされたのかっ! なぜっ!
「ごめん、初対面なのに俺もう我慢できない……。やりたくて死にそう。こんなこと初めてだよ……。あんたが魔王だとか、人間の敵だとか、そんなこともうどうでもいいんだ」
リヒトはズボンのファスナーを下ろしてバキバキに勃起して血管を浮き上がらせている巨根を取り出した。
「ほら、あんたのこと抱きたくてこんなんなってる……。召喚された時にオメガバースっていう特殊な属性がある世界だってざっくりとした説明を聞いていたけど、まさか俺がアルファだったなんて」
我は思わず息を呑んだ。
人間のくせにペニスがこんなにも大きいだなんて。
「ま、待て、貴様、まさかそれを我の中に挿れる気じゃないだろうなっ!?」
「大丈夫、痛くしないと約束するよ」
奴は甘い声で囁いた。
「い、いやだっ! 我は貴様とはまぐわらんっ!」
我は両手で奴の胸を押し退け、破れたマントだけのほぼ全裸の格好で赤子のようにハイハイして逃げようとした。
どんどん魔力と体力がなくなっていて、もう立ち上がることすら難しいのだ。
「逃がさないよ、やっと出会えた俺の運命の姫」
「なっ、なにっ」
姫……だと!? この恐怖の魔王に向かって姫とは何事かっ!
振り返って睨みつけると、奴はうっとりと我の尻を見ていた。
「すごくトロトロだね、なんてエッチな光景」
しまった、丸裸でハイハイなんてしたら、奴に我の後孔が丸見えではないか。
「やっ、やめろ、見るなっ!」
我の叫びも虚しくグッと腰を掴まれて、リヒトが我の双丘に顔を近づけた。
「すごい匂い、これがオメガのフェロモンか。くらくらする……」
濡れてヒクつく穴に奴の熱い息が当たって、背筋がゾクゾクする。
「ち、ちがっ、我はオメガなんかでは……っ!」
にゅるりと穴に何かが入った。
指じゃない。まさかっ……!
そう思った瞬間、それがレロレロと動き回った。
「んっ、そんな汚い場所舐めるな、馬鹿者っ! あ……、ううっ、や、やめろぉっ!」
人間なんかに舐められて気持ちが悪いはずなのに、よだれを垂らして喘がずにはいられない。
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