57 / 70
番外編①
4 ヒロインナノヨ伯爵令嬢の前日譚4
しおりを挟む
何が辛いって、エヴァンシュカが居ないせいでゲームのシナリオがぶっ壊れてることよ。
この世界のヴィンセントの婚約者は本当にあの白々しい女で、エヴァンシュカの「エ」の字も出てこない。
しかも何度かあの女を呼び出して問い詰めたんだけど、よほど演技が上手いのかそれともマジで知識がないのか……転生者だって尻尾を一切出さない。
――女の名前? ゲームに出てこないモブ女の名なんて聞いたって覚えられるはずがないじゃない、そもそも貴族の名前、長すぎるのよ。
お陰で私は「ヴィンセント皇子の婚約者を呼び出しては苛めてる悪女」扱い……本当にありえなくない? 私、愛されヒロインなんですけど!?
しかも、エヴァンシュカじゃなくてあのイイコちゃんの皮を被った女しか居ないから……他の攻略キャラの婚約者や幼馴染を、悪の道に唆すヤツが居ないのよ!!
そもそも入学式で変に注目されちゃったから「カレンデュラ伯爵令嬢は危険思想だ」なんて事実と違う噂を流されてて、攻略キャラに近付こうにも避けられまくる! こんなの苛めじゃない!
これも全部あの白々しい女のせいよ……いや、もしかして一番悪いのはこの舞台に立たなかったエヴァンシュカ?
聞いた話じゃあ、ヴィンセントが今の婚約者を決めたのは8歳じゃなくて10歳の頃だって言うのよ。
この時点でゲームと違うし……しかもエヴァンシュカと婚約を結んだ事実は、一度もないらしいの。
それってつまり、白々しい女が転生者なんじゃなくて……この舞台に立ちたくなくて、シナリオ通りに動かなかったエヴァンシュカこそが転生者なんじゃない? 私の洞察力ハンパないわね、探偵になれるかも。
――つまり私がこんな目に遭っているのは、修道院送りにビビったエヴァンシュカのせいって事ね。
そうして私が考察している教室では、今日も「アホ」なヤツが教壇に立ってドヤ顔してる。
「(上底×下底)×高さ÷2――君達、これが台形の面積の求め方……だ」
キラッと輝く眼鏡を指でクイッと上げた宰相の息子に、クラスの女子から黄色い悲鳴が上がった。
「すご~い!」
「さすが次期宰相ですわ~!」
「台形の面積の求め方だなんて、一体どこで習ったのかしら!?」
――小学校じゃない? なんて呟きそうになるのを必死に耐える。
教師に数学……いや算数の問題を解くよう名指しされた宰相の息子は、黒板にチョークでカッカッと公式を書いて見事に正解してみせた。
……そうなの、そうなのよね。私の「辛さ」って攻略キャラが1人も攻略できないことだけじゃないの。
攻略キャラがアホすぎるのが何よりも、本当に、辛い……!!
ちょっと前には皇子が花が受粉する仕組みについて「家庭教師から先んじて教わって……」なんて言って得意げに話してたし、その前は騎士団長の息子が「怪我をした際に傷を放置するのは危険だ、流水でよく洗い流すと治りが早くなるぞ。……目に見えない、とても小さな「菌」というものが存在する事を知っているか」なんて当たり前な事を、まるで「世紀の発見」みたいに話してた。
頼みの綱の教師だって、授業内容がなかなか因数分解まで辿り着かないからず~~っと舐めた授業しかしてないし……いや、たぶん習うの3年生なんだろうけどさ。
もはやギャグよ、こいつら皆ギャグ。
バカみたいに低レベルな事を得意げに話す攻略キャラもギャグだし、そいつらの話す事でバカみたいに騒ぎ立てるモブもギャグ。
「これが台形の求め方……だ(キラッ)」じゃないのよ、キラッじゃ。眼鏡叩き割るわよマジで。
とは言え私はヒロインとして転生した訳だし、キャラを攻略する使命を背負っているんだから……なんとか頑張ろうとは思ったんだけど。
やっぱりエヴァンシュカが居ないせいで何もかも上手くいかないし、空回りするばかり。
深く関われば関わるほど皆から嫌われるし、私の方もキャラのアホさ加減に幻滅するし……何も良い事がないわ。
気付けばレスタニア学院どころか皇国内で「婚約者ばかりに色目を使うブラックリスト令嬢」として名を馳せちゃうし……私が一体何をしたって言うのよ? 私は乙女ゲーのヒロインなのよ?
――入学して1年が経って、2年が経って……3年生になる頃には、もうすっかり「攻略」なんて諦めたわ。
意地になって主席の座だけは守り続けたけど、愛されヒロインの座は最後まで手に入れられずに卒業を迎えちゃった。
そうして肩を落として実家に帰った時の両親の温かさと言ったらなかったわよ。
悪い噂は届いているはずなのに、2人は私のことを叱らなかった。悪い面を意識的に見ないフリしているかのように、ただただ3年間主席を守って卒業したことだけを褒めそやしたわ。
これだけ後ろ指を差されるようになっても叱られないだなんて……安心するのと同時に、何故か落胆した。
なんだか私のことを本気で考えていないんじゃないかって、不安になったのよね。
だって2人がもっと厳しく、ちゃんと私を育ててくれていたら……ここまでひどいことには、ならなかったのにって思ったの。
私は結局ヒロインとしての目的も失って、結婚する相手も見つからず……人より勉強ができたって、この世界の女性の地位ってそれほど高くないのよ。
だから下手に賢い女性って「可愛げがないから」って煙たがられるのよね。
女は結婚して家を守ってなんぼだから、仕事をするなんてとんでもないことだし。
――だけど、そうして実家の両親に守られて自堕落に過ごしていた時に転機が訪れたわ。
ハイドランジアの王様から突然「末娘の生誕パーティに出席するように」っていう命令に近い招待状が届いたのよ。
そう、末娘……エヴァンシュカの主催するパーティよ!
なんでひとつも接点のない私に招待状が? とは思ったけど、聡明な私はすぐに気付いたわ。これは同じ転生者であるエヴァンシュカから突き付けられた、挑戦状だってね!!
私はすぐさま隣国へ渡る準備をしたわ。両親からはそんなに早く出発したらパーティよりもかなり前に到着しちゃう~なんて言われたけど、もう居ても立っても居られなかった。
だって、私をこんな目に遭わせた諸悪の根源エヴァンシュカと会えるのよ? 1日でも早く文句を言ってやりたいじゃないの!!
噂じゃあエヴァンシュカも今年19だって言うのに婚約者が居ないらしいし、ざまあみろだわ! どうせ破滅回避に必死で男にうつつを抜かしてる暇もなかったんでしょう……会ったら思いっきり指差して笑ってやるんだからね!!
この世界のヴィンセントの婚約者は本当にあの白々しい女で、エヴァンシュカの「エ」の字も出てこない。
しかも何度かあの女を呼び出して問い詰めたんだけど、よほど演技が上手いのかそれともマジで知識がないのか……転生者だって尻尾を一切出さない。
――女の名前? ゲームに出てこないモブ女の名なんて聞いたって覚えられるはずがないじゃない、そもそも貴族の名前、長すぎるのよ。
お陰で私は「ヴィンセント皇子の婚約者を呼び出しては苛めてる悪女」扱い……本当にありえなくない? 私、愛されヒロインなんですけど!?
しかも、エヴァンシュカじゃなくてあのイイコちゃんの皮を被った女しか居ないから……他の攻略キャラの婚約者や幼馴染を、悪の道に唆すヤツが居ないのよ!!
そもそも入学式で変に注目されちゃったから「カレンデュラ伯爵令嬢は危険思想だ」なんて事実と違う噂を流されてて、攻略キャラに近付こうにも避けられまくる! こんなの苛めじゃない!
これも全部あの白々しい女のせいよ……いや、もしかして一番悪いのはこの舞台に立たなかったエヴァンシュカ?
聞いた話じゃあ、ヴィンセントが今の婚約者を決めたのは8歳じゃなくて10歳の頃だって言うのよ。
この時点でゲームと違うし……しかもエヴァンシュカと婚約を結んだ事実は、一度もないらしいの。
それってつまり、白々しい女が転生者なんじゃなくて……この舞台に立ちたくなくて、シナリオ通りに動かなかったエヴァンシュカこそが転生者なんじゃない? 私の洞察力ハンパないわね、探偵になれるかも。
――つまり私がこんな目に遭っているのは、修道院送りにビビったエヴァンシュカのせいって事ね。
そうして私が考察している教室では、今日も「アホ」なヤツが教壇に立ってドヤ顔してる。
「(上底×下底)×高さ÷2――君達、これが台形の面積の求め方……だ」
キラッと輝く眼鏡を指でクイッと上げた宰相の息子に、クラスの女子から黄色い悲鳴が上がった。
「すご~い!」
「さすが次期宰相ですわ~!」
「台形の面積の求め方だなんて、一体どこで習ったのかしら!?」
――小学校じゃない? なんて呟きそうになるのを必死に耐える。
教師に数学……いや算数の問題を解くよう名指しされた宰相の息子は、黒板にチョークでカッカッと公式を書いて見事に正解してみせた。
……そうなの、そうなのよね。私の「辛さ」って攻略キャラが1人も攻略できないことだけじゃないの。
攻略キャラがアホすぎるのが何よりも、本当に、辛い……!!
ちょっと前には皇子が花が受粉する仕組みについて「家庭教師から先んじて教わって……」なんて言って得意げに話してたし、その前は騎士団長の息子が「怪我をした際に傷を放置するのは危険だ、流水でよく洗い流すと治りが早くなるぞ。……目に見えない、とても小さな「菌」というものが存在する事を知っているか」なんて当たり前な事を、まるで「世紀の発見」みたいに話してた。
頼みの綱の教師だって、授業内容がなかなか因数分解まで辿り着かないからず~~っと舐めた授業しかしてないし……いや、たぶん習うの3年生なんだろうけどさ。
もはやギャグよ、こいつら皆ギャグ。
バカみたいに低レベルな事を得意げに話す攻略キャラもギャグだし、そいつらの話す事でバカみたいに騒ぎ立てるモブもギャグ。
「これが台形の求め方……だ(キラッ)」じゃないのよ、キラッじゃ。眼鏡叩き割るわよマジで。
とは言え私はヒロインとして転生した訳だし、キャラを攻略する使命を背負っているんだから……なんとか頑張ろうとは思ったんだけど。
やっぱりエヴァンシュカが居ないせいで何もかも上手くいかないし、空回りするばかり。
深く関われば関わるほど皆から嫌われるし、私の方もキャラのアホさ加減に幻滅するし……何も良い事がないわ。
気付けばレスタニア学院どころか皇国内で「婚約者ばかりに色目を使うブラックリスト令嬢」として名を馳せちゃうし……私が一体何をしたって言うのよ? 私は乙女ゲーのヒロインなのよ?
――入学して1年が経って、2年が経って……3年生になる頃には、もうすっかり「攻略」なんて諦めたわ。
意地になって主席の座だけは守り続けたけど、愛されヒロインの座は最後まで手に入れられずに卒業を迎えちゃった。
そうして肩を落として実家に帰った時の両親の温かさと言ったらなかったわよ。
悪い噂は届いているはずなのに、2人は私のことを叱らなかった。悪い面を意識的に見ないフリしているかのように、ただただ3年間主席を守って卒業したことだけを褒めそやしたわ。
これだけ後ろ指を差されるようになっても叱られないだなんて……安心するのと同時に、何故か落胆した。
なんだか私のことを本気で考えていないんじゃないかって、不安になったのよね。
だって2人がもっと厳しく、ちゃんと私を育ててくれていたら……ここまでひどいことには、ならなかったのにって思ったの。
私は結局ヒロインとしての目的も失って、結婚する相手も見つからず……人より勉強ができたって、この世界の女性の地位ってそれほど高くないのよ。
だから下手に賢い女性って「可愛げがないから」って煙たがられるのよね。
女は結婚して家を守ってなんぼだから、仕事をするなんてとんでもないことだし。
――だけど、そうして実家の両親に守られて自堕落に過ごしていた時に転機が訪れたわ。
ハイドランジアの王様から突然「末娘の生誕パーティに出席するように」っていう命令に近い招待状が届いたのよ。
そう、末娘……エヴァンシュカの主催するパーティよ!
なんでひとつも接点のない私に招待状が? とは思ったけど、聡明な私はすぐに気付いたわ。これは同じ転生者であるエヴァンシュカから突き付けられた、挑戦状だってね!!
私はすぐさま隣国へ渡る準備をしたわ。両親からはそんなに早く出発したらパーティよりもかなり前に到着しちゃう~なんて言われたけど、もう居ても立っても居られなかった。
だって、私をこんな目に遭わせた諸悪の根源エヴァンシュカと会えるのよ? 1日でも早く文句を言ってやりたいじゃないの!!
噂じゃあエヴァンシュカも今年19だって言うのに婚約者が居ないらしいし、ざまあみろだわ! どうせ破滅回避に必死で男にうつつを抜かしてる暇もなかったんでしょう……会ったら思いっきり指差して笑ってやるんだからね!!
0
あなたにおすすめの小説
お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます
菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。
嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。
「居なくていいなら、出ていこう」
この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし
白い結婚だったので、勝手に離婚しました。何か問題あります?
夢窓(ゆめまど)
恋愛
「――離婚届、受理されました。お疲れさまでした」
教会の事務官がそう言ったとき、私は心の底からこう思った。
ああ、これでようやく三年分の無視に終止符を打てるわ。
王命による“形式結婚”。
夫の顔も知らず、手紙もなし、戦地から帰ってきたという噂すらない。
だから、はい、離婚。勝手に。
白い結婚だったので、勝手に離婚しました。
何か問題あります?
五年後、元夫の後悔が遅すぎる。~娘が「パパ」と呼びそうで困ってます~
放浪人
恋愛
「君との婚姻は無効だ。実家へ帰るがいい」
大聖堂の冷たい石畳の上で、辺境伯ロルフから突然「婚姻は最初から無かった」と宣告された子爵家次女のエリシア。実家にも見放され、身重の体で王都の旧市街へ追放された彼女は、絶望のどん底で愛娘クララを出産する。
生き抜くために針と糸を握ったエリシアは、持ち前の技術で不思議な力を持つ「祝布(しゅくふ)」を織り上げる職人として立ち上がる。施しではなく「仕事」として正当な対価を払い、決して土足で踏み込んでこない救恤院の監督官リュシアンの温かい優しさに触れエリシアは少しずつ人間らしい心と笑顔を取り戻していった。
しかし五年後。辺境を襲った疫病を救うための緊急要請を通じ、エリシアは冷酷だった元夫ロルフと再会してしまう。しかも隣にいる娘の青い瞳は彼と瓜二つだった。
「すまない。私は父としての責任を果たす」
かつての合理主義の塊だった元夫は、自らの過ちを深く悔い、家の権益を捨ててでも母子を守る「強固な盾」になろうとする。娘のクララもまた、危機から救ってくれた彼を「パパ」と呼び始めてしまい……。
だが、どんなに後悔されても、どんなに身を挺して守られても、一度完全に壊された関係が元に戻ることは絶対にない。エリシアが真の伴侶として選ぶのは、凍えた心を溶かし、温かい日常を共に歩んでくれたリュシアンただ一人だった。
これは、全てを奪われた一人の女性が母として力強く成長し誰にも脅かされることのない「本物の家族」と「静かで確かな幸福」を自分の手で選び取るまでの物語。
(完結)醜くなった花嫁の末路「どうぞ、お笑いください。元旦那様」
音爽(ネソウ)
ファンタジー
容姿が気に入らないと白い結婚を強いられた妻。
本邸から追い出されはしなかったが、夫は離れに愛人を囲い顔さえ見せない。
しかし、3年と待たず離縁が決定する事態に。そして元夫の家は……。
*6月18日HOTランキング入りしました、ありがとうございます。
わたくしがお父様に疎まれている?いいえ、目に入れても痛くない程溺愛されております。
織り子
ファンタジー
王国貴族院の卒業記念パーティーの場で、大公家の令嬢ルクレツィア・アーヴェントは王太子エドワードから突然の婚約破棄を告げられる。
父であるアーヴェント大公に疎まれている――
噂を知った王太子は、彼女を公衆の面前で侮辱する。
つまらない妃と呼ばれた日
柴田はつみ
恋愛
公爵令嬢リーシャは政略結婚で王妃に迎えられる。だが国王レオニスの隣には、幼馴染のセレスが“当然”のように立っていた。祝宴の夜、リーシャは国王が「つまらない妃だ」と語る声を聞いてしまい、心を閉ざす。
舞踏会で差し出された手を取らず、王弟アドリアンの助けで踊ったことで、噂は一気に燃え上がる――「王妃は王弟と」「国王の本命は幼馴染」と。
さらに宰相は儀礼と世論を操り、王妃を孤立させる策略を進める。監視の影、届かない贈り物、すり替えられた言葉、そして“白薔薇の香”が事件現場に残る冤罪の罠。
リーシャは微笑を鎧に「今日から、王の隣に立たない」と決めるが、距離を取るほど誤解は確定し、王宮は二人を引き裂いていく。
――つまらない妃とは、いったい誰が作ったのか。真実が露わになった時、失われた“隣”は戻るのか。
「がっかりです」——その一言で終わる夫婦が、王宮にはある
柴田はつみ
恋愛
妃の席を踏みにじったのは令嬢——けれど妃の心を折ったのは、夫のたった一言だった
王太子妃リディアの唯一の安らぎは、王太子アーヴィンと交わす午後の茶会。だが新しく王宮に出入りする伯爵令嬢ミレーユは、妃の席に先に座り、殿下を私的に呼び、距離感のない振る舞いを重ねる。
リディアは王宮の礼節としてその場で正す——正しいはずだった。けれど夫は「リディア、そこまで言わなくても……」と、妃を止めた。
「わかりました。あなたには、がっかりです」
微笑んで去ったその日から、夫婦の茶会は終わる。沈黙の王宮で、言葉を失った王太子は、初めて“追う”ことを選ぶが——遅すぎた。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる