164 / 190
第五章『開戦』
164話 新たなる飛行船
しおりを挟む
「さっむ」
訓練なしで上がると、空気の薄さで頭痛や吐き気に悩まされるほどの真冬の高高度。頭痛や吐き気は何度か訓練して慣らすことに成功したけど、寒さは克服できなかった。
「イントよ。貴公は仙術士であろう。仙術でなんとかできるのではないか?」
声をかけてきたのは、王都でマイナ先生とユニィと入れ替わりに乗り込んできた王太子のスターク殿下だ。
飛行船の設計は、結局僕とマイナ先生とヤーマン親方がコンセプトを書き、強度的な工夫を含めた細かい部分を、ショーン兄さんが連れてきた技術者と船大工が仕上げた。
構造のほとんどがスライムの皮で、設計から完成まで一ヶ月ほどかかったが、今のところ正常に飛行を続けている。前回の飛行船は航行中にモーターやプロペラの故障が繰り返し起きていたので、それがないだけでも大きな進歩だ。
今回の飛行船は、前回と比較して大きな違いが3つある。船体が船のように流線型になったこと、大型化したこと、モーターとプロペラをやめて神術による推進に切り替えたことだ。
騒音がなくなったことで静音性が増し、大型化したことで輸送可能な兵員数が大幅に増加した。それでも、重量制限は厳しく、騎士たちが待機できる船室内は、バス二つ分ぐらいの広さしかない。
「どうもこの高度だと、呼吸による『拘魂制魄』がうまく機能しないようでして」
理屈はわからないが、高度が高いと呼吸で取り入れれる霊力も薄くなるのかもしれない。
今回の船団に参加している飛行船は6隻。どの船にも貴賓室などない。王太子殿下や領主代行といえど、すし詰め状態で寒さに耐えなければならなかった。
「東方の仙人は雲の上の仙境で暮らしていると聞いたが、実は苦手なのだな」
スターク殿下がからかってくる。僕は、殿下の暖かそうなマントと、騎士たちの飛行服を恨めしそうに見やる。僕は今回の出陣に参加するつもりはなかった。
だから、子ども用の飛行服を用意しなかったのだ。
僕が着ている装備一式は、親父が狩った地竜の革で作られた高級品である。霊力を流した際の防御力は折り紙付きだが、耐寒性はないらしい。
とにかく寒いので、早く帰ってゆっくり風呂に入りたい。
「殿下、もうすぐ目的地上空です」
王都から戦場まで、飛行船で半日程度の距離だったはずだ。だが、この船の性能なのか、風が味方についたからなのか、今回はその半分程度で辿り着いていた。
「そうか。速かったな。街は見えるか?」
「はっ。この望遠鏡をお持ちください」
王太子殿下は座席から立ち上がると、操舵席へ向かう。
「各船に伝達、戦闘用意! 目標、城塞都市ジャワ!」
入れ替わりに、降下部隊の責任者であるフラスク・パイソン卿が操舵席から船室にやってきた。降下部隊は各飛行船に分散して搭乗していて、全体に指示を出すのはこの旗艦である。
フラスク卿は、小さい体躯だが迫力のある声で、テキパキと指示を出していく。
「復唱、戦闘用意! 目標、城塞都市ジャワ!」
部下の騎士たちが側面の扉を左右ともに開き、旗で各船に指示が伝えられる。冷たい風が吹き込んできて、船室内の温度はさらに下がった。
他の飛行船にのって、一隊を指揮しているシーピュも、今頃は緊張しているだろう。ちなみに、本人たっての希望で、ストリナもその隊にいる。ちょっと心配だ。
他にも、前回降下を経験した第十五騎士団のメンバーが、一部今回の降下作戦に参加している。
「伝達完了! 異論なしを確認!」
意思決定がとんでもなく早いが、飛行船の本領は奇襲である。見つかる前に、素早く騎士たちを降下させなければならない。
「王太子殿下に敬礼! 降下ぁ!」
フラスク・パイソン卿は殿下にサッと敬礼すると、開いた扉から最初に飛び出していく。それからこの船に二十人ほどいた騎士たちが、駆け足で飛び降りていった。
飛行服はムササビのような構造なので、滑空ができる。そのまま滑空して城門を制圧する手はずだ。
降下した二十人分の体重を失って、飛行船が上昇を開始した。
「進路そのまま! 聖紋への霊力供給最大! 第二気嚢膨張開始! 重力加速槍用意!」
船長の指示にあわせて、飛行船は一気に加速する。降下部隊より先行して、先に一撃するつもりだろう。
この船長、はじめてにしては堂にいった指揮っぷりだ。確かこの人も貴族出身だったか。
この世界、この時代に学校はない。だから、幼い頃からの教育の格差が如実に出る。指揮能力も武力も、積み重ねがモノを言うので、騎士団に貴族出身者が多いのは、間違いなく教育格差が原因だ。
「おっと。僕も準備しなきゃ」
今回、僕は降下しないが、重要な役割がある。
「成功すると思うか?」
王太子が戻ってきて聞いてくる。公国が行う籠城戦。籠城を選ぶということは援軍の予定があるということで、早めに公都を陥落させなければならない。
「家族全員参加しているので、成功してもらわないと困ります」
誰もいなくなったデッキに出て、転落防止柵に持ってきた巨大な筒を固定する。
肉眼で見ると、薄い雲間から大軍に包囲された街が見える。シーゲンの街に似た城塞都市だ。元々国境の要衝だったのだろう。護りは堅そうだ。
僕はそちらに筒を向けピントを合わせる。
「どうだ? 気づかれていないか?」
城壁の上には、ところどころに魔物や矢から身を守るための屋根があった。それが視界を遮ってしまい、上空への監視は甘くなっている。
「今のところ大丈夫だと思います」
船はあっという間に砦の上空に到達した。
「重力加速槍投射!」
位置エネルギーがそのまま威力になる槍の穂先が、以前より大量にばらまかれる。
「では僕も、狙撃、開始します―――」
◇◆◇◆
レイ・スカラ子爵は悩んでいた。
次男でありながら、長男が病死したために家督を継いだが、別に彼に権力欲があったわけではない。父の、ひいては一門の意志に従って、流され続けてここまできたタイプだった。
「閣下、領民に謀反の動きがあったため、拘束させていただきました」
だが、そんな彼でも耐えきれないことがある。例えばこの公国から派遣されてきた、自称騎士団長だ。
今、籠城戦を指揮しているのは、領主であるレイである。
そのレイの前で得意げにふんぞりかえるこの男の役割は、督戦だ。スカラ侯爵命令を守らせるために、不穏分子を拷問し、粛清するためにここにいる。
そして督戦の対象には、当然のようにレイも含まれていた。
「我が領民を、私の許可なく拘束するのはいかがなものかと思いますが」
レイは卓上の文鎮を投げつけたくなるのをグッとこらえ、自称騎士団長を睨んだ。
「異なことをおっしゃる。謀反人は、謀反を企てた時点で領民とは呼べますまい」
この男は、すでに領民を多数拷問死させている。確かに謀反はまずい。まずいのだが、拷問死が住民に露見してしまうのはもっとまずい。
「我らとて謀反の身。領民は納得しませんぞ?」
レイは焦りすぎて口を滑らせた。一門の首魁であるプリーク・スカラ侯爵は、勝手に王国への叛逆を決めのだ。そのことに対する反感が、レイにはあった。
「ほう。我らが謀反人と? 王座を簒奪したファンク王子こそ、真の謀反人ではなかったのですかな?」
前王は隣国ナログ共和国との戦争で負け続けた。最終的に国土を奪還したのは、現国王で当時王太子だったファンク・ログラムその人だ。
そして、ファンク王子は国民と軍の絶大な人気を背景に、当時最大の貴族派閥だった国王派から実権を奪い、派閥を解体して前王から譲位を受けた。
それを今になって認めないと言い出し、ログラム王国からの独立を宣言したのが、ログラム公爵とスカラ侯爵だ。
「そ、それは……」
レイは、現国王が戦争以外では無能な王だと信じていた。塩の買い占めで負け、援軍として呼んだアンタム都市連邦の軍を打ち破るまでは。
「ご安心ください。閣下の家族は我ら騎士団が護衛している間は、閣下に謀反の疑いはかかりませぬ。敵の進軍を一ヶ月にわたり止めている閣下の手腕は、プリーク閣下も高く評価してくださるでしょう」
人生、流されるままだと、思わぬ行き止まりに流れ着いてしまうこともあるらしい。小馬鹿にしたような男の言葉に、レイはうなだれた。
「わかっております。アンタム都市連邦の新たな援軍が到着するまでは、持ちこたえてみせましょう」
もはや勝つしかない。
落雷のような轟音が街中に響き渡ったのは、レイが王国軍に徹底抗戦を決意した、その瞬間だった。
訓練なしで上がると、空気の薄さで頭痛や吐き気に悩まされるほどの真冬の高高度。頭痛や吐き気は何度か訓練して慣らすことに成功したけど、寒さは克服できなかった。
「イントよ。貴公は仙術士であろう。仙術でなんとかできるのではないか?」
声をかけてきたのは、王都でマイナ先生とユニィと入れ替わりに乗り込んできた王太子のスターク殿下だ。
飛行船の設計は、結局僕とマイナ先生とヤーマン親方がコンセプトを書き、強度的な工夫を含めた細かい部分を、ショーン兄さんが連れてきた技術者と船大工が仕上げた。
構造のほとんどがスライムの皮で、設計から完成まで一ヶ月ほどかかったが、今のところ正常に飛行を続けている。前回の飛行船は航行中にモーターやプロペラの故障が繰り返し起きていたので、それがないだけでも大きな進歩だ。
今回の飛行船は、前回と比較して大きな違いが3つある。船体が船のように流線型になったこと、大型化したこと、モーターとプロペラをやめて神術による推進に切り替えたことだ。
騒音がなくなったことで静音性が増し、大型化したことで輸送可能な兵員数が大幅に増加した。それでも、重量制限は厳しく、騎士たちが待機できる船室内は、バス二つ分ぐらいの広さしかない。
「どうもこの高度だと、呼吸による『拘魂制魄』がうまく機能しないようでして」
理屈はわからないが、高度が高いと呼吸で取り入れれる霊力も薄くなるのかもしれない。
今回の船団に参加している飛行船は6隻。どの船にも貴賓室などない。王太子殿下や領主代行といえど、すし詰め状態で寒さに耐えなければならなかった。
「東方の仙人は雲の上の仙境で暮らしていると聞いたが、実は苦手なのだな」
スターク殿下がからかってくる。僕は、殿下の暖かそうなマントと、騎士たちの飛行服を恨めしそうに見やる。僕は今回の出陣に参加するつもりはなかった。
だから、子ども用の飛行服を用意しなかったのだ。
僕が着ている装備一式は、親父が狩った地竜の革で作られた高級品である。霊力を流した際の防御力は折り紙付きだが、耐寒性はないらしい。
とにかく寒いので、早く帰ってゆっくり風呂に入りたい。
「殿下、もうすぐ目的地上空です」
王都から戦場まで、飛行船で半日程度の距離だったはずだ。だが、この船の性能なのか、風が味方についたからなのか、今回はその半分程度で辿り着いていた。
「そうか。速かったな。街は見えるか?」
「はっ。この望遠鏡をお持ちください」
王太子殿下は座席から立ち上がると、操舵席へ向かう。
「各船に伝達、戦闘用意! 目標、城塞都市ジャワ!」
入れ替わりに、降下部隊の責任者であるフラスク・パイソン卿が操舵席から船室にやってきた。降下部隊は各飛行船に分散して搭乗していて、全体に指示を出すのはこの旗艦である。
フラスク卿は、小さい体躯だが迫力のある声で、テキパキと指示を出していく。
「復唱、戦闘用意! 目標、城塞都市ジャワ!」
部下の騎士たちが側面の扉を左右ともに開き、旗で各船に指示が伝えられる。冷たい風が吹き込んできて、船室内の温度はさらに下がった。
他の飛行船にのって、一隊を指揮しているシーピュも、今頃は緊張しているだろう。ちなみに、本人たっての希望で、ストリナもその隊にいる。ちょっと心配だ。
他にも、前回降下を経験した第十五騎士団のメンバーが、一部今回の降下作戦に参加している。
「伝達完了! 異論なしを確認!」
意思決定がとんでもなく早いが、飛行船の本領は奇襲である。見つかる前に、素早く騎士たちを降下させなければならない。
「王太子殿下に敬礼! 降下ぁ!」
フラスク・パイソン卿は殿下にサッと敬礼すると、開いた扉から最初に飛び出していく。それからこの船に二十人ほどいた騎士たちが、駆け足で飛び降りていった。
飛行服はムササビのような構造なので、滑空ができる。そのまま滑空して城門を制圧する手はずだ。
降下した二十人分の体重を失って、飛行船が上昇を開始した。
「進路そのまま! 聖紋への霊力供給最大! 第二気嚢膨張開始! 重力加速槍用意!」
船長の指示にあわせて、飛行船は一気に加速する。降下部隊より先行して、先に一撃するつもりだろう。
この船長、はじめてにしては堂にいった指揮っぷりだ。確かこの人も貴族出身だったか。
この世界、この時代に学校はない。だから、幼い頃からの教育の格差が如実に出る。指揮能力も武力も、積み重ねがモノを言うので、騎士団に貴族出身者が多いのは、間違いなく教育格差が原因だ。
「おっと。僕も準備しなきゃ」
今回、僕は降下しないが、重要な役割がある。
「成功すると思うか?」
王太子が戻ってきて聞いてくる。公国が行う籠城戦。籠城を選ぶということは援軍の予定があるということで、早めに公都を陥落させなければならない。
「家族全員参加しているので、成功してもらわないと困ります」
誰もいなくなったデッキに出て、転落防止柵に持ってきた巨大な筒を固定する。
肉眼で見ると、薄い雲間から大軍に包囲された街が見える。シーゲンの街に似た城塞都市だ。元々国境の要衝だったのだろう。護りは堅そうだ。
僕はそちらに筒を向けピントを合わせる。
「どうだ? 気づかれていないか?」
城壁の上には、ところどころに魔物や矢から身を守るための屋根があった。それが視界を遮ってしまい、上空への監視は甘くなっている。
「今のところ大丈夫だと思います」
船はあっという間に砦の上空に到達した。
「重力加速槍投射!」
位置エネルギーがそのまま威力になる槍の穂先が、以前より大量にばらまかれる。
「では僕も、狙撃、開始します―――」
◇◆◇◆
レイ・スカラ子爵は悩んでいた。
次男でありながら、長男が病死したために家督を継いだが、別に彼に権力欲があったわけではない。父の、ひいては一門の意志に従って、流され続けてここまできたタイプだった。
「閣下、領民に謀反の動きがあったため、拘束させていただきました」
だが、そんな彼でも耐えきれないことがある。例えばこの公国から派遣されてきた、自称騎士団長だ。
今、籠城戦を指揮しているのは、領主であるレイである。
そのレイの前で得意げにふんぞりかえるこの男の役割は、督戦だ。スカラ侯爵命令を守らせるために、不穏分子を拷問し、粛清するためにここにいる。
そして督戦の対象には、当然のようにレイも含まれていた。
「我が領民を、私の許可なく拘束するのはいかがなものかと思いますが」
レイは卓上の文鎮を投げつけたくなるのをグッとこらえ、自称騎士団長を睨んだ。
「異なことをおっしゃる。謀反人は、謀反を企てた時点で領民とは呼べますまい」
この男は、すでに領民を多数拷問死させている。確かに謀反はまずい。まずいのだが、拷問死が住民に露見してしまうのはもっとまずい。
「我らとて謀反の身。領民は納得しませんぞ?」
レイは焦りすぎて口を滑らせた。一門の首魁であるプリーク・スカラ侯爵は、勝手に王国への叛逆を決めのだ。そのことに対する反感が、レイにはあった。
「ほう。我らが謀反人と? 王座を簒奪したファンク王子こそ、真の謀反人ではなかったのですかな?」
前王は隣国ナログ共和国との戦争で負け続けた。最終的に国土を奪還したのは、現国王で当時王太子だったファンク・ログラムその人だ。
そして、ファンク王子は国民と軍の絶大な人気を背景に、当時最大の貴族派閥だった国王派から実権を奪い、派閥を解体して前王から譲位を受けた。
それを今になって認めないと言い出し、ログラム王国からの独立を宣言したのが、ログラム公爵とスカラ侯爵だ。
「そ、それは……」
レイは、現国王が戦争以外では無能な王だと信じていた。塩の買い占めで負け、援軍として呼んだアンタム都市連邦の軍を打ち破るまでは。
「ご安心ください。閣下の家族は我ら騎士団が護衛している間は、閣下に謀反の疑いはかかりませぬ。敵の進軍を一ヶ月にわたり止めている閣下の手腕は、プリーク閣下も高く評価してくださるでしょう」
人生、流されるままだと、思わぬ行き止まりに流れ着いてしまうこともあるらしい。小馬鹿にしたような男の言葉に、レイはうなだれた。
「わかっております。アンタム都市連邦の新たな援軍が到着するまでは、持ちこたえてみせましょう」
もはや勝つしかない。
落雷のような轟音が街中に響き渡ったのは、レイが王国軍に徹底抗戦を決意した、その瞬間だった。
0
あなたにおすすめの小説
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
最強無敗の少年は影を従え全てを制す
ユースケ
ファンタジー
不慮の事故により死んでしまった大学生のカズトは、異世界に転生した。
産まれ落ちた家は田舎に位置する辺境伯。
カズトもといリュートはその家系の長男として、日々貴族としての教養と常識を身に付けていく。
しかし彼の力は生まれながらにして最強。
そんな彼が巻き起こす騒動は、常識を越えたものばかりで……。
異世界あるある 転生物語 たった一つのスキルで無双する!え?【土魔法】じゃなくって【土】スキル?
よっしぃ
ファンタジー
農民が土魔法を使って何が悪い?異世界あるある?前世の謎知識で無双する!
土砂 剛史(どしゃ つよし)24歳、独身。自宅のパソコンでネットをしていた所、突然轟音がしたと思うと窓が破壊され何かがぶつかってきた。
自宅付近で高所作業車が電線付近を作業中、トラックが高所作業車に突っ込み運悪く剛史の部屋に高所作業車のアームの先端がぶつかり、そのまま窓から剛史に一直線。
『あ、やべ!』
そして・・・・
【あれ?ここは何処だ?】
気が付けば真っ白な世界。
気を失ったのか?だがなんか聞こえた気がしたんだが何だったんだ?
・・・・
・・・
・・
・
【ふう・・・・何とか間に合ったか。たった一つのスキルか・・・・しかもあ奴の元の名からすれば土関連になりそうじゃが。済まぬが異世界あるあるのチートはない。】
こうして剛史は新た生を異世界で受けた。
そして何も思い出す事なく10歳に。
そしてこの世界は10歳でスキルを確認する。
スキルによって一生が決まるからだ。
最低1、最高でも10。平均すると概ね5。
そんな中剛史はたった1しかスキルがなかった。
しかも土木魔法と揶揄される【土魔法】のみ、と思い込んでいたが【土魔法】ですらない【土】スキルと言う謎スキルだった。
そんな中頑張って開拓を手伝っていたらどうやら領主の意に添わなかったようで
ゴウツク領主によって領地を追放されてしまう。
追放先でも土魔法は土木魔法とバカにされる。
だがここで剛史は前世の記憶を徐々に取り戻す。
『土魔法を土木魔法ってバカにすんなよ?異世界あるあるな前世の謎知識で無双する!』
不屈の精神で土魔法を極めていく剛史。
そしてそんな剛史に同じような境遇の人々が集い、やがて大きなうねりとなってこの世界を席巻していく。
その中には同じく一つスキルしか得られず、公爵家や侯爵家を追放された令嬢も。
前世の記憶を活用しつつ、やがて土木魔法と揶揄されていた土魔法を世界一のスキルに押し上げていく。
但し剛史のスキルは【土魔法】ですらない【土】スキル。
転生時にチートはなかったと思われたが、努力の末にチートと言われるほどスキルを活用していく事になる。
これは所持スキルの少なさから世間から見放された人々が集い、ギルド『ワンチャンス』を結成、努力の末に世界一と言われる事となる物語・・・・だよな?
何故か追放された公爵令嬢や他の貴族の令嬢が集まってくるんだが?
俺は農家の4男だぞ?
高校生の俺、異世界転移していきなり追放されるが、じつは最強魔法使い。可愛い看板娘がいる宿屋に拾われたのでもう戻りません
下昴しん
ファンタジー
高校生のタクトは部活帰りに突然異世界へ転移してしまう。
横柄な態度の王から、魔法使いはいらんわ、城から出ていけと言われ、いきなり無職になったタクト。
偶然会った宿屋の店長トロに仕事をもらい、看板娘のマロンと一緒に宿と食堂を手伝うことに。
すると突然、客の兵士が暴れだし宿はメチャクチャになる。
兵士に殴り飛ばされるトロとマロン。
この世界の魔法は、生活で利用する程度の威力しかなく、とても弱い。
しかし──タクトの魔法は人並み外れて、無法者も脳筋男もひれ伏すほど強かった。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
異世界転生~チート魔法でスローライフ
玲央
ファンタジー
【あらすじ⠀】都会で産まれ育ち、学生時代を過ごし 社会人になって早20年。
43歳になった主人公。趣味はアニメや漫画、スポーツ等 多岐に渡る。
その中でも最近嵌ってるのは「ソロキャンプ」
大型連休を利用して、
穴場スポットへやってきた!
テントを建て、BBQコンロに
テーブル等用意して……。
近くの川まで散歩しに来たら、
何やら動物か?の気配が……
木の影からこっそり覗くとそこには……
キラキラと光注ぐように発光した
「え!オオカミ!」
3メートルはありそうな巨大なオオカミが!!
急いでテントまで戻ってくると
「え!ここどこだ??」
都会の生活に疲れた主人公が、
異世界へ転生して 冒険者になって
魔物を倒したり、現代知識で商売したり…… 。
恋愛は多分ありません。
基本スローライフを目指してます(笑)
※挿絵有りますが、自作です。
無断転載はしてません。
イラストは、あくまで私のイメージです
※当初恋愛無しで進めようと書いていましたが
少し趣向を変えて、
若干ですが恋愛有りになります。
※カクヨム、なろうでも公開しています
政治家の娘が悪役令嬢転生 ~前パパの教えで異世界政治をぶっ壊させていただきますわ~
巫叶月良成
ファンタジー
政治家の娘として生まれ、父から様々なことを学んだ少女が異世界の悪徳政治をぶった切る!?
////////////////////////////////////////////////////
悪役令嬢に転生させられた琴音は政治家の娘。
しかしテンプレも何もわからないまま放り出された悪役令嬢の世界で、しかもすでに婚約破棄から令嬢が暗殺された後のお話。
琴音は前世の父親の教えをもとに、口先と策謀で相手を騙し、男を篭絡しながら自分を陥れた相手に復讐し、歪んだ王国の政治ゲームを支配しようという一大謀略劇!
※魔法とかゲーム的要素はありません。恋愛要素、バトル要素も薄め……?
※注意:作者が悪役令嬢知識ほぼゼロで書いてます。こんなの悪役令嬢ものじゃねぇという内容かもしれませんが、ご留意ください。
※あくまでこの物語はフィクションです。政治家が全部そういう思考回路とかいうわけではないのでこちらもご留意を。
隔日くらいに更新出来たらいいな、の更新です。のんびりお楽しみください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる