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第五章『開戦』
165話 【閑話】城塞都市ジャワ攻防戦
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続く轟音に、現国王、ファンク・ログラムは、天幕から飛び出した。
城塞都市ジャワの包囲戦は、もう一ヶ月続いている。変わらない日常になりかけた戦場で起きた、大きな変化。国王は、緊張とともに周囲を見回す。
「陛下、援軍です」
天幕を守っていた兵士が、空を指差す。
「なに?」
飛行する人影が複数、空を横切っていく。それとは別に、街の門の装飾が、何者かの攻撃を受けて轟音とともに吹き飛んだ。もうもうとあがる土煙。城壁上の守備兵は混乱しているようだ。
「あれはうちの奇襲ではないな。戻ってきた第十五騎士団のものでもない。レールズ! 突撃準備だ!」
国王は、駆け寄ってきた近衛騎士団の騎士団長、レールズ・ルビィに命令をくだす。
「はっ! 聞こえたな!? 優先して騎兵と霊馬騎兵を集めろ! 門が開くぞ!」
門の周辺で、パラシュートが同時に開くのが見えた。パラシュートを使って減速するのは、現状コンストラクタ家の技術支援を受けた者だけだ。
「やはり。これはいろいろとずるいな。うん?」
土煙の中に光の柱がチラついた。煙などがあると光の柱が見えるこの現象は、報告書の中で見たことがある。
「『断罪の光』か?」
国王が、警戒しつつ望遠鏡をのぞくと、城壁上に生き残っていた弓兵が、『断罪の光』の直撃を受けて倒れるのが見えた。となると味方ということになるが、あの神器は回収後、残らず王都の研究所に回されたはずだ。
しかも、上空の天船からだとすると、報告書の射程距離とは食い違う。どこにも船が見当たらないので、肉眼で見えない距離からピンポイントで当てていることになる。
「いや、彼は『狙撃姫』の息子だったか」
王都の研究所ですら、まだあの神器の起動方法までしか解明できていない。使用後のチャージ方法は不明のままだ。
そんな未解明の神器の射程を伸ばし、さらに超長距離から狙撃するなど、意味がわからない。だが、国王はイントの亡くなった母親がさらに射程の短い弓矢で、超長距離の狙撃をこなしていたのを目撃している。
とりあえず、国王は目の前の理不尽を無視して、納得することにした。
「これは凄まじいですな。陛下の御慧眼はさすがです」
隣で門に望遠鏡を向けている近衛騎士団長が感嘆の声があげる。チカチカと光るたび、降下兵に応戦しようとした敵兵が倒れていく。城壁上は大混乱に陥っていて、そこに降下する兵士は至近距離から神術を撃ち込んで、悠々と突入していく。
「確かにスタークに指示はしたが、これほどとは思っていなかったぞ」
「優秀な王太子殿下で良かったではないですか」
間違いなくコンストラクタ家の影響だろうが。そうこうしている間に、門の上が静かになる。
「制圧が早いですな。騎兵の招集が間に合いません」
すぐに集まってきたのは数十騎だけだ。大部分は包囲に参加しているので、まだ時間がかかるだろう。
「陛下、第十五騎士団仙術士小隊、そろいました」
本陣付きの第十五騎士団の小隊長であるアブスが、国王の前に跪いて報告してくる。国王も近衛騎士団長も、第十五騎士団は招集はしていない。
「今回は第二、第三騎士団に手柄を譲ってやれ。仙術士小隊は今回、騎兵を支援せよ」
手柄が偏るとろくなことにならない。国王は王太子時代に起きた数々の軋轢を思い出して、苦笑いする。そもそも勝てなければ軋轢も何もあったものではないが。
「はっ」
手練れの仙術士たちは、不服そうな顔もせず、そろって頭を下げた。
「霊馬騎兵は順次門の前に進め! 城門突破後は領主館を抑えよ!」
国王は、集まってきた騎兵の編成と同時に、その後の指示を伝達していく。
「後詰めは本体の槍兵、弓兵、神術兵だ。騎兵に続いて、街に入れ! 制圧拠点の優先順位は事前に通達した通りだ! 火は使うな! 我が国の国民を殺すなよ!」
指示が飛び交う中、国王はひらりと自分の馬に飛び乗る。国王の乗騎は魔物の霊馬ではなくただの馬だ。しかし、とびきりの駿馬で、脚は霊馬にも負けない。
「陛下!? お待ちください!」
「面白そうだから行ってくる! レールズ、後詰は任せた! 参集した霊馬騎兵は余に続け!」
止めようとした家臣の間をすり抜けるように、国王は駆け出した。派手な鎧と馬具のせいで、とにかく目立つ姿のままだ。
「陛下に続け! 遅れるな!」
集まっていた騎兵隊の中で反応できたのは全体の半分ほど。そのうち、国王の乗騎に追随できたのは霊馬騎兵と第十五騎士団の仙術士小隊だけだった。追いつけない騎兵は遅れ、さながら針のような陣形で、本陣の部隊が突撃を開始する。
一ヶ月続いた城塞都市ジャワの攻防戦は、次の段階に進もうとしていた。
◆◇◆◇
「あれはイントの差金か。先を越されたな……」
城塞都市ジャワに潜伏していたヴォイド・コンストラクタは、遠くで城門が開く音を聞いた。
その少し前に、大きな飛猿の群れが飛ぶのも目撃したが、あれの中身はおそらく人間だろう。
あんな部隊を運用できるのは、息子のイントが作った天船だけだ。直接領主邸を狙わず、奇襲兵力をを城門に集中させたのは、良いセンスをしている。
だが、街の門を落として、それで終わりというわけではない。この街の構造はシーゲンの街に似ているのだ。領主邸は街壁と一体化しており、外壁は単体で要塞機能を持っている。街に侵入できたからといって、それで籠城戦が終わるわけではない。
だからヴォイドは、真夜中に単身街壁を超えて、奇襲の準備をしていた。
「まぁ、それで無駄になるわけでもない、か」
この街の領主はとびきり優秀だ。いくら籠城戦では籠城側が有利とはいえ、圧倒的な大軍相手に少ない兵力で耐えるのは生半可なことではない。
しかし、それにしては兵力が少ない。外部から投入された騎士団は百名ほどで、今のところ前線にでている様子はない。やっていることと言えば、視察という名目で街でタダ飯を食い、不穏分子の拘束という名目で目をつけた娘を連れていき、それに抗議した者も拘束して拷問するぐらいだ。
領主は気弱だという評判で、これまで大きな成果がないため、このような扱いになっていたのだろう。こんな騎士たちを派遣されるということは、まるきり捨て駒ということだ。
「ちっ。レイが不穏分子の取り締まりを邪魔しやがるから。内側から門を開けられやがった」
バルコニーに出てきた男は、上半身裸で、まったく武装をしていない。最初の重力加速槍の一撃から数分が経過している。
危機感のない対応からも無能ぶりがうかがえるが、あの有能な領主が、彼らをそれとなく始末しないところを見ると、領主の弱みを握っていると見て間違いないだろう。
これほどの無能であれば、全滅させることも簡単なように思えるが、個人的な強さと無能さとは連動しないことを、ヴォイドは知っていた。
「副隊長、この街もそろそろおしまいじゃないですか? 十分時間は稼いだし、そろそろ撤退しましょうぜ」
新たにバルコニーに出てきたのは、きちんと鎧を着ていた。いや、一部の紐が緩んでいるので、きちんとではないか。身のこなしも大したことはなさそうだ。冒険者の階級で言えば、銀程度の実力か。
「そうだな。隊長が帰ってきたら、レイの妻と娘だけ連れて脱出するか」
「じゃあ準備させます。ちなみに侍女に気に入った子がいるんですが、連れていったらダメですか?」
準備させます、ということは、新たに現れた男には部下がいるということか。つまり、副長に意見ができる階級でこの程度ということだ。しかも、隊長はいない。
「ここが陥落したら、あの二人は好きにさせてやる。我慢しろ」
「へへっ。それならまぁ。じゃあ隊長が帰るまで、楽しんできます」
「ゲスが」
ヴォイドはついに耐えきれなくなった。
「へ?」
一瞬で、二人の男の首が飛ぶ。くるくると首だけで宙を舞いながら、『縮地』で急に現れたヴォイドの姿を目で追う。
驚愕の表情を浮かべたまま、首が地面に落ちる。その落下を待たず、ヴォイドは領主の別邸内部へ『縮地』で踏み込んでいた。
城塞都市ジャワの包囲戦は、もう一ヶ月続いている。変わらない日常になりかけた戦場で起きた、大きな変化。国王は、緊張とともに周囲を見回す。
「陛下、援軍です」
天幕を守っていた兵士が、空を指差す。
「なに?」
飛行する人影が複数、空を横切っていく。それとは別に、街の門の装飾が、何者かの攻撃を受けて轟音とともに吹き飛んだ。もうもうとあがる土煙。城壁上の守備兵は混乱しているようだ。
「あれはうちの奇襲ではないな。戻ってきた第十五騎士団のものでもない。レールズ! 突撃準備だ!」
国王は、駆け寄ってきた近衛騎士団の騎士団長、レールズ・ルビィに命令をくだす。
「はっ! 聞こえたな!? 優先して騎兵と霊馬騎兵を集めろ! 門が開くぞ!」
門の周辺で、パラシュートが同時に開くのが見えた。パラシュートを使って減速するのは、現状コンストラクタ家の技術支援を受けた者だけだ。
「やはり。これはいろいろとずるいな。うん?」
土煙の中に光の柱がチラついた。煙などがあると光の柱が見えるこの現象は、報告書の中で見たことがある。
「『断罪の光』か?」
国王が、警戒しつつ望遠鏡をのぞくと、城壁上に生き残っていた弓兵が、『断罪の光』の直撃を受けて倒れるのが見えた。となると味方ということになるが、あの神器は回収後、残らず王都の研究所に回されたはずだ。
しかも、上空の天船からだとすると、報告書の射程距離とは食い違う。どこにも船が見当たらないので、肉眼で見えない距離からピンポイントで当てていることになる。
「いや、彼は『狙撃姫』の息子だったか」
王都の研究所ですら、まだあの神器の起動方法までしか解明できていない。使用後のチャージ方法は不明のままだ。
そんな未解明の神器の射程を伸ばし、さらに超長距離から狙撃するなど、意味がわからない。だが、国王はイントの亡くなった母親がさらに射程の短い弓矢で、超長距離の狙撃をこなしていたのを目撃している。
とりあえず、国王は目の前の理不尽を無視して、納得することにした。
「これは凄まじいですな。陛下の御慧眼はさすがです」
隣で門に望遠鏡を向けている近衛騎士団長が感嘆の声があげる。チカチカと光るたび、降下兵に応戦しようとした敵兵が倒れていく。城壁上は大混乱に陥っていて、そこに降下する兵士は至近距離から神術を撃ち込んで、悠々と突入していく。
「確かにスタークに指示はしたが、これほどとは思っていなかったぞ」
「優秀な王太子殿下で良かったではないですか」
間違いなくコンストラクタ家の影響だろうが。そうこうしている間に、門の上が静かになる。
「制圧が早いですな。騎兵の招集が間に合いません」
すぐに集まってきたのは数十騎だけだ。大部分は包囲に参加しているので、まだ時間がかかるだろう。
「陛下、第十五騎士団仙術士小隊、そろいました」
本陣付きの第十五騎士団の小隊長であるアブスが、国王の前に跪いて報告してくる。国王も近衛騎士団長も、第十五騎士団は招集はしていない。
「今回は第二、第三騎士団に手柄を譲ってやれ。仙術士小隊は今回、騎兵を支援せよ」
手柄が偏るとろくなことにならない。国王は王太子時代に起きた数々の軋轢を思い出して、苦笑いする。そもそも勝てなければ軋轢も何もあったものではないが。
「はっ」
手練れの仙術士たちは、不服そうな顔もせず、そろって頭を下げた。
「霊馬騎兵は順次門の前に進め! 城門突破後は領主館を抑えよ!」
国王は、集まってきた騎兵の編成と同時に、その後の指示を伝達していく。
「後詰めは本体の槍兵、弓兵、神術兵だ。騎兵に続いて、街に入れ! 制圧拠点の優先順位は事前に通達した通りだ! 火は使うな! 我が国の国民を殺すなよ!」
指示が飛び交う中、国王はひらりと自分の馬に飛び乗る。国王の乗騎は魔物の霊馬ではなくただの馬だ。しかし、とびきりの駿馬で、脚は霊馬にも負けない。
「陛下!? お待ちください!」
「面白そうだから行ってくる! レールズ、後詰は任せた! 参集した霊馬騎兵は余に続け!」
止めようとした家臣の間をすり抜けるように、国王は駆け出した。派手な鎧と馬具のせいで、とにかく目立つ姿のままだ。
「陛下に続け! 遅れるな!」
集まっていた騎兵隊の中で反応できたのは全体の半分ほど。そのうち、国王の乗騎に追随できたのは霊馬騎兵と第十五騎士団の仙術士小隊だけだった。追いつけない騎兵は遅れ、さながら針のような陣形で、本陣の部隊が突撃を開始する。
一ヶ月続いた城塞都市ジャワの攻防戦は、次の段階に進もうとしていた。
◆◇◆◇
「あれはイントの差金か。先を越されたな……」
城塞都市ジャワに潜伏していたヴォイド・コンストラクタは、遠くで城門が開く音を聞いた。
その少し前に、大きな飛猿の群れが飛ぶのも目撃したが、あれの中身はおそらく人間だろう。
あんな部隊を運用できるのは、息子のイントが作った天船だけだ。直接領主邸を狙わず、奇襲兵力をを城門に集中させたのは、良いセンスをしている。
だが、街の門を落として、それで終わりというわけではない。この街の構造はシーゲンの街に似ているのだ。領主邸は街壁と一体化しており、外壁は単体で要塞機能を持っている。街に侵入できたからといって、それで籠城戦が終わるわけではない。
だからヴォイドは、真夜中に単身街壁を超えて、奇襲の準備をしていた。
「まぁ、それで無駄になるわけでもない、か」
この街の領主はとびきり優秀だ。いくら籠城戦では籠城側が有利とはいえ、圧倒的な大軍相手に少ない兵力で耐えるのは生半可なことではない。
しかし、それにしては兵力が少ない。外部から投入された騎士団は百名ほどで、今のところ前線にでている様子はない。やっていることと言えば、視察という名目で街でタダ飯を食い、不穏分子の拘束という名目で目をつけた娘を連れていき、それに抗議した者も拘束して拷問するぐらいだ。
領主は気弱だという評判で、これまで大きな成果がないため、このような扱いになっていたのだろう。こんな騎士たちを派遣されるということは、まるきり捨て駒ということだ。
「ちっ。レイが不穏分子の取り締まりを邪魔しやがるから。内側から門を開けられやがった」
バルコニーに出てきた男は、上半身裸で、まったく武装をしていない。最初の重力加速槍の一撃から数分が経過している。
危機感のない対応からも無能ぶりがうかがえるが、あの有能な領主が、彼らをそれとなく始末しないところを見ると、領主の弱みを握っていると見て間違いないだろう。
これほどの無能であれば、全滅させることも簡単なように思えるが、個人的な強さと無能さとは連動しないことを、ヴォイドは知っていた。
「副隊長、この街もそろそろおしまいじゃないですか? 十分時間は稼いだし、そろそろ撤退しましょうぜ」
新たにバルコニーに出てきたのは、きちんと鎧を着ていた。いや、一部の紐が緩んでいるので、きちんとではないか。身のこなしも大したことはなさそうだ。冒険者の階級で言えば、銀程度の実力か。
「そうだな。隊長が帰ってきたら、レイの妻と娘だけ連れて脱出するか」
「じゃあ準備させます。ちなみに侍女に気に入った子がいるんですが、連れていったらダメですか?」
準備させます、ということは、新たに現れた男には部下がいるということか。つまり、副長に意見ができる階級でこの程度ということだ。しかも、隊長はいない。
「ここが陥落したら、あの二人は好きにさせてやる。我慢しろ」
「へへっ。それならまぁ。じゃあ隊長が帰るまで、楽しんできます」
「ゲスが」
ヴォイドはついに耐えきれなくなった。
「へ?」
一瞬で、二人の男の首が飛ぶ。くるくると首だけで宙を舞いながら、『縮地』で急に現れたヴォイドの姿を目で追う。
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